★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
神聖なるペンタキシアンの常連さんが発売早々の「PENNTAX 17」を見せに来てくださいました。
ネット上でメーカーのPR映像や入手した知人のSNS画像で数度と見ていましたが、百聞は一見に如かずじゃないけど、実機を触ってみないと何とも言えませんからね。
ただ、触ってみたところで本音を言っても私感でしかないし、下手なことを言って問題を起こすのも危険。
持ち主のペンタキシアンさんとはいろいろお話をさせてもらいましたが、ここでは一言だけ「やっぱり~(重量が)微妙に軽いなぁ…」。
ちょうど我楽多屋にあった、同じくリコーがかつて販売したフィルムコンパクトの2台と並べて写真を撮りました。
右上がPENTAX 17と同じハーフ判の「オートハーフ(SE2)」、左上の「FF-1」はこの大きさでフルサイズです。
前述の通り、今回実物を触らせてもらう前に映像や画像では見ていたので、PENTAX 17のボディが決して小さくないことは知っていましたが、こんな感じです。PENTAX 17を手に取っていろいろと話をした後に、この2台を持った時に「ちっちゃ!」と改めて思いました。
大きさと重さについてだけ話題にしましたが、実際に大切なのは使い勝手と描写ですからね。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
過去にもまったく同じ文面を載せているんですが、その時は「同時発売のKシリーズ3機種」という見出しの中で触れた内容だったので、埋もれてしまった感があったかもしれません。
でも、大学入試センターの共通テストに出題されるレベル(笑)なので、再度その部分だけピックアップしてみたいと思います。
それは、ペンタックスK2の露出感度設定方法についてです。
以下、再掲部分
『そして今回、前から気になっていたK2のフィルム感度設定の方法が判明しました。いつもああでもないこうでもないやってみたり、その結果リングが固着して動かなくなっていたり…なんてこともあって、いつも御座なりになっていました。実際、この部分が固着している個体の比率もかなり高いようです。
その感度設定方法。まず、黒のリング部分を回して、露出補正部を「1×」のところに合わせます。次に、黒の小さなノブを押しながら、銀色のリング部を回して感度を設定するのです。よく勘違いするのは、黒いノブを押して黒のリング部を回そうとしてしまうこと。これは間違えなのです。』
要点は2点、露出補正部を「1×」にすることと、黒の小さなノブを押しながら回すのが黒のリング部じゃなくて銀のリング部であること。
これをキッチリ覚えておくと、それなりの率で発生しているリングが固着して動かない個体なのかどうかをすぐに判断出来ますし。忘れてしまうと、固着しているのかどうか?操作方法の記憶が正しいのかどうか?の判断が怪しくなるうえ、押すノブの押す深さが浅いことや回すリングの幅が狭くて回しづらいことも相まってドツボにハマります…。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
最近(といってももう何年も経っているのかな?)またダイモテープを時々見かけることがありますが、最盛期は昭和40~50年代くらいだったでしょうか…。
その頃に使われていたフィルムカメラが出て来ると、ダイモテープで名前などが貼られていることが
ちょいちょいあります。
以前、「K.USUI」と記されたもダイモテープが貼られたカメラが出て来て、「毛薄い?」なんて話題で盛り上がったこともありました。
今回、カメラに貼られていたのは「S.NODA」。自分と同じ苗字の「NODA」が貼られていたのは初めてです。「Y.NODA」なら私と全く同じなので、剥がさずに私物にしようか!?なんて考えも起きてしまいそう。
「S.NODA」は私の母親と同じなんですがキリがないので剥がして、カメラは普通に売り物にします~!
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
★本日7月13日(土)、我楽多屋は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
大手新聞紙に「売れている~」的な記事が載るくらい!?話題になっている、「PENTAX 17」の発売日が昨日7月12日でした。
そのPENTAX 17がハーフサイズフォーマットを採用した理由は幾つかあるのだと思いますが、中古市場でも古いハーフサイズカメラのブームが来るんじゃないか???なんて思っちゃたりもします。
店にあるコニカオートレフレックス(オートレックスの輸出名)を改めて見て、何でこのカメラはフルサイズフォーマットとハーフサイズフォーマットの切り替えを出来るようにしたのか?と思ったりしましたが、両方出来るに越したことはないわけで。
それよりも、何故にフィルム装填したままでの切り替えを可能にしたんだろうか?の方が興味深いなぁ~と思いました。
で、過去にもコニカオートレックスを話題にしたことあったな~と確認したら、その時にも途中切り替えについて「予備フィルムを持参せずに外出したところ、思いのほか撮影カット数が増えてしまい、これじゃあフィルムが足りなくなる~なんて緊急時に、フルからハーフに切り換えたりするんっすかね?(笑)」なんて書いてました。11年経っても正解を得られぬまま…。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
★明日7月13日(土)、我楽多屋は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。
毎度ネタの提供ありがとうございます。常連Yさんが持ち込まれた物々交換のカメラ「リコーXR500」に『天』と『地!』と書かれたラベルが貼られていました。
本来なら「天」であろうペンタカバー部に『地!』のラベル、「地」であろう底面に『天』のラベル。
