アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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我楽多屋で買ったモノ・マガジン 第234回

日本製Kingの小型三脚クランプと

西ドイツ製Kingカメラのマッチングがよろしい

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ワールドフォトプレスが出しているモノ・マガジンというのは、ガジェット系の雑誌の中で1番歴史があります。20年ほど前にこの雑誌でセコハンカメラ道という連載をやっていました。

このたびRicohが新しいカメラGR3を出して、その特集が48ページというので最新号で私もお手伝いしました。

たいして進化のないGRなんですが、今の時代その進化があまりないということが、実は新型デジカメの魅力になっているようです。そうしてここまでいけば1番最初のフイルムカメラのリコーGR1も出してもらいたくなりますね。

我楽多屋さんが扱っている商品というのは、その意味でデジタルカメラよりもはるかに先を行っているフイルムカメラの遊び場というわけで、そこがすごいと思います。

二代目さんは親切ですから、若いフイルムカメラを勉強している人たちが来ると親切に教えてあげていますが、私に言わせれば我楽多屋さんに来るような青少年は、もうちょっと事前にフイルムカメラについて勉強してもらいたいと思います。これは私ひげ爺からのお願いです。

それでこのあいだ手に入れた素敵なガジェットがこれです。日本のメーカーKingが作った正式の名称は何と言うのかわからないのですが、テーブルとかそういうところでちょっと固定して、その上に自由雲台が付いているという非常に便利なアクセサリーです。そのお値段が黄色いシールでお分かりのように500円。これ1つあればもう三脚も小型三脚もいりません。

このキングのデバイスの凄いところはユニバーサルジョイントがダブルになっていることです。だからかなり細かいアングルでカメラを設定することができます。こういうのって、昔は日本のものづくりの伝統とか言ったんですよね。ここら辺はライカの卓上三脚より進んでます。

さて、その小型三脚につけるカメラと思って佃島のガラクタ箱を探していたらこれが出てきました。かつての西ドイツ製のKingというメーカーです。

まぁ極東の島国のKingと、かつての西ドイツのKing、2つのメーカーは当時はあまりにも離れていましたから、お互いにパテントを争うなどということもなかったに違いありません。

Kingは大衆的なカメラを作っていたメーカーですが、その中で1番ハイレベルだったのが1957年頃に作られたRegula3dです。これはレンズ交換式なんですね。それでいろいろなちょっと変わった癖玉を選ぶことができます。レンズシャッター式のレンズ交換カメラというのは好きでたくさん集めていますが、このカメラはランキング上位ということです。

そういえば、二代目さんも性格がああいう人ですから、かなり変なドイツ製のカメラを持っていて、彼が1番気に入っているのはライカではなくて、同じ街Wetzlerで作られたLeidorfというレンズシャッター式のレンズ交換ができるカメラです。これもかなりレベルの高い作り込みの良いカメラで、その表面の仕上げ等は同じ街の「三流メーカー」であるライカの会社などより仕上げがいいんですね。皮肉なものです。

この小型三脚の使い道なんですが、正しくはiPhoneをくっ付けてビデオニュースを撮ることにあります。ただしiPhoneには三脚穴が付いていないので、今からどうしようかと思案中です。

私がビデオニュースを撮るときは、そこら辺にガムテープでiPhoneをくっ付けて撮影したりするので、途中でテープが外れて下にiPhoneが落ちるというような事故がありました。このデバイスを手にいれたのでちょっと三脚に固定すれば素敵なビデオニュースが撮れると思います。

 

 

(2019.4)