我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

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2026年6月 6日 (土)

まさか揃えたわけじゃないだろうけど

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「OSAWA」というブランドのレンズは商社の大沢商会が販売していたレンズです。今から50年くらい前に各カメラメーカーに対応するべく、色々なマウントのレンズが販売されていました。

正確な情報はありませんが、製造は他の光学メーカーによるOEM販売だったと思われます。ただ、今日の画像にある80-205mmのズームは他メーカーには存在しないので「?」な点はあります。

当時の資料などがなかなか残っていないのでいい加減な話を進めるのは怖いので、今日は画像で見取れる簡単な話。

OSAWAの2本のレンズ、コーティングの色が全然違うんですけど、面白いことに名板に記されている「OSAWA MC」の文字の色とそれぞれのコーティングが同系色な点。

それを意識して色分けしたことはまず無いと思いますが、くだらない…ことに気付いてしまったので、今日のネタ。

 

Gallery 463にて、古典カメラ研究会主催「昭和のカメラとレンズの写真展 Vol.9」を開催中です(6月14日まで)。

 

 

2026年6月 5日 (金)

「天」

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継続して物々交換をご利用くださっているYさんが、先日持って来られたものがこれ。

元箱の蓋を留めたテープに「天」と記されています。これの意味を分かる人いらっしゃいますか???

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ではまず、中に入ってるのは「voigtlander VSL43」というカメラです。

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聞き慣れないカメラかもしれませんが、コシナC3s(国内販売されていたC2のシャッター最高速を1/1000から1/2000にアップしたモデル)と同じと思われます。

レンズは「voigtlander MACRO-DYNAR 100mm/F3.5」が付いていて、このセットはかつてカメラジャーナル社が特別販売した限定セットなのです。

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元箱の蓋の裏には田中長徳先生のサイン入りで「47/50」の書き込みもありますから、50台限定だったのかな?

さて、話を戻して。何で「天」なのか?

ボディがコシナ製の一眼レフってことは「ミラーずれ」を多分に起こしやすいカメラであるわけで…。Yさんは保管する時に「天」と記した側を上にして置けば、ミラーが重力でズレ落ちて来ない向きのままカメラを保てると判断されたからなんですね。

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Gallery 463にて、古典カメラ研究会主催「昭和のカメラとレンズの写真展 Vol.9」を開催中です(6月14日まで)。

 

 

2026年6月 4日 (木)

黄色い値札に書き切れなかったので

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前にも「黄色い値札の小文字」については話題にしたことありますし、店でお客さんから「小文字がいいよねぇ~」と言われることがあります。

私としてはジャンクとはいえ、自分が動作チェックした時のその個体の状態で伝えておくべきポイントを的確に伝えられれば~と思って書いています。それを理解してくださった人から高評価!?いただいてるようです。

今回のカメラはドイツ製CertoのCERTINA。

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カメラ自体あまり見かけない機種ですが、このカメラの特長や機能についてではなくて、今日はこの個体の状態について。

一番上の画像にありますが、白いラベルシールに書いた内容は以下の通り。

  • シャッター切った後、レバーをしっかりと戻してから、巻き上げる
  • 4×4と6×6 赤窓の切りかえ不調

 

シャッターを切った後にそのレバーを戻るところまでしっかり戻さずに、次を巻き上げてしまってシャッターを切ろうとしても実際にシャッターが切れず、フィルムを1枚無駄にしてしまうことがあるのです。

あと、4×4と6×6の赤窓を切りかえる部分に欠損があって、スムーズに切りかえが出来ない状態なのです。

ただ、これらのことをケアして使えば十分に撮影は出来る状態なので、書いて伝えたいと思ったのです。黄色い値札の余白に書き込むにはさすがにスペースが足りないので、今回は小さいラベルシールに書いて貼りました。

 

★本日6月4日からGallery 463にて、古典カメラ研究会主催「昭和のカメラとレンズの写真展 Vol.9」を開催します(6月14日まで)。

 

 

2026年6月 3日 (水)

裏道ルート

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四谷三丁目ランプ坂ギャラリーへ向かう裏道。

6月7日(日)まで我楽多屋から徒歩10分以内で行ける「よつや広場」の地下にあるCCAAアートプラザ四谷三丁目ランプ坂ギャラリーで開催されている写真展「4×4 Photography」Vol.10。

