我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

2025年9月13日 (土)

ここにネジあります

★本日9月13日(土)と明日14日(日)、我楽多屋は臨時休業いたします。両日ともGallery463はOPEN。

 

Img_1719

えらい細かいことに気付きました。

画像のレンズ「Mayer-Optic Gőrlitz Oreston 50/1.8」の外装、前玉に至る傾斜部にゴミが付いているのかと思ったら、小さな穴があって小さなネジの頭が見えているのでした(赤矢印の先)。

え~こんな所に?って感じ。

いちおうネジの頭は黒く塗られているようですが、こんなに前玉の直近で変に乱反射とかすることもあるんじゃ!?と思いました。

我楽多屋に並ぶレンズの中には、カビがあったり・くもっていたり、鏡胴内のコバが剥がれてしまっているようなものもあるのに、このレンズのこんな細かなことを気にするってどうなの?くらいなレベルですが...(>_<)

でも、もともとこういう造りなんでしょうから、それは仕方ない。

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

2025年9月12日 (金)

110フィルム、どこで買える

★今週末9月13日(土)と14日(日)、我楽多屋は臨時休業いたします。両日ともGallery463はOPEN。 

 

Img_1739

お客さんと話をしていて、110フィルムは何処で買えるの?となって、とりあえずヨドバシドットコムを確認したら、数種類どれも販売終了になっていました。

でも、去年発売されたロモグラフィーの110カメラはもう売ってないの?と思って確認したら、在庫ありで売っている。

Img_1736

それなのに、フィルム買えないのか…。

 

で、気になったのはこれ。

Img_1737

ロモのその新しい110カメラのページに、合わせて買う品の候補みたいな感じでイルフォードの35ミリフィルムが出ている。

これだと、110カメラに使えるフィルムと勘違いして、詳しくない人は一緒に買っちゃいそうですよね…。

多分、その下の欄にある「一緒に買われているもの」にも出て来るので、たまたま一緒に買った人もいるだろうし、それこそ間違えて買った人もいて、そのデータが反映されちゃってるんだろうなぁ。

こんな心配をしてしまうのはヨドバシさん愛ゆえ。間違えて買ってしまう人への心配とともに、ややこしい情報を載せちゃって大丈夫かな?というヨドバシさんへの気遣い(余計なお世話!?)なのです。

と、いろいろと心配しましたが、私も少し勘違いしていることがあって、ロモの110カメラは店舗受取り限定だそう。そして、店舗へ行けばフィルムも販売しているそう。

もちろん、ロモグラフィーのサイトでは110フィルム入手可能です。

念のため、ロモグラフィーのサイトでフィルムの取扱い店舗を調べたところ。ヨドバシさんの店舗以外にもビックさんやキタムラさんの大手量販店や、フィルムに力を入れている写真屋さんカメラ屋さん、全国のロフトなどでも扱っています。

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

2025年9月11日 (木)

治安の良い場所で使うべし

★今週末9月13日(土)と14日(日)、我楽多屋は臨時休業いたします。両日ともGallery463はOPEN。 

 

Img_1709_2

このちょっとロケット⁈みたいな形をした卓上三脚。

形だけなら、これに近いモノを時々見掛けるので特別に珍しいわけでもないんですが、「TABLE AUTO TRIPOD」と名乗る以上、収納された状態からボタンを押すと脚が一気に開くのですが、そのアクションに迫力⁈があります。

YouTubeのショート🎥→https://youtube.com/shorts/AdwuaZcRbao?si=xIl2DcNoduUyC78f

治安の悪い場所でこのアクションをやったら、周りの人に変に警戒されたりするかもしれません。

 

数日前に出て来たトイカメラをFacebookページにアップしましたが、10年前のブログでも紹介していて、かなり過激?な音を発します

Img_1646

これも気を付けないと、発する数種類の音の中には銃声みたいなのがあるので、治安の悪い場所だと下手すると逆に撃たれてしまうかもしれません。

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

2025年9月10日 (水)

プリンス・オブ・ウェールズ

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

**************************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、英空母プリンス・オブ・ウェールズ。

お台場にある東京国際クルーズターミナルにイギリス海軍の空母が寄港していて、艦載機も見える👀というので、自転車飛ばして見に行きました。

541481073_31049082581374014_4032145

541762327_31056405470641725_7251998

 

2025年9月 9日 (火)

出戻り!?

