我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

Powered by Six Apart

2026年4月13日 (月)

バルナックライカの底ケース

668939327_34817878424494392_5564622

初期のライカ(バルナックタイプ)はフィルムを装填するときに、フィルムの先(通常のベロ部分)を細長く切らないと装填が上手くいかないこと、ライカ使いでなくても知っている人はそこそこ多いんじゃないかと思います。

ただ、細く切らなくても名刺など薄いカード状のものを使えば、フィルム装填がまずまずスムーズに行えることを知っている人、実際にそうしている人も案外と多いんじゃないかと思います。

実際にそうしている人の中には、そのカード状のものをライカボディの底ケース背面部にあるポケット状になっている所にしまっている人いらっしゃいますよね。

でも、あのポケットはそのためのカードをしまっておくために作られたものではないこと。これについては勘違いしている多いと思います。実は私も数日まで知りませんでした。

そもそも、メーカー自体がカードを使ってフィルム装填することは勧めてないですからね。

じゃあ、あのポケットは何なのか?

もともとライカのボディ自体、背面の中央部分に力が加わって微妙に変形することでフィルム面にかかる圧が均等で無くなることが有り得るそうで、その対策として底ケーズの背面部分に金属製の薄い板を入れているんだそうです。

下の画像を見ると、背面のポケットの中に茶色い薄いものが入っているのが見えますよね。これが薄い板状の金属に布を貼ったもので、これがボディ背面中央部にかかる外圧からボディを守っているのだと。

671494122_34817878521161049_1813912

でも、勘違いしちゃう要素として、昔、ライツがあのポケットにしまえるサイズの露出換算表なんかも用意していたというから…。

今回一緒にあるもう一つの底ケースのポケットには、こんなカードが入ってました。インポート証明書というもの。

669550034_34817879037827664_6156180

今回このポケットの意味を教えてくださったお客さんからには、他にもこれらバルナックライカのケースについて諸々教えていただきましたが、書ききれないので~また機会があったら。

 

 

2026年4月12日 (日)

底板だけで~

670604209_34811997325082502_6112684

昨日、もう不要という品物を少し持ち込まれたお客さんがいらっしゃいました。

評価を希望されていらっしゃったわけではないようでしたが、お買上げいただくものがあったので「ちょい下取り」のような感じで対応しました。

その中に上の画像の底板がありました。

私が「これは何でしょう…」と何となく聞くと、「ニコンじゃなかったかな…」とのご反応。

実は私はペンタックスのような気がしていたので後から調べたところ、当たりでした!

当たっていたので、自慢げにこうして話題にしているのですが(^^)、電池蓋の文字がヒントになるので見慣れた方なら分かる人も多いはず。

668889744_34811997415082493_4030535

私は最初、KXやKM、K2あたりのペンタックスと思ってたのですが、実際はSPFの底板のようです。

 

Kシリーズの場合、レンズマウントの下あたりに少し段があるようなのです(下の画像の赤丸内)。

669578878_34811997951749106_1327951

この段はSPやSPⅡにも無いのですが、SPやSPⅡの場合は三脚ネジ穴の両側にビス用の穴がある(下の画像の赤丸内)ので対象から外れます。

というわけで、今回の底板(一番上の画像)はSPF用という判断です。

669613672_34811997851749116_9126208

 

 

2026年4月11日 (土)

アダプトールって難しい!?

668763583_34782511924697709_9523417

タムロンのマウント交換式レンズのアダプトールには、国内外問わず様々なマウントがラインナップされていました。

ライカの一眼レフ用のアダプトールも存在するのですが、そもそも大量に売れたものではないので、今となってはなかなか市場に出て来ません。

出て来ても初期のライカフレックス用や、Rタイプになってからも微妙な仕様に対応したアダプトールがあるそうです。

「あるそうです」と、カメラ屋のクセして少し他人事のような言い方をしたのは、私自身その何種類かあるライカ一眼レフ用のアダプトールを個別には見たことあっても並べて見たことなし。そもそも並べて見られたところでその差を見分けられるのかも不明なので、こういう場合は下手に覚えないことにしているから他人事のように言ってるのです。知った風を装って間違ったことを教えてしまうのが危険だから…(>_<)

そして今日、新たに知ったことがあります。常連Sさん曰く「ライカ用のアダプトールはレンズを選ぶ」のだそうです。

このレンズはライカフレックスでも大丈夫だろうとのこと。ライカフレックスに28-200mmの高倍率ズームが使えるって魅力。

そう言われると、私物でライカフレックスを持っているので興味津々なんですが、ライカフレックス用のアダプトールをまだ持ってないし、そもそもボディが壊れているので、、、

668487878_34782511828031052_2456269

 

 

2026年4月10日 (金)

NIKONOS LENS HOOD

668136966_34756666953948873_6071254

ニコンの全天候型カメラ「ニコノス」のレンズフード。

付属の案内書に「水中でも陸上でも同様に使えます」と記述があるってことは、水陸両用レンズのW-NIKKOR 35mm/F2.5用であろうことが分かります。

同じレンズ用のラバーフードを紹介したことがあったのを思い出しました。参考までに→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/post-f5fc.html