どういうことかと言うと、このカメラ、自分のミラーの重さに負けてしまって!?通常の構えではシャッターを切ると、ミラーが途中で止まってしまうんです。
でも、カメラの天地を逆にすれば重力に逆らう必要がないので、シャッターを切ってもミラーが途中で止まってしまうことはありません。
上がり切ったミラーが戻る時に重力に逆らうんじゃ?と心配された人、安心してください。上がったミラーはその反動で!?元に戻ります。
ちなみに、縦位置での構えは、どっち向きの縦でも大丈夫です。
わりと最近、似たようなカメラを紹介しましたね→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/05/post-02d5.html
あ、この場を借りてYさんにご報告しますが~ご丁寧にラベルまで貼って状態をお知らせくださいましたが、この状態では物々交換の査定は不動品と同じような扱いになってしまうこと、ご承知おきくださいませ(>_<)
*「自分のミラーの重さに負けてしまって!?」および「上がったミラーはその反動で!?」は、かなり憶測に近い表現で、物理的な証拠はありませんので…悪しからず。
我楽多屋って、利用いただいているお客さんのご家族にも案外とウケがいい店みたいです。
考えてみれば売っているものの単価が低いので、特に家庭内警察!?などと呼ばれる奥様などからしたら、カメラ屋へ行って高価なものを買ってくるのでは?という疑念を持たなくて済むのかもしれませんね(^^)
何でこんな話題をしているのか~というと、ライツ製の革バッグ(ムービーカメラのライキナ用)を見ていたお客さんの話によると、以前に奥様と一緒にご来店された時、奥様がいい感じのドイツ製の革レンズケースを見つけられて、レンズ以外の物を入れて使われているのだそうです。だから、我楽多屋に良いイメージを持ってくださっているようなのです。
そういえば、我楽多屋が定休日を設ける直前に1週間連続でご来店くださって史上唯一の皆勤賞を達成されたKさんも、かつて小さい娘さんと一緒にご来店くださったことがあって、その時に娘さんが色フィルターが綺麗!と買って行かれたことがありました。
そのKさんも休みの日に出掛けようとすると、娘さんから「我楽多屋さんへ行くんでしょ!?」と言われるようになった(^^)なんて微笑ましい話を聞かせてもらったことがあります。
店としては、ご家族にも好かれている~ってのもとても嬉しいお話です。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
★本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
昨日、ペトリV6Ⅱ(上の画像左側)の動作チェックをしている時に気付きました。
このカメラ、シャッターを切った時にフィルムカウンターが進むんです。今まで同じカメラを何度も触って来ているのに違和感を覚えることなかったんですが、今回はとても気になってしまいました。
で、同じペトリのFTE(上の画像右側)で試したら、巻上げレバーを巻き上げた時にフィルムカウンターが進みます。こちらはごく自然に感じられました。
だって、店にあるカメラを全部じゃないですが10数台で確認したところ、全てが巻上げた時にフィルムカウンターが進みましたからね。これが普通なんです。
まさか今回チェックした個体だけ何かの間違えでそうなのかもしれない…ということも有りえるので、私物のペトリV6があることを思い出して確認しました。私物のV6もシャッター切った時に進んだので、ペトリの一部にそういう仕様があるってことになります。
そうだそうだ、ペトリペンタも持っているので確認しようと思ったら、、、これは私の所へやって来た時から不動品なので確認出来ずでした(>_<)
下の画像、上側がペトリV6Ⅱで下側がペトリFTE。FTEを含め、世の中ほとんどのカメラは巻上げレバーがあるボディ右寄りにフィルムカウンターがありますが、V6Ⅱはボディ左側にフィルムカウンターがあるのです。これがカウンターの進み方の違いを生んでいる理由なんでしょう。でも、何でV6Ⅱは左側にあるんでしょ???
追記:巻上げレバーが底面にあるカメラ数機種も試してみました。巻上げレバー底面でフィルムカウンター上面というパターンでも巻上げた時にフィルムカウンターが進みました。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
言葉だけでは説明しづらく...画像を付けて詳しい人ならやっと分かるレベルのネタ~を持って来る常連Yさん。これはちょっと嫌がらせなのか?と思ったりしながら書いています(笑)。
まず、フロントキャップを付けた状態では変に疑いの気持ちを持たなければ、リコーのパンケーキレンズだろうなぁと思うわけです。
でも、キャップを外すとこんな状態なんで、なになに?と思ってしまいます。
ヨミ通りにXRリケノン45mm/F2.8であれば、こんな姿をしているはずなんですけどね。
そこで、Yさんが得意気に説明されたのは、XRリケノン45mm/F2.8の名板が外れてしまったものをジャンクで見つけたのだそうです。名板が欠品しているわけじゃなくて接着が剥がれているだけなので、貼り付ければ良いだけのものを。
その外れた名板を裏返しに置いて、上からリング(52→55のステップアップリング)で締め付けて固定したら、まるでフードドームを付けたようなデザインになったんです!と。ケラレもないそうです。
それを聞いてから改めて見る(上から2番目の画像)と、確かに!って納得できます。
が~えらいマニアックな話ですよね…。日頃から「通りすがりのただのカメラ好き」を自称する人が言うレベルの話じゃない。
こちらから一点ツッコミを入れさせていただくと~ステップアップリングで押さえているということは、フロントキャップは45mm/F2.8本来のキャップよりワンサイズ大きくなっているわけで、ちゃんと「RICOH」ネームが入ったワンサイズ大きいキャップをお持ちになっていて、やはりマニアックだなぁ。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html