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

★今週末9月13日(土)と14日(日)は臨時休業いたします。両日ともGallery463はOPEN。 

 

544903449_31147314318217506_2341315

このコンタックス167MTは出戻り!?です。

昨日、常連さんが物々交換の品として持参された中の一品なのですが、見た目は恐ろしいくらいに綺麗なんです。外装にスレやテカリ無く、貼り革もマット感がシッカリ残っていて。それなのに電池ボックス内で液漏れを起こした跡があって、接点が折れて外れてしまっているのです。外れた接点はあるんですけどね。

545778097_31147313781550893_2086720

数ヶ月前にそういう状態のものを「接点を磨いて再生させたら動くようになるかもしれない~!?」という意気込みで買って行かれたんです。

が、「結局まったく手つかずのままです…」と言って、放出されに来られたので「出戻り」と。

そして、これは「呼び」ってわけじゃないと思いますが、同じ日に別口で持ち込まれた品物の中にこんなレンズもありました。

544852912_31147313821550889_4267312

これらレンズは特に問題の無い品物なので我楽多屋で売る品物の部類では無く、然るべきルートに回します。なので、早々に別の道を歩むわけだから「呼び」とはちょっと違うのかな?と思った次第です。

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

2025年9月 8日 (月)

実質あと5日、そして次は長徳先生

545105454_31142827765332828_7691966

昨日、田中長徳先生が我楽多屋と「Gallery463」に来られました。

開催中の生成AI銀塩写真展「山景と生成」の作家副島さんはアーティストでありながら、我楽多屋を愛してくださっているカメラ好きなので、私から「長徳先生とお会い出来る機会を作ります〜」と言っておきながら、自身のスケジュールの都合で先延ばしにしてしまっていて、昨日やっと実現させることが出来たのでした。

写真やカメラの話だけでなく、旧共産圏の今昔の話でもかなり盛り上がった模様です。

さて、「山景と生成」は今度の日曜9月14日までの開催となりますが、明日明後日は休みなので本日8日を含めて開催日は残すところ5日間です。作家在廊の予定は本日が最後となる可能性が高いです。よろしくお願い致します。

そして、Galley463の次の展示は10月に入ってからになりますが、田中長徳先生の写真展示を行なうことが決まりました。詳細は改めてお知らせします。お楽しみに。

 

2025年9月 7日 (日)

カメラを専門に扱う店として

Img_1548

「引き取っていただければいいです」と言いながら、お客さんがカバンの中から取り出されたカメラが画像の2台。

「いやいや、そういうわけにも…」と状態をチェックしようとすると、「どちらも使える状態にないジャンク品ですから」と。

だからと言って、言われるままに頂戴してしまうのはカメラを専門に扱う店としてプロじゃないと思っています。何年か前にある中古カメラ店のSNSで見かけてビックリしたのは、お金は要らないからと言われて持ち込まれた品物を有難く頂戴した〜と書かれて、一緒にアップされていた画像に写っているカメラの合計額が低く見積もっても10万円以上ありそうだったこと…。

上の画像の2台、実際にサッと確認させていただくと、オリンパス ペンの方はシャッターがかなりネバっているのか、ほぼ開閉しません。

ニコンFEの方は電池を入れてみると、電子シャッターは生きているようで、マニュアルで速度を決めると大雑把な判断ですが、速度変わっているようだし、autoにしても明るさに反応して速度が変わっているようなんですが、ファインダー内の速度を示す針が動いてないので、じゃ実際にどの速度で切れたのか切れるのかが分からない状態…。