話を戻して、今回のプラスティック製フードの方。これも案内書に記されていますが「このフードはレンズとフィルターホルダーと兼用になっていて」とのこと。

そのフィルターのセットの仕方がちょっと意外でした。

668884150_34756666973948871_7598778

フィルターは陸上用のニコンFなんかに使う52mm径の一般的なフィルターをフードの内側に逆向きにネジ込んで取り付けてから、フードをレンズにネジ込んで装着する仕方でした。

ちなみに、フード自体をレンズに取り付けるネジ径は58mm。

669843638_34756667367282165_3772077

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン

Img_0237_2

我楽多屋のウェブサイト内、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」更新しました。

第318回目のテーマは「 CHブランドのレンジファインダーをライカM1につけて遊ぶ」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

*閲覧は2026年7月初旬まで

 

2026年4月 9日 (木)

ボロボロYASHICA

668570189_34723454333936802_5178466

やっぱダメね…(>_<)

コンタックスブランドのボディも含め、ヤシカ(京セラになってからもかな)の一眼レフボディの張り革はかなりの確率でボロボロになってます。参考ブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/03/post-f557.html

ボロボロになってて何が嫌かって、それを店に並べているとお客さんが手にするたびに(いや…そのまま放置していてもかな)、剥がれ落ちて店の中が汚れるのです。

で、これを買われる方がどう思われるか分かりませんが、ほとんどいつも並べる前に貼り革を剥がしてしまっています。今回も動作確認さえせずに、先に剥がしてしまいました。

666445373_34723454943936741_7044783

その後の確認でシャッターOK。レンズを付けて露出計の精度も確認したところ、まずまずな感じ。

ホッとしたのもつかの間、背蓋を開けてまた嫌な思い(>_<)

668663466_34723454247270144_4344460

モルトプレーンの劣化加減が猛烈…。

このフィルム室のモルトプレーンについても剥がしてしまいました。その理由については以前に話題にしています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2021/04/post-c273.html

 

 

2026年4月 8日 (水)

残念桜

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

**************************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お台場海浜公園。

この桜はTOKYO2020こと東京オリンピック開催前、トライアスロン会場設営のためのフェンスを設置する際に枝などを切り落とされた桜です。勝手に「残念桜」と名付けて、密かに見守っています。

フェンス撤去後に再び伸び始めていた枝もまた切られたりして見すぼらしい姿ながら、今年も花を咲かせました。

660780434_34622519920696911_8740767

 

2026年4月 7日 (火)

ファインダーマスク

662911414_34700871376195098_7114505

これは、コンタックスⅡa・Ⅲa用のファインダーマスクで、8.5cmと13.5cmのレンズ装着時に使用するもの。見かける機会が非常に少ない部類のアクセサリーかと思います。

絶対に自分はマニアではないと言い切る常連Yさんに見せびらかされました。

対物側にあるマスクは横にあるツマミを回すことで立てたり寝かしたりするだけの単純な構造、パララックス補正は接眼部のリングを回転させることで小さな覗き穴を上下に移動させる簡単な構造です。

667153109_34700871042861798_2993032

それでも、モノとしては良く出来た造りをしています。さすがツァイスイコンって感じ。

我楽多屋の在庫にⅡaもⅢaも無かったので、後からYさんが実機に装着した画像を送ってくださいました。

668123325_34700871002861802_6107808

 

 

2026年4月 6日 (月)

G柄

きっかけは豪州に居る兄からのメッセージ。日本の有名なギターリストH氏のSNS画像に対して「手にカメラ持ってるね」とのコメントがありました。

そのカメラの実体がよく写っていないのでカメラの特定が出来ませんでしたが、きっとお高いデジタルカメラなんだろうな~と思いました。

なんかここでピンッと来ちゃったんです。H氏といえば、G柄。そして、以前はよく遊んでいた~ネタ用に持っていると言っても過言ではない着せ替えコンデジのペンタックス「Optio LS 465」。あれをG柄にしてしまおう!と。

どうでしょうか!

662566608_34679629848319251_4299416

ちなみに、H氏のツアーグッズにG柄のカメラケースは正規品として販売されたことがあるようです。

 

 

2026年4月 5日 (日)

高級ジャンク!?

662739173_34664291469853089_6081199

正直なところ最近ちょっと面白げな品物の入荷が無い…我楽多屋です( ;∀;)

その様子を見てからではないと思うんですが、ご来店早々に長年の常連Sさんから「最近ドキッとするようなモノ入って来ませんか!?」とあいさつ代わりに言われました。

そこで、アッと思ったのがこのカメラ。

その直前に「壊れてしまってるんですが…」と持ち込まれたカメラ。動いていれば現役でまだ使っている人も多い高級機ですが、既に正規の修理受付期間は終了しているし、不動となると…かなり悲しいカメラ。

でも、中には自分で何とか出来るのでは!?と期待を持っていじってみようと思う方もしらっしゃるでしょうし、「そういう人の元へ行って欲しい~」と持ち込まれたお客さんも仰られていました。というわけで、僅かばかりですが値を付けて引き取らせていただき、我楽多屋で橋渡しをすることにします。