我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

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2026年1月27日 (火)

新品カメラに付いてる空スプール

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このスプールの件で、自分の職業が中古カメラ屋であることと、自ら中判カメラの新品を買ったことが無いことを改めて実感しました。

うちの店にやって来たのは本体ボディが入っていない元箱だけだったのですが、新品時に同封されている値札などはそのまま残っている某中判カメラの元箱でした。

その中にこのスプールはありました。

使ってる人であれば当然のように知っていらっしゃいますが、ブローニーフィルムを使う中判カメラでは空のスプールを1本セットして、そこに撮影済みのフィルムを巻き付けて行くので、一番最初の時点で空のスプールが1本無いと始められません。2本目以降は1本目を撮り終わって空になったスプールを使えるので、それを順繰りしていけば良いのです。

こんなの当たり前のことのようですが、中古カメラばかり扱っていると、新品未使用元箱入りの中判カメラの箱の中身をチェックすることは非常に稀なことだから、新品時にどんな状態で空スプールがはいっているのか~考えたことがほとんど無かったわけです。

このスプールはゼンザブロニカETRSの元箱に入ってました。

その他のカメラではどんな感じなんでしょう。これと同じように丁寧に注意書きの紙が巻き付けられていたりするのでしょうか?

あと、このスプールはSAKURAブランドのものでしたが、どのフィルムブランドのスプールが入っているのか?も大変興味深いです。

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Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。

 

 

2026年1月26日 (月)

半自動!?

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少し前にお客さんがご持参されていたカメラ「コニカFT-1 MOTOR」を見て、なんか…うるさいなぁ~と思いました。

その理由はボディ上面に記された文字や指標の級数が大きくて太めで、余白(というか余黒か!?)の部分が少ないからなんだと思います。あと、白文字以外の明るいオレンジ色の文字が派手めなのも影響しているのかもしれません。

ま、うるさいのはそれだけの理由と思います。

 

ついでに、このボディ上面を見てお気付きになったことありませんか???

そう、このカメラのフィルム巻上げは機種名の「MOTOR」からも想像つくように自動巻上げなんですが、巻戻しクランクがあるので巻戻しは手動なんです。

同様のカメラに何があるか…すぐに思い浮かばなかったので調べたところ、ニコンF-301・F-501、キヤノンT50、ペンタックスA3、コンタックス137がそのようです。

でも、パッと見だけで判断しちゃいけないのは~ニコンF4・F5・F6は自動巻戻し出来るのに、緊急時用に巻戻しクランクも付いてますからね。

 

Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。

 

 

2026年1月25日 (日)

加水分解の効果!?

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つい先日も加水分解について話題にしましたが、今回の件は加水分解による珍しい効果!?

画像のペンタックスP30、グリップ部に「P30」の文字がエンボス加工されています。本来は文字が凹状になっているだけなのですが、加水分解で表面が少し白化しているので「P30」の文字が見やすくなっているのです(>_<)

幸いこの個体のグリップは軽い白化があるだけで、べたつきや割れなど発生していません。が、ボディ本体のシャッター不良で使える状態ではありませんでした…。

 

Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。

 

 

2026年1月24日 (土)

品の良いお客さんが多い

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1~2ヶ月に1度くらい!?の頻度でご来店いただくお客さんから、「少し前に茶色のコートを着てカメラを提げた方が来られませんでしたか?」と聞かれました。

すぐに、あの人だ!と分かったので「はい」と答えました。

「やっぱりなぁ。さっきすぐ近くで、すれ違い際にとても丁寧に『こんにちは!』と挨拶をされたんです。私もカメラを提げていたこともあるんだろうし、お互いに我楽多屋のお客さん~という認識のもとって感じで」と。

店としてとても嬉しいことなので、「いいお話で嬉しいです!」言うと、「とてもにこやかに丁寧に挨拶されてビックリしたくらいで。こちらのお客さんって品の良い人が多いですよね」とも言ってくださいました。

 

Gallery 463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」開催中です!(2月3日まで)。

 

 

2026年1月23日 (金)

澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」

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本日1月23日(金)から隣りのGallery463にて、澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」が始まります!

澤村徹さんといえば~オールドレンズの第一人者と呼んでも過言ではない存在。たびたび話題にさせていただいてますが、うちの店はお付き合いも長く、2008年からお世話になっています

しかしながら~今回の展示は澤村さんがここ数年注力されていらっしゃる「AIアート展」です。会期中の1月31日(土)にはギャラリートークも予定しています(要予約)。

ここ最近、その使い方次第では物議も醸しているAI画像や映像ですが、澤村さんは如何にAIを捉えていらっしゃるのか~その目で確認しに来てください。

 

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“みんな”という、やさしさと勇気あふれる暴力のなか、ひとりの心が静かに摩耗する。本作はそんな物語だ。生成AIを利用し、石膏像、日本画、ピクトリアリスムといった3種の様相を描き、「個と群像」の関係を多面的に表した。2024年に発表した「突撃恋愛少女」のスピンオフ作品。

 

2026年1月22日 (木)

グリップ部の加水分解…

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画像内、左側はコニカミノルタ α Sweet DIGITALで2005年発売、右側はニコン D70で2004年発売なのでほぼ同時期のもの。

ニコン D70の方はグリップ部が加水分解でかなりベタついてましたが、α Sweet DIGITALの方は問題なし。 

この2台を見て「面白いなぁ〜」と思ったのは、これらよりさらに10年とか20年古い両社のフイルム一眼レフのことを考えると、ミノルタの方はほぼ全ての機種で〜と言っていいくらい、グリップが加水分解でボロボロになって剥がれ落ちちゃってるような個体ばかり。逆にニコンのフィルム一眼レフは加水分解してるの少ないんですよね。

