初めて話をするお客さんを「新種」呼ばわりするなんて失礼かもしれませんが、念のため「変な言い方して申し訳ないですが〜」とお断りをしてから、「我楽多屋にはいろんなお客さんがいらっしゃいますが、新種ですね」とお伝えしました。
何があったのか説明しますと〜。昨日ご来店いただいたお二人連れのお客さん。ずいぶんと長い間、レンズフィルターを物色されていらっしゃって、それぞれ色々なサイズ・タイプのフィルターをお買上げくださいました。
正直ちょっと訝しい気持ちもあったくらいなのですが、お客さんの方からお声がけくださったので、この人たちがレンズフィルターマニア⁈であることが分かりました。
あまり知られていないブランドのフィルターやブランド問わず刻印の書体違いなど〜コレクションをしていらっしゃるようです。
このタイプのマニアやコレクターは「新種」と思いました。
さらにお話を伺うと、フィルターとステップアップリングやステップダウンリングを組み合わせて、ボーリングのピンみたいな形をした物体を作ってしまったそう。これを付けて写真を撮ったら…流石にほとんど何も写ってなかったとか。
さらに、フィルターの中にベアリングボールを詰め込んでしまったり…。でも、これは強いソフト効果があるものの案外とちゃんと撮れたとのこと。
キヤノンフィルム一眼レフのAシリーズは1976年発売のAE-1に始まってから、80年代にかけて全6機種が発売されました。
そのうちの1機種は輸出専用(AT-1)なので、日本では実質5機種。画像の4機種に加えて、A-1があれば国内版フルコンプってところです。
画像の4台は同じ人が持ち込まれたものなんですが、50年前の電子シャッター機だし、巻上げ鳴きやシャッター鳴きの持病があるので、中古カメラ屋としては評価する時にシビアになってしまう部類なんです。今、動いていても鳴いてなくても…と。
持ち込まれたお客さんもそれは十分に承知されていたようですが、今一度ご案内させていただいたうえで、一度は買取り評価額を提示させていただきました。
お客さんにご理解いただき、店内の品物で何か欲しいものがあれば~というご様子だったので「それならば物々交換ということでもう少しプラスしてもいい」旨お伝えしました。
お客さんが店内をご覧になっている間に改めてチェックをすると、思いのほか前述の懸念される部分の状態が良いので、さらにもう少しプラスしてもいいことを伝えました。
結果的にずいぶんと追い金をして、気になられていた他社の一眼レフとレンズのセットを買ってくださいました。
画像のフジカST801を買っていただくお客さんと、このカメラは3年ほど前に亡くなられた写真家飯田鉄さんが好きなカメラだったんですよね~という話になりました。
生前に飯田先生から直接そのことを聞いたことがありますし、きっと何台目かであろう~ST801を買っていただいた記憶もあるので、間違いありません。
その話から数日後に田中長徳先生がご自身のSNSで、40年前に新宿東口の中古カメラ店のウインドウの前で飯田さんから初めて声を掛けられたことや、飯田の鉄ちゃんが好きなカメラがフジカのST801であったことを書かれていて、凄いタイムリーだな!と思いました。
このカメラ、ボディ前面に「LED」のプレートがあるのは1972年の発売当時、ファインダー内の露出計表示を世界で初めてLED表示にしたモデルだったからのアピール。
ファインダーを覗くと右端に赤いLEDランプが縦に並んでいて、適正露出を示す中央のLEDの上下に3個ずつ計7個のLEDがそれぞれ点灯することで、露出オーバー・アンダーを示すようになっています。
★本日28日は第4土曜日なので、午後2時から全品1割引きサービスの日です!
