アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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我楽多屋で買ったモノ・マガジン 第214

ローライフレックスより、Kalloフレックス

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最近、東京のバスで動き回っているときに四谷三丁目の1つ手前のバス停、つまり荒木町なんですけれども、そこをベースにして動くことが多いです。

渋谷行循環というのがあって、これは早稲田大学正門から千駄ヶ谷から原宿そして渋谷にかけて東京の見所を巡回しています。

しかも巡回路線なので私が嫌いな渋谷に降りる必要がありません。乗っているだけで宮下公園からまた四谷三丁目の方に戻って来てくれます。

これいいですよね。マンハッタンでこの規模でリムジンをチャーターしたら500ドル以上かかります。

それで連日ガラクタ屋さんに顔を出したりするのですが、この前の土曜日はゴージャスでした。

例の悪の枢軸さんのメンバーの3人のうちの2人が揃ったり、23歳のライカ使いの青年がやって来たり、偽ライカ愛好会のメンバーが登場したりしました。

要するに、ここはクラシックカメラ交差点というと高級すぎるから言い方を変えて、ガラクタカメラ交差点とでも呼びましょうか。

その前の日、金曜日のガラクタ屋さんの在庫もちゃんと覚えていたので、その翌日土曜日の午後にお店の陳列ケースにあのKowa製作の非常に作りの良いKalloフレックスがあったのでそれを求めました。

このカメラはローライフレックスに対抗して、非常に良いアイデアを生み出したというようなところがあって、左手でカメラをホールドして右手でフイルム巻き上げとフォーカシングが1つの軸に操作が集約されているのです。本家のローライフレックスですと操作は右と左に分かれますから、逆に安定が悪いこともあります。

それでフォーカシングスクリーンはフレネルレンズではなくてコンデンサーレンズが使ってあります。こっちの方がピントの頭は見やすいですね。

私がKalloフレックスが好きなのはローライフレックスよりも金属密度が高いところにあります。カメラの金属の硬さというものがありますが、ローライフレックスよりもKalloフレックスの方が硬いんです。

だから逆に重くて持ち歩きはちょっと不便なんですけれども、その硬い感じがカメラの信用度につながります。

それでレンズはProminar75ミリが付いています。これも素晴らしいレンズです。

ローライフレックスの会社とKowaとはライバル関係にあったみたいで、ローライフレックスが66のレンズシャッター式の一眼レフを開発したとき、そのベースになるカメラというのがなんとKowa 66だったのです。これは資料写真で確認されています。

というわけで我楽多屋さんの在庫は日々変わりますので、理想的には毎日チェックするのが大事なようです。

 

 

(2017.7)