我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

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2026年9月12日 (土)

S2?S2スーパー?

★本日9月12日(土)、我楽多屋は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

1959年登場したアサヒペンタックスS2と、その改良版である1962年登場のアサヒペンタックスS2スーパー。一番の差は、S2が最高速1/500で、S2スーパーが最高速1/1000であることと言われています。

下の画像内、それぞれ上にある方が「S2スーパー」で、下にある方が「S2」。

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その他にも、フィルムカウンターが手動復元式か自動復元式か、外付けのクリップオン露出計に対応するべくシャッタースピードダイアルに切り欠きが有るか無いか、などの差があると言われています。

なのに、ボディに刻印されているのはどちらも「S2」の文字だけ。

で、厄介なのは最高速1/500の「S2」なのに、後期の個体の中には自動復元式のフィルムカウンターになっている個体があったり、ダイアルには1/500までしか記されていないのに、もう一段階高速側に回せる個体があるとか…言われていること。

 

ところが今回出て来たこの画像の個体は~

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ダイアルが1/1000まであるのに、露出計に連動する切り欠きが無く、フィルムカウンターも手動復元式なので、S2なの?S2スーパーなの?どっちなの?ってこと…。

さらに今回調べてみたら、S2スーパーは製造番号が7桁だというので、6桁のこの個体は「S2」である~と見るのが正しいようです。

どうやら、S2の後期には移行期とも言える~特徴が複雑に混じった個体もあったそうなのです。

でも、前から見えるとどれも同じで差異を見つけることが出来ません。

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2026年9月11日 (金)

タムキュー

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昔から私、名称とかを略して言うのがあんまり好きじゃ無いんですよね。

二子玉川を「にこたま」とか、歩行者天国を「ほこてん」とか、、、

カメラ屋になってからも「ナショピー」とか「バケペン」とか、、、単に略しただけではないにしても、通っぽく短く呼ぶのに抵抗を感じたりしています。

今日話題にする「タムキュー」もそれですが、、、

1979年、タムロンが売り出した焦点距離90mmのマクロレンズはその性能が評価されて「タムキュー」という名称で親しまれているロングセラー品。

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タムロンのサイトでもその略称とともに紹介されいてます→https://www.tamron.com/jp/consumer/sp/tamron90mm/

先日、そのタムキューがキヤノンボディに付いて入って来たのですが、何となく新鮮な感じがしました。アダプトールマウント時代のタムロンですから、キヤノンFD用アダプトールを介せば当然キヤノンボディに付くのですけどね。

ちょっと考えてみたら、もしかしたら~画像のFTbにはAE機能がありませんが、AE-1で始まるキヤノンAE機はシャッタースピード優先機で始まりますし、全般的にもそっちのイメージが強いですよね。それに対して、ニコンはFEやEMがそうであるように絞り優先のイメージが強いですよね。

マクロ撮影では絞り優先の方が重宝する条件が多そうなので、キヤノン+タムキューのイメージが湧かなかったのかな!?と。

どうでしょう?当時のユーザーもそういう理由から、キヤノン+タムキューで使用していた人は少ないんじゃないでしょうか?知らんけど(>_<)

 

ちなみに、「ナショピー」はナショナルのストロボのことで、ストロボの型番がPEから始まることからそう呼ばれているようです。「バケペン」はペンタックス67のことで、35㎜一眼レフをそのまま巨大化したようなデザインから化けもののような見た目に由来しているようです。

 

Gallery 463にて、「中田稔 開場しないギャラリーで個展」開催中です(9月10日11日13日14日の4日間)。

 

 

2026年9月10日 (木)

1971 5-31

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カメラの底面に何かが記されていることって時々あります。

会社などで使われていたであろうカメラの場合は、管理番号みたいなものが知るされていることがありますし、個人使用されていたカメラの場合は昭和の古いものだと、名前や住所などが記されていることもあります。最近の人は書かないでしょうけど…。

電池蓋の上や横に交換したであろう年月なんかが記されていることも。

今回の個体には「1971 5-31」と記されていました。記されているのは数字だけですが「1971年5月31日」で間違いないと思います。まさか自分の誕生日を貼る人は居ないでしょう…。

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多分、購入日だろう〜ということで、キヤノンFTbの発売日を調べてみたら~1971年3月だったので、発売早々に買われたんでしょうね。

