★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
いまの時代、状況次第では破損した箇所を3Dプリンターで作成して補修する~なんてことも可能なくらいになっているので、このくらいのネームプレートを作ることは簡単なことなのかもしれません。
半年ほど前、ライカビットMを付けた状態で装着可能なグリップを3Dプリンターで作成されたお客さんから、ニコンF用のネームプレートを一つ貰ってしまいました。
「Nikon」ロゴが『ぐにゃり』文字のネームプレートを3Dプリンターで作成されたのですね。
サイズを少し間違えた…とのことで、天地方向が少し小さいのですが実際にボディへ付けてみたけど、それほど気になりません。
久々に注文の多い中古カメラ屋の店主やります。
こういう具体的な例を挙げると分かりやすくて、理解していただけるんじゃないか!?という希望も込めてです。
上の画像を見てください。
売り物レンズを並べているカゴの中を清掃しようと思ってレンズを持ち上げたら、白いリヤキャップがそのままカゴに残ってしまったのです。
直ぐにピンッ!と思い返される出来事がありました。その数時間前にご来店されたお客さんが店内のレンズを手に取っては、キャップを外したり付けたり、絞りリングやフォーカスリングを回す動作を繰り返し、それを何本ものレンズに行なうので、「すみません、何かお探しの品物があるんですか?さっきから、いろいろなレンズを手に取りキャップを外したり付けたり繰り返されてますけど、それらが商品であるということをもう少し気を遣ってもらえますか?」と、お声掛け(注意でしょうね)をしていたのでした。
そのお客さん、まさにこのカゴの中のレンズでもそれをされていらっしゃいましたから〜この状況の理由はかなりの確率で…。
念のため確認しましたけど、このリヤキャップとレンズの相性が悪いわけではないので、グラグラして装着が緩むなんてことはないので、ちゃんと付けて戻せば簡単に外れてしまうようなことはありません。
数多くの品物を触る人ってのは品物に対する意識がどうしても薄くなるので、扱いが雑になったり•ちゃんと元に戻せなかったり•品物をぶつけたり落としたり~ってなりがちなんです。
もう30年ものあいだ、日々お客さんを見ていますので、そういう傾向が確実にあるんです。
なお、今回のお客さんにおかれましてはお声掛けした内容についてご理解いただけたようなので、ブログでこうして話題にしてしまったことについて、もしお気を悪くされていらっしゃったら申し訳ありません。我楽多屋の姿勢を皆さんにご理解いただきたいうえで一例としてしまったことお許しください。
過去の注文の多い~系のブログ記事
マーキュリー愛が半端ないお客さんが、少し前にミノルタミニフレックスに浮気?をしているのを話題にさせてもらいましたが、その後日談を。
ミノルタミニフレックスが普通に良く写ってしまって逆に面白みに欠ける…というので、ご自宅を整理中に一緒に発掘された同じベスト判カメラでイタリアの「Ferrania Euralux 44」を使ってみているというのです。
一度試したら光線漏れをしたので、その手当とフィルム室内のフィルム面の弛みを押さえる対策をして再度テスト。
ご来店時が再テストの撮影前ということで、Photavitの専用マガジンを代用して装填しているフィルム室の様子も見せてもらうことが出来ました。
スペーサーとして使用しているのは、そこらへんにあった塩ビチューブらしいです。
お客さんがこのカメラを使おうと思った理由のもう一つは、カメラ本体にフラッシュガンが装備されている点。そう、フラッシュバルブを光らせて撮るのも好きなんですよね、この人(^^)。
追加情報として嬉しそうに教えてくれたのは、フラッシュガン側の差込み部にアダプターが付いているので2種類の口金に対応しているそうです。なので、口金が違う2種類のフラッシュバルブをご持参されていらっしゃいました。
このお客さんのフラッシュバルブ・フラッシュガンネタだけでこんなにありました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/02/post-25d4.html、https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/post-59b9.html、https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2023/12/kinax-a673.html
それ以外にも、フラッシュバルブをカメラ本体に装着できるカメラネタ、うちのブログでこんなに話題にしていました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/02/fujica-rapid-sf.html、https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/10/brownie-super-2-2588.html、https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/07/bessy-k.html、https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/10/yashicae.html
おフランスのブランド製の小径なレンズフィルター用ケースを見て、「何かに似てるなぁ~」と思いました。
しばらく店に置いている間に、何に似てるのか?思い出すだろうと10日程。「アレか?」と思ったのですがアレが店に無いので、自宅に持ち帰りました。
結果、判明しました!『オロナイン軟膏』の容器の蓋に似てるのでした(>_<)
家にあった少し小さめサイズのオロナイン軟膏の蓋とは、大きさがほぼ同一。色も見ているうえ、文字が金文字なのも一緒。
だから何?って言わないでください。個人的には判明して、凄いホッとしているのですから。
この1~2年でしょうか、良く来ていただくようになったお客さん。我楽多屋の売り方などを早々にご理解くださったうえでご利用いただいているので、こちらもとても安心しています。
そのお客さんが昨日、私がペトリのカメラが好きなのを知って見せてくださったのが、このカメラ。最近、他店のジャンクコーナーで見つけて入手されたという、ペトリハーフ7のブラックボディ。
私もペトリハーフ7は数台持っていますが、ブラックボディが存在していることは知りませんでした。
僅かに作られたという情報があることをお客さんはご存知だったそうなので、発見した時にトキメキ~入手されたそうです。
このお客さん、日本の二流三流ブランド的なカメラに関心をお持ちなうえに、黒皮病でもあるらしいです。
*カメラの黒皮病については、過去に2度話題にしています。
ブラックのペトリハーフ7と並べて写真を撮らせてもらうのを忘れてしまったので、普通のシルバーボディのペトリハーフ7の画像を載せておきますが、底の巻上げレバーに2種あることが分かる画像も一緒にしておきます。
今日は本物!?の「モノ·マガジン」の話です。
じゃ、本物じゃないのは???ってなりますよね。本物の話へ行く前にそうじゃない方!?の話を。それは我楽多屋のウェブサイト内で田中長徳先生に毎月書いてもらっている「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」。今日改めて確認したら、もう26年間307回も継続しているんですよ!凄い!!
