LeitzのSOOTF
「気付いて良かったシリーズ」と言いつつも、厳密には⁈まだシリーズ化などしていませんが…店に並べる品物を検品中に「これは気付いて良かった」と思うことが時々あります。
それはカメラやレンズの動作部分だったり・どこか部品の欠品だったりするのですが、パッと見で気付けなかったり、実際に使ってみないと気付かないようなことで、うっかりと問題無しと判断して売ってしまうと、後でお客さんに迷惑をかけてしまいます。そういう微妙な点はお買上げになるお客さんも気付けないことが多いものです。
今回気付けたのは、ライツ純正アクセサリー「SOOTF」。
ズマリット用のネジ径41mmフィルターやズミタール用のネジ径36.5mmフィルターを、エルマーなど外径36ミリのレンズに被せて使えるようにする、いわゆるフィルター径の変換アダプターです。雌ネジが2種類切ってあるので、2サイズに対応するのがポイント。
しかし、この個体はよ〜く見ると、36.5mm径の雌ネジ(上の画像で黄矢印の先)は切られているんですが、41mm径の雌ネジ(同じく青矢印の先)が無いのです…。
もともとネジ切りされていないエラー品なのか、それとも、ネジ山を削ってしまったものなのか、SOOTF自体を僅かに削ってしまったモノなのか…別個体と比較出来ていないので、まったく不明です。
流通量少なめのアクセサリーですから、探されていた人が「見つけた!」と喜んで買って行かれて、41mm径フィルターを付けようとしたのに付かない…なんてことになると、相当にガックリとしたダメージを与えてしまいますよね。それを防げて良かったです。
ちなみに〜というか、36.5mm径を付けようという方には問題ありません。
- 我楽多屋のFacebookページ(https://facebook.com/garakutaya.camera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。
- 更新は少ないですが…X(旧ツイッター)(https://twitter.com/arrowgarakuta)とインスタグラム(https://www.instagram.com/arrow.camera_garakutaya/)もあります。