そう思って、このブログを書きながらカメラの底面に貼られたシールを改めて確認したら、手書きの文字じゃ無いんですよね…。1971年だとワープロとか無かったので…後年になってから購入日を確認して貼ったんですかね。

それはそれで几帳面(^_^)

 

Gallery 463にて、「中田稔 開場しないギャラリーで個展」開催中です(9月10日11日13日14日の4日間)。

 

 

2026年9月 9日 (水)

ヘルメット…

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

★今週土曜12日は、臨時休業させていただきます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四谷三丁目。ヘルメット被ったまま…が気になったのですが…。

ここはみずほ銀行に併設されている宝くじ売り場。通常の店舗やそれこそ銀行の店内にヘルメット被ったままで入店するのはご遠慮くださいの対象になるんでしょうが、こういうシチュエーションならOKなのか。

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2026年9月 8日 (火)

気に入ったデジカメって

★本日8日(第2火曜)と明後日9日(水曜)は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

★今週土曜の12日は臨時休業させていただきます。

 

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お客さんカメラのパナソニック「LUMIX TX2」です。

赤いラインがカッコイイ!と思ったものの、ここら辺のデジタルカメラの勉強不足なのでお客さんに教えてもらいました(^^;)

パナソニックのTXシリーズというのは、「1型センサー搭載の高倍率ズーム付き小型ボディ」がウリのシリーズ。TX1が2016年に登場して、このTX2が早々に2018年登場。その4年後の2022年に登場したTX2Dはごくごく僅かな仕様変更のみ。今年登場したTX3では電子ビューファインダーが無くなってしまったので、このお客さんは残念がっていました。

2018年発売のTX2を買ってから、8年の間に同じTX2を4台も買ったというのです。

お客さんの話からこの機種が相当気に入っている様子が感じられたので、多分そうだろうな~と思って聞いているとやはりそうでした。壊れた個体もあっての買い替えもあったようですが、かなり気に入った機種で後継機に満足していない(電子ビューファインダーが無い)とありがちな~予備機も買われているんですよね。

フィルムカメラの時代と違って「直して使い続ける~」というのが難しくなってきていますからね。

*予備機は私も持っていることを話題にしたことありました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2026/01/post-84da.html

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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我楽多屋のウェブサイト内、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」更新しました。

第323回目のテーマは「お店にリュックやバッグを持ち込んではいけないという国際的なルールがあります」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

*閲覧は2026年12月まで

 

2026年9月 7日 (月)

ボディ×・レンズ○

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ここまで極端な例も珍しく思います。と言っても、画像は既に動作のチェックや外装の掃除を終えた後なので、見た目でどうこうの実感はしてもらえません、スミマセン。

持ち込まれた、ミノルタ一眼レフボディ2台とレンズ4本。長年ご自宅のどこかに放置されていたんだと思います。外装はかなり…醜かったです。埃まみれというより、少し土の色も付いたような汚れも付いてました。

カメラ2台はどちらも不動。XEは電子シャッター機なので壊れている確率高めですが、SRT101は機械式シャッターのカメラなので、長年放置されていたとしても案外動いたりするもんなので、2台が2台とも壊れてる…って、確率的には低いのかも…。

それに対して、それらカメラに装着されたままの標準レンズと標準ズームレンズも、外装はカメラ同様に汚れていましたが、どちらもレンズ内はカビが生えることもなく、この頃のロッコールに見られがちな…全体的に薄くくもった症状も無し。これもロッコールにありがちな絞りの粘りも無し。

さらに、交換レンズとして保管されていた望遠と広角レンズ。いちおう円柱状のケースに入っていましたが、リアキャップされないまま…劣化してボソボソになった内張りまみれだったわりに、標準系と同様にレンズの中は綺麗。

どういう環境で保管されていたのか?想像するのがちょっと面白いかも。

あ、広角レンズに付いていたフードとフィルターだけは、手入れする前の状態で残っていたので画像を載せておきます。やはり画像ではイマイチ伝わり切らないかもしれませんが、これソフトフィルターとかじゃないですからね。フィルターの向こう側にある指がかなり霞んでますよね…(>_<)

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2026年9月 6日 (日)

