我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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特別販売!田中長徳写真集「WIEN MONOCHROME 70's」

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田中長徳先生の貴重な写真集「WIEN MONOCHROME 70's」特別販売のお知らせ!

作成されたのは19年前の2005年。1,000部限定の上、書店販売されなかったという幻の写真集です。

過去に4度ほど我楽多屋で特別販売させていただきました。前回が5年前、その時に最後のチャンスになるかも...だったのですが、出版元の倉庫にまだ僅かに残っていたとのことで、再びのチャンス!!価格は割引価格の税込8,800円(税込定価10,476円)でのご提供です。

★特典として、1976年頃に長徳先生がウィーンで撮影された作品(この写真集には収録されていないカット)のポストカードを4枚セットで付けちゃいます!

☆アウトレット品ではなくて、完全新品です。

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「WIEN MONOCHROME 70's」

70年代に長徳先生がウィーンを撮ったモノクロ作品は映画のワンシーンのようです。使用機材はライカM2、M3、ニコンSP、キエフ、ローライフレックスなどなど。作品はもちろんですが、その装丁が立派な点も貴重な一冊です。(サイズ265㎜×265㎜×38㎜・480ページ・重さ約2.5kg)

 

ご来店いただける方、税込み8,800円にて販売いたします

  • 我楽多屋へ直接ご来店くださいませ。
  • 在庫数僅少ですので、ご来店前に必ず在庫の確認(℡03-3225-5538)をお願いします。 

 

通信販売をご希望の方、価格は送料・発送手数料・税込み合計で10,300円です

  • メールにて(garakutaya@tokyo.nifty.jp宛て)、お名前・ご住所・お電話番号・メールアドレスをお知らせください。
  • 受付後、送金口座などをお知らせするメールを送ります。

 

★出版元在庫僅少品なので、この特別販売がいつまで継続できるか不明です。2024年7月末を特別販売終了のメドにしていますが、なるべくお早めにお求めください。

 

2024年7月27日 (土)

後発はリコーなんですが

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ミノックス35ELが発売されたのは1974年、リコーFF-1が発売されたのが1978年。

ともにちょいちょい出て来るカメラですけども、今まで私はこの2台を比較して見ることが無かったような気がします。

言われてみればとてもよく似たカメラ。後発のリコーFF-1が発売された時には、模倣や訴訟などといろいろな噂が飛び交ったようです。噂の中には、開発はリコーの方が先だったとか?ミノックス35はバルダ社のOEM品であるため、開発自体が自社では無いとか?諸々。でも、結果的に両メーカー間で大きな問題になることはなかったそうです。

そして、個人的に今回初めて気が付いたのがレンズ名。「Color-Minotar」と「COLOR  RIKENON」。ここはリコーさん後発なんだから、あえて「COLOR」を外せば良かったんじゃ!?とか思っちゃいます。

 

★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認くださいhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html

 

 

2024年7月26日 (金)

オリンピック系

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「今日からパリオリンピックが始まりますねっ!」なんて言ってみましたが、個人的にはあまり興味はありません…すみません。

今週初めにやって来たカメラの中に、上の画像のカメラがありました。日本は参加をボイコットした1980年開催モスクワオリンピックのマーク入りのゼニットE。マークと言っても、五つの輪のマーク。

同じロシアカメラのゼニットTTLにモスクワ大会のマークが入った個体も以前に見たことあります。

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オリンピックにはカメラメーカーがスポンサーに付いたり、プロカメラマンへのサポート体制をメーカーが整えるので、何かとオリンピックを記念したモデルなどが出て来ます。今まで、我楽多屋にやって来たそれらのモデルの中から画像が残っていたものを集めてみました。

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オリンピック関連のブログ記事

 

 

2024年7月25日 (木)

Canon LENS MOUNT CONVERTER E

★本日25日(木)、地元商店会の打合せのため〜午後1時45分から午後3時15分まで一旦店を閉めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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「Canon LENS MOUNT CONVERTER A」と「Canon LENS MOUNT CONVERTER B」ってのは稀少品の部類だけども、キヤノン好きな人を中心にしている人も多いと思います。

「Canon LENS MOUNT CONVERTER A」は、L39マウントのレンズをキヤノン一眼レフに取り付けるもの。ただし、近接撮影および顕微鏡撮写真用。「Canon LENS MOUNT CONVERTER B」は、キヤノンFD系マウントのレンズをL39マウントに変換するものです。ともに、手元にある当時のキヤノンの製品カタログに載っています。

 

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では、この「Canon LENS MOUNT CONVERTER E」は何ぞや?というと、エキザクタマウントレンズをキヤノン一眼レフに取り付けるマウント変換アダプターなのです(*この個体、ボディへ取り付けた際にロックするピンが欠品している点をご了承ください)。

手元にあるキヤノンの製品カタログは、1968年に刷られたものと1974年に刷られたものがあるんですがどっちにも載っていません。でも、ロゴが使われているし、名称も同じだし、純正品だと思うのです。