ということで結果、お気持ち査定しか出来ませんでしたが、引き取ってもらえればいい…と言われていたお客さんなので、ご理解くださいました。何の問題もありませんでした。

このお客さんと同じように最近、お金は要らないから〜そんな姿勢でカメラをお持込みくださる方が案外と多いです。

他の店では引き取ってくれないような品物を手放そうとしている人、手放した後にちゃんとカメラ愛のある人の所へ行って欲しいと考えている人などが我楽多屋を選んでくださっているようで、我楽多屋冥利に尽きるなぁ〜と思うことが多いです。

それは必ずしもジャンク品だけに限ったことではありません。個々に値が付けられるようなもの、かつてはアローカメラの買取り対象品であったようなものでも、私二代目が買取りの相談に乗らせていただきます。

我楽多屋に並べないような良い品物でも、その方面の心強い仲間の業者ルートが長年の経験で確保出来ておりますので!

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

2025年9月 6日 (土)

使い回しF

544958455_31112940111654927_5937648

ニコンFのキーホルダーが箱入りで出て来まして、いつごろ売られていたものか不明ですが、改めてよ〜く見ていたら「これ、見覚えあるなぁ」と。

我楽多屋のレジ横に飾っている「THE HISTORY OF NIKON CAMERAS」のタイトルの額に収められている、カメラを模ったピンのニコンFと同一品のよう。

このHISTORYの中にはF4があってF5がないから、それぞれの発売年から推測して1988年と1995年くらいと見込まれます。

並べてみたら、サイズが同じだけでなくて同じ金型から造られたモノをピンにしたかキーホルダーにしたか〜のよう。まず間違いない。

ニコンのピンと言えば、ニコン100周年の2017年に売られたバージョンもあって、ここにもFがあるのですが、それとも比較しました。大きさはほぼ同じですが細かい部分で微妙な差があるので、金型が違うようです。

543103464_31112940084988263_5799043

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン

544636722_31099336983015240_70703_2

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第311回目のテーマは「マンハッタンのギャラリー291と四谷荒木町のギャラリー463」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

 

*閲覧は2025年12月初旬まで

 

2025年9月 5日 (金)

CCDある!?

544596185_31098907639724841_6877526

若い世代の一部にフィルムカメラの写真がウケているのって、現行のデジタルカメラがいとも簡単に綺麗に写ってしまうから~という理由がひとつに挙げられると思っています。

比較されている「フィルムの写真」にしてみれば皮肉な話で、フィルムだと綺麗に撮れないわけじゃないんですよね。フィルムの場合はデジタルと違って「簡単に撮れない」からであって、言い方を変えれば撮る側に腕が無いからなんですけどね…。

几帳面な人はここで「いや、フィルムには限界がある」と言い出されるでしょう。確かに、暗い所での撮影等フィルムには向いていない条件もありますから。

そして、ここ数年は古いデジタルカメラが一部の若い世代にウケているようで、これにも似た背景があるようです。

最近のデジタルカメラの撮像素子は「CMOS」というのがほとんどで、10年くらい前まで一般的だったのは「CCD」。その差について一概には言えないんでしょうけど、現在では画質や消費電力など総合面でシーモスの方が勝っていると言わています。

15年20年前のデジタルカメラは、技術面で成長途中だったから画質などで劣ることも多いわけで、ここがフィルムの人気理由と思われる「綺麗じゃない!?」との共通点。

あと、最近聞いた興味深い話は20~30代の若い世代の幼少期の写真の多くがCCDのデジタルカメラで撮られた写真であるため、彼らには潜在的な意識の中に「CCDで撮られた写真に昔懐かしい写真の雰囲気」みたいな感覚があるのではないか?という話。

50代以上の人には性能が悪い頃のデジタルカメラの写真にしか捉えられなくても、若い世代は違う捉え方をしているってことです。

そういう背景もあってか、一度は値が落ちたコンパクトデジカメが値上がり傾向なんて現象が少し前から起きています。

我楽多屋でも少し前に、多分転売目的で仲間に頼まれて来たんじゃ?と思われる中国系の人に店へ入って来るなり「CCDある?」なんて聞かれたこともありました(>_<)

 

Gallery 463で好評開催中の「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展は9月14日(日)までです!