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2026年5月

2026年5月 1日 (金)

LEICA ANATOMIE

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一言で言うと「凄い本」が出ました。

ライカとライカ型カメラについて、実機での検証および様々な資料をもとに解説した研究書「LEICA ANATOMIE」。

書店には並ばない自費出版の本ですが、特別な縁があって我楽多屋で販売をさせていただくことになりました。

もの凄い情報量なのでそもそも私も全然読破していませんし、いい加減な解説は失礼なので、著者ご本人の解説を添えます。

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バルナックライカ誕生前夜から終戦期に至るまで、ライカおよびライカ型カメラの系譜を、徹底的な分解検証を交えてまとめた一冊。

発売後も進化を続け、エポックメイキングな存在となったライカは、やがて各国で模倣の対象となり、需要に応える形で模倣品や非正規改造品が生み出されました。

とりわけ日本ではコピーライカやライカの影響を受けた機種が次々と登場します。

本書ではまず、既知のつもりで見過ごされがちなライカの特徴や歴史を丁寧に解説。見慣れたはずのライカに対する視点が一変するはずです。

続いて、ライツが純正で提供していた改造サービスについて、複数のバリエーションを実機分解により詳細に検証しています。

さらに、レンズ交換式かつ距離計連動という革新的要素を備えたライカを模倣した、日本およびロシアのカメラにも迫ります。中でも、精機光学時代のハンザキヤノンやセイキキヤノン、そして同系譜にあたる光学精機社(のちのニッカ)に関する研究は、本書の中でも大きな比重を占めています。

加えて、昭和初期から戦中にかけて需要が高まった日本国内における非純正改造や、ロシア製とは異なる、ごく少数存在したと考えられる国産フェイクライカにも踏み込んでいます。

そのほか、レンズシャッター機への改造サービス、初期のレオタックス、理研光学工業によるライカ風裏紙付きフィルム機など、多角的な視点から検証した充実の内容となっています。

作例写真も収録したフルカラー224ページ。ライカ100年、キヤノン90年という節目に刊行された記念的研究書です。

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関心のある方、我楽多屋では手に取って開いて見ていただける見本を1冊用意していますので、ぜひ足を運んで見てください。そのうえでお買い求めいただけるようにしています。

  • LEICA ANATOMIE(ライカ アナトミー)
  • 著者:工藤由香里
  • 価格:18,000円(税込)
  • サイズ:210mm×297mm×16mm