 

ところでついこの前、我楽多屋にミノルタα7000の北米向け版MAXXUM7000がありました。その重要文化財のような個体の画像は無いのですが話を進めます。

全般的にかなり状態の良い個体で、悪名高きグリップ部も加水分解が皆無に近くて、売れるまで数名のお客さんから「このグリップ、何で?こんなに状態が良いんでしょ!」と言われました。

最終的にお買上げくださった方も同様なことを言われていて、どうしたらこういう状態を保てたのか?調べてみたいし、どうしたら保てるのかを自分なりに検証したい〜とのことでした。

その直後に、数日前その個体を一度見ていたお客さんが「まだ残っていたら買おう!」と思ってご来店くださいましたが、タッチの差で叶わず…でした。前回ご覧になって購入を見送った理由は、買っても使わないうちに加水分解させてしまいそう〜だからだったのに、その後どうしても気になってしまい、ついに購入を決心してのご来店だったようなので、少し諦めきれない…感もあったようですが、私がお買上げくださった人の話を伝えたら、いい人に買って行かれたようなので諦めがつきました!と言われてました。

こういうのって、中古買いの醍醐味みたいな部分ですね。

 

Gallery 463次回の展示は1月23日(金)から澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」す(2月3日まで)。

 

 

2026年1月21日 (水)

東京砂漠⁈

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お台場海浜公園。

風の強い日が多い、最近。砂浜から砂が飛ばされて広がった砂が砂漠みたいなってたりします。

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2026年1月20日 (火)

見えたり、見えなかったり

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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このカメラ、ファインダーが折りたたまれている時は見えている「Made in Occupied Japan」の文字がファインダーを立ててしまうとスッカリと見えなくなってしまいます。

不思議な所に記すもんだなぁ~と思いますが、他のカメラでも変な位置に「Made in Occupied Japan」が記されているのが案外と多いのです。

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ところで「このカメラは何なんだ?」と思って、ボディ背面の張り革に型押しされたアルファベット3文字を見て、最初「MOS」とは何ぞや?と思いましたが、天地が逆で「SOW」でした。

「SOW」でも最初はピンと来なかったのですが、前面の張り革に「SEMI LEOTAX」の型押し文字があったので、「SOW」が「昭和光学精機(Showa Optical Works)」であることに気付きました。

昭和24年に発売されたモデルなので、まさに占領下の時代です。

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Gallery 463次回の展示は1月23日(金)から澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」す(2月3日まで)。

 

 

2026年1月19日 (月)

大吹雪の日

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古いカメラのケースに、当時の持ち主の名前や住所が書かれていることがあります。住居表示が昔のもので特徴的だったり・凄い達筆だったり~でネタにしたくなることもあるのですが、個人情報であるためネットでの公開は控えちゃったりしています。

でも今回のはOKでしょう。

カメラアクセサリー(ストロボのスレーブユニット)の元箱を開けたら書かれていた文字。

「平成12年2月25日 ヨドバシカメラにて 大吹雪の日」

購入された日なんでしょうね。大吹雪の日というのが風情あってよいですね。

平成の西暦換算がすぐに出来ないので「何年だ?」と思って確認すると、2000年でした。自分のSNSや店のブログなどで確認しようにも、25年前なのでどちらもまだ始める前。

 

Gallery 463次回の展示は1月23日(金)から澤村徹AIアート展「明暗:突撃恋愛少女」す(2月3日まで)。

 

 

 

2026年1月18日 (日)

見るべき廉価標準ズーム

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一眼レフボディとセット販売される標準ズームレンズって、コストを抑えて最低限の性能を確保したようなレンズであることが多いものです。

また、新品販売時にメーカーがレンズとセットで安く出荷したりするものだから、ボディだけ欲しい人がセットで購入した後にレンズは早々に売りに出す~なんてことをされる場合もあるため、ただでさえそれ単体では値の安いズームレンズが中古市場に溢れて、さらに相場が下がる…なんてことが過去にはあったりしました。

そんな標準ズームレンズの中に、実は見るべき性能のレンズがあることを私は昨年の春先に知りました。

静岡にお住まいの我楽多屋のお客さんからお誘いを受けて、中野にあるカメラ・写真好きの間では有名な飲み屋さんへ行った時のこと。まだ寒い日でした。

そこで、ご存知の方も多い「ニッコール千夜一夜物語」を書かれているニコンの技術者Sさんとお会いすることが出来たのです。

その時の話題に出たのが、2001年に発売された「AF Zoom-Nikkor 28-80mmF3.3-5.6G」でした。

詳細はまさにこのレンズを設計されたSさんがニッコール千夜一夜物語の第六十三夜に書かれているので、読んでみてください→https://nij.nikon.com/enjoy/life/historynikkor/0063/index.html

一言で言うとこのレンズ、「レンズは必要悪」という概念のもと極力レンズを減らした6群6枚という構成で造られています。レンズ枚数差による「ぬけ」の違いを重要視されたのだそうです。

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そんな話を伺うと、俄然このレンズが気になり出してしまうのですが…以後半年くらい我楽多屋にこのレンズが出てくることはありませんでした。

1~2ヶ月間にやっと出て来たので手元に1本置いて、そのうち話題にしようと思って少し時間が経ちました。すると先日、2本目が入って来たので、そちらは店に並べています(未使用レベルで元箱付き)。

 

Gallery 463にて開催中のコシナ研究会写真展「RE:こしけん(雑煮)」、本日1月18日が最終日です(15時まで)。