Pilot MAGAZINE

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「Pilot」というブランドの35ミリフィルム用のケースです。「Pilot MAGAZINE」と記されたシールの窓部分には「LEICA-M3」とも記されていますが、一般的なパトローネや他機種のフィルムマガジンでも使えそうですけど。

話題にしたい理由はちょっと凝った仕様になっているから。上の蓋側と下の底側の間に、小さな窓が開いた黄色い筒状のものを挟むようになっています。

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黄色い筒にある小さな窓は、その下に貼られている赤と白の帯に記されている文字を見せるためのもの。白帯側の文字を見せる時と赤帯側の文字を見せる時で、黄色い筒の上下の向きを変えます。

赤白の帯に記された文字は、赤と白のそれぞれに「PAN.S」「PAN.SS」「PAN.SSS」「COLOR」「T.COLOR」が記され、追加で白にだけ「EMPTY」が記されています。文字に合わせて小窓の位置を決めて蓋をキチッと閉めると、黄色の筒の部分がズレることなく固定されます。

文字はこんな風に見えます。

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実は最初、「何で白と赤があるのか?」と一瞬だけ迷いましたが、すぐに「未撮影と撮影済で分けるためだろうな~」ということには気付きました。赤と白のどっちが未撮影で撮影済かは各個人が決めれば良いのだろうと。

が、白にだけ「EMPTY」があることに気付いて…白が未撮影みとするのが自然なのかなぁと思いました。だって、撮影済みのEMPTYって変ですよね。

 

Gallery 463にて開催中の、一周年記念写真展「加納満 小品展」は本日9月6日最終日です(17時まで)。

 

 

2026年9月 5日 (土)

フィルターのキズ

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京セラ(ヤシカ)コンタックスの時代にカールツァイスのレンズ用に売られていたフィルターです。

プロテクターやスカイライト、色フィルターなどは「コンタックス」ブランドが記された日本製フィルターだったのですが、このソフター(いわゆるソフトフィルター)だけは「カールツァイス」ブランドであるうえに「WEST GERMANY」とまで記されていました。

ソフトフィルターというと、これに限らず日本のケンコー製もキズが付きやすいようで日頃から少し気にしてチェックしています。

そもそもがソフトな描写にするソフトフィルターなので、少しくらいのキズは撮影結果への影響は気にしなくて良いのでしょうが、中古とはいえ商品として売る場合には気を遣います。微細なキズも気にするお客さんが一定数いらっしゃるから。

画像の個体。どうでしょう?

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よく見ると細かいけれども、確実にキズがそれなりの数あるんです。

それでもこのキズが描写に与える影響なんて…なのですが、これだけ目に見えるキズがあると普通に売ってはいけないと判断しています。

 

Gallery 463にて開催中の、一周年記念写真展「加納満 小品展」は明日9月6日17時までです。

 

 

2026年9月 4日 (金)

赤ベロ

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画像のオリンパス・ペンEE-2を始め、オリンパスの同時期の類似機種でよく言われる「赤ベロ」。

これはもちろん俗称であって、説明書にはそんな呼び方はされていません。でも、かなり親しまれている俗称であると思います。

露出不足の条件でシャッターを切ろうとすると、ロックが掛かってシャッターを切れないようにする機能があって、その時にファインダー内にサインとして出て来る赤い板状のものを「赤ベロ」と呼ぶのです。

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この個体の赤ベロ、人や風景を撮ろうとして普通に構えた状態では露出不足だとちゃんと赤ベロが出て来るのですが…。

強制的?に赤ベロを出そうとしてカメラに明らかな露出不足と思わせるべく、カメラを下向きにして受光部を手のひらでガバッと覆ってシャッターを切ったら~赤ベロが出ずにそのまま切れてしまったのです。

何度か試してみても、やはり~カメラが下向きだと露出不足でも赤ベロが出ないらしい…。どこかの部品が消耗や破損したことで、カメラを下に向けることによる重力の影響を受けてロックが実行されなくなってるんでしょうね…!?

そういえば、以前にカメラの向きによってミラーの動きが悪くなる一眼レフボディがありました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/05/post-02d5.html

 

Gallery 463にて開催中の、一周年記念写真展「加納満 小品展」は残り会期あと2日です!(9月6日17時まで)。