我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年9月27日 (土)

どれにフィルム入れようか

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フィルムカメラをメインに扱う中古カメラ屋がこんな事を正直に言うのは...みっともない話ですが、先週のこと久々にフィルムを買いました。

じゃあ、どのカメラに入れて撮ろうか〜?って迷っています。

実はこのフィルムを買ったのは大手量販店さんではなくて、ここ何年も若い人を中心に人気のある中古カメラ店さん。和田さんの湿板写真館で撮影を終えて乾燥後にそのまま持ち帰るため、少し時間潰しをしている時に立ち寄ったお店。

湿板写真館へ一緒に行った常連さんに私から提案して連れ立って行きました。冷やかしだけでは申し訳ないので買って来たフィルムなのです。

 

 

2025年9月26日 (金)

3色セット!?

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最近の我楽多屋のストラップ事情。

100円または300円の安価ストラップとは別に、それ以上の値段を付けられる幅広めなストラップなどを提げているコーナーに、Nikonのストラップの比率が増えています。その理由はハッキリ分かりませんし、特に解明しようとは思っていませんけど。

さらに追加で入荷したNikonストラップの中に同じタイプで色違いの3色が揃ってあったので、これらはセットで売ってみようかなぁ?なんて思っています。

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どれも中古ですが比較的程度は良いと思います。ストラップの抱き合わせは我楽多屋史上初めてかもしれません!?

そういえば、基本的に我楽多屋ではどんなものでも抱き合わせをすることはありません。それぞれ欲しい人の元へ行った方がいいんじゃないかなと思いますし、ストラップのコレクターってのは超少ないでしょうけども、コレクター向けに抱き合わせて高く売っちゃおう~なんて発想は基本ありませんから。

…過去にこんなことしてたの思い出しちゃいましたが...(・_・;)→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/09/post-63f3.html

 

 

2025年9月25日 (木)

品質保証年数の訂正

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オリンパス35-SBの元箱にINSTRUCTIONSが入っていました。

このINSTRUCTIONSを見て、型名の一番最後に付いてる「B」の意味が遠回しだけど分かりました。

目次に「35-SC」と「35-SA」は2ページ、「35-SB」は3ページとあったので、2ページと3ページを開いたのがこれ。

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3ページにはレンズF値が2.8の1台しか載っていないので、2.8付が35-SBであることは明快。一方、2ページにはF値1.9付とF値3.5付が載っていますが、どっちが35-SAでどっちが35-SCであるのかはどこにも記されていません。

このINSTRUCTIONSのどこを見ても、それが明記されているページはありませんでした。

多分ですが、目次に何故か「35-SA」より「35-SC」の方が先に記されていたので、2ページの上の方に載っているF値1.9付が「35-SC」で、下の方に載っているF値3.5付が「35-SA」なんだと思います。

 

実はそれより先に私が気になったのは「品質保証について」。

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「1ヶ年の品質保証を~」と印刷されている「1」の数字が訂正されて「3」に書き換えられているのです。

これって、誤植? それとも、ある時点から保証の対応年数が変わって書き換えられたのか?が気になったのです。

こんな重要な部分を印刷ミスしたのを簡単に訂正しただけで配布するのは安直だし、保証対応が2年も増えたのなら、それはそれでえらいサービス向上だし。どちらなのか、個人的にちょっと興味を持ったのです。

 

 

2025年9月24日 (水)

10年の時差

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、Light&Place 湿板写真館。

10年ぶりに日暮里にある和田さんのスタジオを訪れました。その楽しさは10年前に訪れた時と変わらずでした https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/04/post-bc9d.html

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2025年9月23日 (火)

本末転倒

本日23日は第4火曜なので営業する火曜日ですが、祝日(秋分の日)なので閉店時間は日祝定時の17時です

 

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このストラップを見た時に、「ん?」と一瞬思いました。

テープアジャスター(留め具)があるべき所に革製っぽいものが付いていたからです。ストラップをどんな風に留めているんだろう?と思って、その部分をズラして見たら...中には普通のテープアジャスターがありました。

革製っぽいのは当て布みたいなものなんだな~と分かったのですが、そもそもテープアジャスターはプラスティック製なのでボディにキズを付けることはありません。

逆に、革製っぽ当て布みたいなのには丸い金属製のハトメのようなものが付いているので、気を付けないと…このハトメでボディにキズを付けてしまいそう。そうなったら、本末転倒だなぁ~と。

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幸い片側にしか金属製のハトメは付いていないので、使い方次第なのかな。

 

 

2025年9月22日 (月)

丁寧に使い込まれた底ケース

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不要になったカメラやレンズ・アクセサリーを時々持って来てくださる常連さんが、昨日お持ち込みいただいた品物の中にあった一品です。

いや「不要」という言い方は事務的過ぎて相応しくないような気がします。

このミノルタSR-1をバッグから取り出しながら、「このカメラ、実を言うと、一緒にセットで売りに出されていたフラッシュガンが欲しくて入手したんです。スローシャッターが怪しくて、レンズの絞りも形状が少し変で...。でも、凄く見ための程度が良いんですよ。一緒に付いて来た底ケースは丁寧に使い込んだ感じでいい具合に雰囲気出てるんで、以前はきっと大事に使われていたカメラなんじゃないかと想像出来て。だから、自分で手直ししてみようかとも思ったんですけど、なかなか時間も無くて手つかずのままなので持ち込ませていただきました」と。