「A」と「B」には意味が無さそうですが、「E」はエキザクタのEなんだと思います。

さらに、ネットで見つけたのは「Canon LENS MOUNT CONVERTER P」というのもの。これはプラクチカマウントレンズをキヤノン一眼に付ける変換アダプターらしいので、プラクチカの「P」なんでしょう。

その存在自体がかなり稀少ではありますが、キヤノンが自社レンズ以外のレンズを自社ボディに付けるための変換アダプターを出していた~というのが少し驚きでした。

ちなみに、コニカやオリンパスあたりにはそれ系の変換アダプターがあって、それらも珍しいといえば珍しいですが、稀少性では今回のキヤノンには敵わないと思うのです。

 

★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認くださいhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html

 

 

2024年7月24日 (水)

🐸カエル⁉️

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、ビックリした。

うちの店の近くなんですが、マントを着た蛙のオバケ👻みたい。

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2024年7月23日 (火)

中藤毅彦写真集「DOWN ON THE STREET」

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写真家中藤毅彦さんの新しい写真集「DOWN ON THE STREET」が先週届きました。今年1月に銀座のSony Imaging Gallaryで開催された写真展の時に予約した待ちに待った写真集。

春の出版予定が初夏までずれ込んでしまったのには、印刷や装丁にこだわったこと、その間に作品点数を増やして再編集したからだそうで、途中ご丁寧にその旨のご案内をいただきました。

今回の写真集も私が昔から思っている中藤ワールド全開な感じ。写真の勉強などろくにしていない私が言うのは恐縮なのですが、そこに写っているその時代その国その街その文化などベースにあるものを超えた人や物のアイデンティティーみたいなものが訴えかけて来る~いや滲み出て来ている作品ばかり。

今週土曜日まで、写真集出版記念展をご自身が運営されているギャラリーで開催されています。写真集はその会場で入手可能です。

 

  • 中藤毅彦写真集刊行記念展「DOWN ON THE STREET」
  • 2024.7.20sat~7.27sat 13:00~19:00
  • Gallery Niepce ギャラリー・ニエプス
  • 東京都新宿区四谷4-10-1 メイプル花上2F
  • https://www.niepce-tokyo.net/

 

ギャラリー・ニエプスは我楽多屋から徒歩10分くらいの所にあります。この暑い中、ニエプスさんと我楽多屋のハシゴなどされなくて結構ですから、今週は四谷三丁目駅や曙橋駅で降りたら迷わずニエプスさんへ足を運んでください。

 

中藤さんとはもう20年ちょっとのお付き合い(というのは失礼か…)になります。中藤さんが四谷にギャラリー・ニエプスを開くちょっと前まで遡るんです。その時のことは2008年、ブログ記事にしていますが改めてちょっと書いておきます。

ギャラリー開設準備中だった中藤さんが、その合間に何度か我楽多屋に足を運んでくださっていたのです。失礼ながら、その時点で写真家さんとは知らず、気さくなカメラ好きの方と思っていました。その1~2年後、カメラ雑誌に出ていた写真家プロフィールの中に中藤さんのプロフィール写真を見つけて「この人!」と思ったわけです。なので、中藤ワールドの写真に惹かれる前に、中藤さんのお人柄から惹かれているんですよね。

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2024年7月22日 (月)

現場系カメラ2台の値付けで迷う

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上の画像の「フジ HD-R」と「コニカ 現場監督 WIDE28」、物々交換でお持ち込みいただいたカメラの中にあった2台です。

物々交換成立後、改めて順番に状態チェックや値付けをしていく中で「コニカ 現場監督」の方を先に見ました。動作的にはOKなんだけど、外装が現場で活躍した感あって~白系のペンキが所々付いていたり、幾つか赤いペンキの点もありました(下の画像をよく見ていただくと分かると思います)。

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そういうのをヨシな方もいらっしゃるので簡単に取れる汚れ程度の掃除にして、動くけど程度悪いモノとしての値付けをして店に並べました。

続いて、同じく現場系のフィルムカメラ「フジ HD-R」。外装はペンキ汚れは無いものの使い込んだ感がそれなりにあって動作はOKなので、動くものとしての値付けをしました。

この2機種を比較した場合、店側からすると売りやすさ、お客さん側からすると人気の高いカメラがどちらかというと、圧倒的にコニカ現場監督なんですよね。

それを踏まえたうえで自分で付けた値段を見て、「ん~この値段差は…近過ぎる」と思いました。でも、これ以上にフジの値段を下げるのは動く個体なんだから避けたい。だからと言ってコニカの値段をを上げるにはペンキ汚れが気になる。

現場感あるペンキ汚れに価値を見出す方もいらっしゃるでしょうが、綺麗に越したことないという方もいらっしゃるでしょうから、賛否両論あると思います。でも、私としては現場監督のペンキ汚れを落とす作業をして、値段を少し上げることにしました。

それに要した時間と手間を考えると、上げた金額には釣り合わないような気がしますが、まぁ~ヨシとします。下の画像、よく見ていただくとペンキ汚れがほぼ落ちています。

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★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html

 

 

2024年7月21日 (日)

お気遣いありがとうございます!

