我楽多屋で買ったモノマガジン更新
我楽多屋のウェブサイト内、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」更新しました。
第316回目のテーマは「ウィリアムクラインのラピッドワインダー式のキャノンレンジファインダーカメラ」です。
こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html
*閲覧は2026年5月初旬まで
我楽多屋のウェブサイト内、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」更新しました。
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*閲覧は2026年5月初旬まで
Kenkoと記されたこの黒いケース。中には角型のガラスフィルターが2枚入ってました。
これは、Kenkoが「テクニカルグラス」と呼んでいる、ワセリンや油などを塗布するなどして特殊効果を演出するための素通しのガラスと思います。
このケースについて、ある人が中の作りが木枠なので「時代を感じるね」と言われました。
確かにそうでしょうね。特に大量に生産されないものであれば、木で作ってしまう方が生産コストを抑えれられた時代の頃のような気がしますし、「枠」の無い「ガラス」だけの製品ということであれば、木枠でガチッと保護する方が安全かもしれません。
このテクニカルグラスは既に生産終了しているようですが、まだウェブには載っています。2000年始め頃の製品情報には現行品で載っています。
「時代を感じるね」から、このケースがいつ頃のものか考察したくなりました。
一緒に入っていた紙に記されていたKenkoさんの本社住所が練馬区中野南なので、1969~1997年のものであることは調べがつくのですが、その期間が幅広過ぎて「特定」というレベルまではいきませんね。
いつ頃まで、この木製枠のケースに入っていたのかどうか?気になるところです。
ストラップとカメラを繋ぐ部分が専用金具になっているカメラで、純正の専用金具を失くした時に何か別の代用品を使うことは、安全性からなるべく避けた方が良いことだと思っています。思わぬタイミングで金具が外れてカメラを落とす可能性があるからです。
それ用に作られたサードパーティー製ならまだしも、「〇〇(他のカメラ)用の金具がイイ感じに代用できるよ!」という情報が稀にあっても、安全性を重視して~その手の情報は覚えないことにしています。
覚えた情報をお客さんに伝えて、万が一にカメラを落とすなどの事故があった時のことを考えると、そもそも覚えないことが一番だと思ってるからです。
これからちょっと派生した話で、先日お客さんが「このブロニカS2後期~EC用のストラップ(上の画像)ってダメなんですよね。外れてカメラを落とすんです」と言われました。
私は今までそういう情報を一度も聞いたことがないため、どういうこと?と思ったので、正しく適合するカメラに付けてのことなのか?劣化などした特定の金具のことではないのか?製造当時からの欠陥に近いことなのか?を確認しましたが、そのお客さんは「良くある話みたいです。赤城先生も言われてました」と自信あり気。
それが事実なら、中古カメラ屋として今後このストラップが出て来た時に安心して売れなくなるので…非常に気になるのです。
ということで、お名前が登場した赤城耕一先生に直接メールを送って聞いてみました。すると~DやS2前期型のストラップ金具(下の画像)の着脱方法にコツがあって、ちゃんと付けたつもりが付いてなくて…持ち上げようとして外れる~というのを何かに書いた記憶があることや、そのコツをずいぶん前に三共カメラの秋沢さんに聞きに行ったことがあるなどの返事くださいました。
三共カメラの秋沢さんの話は全く同じことを私もしていて、過去のブログ記事にしています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/10/post-e02c.html
とはいえ、まだS2後期~EC用金具の不具合の件が明確になったわけではありません。情報をお持ちの方がいらしたら教えてください。
★本日2月3日は、第1火曜なので我楽多屋は営業する火曜日です!!