1930年代のドイツ製カメラ「コレレ」の6×4.5判です。
一般的なスプリングカメラは2本のタスキで開閉しますが、このカメラは4本のタスキなので開閉がシッカリしている分、少々コツや力がいるような気もします。
今日このカメラを話題にしたのは、ファインダーについて。
キヤノンの最初期のレンジファインダー機には「ビックリ箱」と呼ばれているファインダーがボディ上面に飛び出てくるタイプのものがあります。
それに対して、このコレレはもともとファインダーが隠れているわけではいないのですが、使用時はファインダーを90°回転させる必要があるので、「ひっくり箱」って愛称はどうでしょう(笑)
ペンタックスK-rのフォトチャレンジャー機能を少し前に話題にしました。それに影響されたわけじゃないんですが、お馴染みのマーキュリー好きなお客さんが最近ご来店された時の様子がかなり重装備だったので、つい写真を撮らせてもらいました。
撮りながら思い出したのが、先々週の「先週撮ったもの行ったとこ」で紹介した~渋谷のギャラリーで偶然お会いしたお客さんのライカもかなり重装備であったこと。
この2台の重装備カメラでバトルしたら、どちらが勝つのだろう???と(笑)
マーキュリーのお客さんにバトルの話をその場でしたところ、「恐れ多いです…まず金額で言ったら到底敵いませんから~」と。
あ…すみませんでした、私の中ではそういう基準は全く考えてなかったのですが、どういう観点から重装備を評価するかで結果は全然変わって来ますよね。
私が思うに、評価基準はカメラ好きな方の中でも人それぞれ違うでしょうから、勝敗の結果は皆さんそれぞれ楽しんでみてください(^_^)
★本日2月26日(木)は地元商店会の打合せのため、午後1時45分~午後3時の間いったん店を閉めさていただきます。よろしくお願い申し上げます。
画像のお客さんカメラの持ち主は、半年くらい前に買取り依頼をいただいて相当数のカメラやレンズを買わせていただいた方です。
もともと我楽多屋へちょいちょいご来店くださっていたのですが、ご実家の九州へ事情あって戻られるとのことで、たくさんの収集品の整理をされていらっしゃった時にお声掛けいただいたのでした。
このニコンZfcとレンズセットはその時の売却代金で購入されたとか。
先日「そろそろこちらを離れる」とのことで挨拶に足を運んでくださいました。
せっかく整理をされたのだし~もうお買い物はされないものと思っていたら、画像のレンズに付けているラバーフードが折りたたんでいるのを伸ばすとケラれてしまうので適当なフードが欲しいとのこと。
46mm径の適当なフードはあるだろう~と探したものの見つからず…。私も少し意地になって探したのですが見つからず、残念な思いをしながら「またいつか、お元気で!」とお別れの挨拶をしました。
翌日のこと何気に在庫を整理していたら、まさにお客さんのZfcに付いていた標準ズーム用の社外品フードを発見したので慌てて連絡をしました。出発されるまでに間に合いそうなので、そのフードを餞別として郵便で発送したのでした。
*いや、先日ご来店時に手土産をいただいてしまったので、餞別に~なんて偉そうなこと言えません…(^^;)
ニコマートの巻上げレバー近くのボディ上面にある小さな赤丸をご存知の方は多いと思います。
赤丸が見える位置まで巻上げレバーを引き出すと、露出計の電源がONになるのです。
そして、もう一台は同じ場所が金丸。一瞬「なに?」と思いましたが、赤丸のペイントが剥げると地金!?が見えて、こうなるようです。
今まで数多くのニコマートを見てきましたが、こうなっているのに気付いたのは初めてかも…。
あ、万が一のことがあるいけないので書き添えておきます。今回の画像の銀ボディはニコマートELで、黒ボディはニコンEL2ですが、この部分については同仕様と考えて問題ないと思います。それと、ニコマートFT系も同じだと思うんですけど…これを確認するためだけに赤丸のペイントを剥がす勇気はありません。
★Gallery 463にて開催中の日比谷実写真展「コヘレトの言葉~日常は尊い~」は、本日24日最終日です(17時まで)。
この半年くらいで「ユニバーサルフィルターホルダー」が1個ずつ増えて4つも溜まってしまいました。
そのうちの2つが元箱入りだったので、思わず元箱に印刷されたカメラの変遷を確認することが出来ました。ニコンFフォトミックからF3に変更されたのですね。
このアクセサリー、レンズへの取り付け部は板バネ2枚でレンズ先端部を挟みこむような方法なので、レンズのサイズに少し融通が利きます。パッケージでニッコールに付けているのでフィルター径は52mm。
その前後のサイズに適応するはずですが、パッケージにその表記はされていません。試してみたら、46~62mmくらいは大丈夫そうです。
そもそも、このアクセサリーは何をするものなのか?は、製品名から分かるように「フィルターホルダー」。76mm×76mmの角型フィルターを装着できるようになっています。
それとシェードの役割もあると言っていいのかな?2面だけなんだけど。
★Gallery 463にて開催中の日比谷実写真展「コヘレトの言葉~日常は尊い~」は、残りあと2日です(2月23日24日とも17時まで)。