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数日前、この卓上三脚を手に取ってご覧になったお客さんが元の位置に戻そうとされて、「あれ…すみません、これはどうやって掛かってましたっけ?」とお声掛けくださいました。

私は卓上三脚を受け取って、雲台部分を90度倒すとここ(赤い矢印の先)にS字フックが引っ掛かります~と案内しながら方法を示すと、「落としちゃうといけないから…すみませんでした(^^;)」とお客さん。

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こういうのとても嬉しいことです。品物に気を遣ってくださっている証拠ですから。

 

その数日後にも別のお客さんがこの卓上三脚に興味を示されて、使い方などについて話をしてから戻そうとされる時に、一瞬「あれ?」という感じになりながらも~雲台部分を倒して引っ掛かっていたことに気付かれて~という瞬間がありました。

これも同じく気を遣ってくださってる証拠。

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この品物に限らず普段から時々あるのが、元の状態に戻せない人。カメラの向きが後ろを向いていたり、整列していたカメラをぐちゃぐちゃに並べる人。ストラップを結わいて掛けていたのにストラップを伸ばした状態で戻して、カメラがビロ~ンとなっているのに平気な人。レンズを戻すのに値札を下側に置く人。

こういう傾向がある人は、興味本位で目についた品物を手に取る人に多いですね。店に入って来て数秒のうちに品物を手に取るような人。そして、だいたい品物の扱いが荒いです。

新品を売る店にサンプル品があるのと違って、中古店に並んでいる品物は原則すべて商品です。くれぐれも品物の取扱いに気を遣ってください。よろしくお願い申し上げます。

 

★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認くださいhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html

 

 

2024年7月20日 (土)

Mierun View Finder

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ギズモショップさんから発売されている、外付けのビューファインダー「Mierun View Finder」です。

こんな感じでフィルムケースに入っているようです。

写ルンですのビューファインダーに使われているレンズを再利用して作られているそうなので、手に持った時に「軽~ぅ」って思います。でも、丁寧に仕上げらているので見た目はシッカリしています。

ギズモショップさんは、写ルンですの撮影レンズを再利用したレンズも作られていルンですよね。

残念ながら別の所で作られたものですが、私も写ルンですレンズをライカMマウント仕上げにしたレンズを持っているので、それと合わせてみましたよ。

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★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認くださいhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html

 

 

2024年7月19日 (金)

「OPEN」?

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ペトリの一眼レフカメラ「FTE」のファインダーを覗いて、「ん?」と思ったことがありました。

覗いた右辺に、絞り値が記されて針が動くようになっています。露出計内蔵の絞り優先機能付きのカメラなので、ボディで設定したシャッタースピードに対する適正な絞り値を針が示してくれるカメラであることが分かります。

ただ、その開放値側の極に記された「OPEN」の意味が分からないんですけども…。

この手のカメラの場合、絞り優先機能付きでシャッタースピードが記されている場合も含めて、絞り値やシャッタースピードのどちらかの極や両極に「OVER」や「UNDER」、その両方が記されているものはよく見かけます。

でも、「OPEN」は初めてのような気がします…。何を言わんとしているのでしょう?

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★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認くださいhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html

 

 

2024年7月18日 (木)

CDジャケットにカメラ

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先日、知人が「こんなの見つけたよ!」と言ってお土産にくれたCD。ジャケットにカメラが大きく写っています。

まず、アーティストが杉山清貴さん。ここ数年、若い人の間で昭和平成のジャパニーズ・シティPOPSが流行っているらしいですが、私は中高生時代にオンタイムでオメガトライブ時代から杉山清貴さんをかなり聴いていました。

そんなこともあって我楽多屋のBGMには、ちょいちょい杉山清貴さんも流れています。最近の有線はリクエストチャンネルや決まったジャンル以外にも、こちらから曲やアーティストを選択出来る仕組みになっているので、二代目好みのBGMになってしまっている訳です。

ちょうどこのCDをもらった日、20歳代と思われるお客さんから「これ、杉山清貴ですよね!」と声を掛けられたりしていたので、これも不思議な「呼び」なのかな…なんて思います。

しかしながら、私の記憶ではこんなジャケットのCDあったんだ⁈がもらった時の正直な反応でした。

で、ジャケットに写っているカメラはコダックの「BROWNIE STARMATIC CAMERA」。127フィルムを使うカメラです。

コダックに有りがちなテイストのデザインなので、見たことあるような無いような〜という感じだったので、検索したら日本語サイトではほとんど引っかかって来ませんでした。

ちなみに、このCDは1989年発売。ということは、私がアローカメラで働くようになる5年程前のこと。その時は今みたいにカメラに反応する職業病になる前ですから、好きなアーティストの1人のCDジャケットにカメラが登場しようが…印象が薄かったんでしょうね。なお、このCDは数年前にも再販された模様です。

※CDジャケットにカメラが登場するネタでは、以前の岡本真夜さんのCDを話題にしたことがありました。

 

★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認くださいhttps://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html