ヤシカとリコーのハーフ初期
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カメラ屋に生まれて、職業をカメラ屋にしてからでも30年ちょっと経ちますが、カメラの技術的なことにはあんまり…詳しくありません。分解して直したりなんてこともしません。
でも、こんな表面的なことには無性に関心を持つことがあります。
画像の2台のカメラは~
上がヤシカ 72Eで1962年発売、レンズは28mm/f2.8、外寸が108×70×44mm・重量365g。ヤシカとしては、72Eの前にフィルム縦送りのデザインがちょっと変わった2機種のハーフ判を出していますが、オーソドックスなスタイルでは最初のハーフ判カメラ。
下がリコー CADDYで1961年発売、レンズは25mm/f2.8、外寸112×69×33.5mm・重量390g。こちらはリコーとしてはハーフ判の初号機です。
こうして並べてみると~露出系受光部の位置が異なってますが、サイズや全体的なデザインがとても似通ったいますよね。
でも、これだけ似通っているのに背面を見ると、巻き上げノブの位置が左右逆という大きな違い。
ノブがボディ上方に無いのはボディをコンパクトにする目的であろうと言われていますが、右か左か両メーカーの判断に大きな差があったんでしょうね、どういう理由か分かりませんが。
ちなみに、どちらも1959年に発売されたオリンパス PENが大人気モデルとなったので、相当に意識して作られたカメラであることは間違いないと思われます。
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