今回で開催10回目を迎える4×4判カメラで撮った写真のグループ展です。

総勢44人による展示で、その中には日頃から我楽多屋へお越しいただいているお客さんも何人かいらっしゃいます。

我楽多屋およびGallery 463には、四谷三丁目ランプ坂ギャラリーへ行ったことがない人のために、うちからあちらへ向かうルートを記した地図を用意しています。

そこには大通り沿いに歩く安心ルートと上の画像の細道も歩く裏道ルートを記しています。

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2026年6月 2日 (火)

Contameter 1343

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「ZEISS IKON」と記された、希少な部類のこのカメラアクセサリー。

現物でなくても本などで見たことある人は案外と多いかと思います。でも、使ったことがある人は少ないでしょう…実際に持っている人でも。

これは「コンタメーター(Contameter)」という名称のコンタックスⅠ、Ⅱ用のカメラアクセサリーです。

クローズアップレンズとビューファインダー、それに付けるアタッチメントの3点セットで使用します。

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クローズアップレンズが倍率違いで3種あるので、それに対応したアタッチメントも3種あります。ビューファインダーはまるで単独距離計のようなスタイルをしていますが、二重像を合致させるためのダイアルはありません。

でも、接眼側から覗くと中には二重像が見えます。クローズアップレンズの倍率に合わせたアタッチメントを対物側に付けると二重像の位置が変わるので、自分が前後に動いて二重像を合わせる方法。

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シューベースが本体の上下両側に付いていて取り付け角度が少し違うのは、3種あるクローズアップレンズの一番近接用を使用する際はパララックス補正が大きくなるので、角度が大きい方でボディに取り付けるんだそう。

使用レンズはゾナー50mmで、クローズアップレンズとアタッチメントに記されている「50」「30」「20」は撮影距離(cm)とのこと。

 

Gallery 463にて開催中の、萩谷剛「鶴岡 1993」~距離計連動カメラ交換レンズ作例展~は本日2日(火)最終日です。DM等に最終日は17時までのアナウンスされていますが、本日も19時までご覧いただけます。

 

  

2026年6月 1日 (月)

さかのぼってコロナ禍の最初期

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長年、我楽多屋へお越しいただいてるお客さん。かつて発行していた割引札の申込書にご記入いただいた生年月日を見たら、現在御年80歳を超えていらっしゃいました。

その方から少し前に聞かせていただいたお話。

ここ数年はピンホール写真を撮って遊んでいることが多いそうで、始めたのはちょうどコロナ騒ぎの最初の頃。使うカメラはハッセルブラッドに決めていて、ピンホールで撮るためにハッセルのエクステンションチューブが必要になって探し出したら、コロナの影響で店を閉めちゃってるところばかりだった。で、我楽多屋に電話をしたら~やってると言うので、すぐ買いに行って〜ピンホールが始められたんだよ、と。

2020年4月の中頃でしょうね。我楽多屋は緊急事態宣言が発令された後も都からの休業要請が出るまでギリギリ営業してたから。

上の画像は今の在庫にあるもので、当時お買い上げいただいたものは新しいタイプのものだったかもしれません。

 

Gallery 463にて開催中の、萩谷剛「鶴岡 1993」~距離計連動カメラ交換レンズ作例展~は明日6月2日(火)最終日です。DM等に最終日は17時までのアナウンスされていますが、最終日も19時までご覧いただけます。

 

  

2026年5月31日 (日)

安価な三脚が~

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最近あまり売れないカメラ機材の一つに三脚が挙げられると思います。

撮影シチュエーションによっては今でも必需品であることには変わりないのでしょうけども、手ぶれ補正機能やデジタルカメラの超高感度化などで三脚無しでもラクに撮影出来るようになったからです。

少し前の話、三脚を買って行かれたお客さんがいらっしゃいました。たしか、売値は3桁だったと思います。軽めで小さめな三脚でした。

それから半月から1ヶ月後くらい、そのお客さんが次の買い物をされに来た時に「先日の三脚は助かりました〜」と。

前回のご来店は飛行機で旅立たれる直前だったそうで、急に普段使用の小型三脚に不具合が出て、手持ちの大きい三脚を代わりに持ち出すには重量オーバーになってしまうので、急遽代用三脚を探しに来られたんだとか。