不具合のあるものを持ち込んで申し訳ない~というお気持ちもありながら、他の店に出すと~ジャンク箱の中でガチャガチャにされそうだからイヤ。我楽多屋に持ち込めば、これを何とかしてくれる人がいらっしゃるだろう~そういうお気持ちで持ち込まれたのがヒシヒシと伝わってきました。

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2025年9月21日 (日)

ド近眼なので

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この前、まだ20歳代であろう若者から「よくこんな小さな字を書けますね!」と言われました。「どうやって書いてるんですか?」とも。

どうやって?って、カメラに値札を貼ってからボールペンを手に持って書いてるんですけどね。

わたし、50歳代半ば。もう6~7年前から老眼も出ていますが、元々がド近眼なのでメガネを外して、対象物にうんと近付けば見えるんです。だから、値札に小さな文字を書くときはメガネを外して、手元を引き締めて息も落ち着かせて書いているのです←ちょっと大袈裟に書いてます。

小さいうえに汚い字なので...何て書いてあるのか?読みずらいこともあると思います。そんな時は遠慮なくお声掛けください。

自分でチェックをしていても1台1台カメラの状態を全部覚えきれません。そのうえ、自分で書いた文字を読解するのが難しいことも時々ありますが、いちおう自分で書いているので、お声掛けいただいて値札を見ているうちに、そのカメラの状態を思い出して来ますから。

ちなみに、上の画像のカメラは~マニュアル露出で撮影をするうえではほぼ問題なく使える状態ですが、スローシャッター寄りは少し長めに切れます。電池を入れれば露出計の針も振れていますが、ファインダー内の目盛り周辺が汚れていて針も数値も読みずらい状況。このマウントのレンズが在庫に無いので露出の精度については確かめられていない状態。そんな感じです。

 

 

2025年9月20日 (土)

Minoltaflex

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ローライフレックススタンダード用のフードをそのまんまコピーしたと思われる、ミノルタフレックス用のフードです。1930年代後半の製品だとか。

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フード側面にある二つのノブは片方がレンズ前に取り付ける際に押さえる為のもので、もう片方はフィルターを使う際にフィルター枠を押さえる為のもの。これらの作りもソックリ。

ただ、この個体。側面に記された「Minoltaflex」の文字のうち「Minolta」の部分がズレて打刻されて、白い塗料も同様に色入れされているので、画像がブレているんじゃないかと思われるかもしれませんが、実際にそうなっているのです。

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2025年9月19日 (金)

製造番号と誕生日

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昨日のFacebookページに少し匂わせふうに書いた件

マミヤ6の製造番号から、1960年4月15日生まれか昭和60年4月15日生まれの人向き〜なんてことを考えていたら、その後にご来店くださったお客さんとの会話の中でこんなことあったのです。

そのお客さんが「これ、ネタになりますか?」と、バッグから取り出されたカメラ(ソニーα7Ⅱ)に付いていたレンズがプラナー100周年を記念して1,000本限定生産された55mm/1.2。

その製造番号が「8000059」。そして、お客さんのお誕生日が5月9日なんだそうです。

このレンズを購入した馴染みのカメラ屋さんから事前に「どの製造番号がいい?」と連絡があって、幾つかの製造番号から選択できる余地があったのだそう。その番号の中に自分の誕生日にまつわる数字のものがあったので、迷わず選択。

「このレンズは一生手放せないレンズです」とのこと。

ちなみに、このお客さんがご来店時された時点ではまだFacebookページにマミヤ6のことをアップする前なので、未知の力が働いた「呼び」のような一件でした。

私もこんな製造番号のカメラを持っていて、やはり一生手放せませんね。

 

 

2025年9月18日 (木)

Gallery463、次回は~

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先月、我楽多屋の隣にプレオープンした「Gallery 463」の初回展示、「山景と生成」副島泰平 生成AI銀塩写真展が9月14日をもって無事に終了しました。

紙に焼いたプリントは1枚もなく、すべてスライドフィルムで見せる手法や作品自体の意図やアート性から、初回から振り切ってしまった感を多少は気にしていたのですが、作家の副島さん繋がりの現代アート系の方のご来場も多く、新ギャラリーを周知していただくという点でも有意義でした。

また、古典写真系方面からはお叱りを受けるかも…そんな危惧もありましたが、我楽多屋繋がりでご来場くださった方々は寛容なうえに強く関心を持ってください方も多くて、安堵以上の喜びを頂戴することが出来ました。

Gallery 463はこの後、初回展示に合わせて未完だった箇所に少し手を入れまして、10月第2週スタートを目処に田中長徳先生の写真展の準備に入ります。

年が明けてからの貸ギャラリーとしてのグラントオープンに向けて、その他準備も進めて参ります。

「Gallery 463」の公式SNSは~