我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年8月25日 (月)

何でもあるなぁ

★本日25日(月)、急な買取り業務のため開店時間を昼の12時とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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先日、仲間の業者に「何だろうね、これ?」言われて、差し出された、これ。

8ミリのフィルムクリーナーだろうな〜というのは一瞬で分かり、背面にシューのような形状をした金属があるのを見て、ピンッと来ました。

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我楽多屋の商棚の上にずいぶんと前から在庫として置いてある、8ミリのEDITORにこのシューがハマりそうな部分があるのを記憶していたから。

さらに、これにもEDITORにもTOSHIBAのブランドが記されているので、試すまでもなくビンゴ!と思いました。

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我ながら、我楽多屋なんでもあるな…と思いました。

 

★6月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

2025年8月24日 (日)

指どころか...目が怖い…

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一昨日Facebookページにアップした安原一式の画像。

わたし的には軍艦部にある汚れを落とそうと思って、湿らせた布で軽く拭いたら「一式」の刻印にされていた墨入れが落ちてしまった…という軽い気持ちでした。

が、想定外に「安原一式」に反応された方がいらっしゃいました。もう知らない世代もいらっしゃるのでしょうし、忘れかけている人も多かったようで。

過去に安原一式を話題にしたブログ記事です。

 

私はこの業界に入って数年経った頃、仕事内容が写真からカメラへ変わって直ぐくらいの頃だったので、印象残ってます。

それは単なる変わった狙いの新製品というだけでなくて、うちの店で購入した実機の申込から入手までの様々な経緯や結果的には盗まれてしまったという事件まで含めて。
 
その創業者兼技術者は志高く製作に臨んだのでしょうけど、実際の工場が中国だったこともあってご苦労も多かったようです。

うちの店にやって来た個体は巻戻しクランクが少し歪んでいたり、金属部品(特にアクセサリーシュー)の角の面取りが甘くて指を切りそうになったり…と。

今回の個体は、シャッターボタンが欠損していたり内蔵露出計も不動だったりとジャンク度の高い個体でしたが、店に並べている間に目にしたお客さんは皆さん「オッ」という反応されていらっしゃいました。先程も書いたように忘れかけている人が多かったようです。

ある人が「案外とシッカリしたボディなんですね」と言われたので、「でも、角とか面取りが甘くて気を付けないと痛い目にあいますよ」と返しながら、「ここら辺が~」と、この個体で気になった接眼部の角っこを指さしたら、「こわっ!ここが尖っているのは嫌ですね。怖くて覗けない…」と。

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★6月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

  

2025年8月23日 (土)

AFというのに…

本日23日は第4土曜日なので、午後2時から全品1割引きのサービスです

 

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コシナのテレコンバーターは珍しいな~と思って見ていると、「CONVERTER 1.5X FOR 75-200mm AF」と記されていました。

でも、AFというのにマウント部に電気接点的なものが全然無いので、そんなことあり得るのか?と不思議に思いました。

しばら~く考えているうちに、使用レンズが特定されている理由が分からないけど、特定されているのなら検索すればすぐに分かるかも~と思って検索してたら、「あぁ~」と納得の結果が。

コシナAFズーム70-200mm/F4.5」というレンズはレンズ単体でオートフォーカスが可能なタイプのレンズなので、ボディ側と電気的なやり取りをしなくていいのです。

要はマニュアルフォーカス一眼レフに付けてオートフォーカスを可能にするレンズ。それ用のテレコンバーターだから電気接点など無いのでした。

 

★6月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html

 

  

2025年8月22日 (金)

ノーネームノーナンバー

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なんかまた〜凄い⁉︎レンズがやって来ました。

簡素な造りの安物っぽいレンズでスペックは135mm/f3.5。そう、このスペックは名板に刻印されているので分かるのですが…。

メーカー名ブランド名レンズ名など、「名」にあたるものが名板に記されていないのです。

親切にフィルター径の「φ49」は記されています。

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そして、シリアルナンバーを記そうとしていたのか?「No.」までは刻印されているのに、その後は空白のまま。

と言うわけで、何じゃこれ!なレンズなのです。

 

2025年8月21日 (木)

そんな時は12枚撮りフィルム

本日8月21日(木)、出張買取り業務により開店時間を昼の12時とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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我楽多屋ではカメラの動作チェックの際、特に自動巻き上げ巻き戻しのカメラを中心に、テストフィルムを装填して巻き上げ巻き戻しの動作チェックをしています。