現地でちゃんと使えたし、使用後は現地で欲しい人に差し上げて喜ばれたし、帰りの荷物は減ったし〜でとても満足いただけたようで何よりでした。

上の画像は今日のブログで話題にした三脚とは別物ですが、このくらいの大きさの三脚だったと記憶しています。

 

Gallery 463にて、萩谷剛「鶴岡 1993」~距離計連動カメラ交換レンズ作例展~開催中です(6月2日まで)。

 

  

2026年5月30日 (土)

シンクロ接点のキャップ

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もう1ヶ月くらい前、シンクロ端子にキャップが付いているシグネット35が入って来て「これが付いているのは珍しいと思う~」と、この画像をFacebookページにアップしました。

そうしたら多くの人から「これは知らなかった~」という反応をいただきました。

その結果、それだけ珍しいキャップだとすると、オリジナルじゃないのかも…と逆に不安になる気持ちが僅かに湧いたりしたのも事実です。

このキャップが付いた個体は程なく売れてしまったのですが、その直後に「呼ぶ」ように入って来たシグネット35(これはキャップ無し)の方を買って行かれたお客さんが、その次にご来店された時に「実は~」と言って見せてくれたのが、この写真。

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なんと~7~8年くらい前に、うちの店でシグネット35の説明書付きの元箱を買って行ったことがあったそうで、今回お買い上げいただいたカメラ本体とそれらを一緒に並べて撮った写真なのです。

そこに写っている説明書の表紙に描かれているボディはキャップが付いた状態。ということは、このキャップは間違いなくオリジナルですね。

 

Gallery 463にて、萩谷剛「鶴岡 1993」~距離計連動カメラ交換レンズ作例展~開催中です(6月2日まで)。

 

  

2026年5月29日 (金)

思ったより影響なかった…

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レンズの中を撮るのって難しいもの。

向こう側が見えないくらい曇ったレンズなら別だけど、特にレンズの曇りを撮るのは難しいものです。盛大なカビなら以前にうまく撮れたことはありますが…。

今回のレンズ、前玉寄りのレンズが「全面均一」に曇っているからなのか、室内の明かりだけだと実際に見てもウッカリすると曇りに気付き難い感じなのだけど、LEDライトで照らすと「流石にこれは影響あるでしょ」というレベルにかなり酷い曇りと判断しました。

試しにデジイチに付けて試写してみたら、店の中で撮る条件ではほぼ描写に影響出てない感じ(天井の蛍光灯のあたりは流石に…なので、強い光源や外光には影響出るでしょうけども)。

前玉寄りだったから影響が少なかったのか!?当初の予想とは違ったので、ちょっとビックリしました。

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この結果を受けて、このレンズの曇りを撮ってやろうとかなり頑張ってみたのが、一番上の画像。よーく見るとかなり曇っているのが分かっていただけるレベルには撮れたと思います。

 

Gallery 463にて、萩谷剛「鶴岡 1993」~距離計連動カメラ交換レンズ作例展~開催中です(6月2日まで)。

 

 

2026年5月28日 (木)

またまた二重名板

またまた出ました「二重名板」。ブログで取り上げるのは、これで3例目になります。

過去の2例はこちら

 

今回のレンズはペンタコン6用のレンズ。

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上にある名板がシッカリとネジ込まれたままだと気付けませんが、買取り依頼で持ち込まれた時点で上の画像内右側のように上にある名板が少し緩められていたので、すぐに気付きました。

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下にある名板には「Biometar 2.8/80 Carl Zeiss Jena」、上にある名板には「Bm 1:2.8 f=80 ausJENA」と記されています。

以前にも書いていますが、大戦後にドイツが東西に分割された際にカールツァイスの商標権についても西側と東側で争いになったのです。

「Bm」や「ausJENA」は係争中に使用されていた表記、「Carl Zeiss Jena」は係争後の表記なので、どうなんでしょう?本来なら名板の上下は逆のような気もするのですが、、、ま、後からいくらでも入れ替えられますけどね。

 

★本日5月28日からGallery 463にて、萩谷剛「鶴岡 1993」~距離計連動カメラ交換レンズ作例展~を開催します(6月2日まで)。