我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年2月

2025年2月 7日 (金)

minoltaネーム入りのこれ

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「minolta」のブランドネーム入りのこのアクセサリーについて教えてもらいました。

そもそも初めて見たような気がしますし、これを単体で見たとしても...何か推測するのに難儀しそう。

これをフラッシュキューブ用のソケットに挿すことで、フラッシュバルブ(AG球)を使えるようにするアダプターなのです。

フラッシュキューブは交換無しに4発光させられる便利なものですが複数持っていると嵩張るので、このアダプターを使えば持ち歩くのは小さいフラッシュバルブだけで済む~というのがこのアダプターのウリだったのかどうか?実際のところは分かりません。

教えてくれたお客さん的には~フラッシュキューブを入手するのが非常に困難になって来た今、フラッシュバルブならまだ時々見つけられるので重宝している~とのこと。

ここら辺の話になると意味不明な世代の人もいらっしゃるでしょうから、下の画像で少し説明してみます。

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赤色の矢印はミノルタ16用のフラッシュバルブ用フラッシュガンです。緑色の矢印はAG球のフラッシュバルブ。このフラッシュバルブを赤色の矢印のフラッシュガンに挿して、1発光させるごとにフラッシュバルブを交換して使います。

黄色の矢印はミノルタ16用のフラッシュキューブ用フラッシュガンです。青色の矢印はフラッシュキューブ。このフラッシュキューブを黄色の矢印のフラッシュガンに挿して、1発光ごとに回転させて4発光させられます。

そして、本日の主役?白色の矢印のアダプターを使うと、青色の矢印のフラッシュキューブ用フラッシュガンで、赤色の矢印のフラッシュバルブを使えるようになるのです。

こう説明をすると、そのアダプター無くてもフラッシュガンを変えればいいんじゃ?という意見も出て来るでしょう。多分、フラッシュガンを2つ持つよりはアダプターを買った方が安上がりだったんじゃないかと思います、当時は。あと、ミノルタ16のラインナップには無いようですが、コダックの110カメラなどカメラ本体にフラッシュキューブ用のソケットしかないカメラもあるので、その場合は重宝しそうですよね。

minoltaのこのアダプターの存在を教えてくださったのは、数日前に話題にしたアーガスAの持ち主さん。あの時のアーガスAにこのアダプターが付いてました。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第303回目のテーマは「私はプラハやパリのカメラ屋さんに行くわけですから、その逆の流れがあっても不思議ではありません」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html

 

*閲覧は2025年5月初旬まで。

 

2025年2月 6日 (木)

お気の毒になってしまう...

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買取り依頼でお持ち込みいただくと、かなりお気の毒になってしまうのが普及機~中級機にかけての「フィルムAF一眼レフ」系。

特にこのペンタックスMZ-5はかなりの確率で、シャッターやミラーに不具合が発生して撮影不能なことが多いのです。画像の中の個体もご多分に漏れずでした…。

これら一式、30年近く前とはいえ新品当時の合計価格で150,000円くらいだったはず。そして、見ため未使用に近いくらいに綺麗で使用回数も非常に少なそうなので、余計にお気の毒。

幸いレンズにカビは無くてくもりもほぼ無し。フラッシュはさらに使用感が無く、電池装填されていなかったので全く使っていなかったのかも状態...発光もしました。

ただ…ラバーフードは元箱の中でビニール袋にも入ったままで、未使用というか未開封なんじゃ?レベル。でも、それが怖いんですよね。

取り出してみると想像通り。ラバーが変質し始めていて、どちらも少し変形していて円形に広がらないし、標準ズーム用は手を離すと畳んだ状態に戻ってしまう始末...。

中古市場での商品性が低いので買取り対象外とする業者もあるかもしれませんが、我楽多屋はお断りすることなく対応させていただくようにしています。

 

 

2025年2月 5日 (水)

木板

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、今週も荒木町裏路地です。

大きな木板を持って歩いている人とすれ違いました。

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2025年2月 4日 (火)

人のアーガスに惚れる

★本日2月4日は第1火曜日なので、営業する火曜日です。

 

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数日前のお客さんカメラなんですが、一目見た時に「うわっ!」って思っちゃいました。