では、本物の話もその観点から、ワールドフォトプレスさんが発行している「mono モノ·マガジン」は1982年に創刊してから月2回発行で43年959回も継続しているらしいです。敵いません。
先月16日発行された2025年5-2号(通算958号)の特集が「ブーム再熱中!フィルムコンパクトカメラ」だったのです。
実は発売日当日に常連さんから「ご存知かもしれませんが、こんな本が発売されましたよ!」とメッセージをいただいたのです。
正直なところ、ご存知なかったです(笑)。最近のブームとは少し離れたところを独自路線?で行く(言い方を変えると旧態依然のままな)我楽多屋なので、こういうメディア系からはお声が掛からないんですね(>_<)
教えてくれた常連さんに「すぐに買いに走ります!」って返信をしたのですが、その日に駆け込んだコンビニでは見つけられず、本屋さんへ足を運ぶタイミングを失っているうちに次の号が出てしまい、直販サイトから本代と同じくらいの送料を払ってバックナンバーを入手しました。
そこまでして入手したのには理由があります。
4月中旬過ぎ、我楽多屋にオリンパスXA2が1台並んでいました。5日間くらいは店に並んでいましたが売れてしまった後に、3人のお客さんから「あの、XA2は売れちゃったんですか?」と同じ質問をされたのです。
さすがに、3人目のお客さんに聞かれた時には「皆さん、気になった時点ですぐに買わないから後悔することになるんですよ」とちょっと本音を言っちゃいました。
そして、「あ~もしかして、モノ·マガジンにXA2が載ってんじゃないのか?」と想像されて、確かめたくなったのです。
届いてみると、表紙にも載ってるし、中のページにも参考価格とともに紹介されていました。そこに掲載されてる値段は保証付きなり整備済みなんでしょうけど、先月我楽多屋で現状OKで売っていた値段の4~5倍の価格でした。
それを見た人が走って来たってことなんでしょうね?きっと。
念のために書いておきますが、我楽多屋の価格は事前に整備などせず、現状OKと判断した金額でしたからね。レンズには僅かなカビもあったはず。
★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
見慣れないキャップが出て来ました。太陽堂光機の「BEAUTY」ブランドのカメラに付いていたであろうレンズキャップなんですが、不思議なデザインをしています。
レンズキャップって、凝ったデザインがあったとして~ブランド名の頭文字を模ったくらいなデザインくらいなもの。
このキャップの丸い円の中にあるデザインが何を意味しているのか?いろいろ考えてみましたが、サッパリ分かりません…。
そんなことを考えていた直後にご来店の常連さんが、つい最近「ビューティーのカメラの面白さが分かって来た~」と言われていたのを思い出したので、このキャップを見てもらったところ。やはり初見のよう。
2人で、スプートニクデザインでは?とか、果物っぽい?とか…いろいろ妄想・推測してみましたが答えは出ていません。
太陽堂光機のカメラについては、過去に数回話題にしています。「Beaumat」や「BEAUTYFLEX28」、「BEAUTY FLEX」。
先日、若いお客さんが店内でわりと長い時間、静かに品探しをされていらっしゃいました。
そして、品物を1点持って「これをください」とレジカウンターの前に来られました。「000円です」と私が言うと~。
「スミマセン、〇〇はありますか?」と、マウント交換式レンズ用のマウントアダプターの在庫についての質問でした。私の記憶では在庫にあったような気がしたので、〇〇が入ってるであろう商品カゴの中を探すと、そのマウントアダプターがありました。
「あ、見つけられませんでした…」とお客さん。私は「あって良かった~」と。
すると、お客さんが申し訳なさそうに「▢▢はありますでしょうか?」と、今度は外付けのアクセサリーシューの在庫の質問でした。これも同様な記憶だったので探してみると、ありました!
結果、合計3点のお買上げをしていただきました。
我楽多屋のウェブサイト、「我楽多屋ってどんな店?」のコンテンツ内に『ごゆっくり店内で宝探しをしてください』なんて記述をしていますし、トップページにも『店内所狭しと並べた品物の中から、探しモノ・掘り出しモノを見つけ出す楽しさを味わいにどうぞご来店ください』なんて記述もしちゃっています。
でも、欲しいモノがキッチリと決まっている場合は、あるかないか?遠慮せずに聞いてみちゃうのもありですね。
ただし、お探しのモノがフィルターやフードなどで細かい指定がある場合などは、「ここの中から探してください~」ってとこまでの案内になっちゃうかもしれませんが…それはご理解ください。