先週、話題にした単独距離計はChatGPTもその出自について認識していなくて、勝手な考察の結果「物としての面白さ★★★★★」と評価しました。
ところが、読者から貴重な情報提供をいただきました。
あの距離計に記されていた「C.H」はかつて、美篶(みすず)商会で販売していた写真関連用品に付けられていたブランドであるとカメラwikiに記載がありますよ~と。
こちらです→https://camera-wiki.org/wiki/Misuzu_Sh%C5%8Dkai
そこには、1936年のアサヒカメラに広告掲載されていた事実が載っていました。ただ、そこにこの距離計は登場していませんが…。
ChatGPTの考察「1920~30年代、ドイツ製 外付け距離計、輸出ブランド「C.H」刻印」には誤りがあったことが判明しましたね…。年代はいい線を行ってましたが、製造国はドイツではなくて日本のようですから。
私も国会図書館で探してみました。やはり距離計はありませんでしたが、確かに「C.H」の製品が出ています。
『アマチユア・カメラ』4(11)(47),玄陽社,1935-11. 国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/1498413 (参照 2026-02-02)
★Gallery 463にて、開催中の澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」は本日2月3日(火)最終日です!(12時~17時)。
時々お客さんから我楽多屋で見つからなかった品物について、「どこ行けばありますかね?」と無機質に聞かれることがあります。
実際そうだし感情的にも「さぁ、他のお店の在庫まで把握していません」なんて答えちゃうことがあります。
もし同内容のことを聞かれるにしても「好きで欲しくて探してるんだけど、なかなか見つからなくて残念だぁ~」みたいな雰囲気で聞かれると、何か手助け出来ないかなぁ~なんて思いますけど。
画像のペンタックスSLは製造番号に見所のある個体です、「3000016」。
このカメラのことが他の中古カメラ店のSNSにアップされているのを見つけた私は、我楽多屋の常連さんでかなり~ペンタキシアンな方の顔が頭に浮かびました。
で、そのペンタキシアンさんに「こんなカメラが〇〇さんのSNSに出てますよ!」とメールを送りました。すぐに「急ぎ連絡してみます」とのお返事。
それから一週間後、ペンタキシアンさんがご来店。「この前はありがとうございました!貴重なかなり若い番号の個体を入手できました!」と言って見せに来てくださったのです。
自分の店の品物が売れたわけでもないのに、不思議とかなり嬉しい思いです(^_^)
★Gallery 463にて、開催中の澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」も残すところ会期あと2日です!(2月3日まで)。
キヤノンVT de luxeに50mm/f1.2が付いてます。この画像だけ見ると程度良く見えますが、状態は残念ながら芳しくないものでした…。
買取り依頼でいらした方が、このキヤノン以外にもカメラ4台他レンズと一緒にご持参されました。「ガラクタ的なものばかりだけど、これだけはちょっとどうしようかなぁ…と思ってる〜」と最初に言われました。
拝見すると、ボディはスローシャッター不調で最高速も確実に開き切っておらず、幕自体にもカビが…距離計も縦ズレな上に動きもあやしく…な状態。レンズはコバ面の墨塗りがかなり落ちてしまって…絞りリングが固着して全く回らず…f11で小さく閉じられたままの絞り羽根から僅かに見えるレンズ内部が思ったほど曇って無さそうなのは救いだけども未知…。
この状態を改善するための手間代は、そこそこの状態のものの査定額と同等レベルか下手をすればそれ以上か。そうすると、事務的に計算すると買取り額を付けること自体が限りなく難しくなることはご理解いただけると思います。
お客さんにこの件を説明すると、長く放置していたし仕方ないこととご理解くださいました。それでも、処分は出来ないし直して使うこともないし、カメラ屋さんに任せて何らか役に立てて欲しいとのことで、その他のカメラ、レンズと一緒に買わせていただきました。
他の品物もそれぞれ1点ずつ見ていくと事務的には査定の難しいものばかり、それらをまとめて幾らの値付けを頑張ってしました。
ここからどうするかは我楽多屋の仕事です。直してから売るか、そのままの状態を理解してもらえる人に売るか、仲間の業者ルートに乗せるか(でも今回この方法は私が無理しちゃったので損しちゃいそう)。
★Gallery 463にて、開催中の澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」も残すところ会期あと3日です!(2月3日まで)。