黒いボディのアーガスAは見たことありますが、この色は初めて。もしや後塗り?とか疑ったりしましたけどオリジナルだそうです。

勘のいい人なら、このお客さんがこの人であることがお分かりになるでしょう。もう一台写ってるカメラがマーキュリーなので…。

まず、「ミリタリー感溢れるサファリカラー」(←ネット上で見つけた表現)に惹かれました。そして、その色が褪せたり擦れたりしているので、さらに魅力を増しているんです。だからって、個人的にミリタリー系が好きな訳ではないんですけどね。

このカメラを単体ではなくて、フラッシュバルブを光らせて撮影するためのフラッシュガンを付けるためにブラケット(我楽多屋で以前に買ってもらいました)を装着。シンクロ機能がないので、シンクロ機能がプラスされたレリーズとフラッシュガンをコードで繋いでいます。

前にも似たような感じの色のお客さんカメラに惹かれたことがあったのを思い出しました。

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このライカM4は後塗りです。

 

 

2025年2月 3日 (月)

「S」マークのこれ何?

本日2月3日(月)、開店時間を2時間繰り下げて12時開店とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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数年前に2度ほどFacebookページでは軽~く話題にしている、「S」マークの付いたちょっと風変わりなキャップ状のもの。

この前このキャップ状のものについて、長年に渡って我楽多屋にご来店くださっているM田さんから「これは何ですか?」と質問されました。M田さんは、田中長徳先生から「分からないことがあったら前田さんに聞け!」と言われるくらいにカメラや写真のことについて詳しい生き字引のような方。

私が正体をお伝えすると、「おぉ勉強になりました」と最敬礼されたのです。

これって、凄くないですか!?

中古カメラ屋30余年やって来て、トップレベルの自慢話なんじゃないかと思っています(^^)

でも、私がこれを何か知るキッカケになったのは~マニアじゃないと言い張る常連さん(常連でもないと言い張る)に教えてもらったからなんですけどね(^^;)

最後に発表、このキャップ状のモノの正体はスリックの三脚マスターシリーズの雲台側面に付いてるキャップなのです。 

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2025年2月 2日 (日)

Trioplanなんだけど~

★今日明日、営業時間に変更がありますのでお知らせします。よろしくお願い申し上げます。

  • 2月2日(日) 10:00~16:00(閉店時間1時間繰り上げ)
  • 2月3日(月) 12:00~19:00(開店時間2時間繰り下げ)

 

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今週火曜日のブログで紹介した、お客さんレンズ「Supreme 10.5cm/F2.8」の人。

後日、同じく開放域で独特なボケが出る「Trioplan 100mm/F2.8」を見せに来てくださいました。

このレンズは今、プラクチカマウントだと妙な値上がりをしちゃったりしていますが、エキザクタマウントだとそうでもない…と言いつつ、ご持参くださったTrioplanを付けてるエキザクタマウントのボディがえらいマニアック!

アメリカで売られていた「Sears 32B」というマミヤのOEM製品です。

 

 

2025年2月 1日 (土)

Classicを名乗ってるってことは

★2月は月初早々、営業時間に変更がありますのでお知らせします。よろしくお願い申し上げます。

  • 2月1日(土) 12:00~19:00(開店時間2時間繰り下げ)
  • 2月2日(日) 10:00~16:00(閉店時間1時間繰り上げ)
  • 2月3日(月) 12:00~19:00(開店時間2時間繰り下げ)

 

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この革バッグが持ち込まれた時、中にはコンタックスⅡaとリコー500DeLuxeが入っていました。

それなりに埃を被っていたので、カメラと同じように半世紀以上前の年代モノかなぁと思ったりしていました。

が、埃を落としている時に前面下部に型押しされている文字に気付いて読むと、「Classic Gadget Camera Bag」の文字。「Classic」って書かれてるってことは、古いもんじゃないのね…。

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型押しされた文字の横の金具も表面がかなりくすんでいたんですが、画像は水分を含ませて布で拭いた後。

背面に小さく「HAKUBA JAPAN」の型押しもされていました。1997年のカメラ・写真用品カタログを確認したら載っていません。それよりも前の世代か後の世代か?私は後の世代の製品のような気がしますが…どうでしょうか!?

何をモデルにしたのかは分かりませんが、半世紀以上前のこういう形状の革バッグは時々出て来ます。でも、ストラップがかなり劣化していて切れそうなものがほとんど。このバッグのストラップはかなり安心して使えそうだし、改めて中をみたら~内装も劣化なくシッカリしています。