その際にちょっと嫌なのが「プリワインディング」とか言って、フィルムを装填するとまず、カメラ内でパトローネからフィルム全部をカメラ側のスプールに巻き取ってしまうタイプのカメラ。そして、撮影済みフィルムをパトローネに戻していくことで、万が一背蓋を開けてしまった時でも光線被りの被害を減らそう〜という目的のシステム。 

これ、前述の動作チェックの時は余計な時間が掛かってイヤなんです。

そんな時に便利?なのが、12枚撮りフィルム。余計な時間が少なくて済みます。

 

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2025年8月20日 (水)

サッポロポテト

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、都バスの車内。

何がサッポロポテトか?!分かりますよね。

そう、イヤリングの形がサッポロポテトみたいなんですが、詳細に言うと「バーベキュー味」と付け加えないといけないみたいです。

この形はバーベキュー味の形で、他の味は違う形状をしてるんですね。

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2025年8月19日 (火)

バッキバッキ

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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一昨日のお客さんカメラです。

お客さんと言っても、もともとは隣りのGallery463の展示を見に来られた、展示作家副島さんのお友達。

首から提げられたOM SYSTEMのミラーレス機「OM-3」に使えるレンズをお探しだったのですが、我楽多屋にマイクロフォーサーズマウントのレンズが並ぶことは稀…。

早々に「無いですよ」と伝えると、じゃあマウントアダプターを介して~となって、なんとCマウントレンズを数本物色。

その中から、絞り開放なのにバッキバッキに写る~レンズを発見されてお買い上げくださいました。

正直なところ、そのレンズの素性を私もよく分かってなかったのですが、民生用ではなくて工業的な目的で使用するフジノンレンズでした。

絞り開放なのに「バッキバッキ」に写るという表現をされるの、やはり芸大出身の副島さんのお友達だからなんでしょうね。

 

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2025年8月18日 (月)

東急カメラ

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「東急カメラ」をご存知の方って、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?

かつて東急百貨店にあったカメラ売り場に付けられていたネームだそうです。

私は残念ながら知りませんでした…。

知っている人が少しずつ減って来ていると思いますが、ある時代までデパートや百貨店にはだいたいカメラ売り場があったのですよね。

私も幼い頃の記憶で、新宿の伊勢丹にカメラ売り場があった記憶が僅かにあります。その頃たまたま地の利的な理由で伊勢丹が身近だっただけで、同時期の他のデパートや百貨店の情報は持ち合わせていません…。

デパートや百貨店からカメラ売り場が無くなっていった理由については、以前にこちらのブログ記事に書いたことがあります→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/07/post-b982.html

 

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2025年8月17日 (日)

463 オープン!

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半月前にお知らせしました、我楽多屋併設の写真ギャラリー「Gallery 463」が昨日オープンでした。

初回の展示は、副島泰平 生成AI銀塩写真展「山景と生成」です。

ここ数年はロンドンなどでもアーティスト活動をされている副島さんの展示は、意表を突くスタイルの写真展示になっております。

・「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展
・2025年8月16日(土)~9月14日(日) 12:00~19:00(日祝のみ17:00) 火・水曜休み
・新宿〜御苑〜四谷の情報を発信する「jg(ジェイジー)」webで写真展情報が紹介されました!→https://jgweb.jp/49686
 
 

初回早々ちょっと驚かれる方もいらっしゃると思いますが、これは展示にスタイルの自由さをも目指すGallery 463の狙いをいきなり突き詰めてくれちゃったからなのかも...(・_・;)

ただ、私 二代目としましては~我楽多屋歴10余年の副島さんにお願い出来たこと、ちょうど日本に滞在されているタイミングだったことにとても深い縁を感じ感謝しているのです。

皆さんも副島さんの展示を刺激や参考にして、自由な発想の写真展示も考えてみてください。もちろん、普通にプリントをフレームに入れて展示することだってOK。気軽に手頃に写真を見せる場所、見る場所を目指していますから「Gallery 463」は。

2025年8月16日 (土)

物干し台…

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これは私が好きなカメラで、2階建てみたいなデザインのロードマットC35と、そのベースになった1階建てのモデルとを並べた画像です。

建て増しの2階部分には、露出計と交換レンズ用の35mm/90mm/135mmのビューファインダーが
あります。

それに対して、今ちょうど我楽多屋にある2台。コンタックスⅡaとⅢaもちょっと似たような関係にあるのですが、Ⅲaの方にある建て増し部分は露出計だけで2階建て言うよりは、物干し台を増設したレベルのように見えなくもない…なんて言うと、コンタックスファンに怒られそう(>_<)

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えっ?若い世代には物干し台がイメージ出来ない人もいらっしゃるようですね。屋根の上に設ける洗濯物を干す程度の小さなスペースの櫓のような構造物のことです。

 

★6月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html