★本日31日(土)は、隣りのGallery463で開催のトークイベントのため、我楽多屋は18時閉店です。よろしくお願い申し上げます。
古いカメラの取扱説明書には、今とは違う表現がされていたり、説明用のイラストが不思議な画風だったり~とネタになるものが発見されるので、時々見たりしています。
今回は今までのネタとはちょっと違う切り口でいけそうなものを発見しました。
ミノルタ16は専用のパトローネを必要とするカメラです。繰り返し使えるマガジンタイプでは無いために自分でフィルムを詰め替えて~とはいかないので、今となってはそれが逆に使いづらいカメラと言えます。
さて、取扱説明書によると~ミノルタ16用のフィルムは「イーストマンコダック社のフィルムを使って当社が万全の工程管理のもとに特に16用として専用パトローネに装填しています」とありました。
フジカに富士フイルム、コニカにさくらフィルムを推奨しているケースは自社製フィルムなので見たことあるような気がしますが、そうでないパターンは珍しいと思いますし、「コダック」ブランドとはっきり記すことに安心感がありますね。
実はこれ、数年前にペンタックスがフィルムカメラプロジェクトを進めるうえで、PENTAX17を発売するのと同時にやって欲しかったことなんですよね。フィルムの入手が少し困難になって来ている今、カメラを新しく出すんであれば、フィルムを一緒に提供して欲しかったなぁ~と(2024年2月9日付けブログの最後の方にチラッと書いてます)。
★Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。
★本日1月31日(土)は、澤村さんのギャラリートークを予定しています。関心をお持ちの方、お気軽にご参加申し込みをどうぞ。
★明日31日(土)は、隣りのGallery463で開催のトークイベントのため、我楽多屋は18時閉店です。よろしくお願い申し上げます。
この距離計を見て、オッと思いました。
今まで見た単独距離計の中でも基線長がかなり短い方なんじゃないか!?と。それとそのデザインからライツの単独距離計「HFOOK」や「FODIS」のミニチュアみたいにも見えちゃったり…。
でも、パッと見でも精巧な良い造りがされているのが感じ取れたので、余計に興味津々なわけです。
製造国表示はされてなくて、手掛かりは小さく刻印された「C.H」だけ、一緒に記されている「8116」は製造番号だか製品番号だかでしょう。
自分で適当なワードで検索してみてもグーグルの画像検索しても情報が無いので、ChatGPTに聞いてみたところ、画像から得られる造形や仕上げを元に色々推測して、こんな結果を導き出してくれました。
「まとめ(我楽多屋的に言うと)これは
です。
値札に書くなら
これだけで十分「刺さる」と思います。
指示に従って、画像を数点追加したら、
我楽多屋的最終評価
と、かなり興味深い考察をしてくれました。
が~ここまで言い切る自信も凄いなぁ~と思いました。かれこれ18年もこのブログを書き続けていますが、私は自分の推測や考察にここまで自信を持って言い切れないなぁ~と…。
★Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。
★明日1月31日(土)は、澤村さんのギャラリートークを予定しています。関心をお持ちの方、お気軽にご参加申し込みをどうぞ。
★本日1月29日(木)は地元商店会の打合せのため、午後1時45分~午後3時の間いったん店を閉めさていただきます。よろしくお願い申し上げます。
★その間も、Gallery463はOPEN。作家 澤村徹さんが在廊されていらっしゃいます。
「すべてのカメラはこしなである」、このフレーズは隣りのギャラリー463で1月早々に開催されたコシナ研究会写真展の時に掲示されたステートメントに書かれていました。
以降、このフレーズが少し気になっています。
コシナからはOEMでかなりいろんなメーカーに品物が提供されていることは分かっています。公けではないにしてもそれが当然のように分かっている品物もあれば、大人の事情で情報が封じ込まれている品物もあるようです。
そうなると、どのカメラやレンズにコシナが絡んでいるのか⁈分からなくなって、コシナ研究会の写真展に展示された作品の使用機材に「コシナ」と記されていなくても、いろいろ勘繰ってしまったりもしました。
そもそも今現在「コシナ」ブランドのカメラやレンズが売られていないこともあり、コシナ研究会も「こしけん」に改称されるそうですし、「すべてのカメラはコシナである」ではまずいでしょうが、「すべてのカメラはこしなである」なら、雑煮的な意味合いでいいんじゃないの⁈って感じになります。
いや、厳密にいけませんけどね(笑)
★Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。
★1月31日(土)には、澤村さんのギャラリートークを予定しています。関心をお持ちの方、お気軽にご参加申し込みをどうぞ。