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我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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我楽多屋で買ったモノ・マガジン 第223

紐のついたレンズキャップを大人買い

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10年ほど前に出した私のライカの本で、そのカバーに世界的有名な写真家を3人掲載する予定でした。アンリカルティエブレッソンと木村伊兵衛と澤田教一です。

ブレッソンはマグナムから高い使用料金で借りてきました。澤田の写真は奥様からご快諾をいただき、確か無料で使わせていただきました。

もっともこれは私が担当したのではなくて、出版社の担当の方からの報告です。この方は今の皇太子殿下と同級生なんですね。

それはともかく、もうお一人の木村伊兵衛先生がライカを構えたところを拝借しようと思って、ある団体にお願いしたら断られました。

そんなカメラ本に大先生の御真影を使うのはけしからんという意味であったようです。それで残念ながら私のライカの本のカバーに登場したのは、ブレッソンさんと澤田さんでした。

ブレッソンの写真をよく見ると、彼はズミクロン50ミリレンズをつけていて、そこに紐のついたレンズキャップがぶらぶらしています。これかっこいいなーと思いました。アメリカ人のツーリストがやるやり方なんですけれども、ブレッソン先生がこれをするとインパクトが強烈です。

その直後にマンハッタンに行く用事があって、あちらの大手カメラ店で似たような紐のついたキャップを買ってきました。東京の大手量販店だってあることには違いないでしょうが探すのが面倒です。

我楽多屋さんの二代目に用事があって用件を終わって帰るときに、この紐つきレンズキャップが目に入りました。

我楽多屋さんが危険なのは最後の最後の瞬間にそういうものが目に入ってくることです。それで大人買いをしました。適当にレンズキャップ買って、戻ってから適当なカメラを探したらこんなことになりました。ヒットエンドランという感じですね。

 

 

(2018.5)