今月最初に「撮るのが面倒くさいカメラを」で話題にしたお客さんが、そのカメラで撮影した結果を見せに来てくださいました。
フォーカスも露出も何にも弄れない130年くらい前のカメラで撮った写真です。
これを良く撮れているか?そうじゃないか?どう捉えるかは皆さんそれぞれ感覚に違いはあるでしょうけども…、私はオッ!と思うくらいに良く写っているなぁと感じました。
それ以前に実際に撮っている時点で私は感服です。フィルムをカットして、1枚1枚ホルダーにセットして、現像もして。
前回話題にした時に他の方からいただいたメッセージで「凄い人がいるんですね。変態カメラの会にもここまでの人はいない」というのがありましたけど…(>_<)
実はこのお客さんにご提案(営業!?)をしているのですが、我楽多屋隣りのGallery463で「こだわりのカメラで撮った写真の展示をしてみませんか?」と。
Gallery463はプレオープン中の年内を終えると、2026年から貸しギャラリーとしてグランドオープンの予定。気軽に写真展示をしていただけるギャラリーを目指しているので、皆さんもよろしくお願いします。
RENTAL情報はこちらにアップしております→https://camera-kaukau.lekumo.biz/gallery463/rental.html
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
少し前からその存在は知っていましたが、焦点工房から販売されている「SUPER MINI LED LIGHT」の実物を初めて手に取る機会を得ました。
アクセサリーシューへ先に取り付ける台座部分と本体の脱着はマグネット式になっていました。
このMINI LIGHTをお借りして試しに乗せてみたのは、私物のデジタルカメラ。案外と似合ってますね。
でも私には、そもそもこのライトをどんな風に使うのかイメージが湧きませんでした…。
カメラ屋がこんな短絡的?な乱暴なことを言うとお叱りを受けるの覚悟ですが、今のデジカメってフラッシュ無くても良く写るし、フィルムカメラ(特にマニュアルカメラ)でストロボ使う必要があるような条件で撮るなら、デジカメで撮れば?とか思ってしまうので…。
ただ最近の若い子?の流れとして、被写体に思いきり光を当てて撮るようなのを好む傾向にあるというのも事実だそうで。でも、このライトはそこまで明るくないと思うし、それとはまた違う使い方するんだろうな。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
このカメラ、チェコスロバキアのDruopta社製「Vega」です。
最大の特長⁉は普通に35ミリ判カメラなんですが、フィルムの巻き戻し機構が無いこと。外装がスッキリしている理由の一つはそれかもしれませんね。
巻き取り用の専用マガジンがあったのかどうか不明ですが、一般的なパトローネがそれとして代用出来るので、それほど困ることも無くて済みます。
Druopta社はプラハにあったのか、そこまで社名に含まれているのか不明ですが、レンズの名板にも背面の被写界深度表にも「Druopta Praha」って記されています。
なんか、プラハってオサレ。
チェコスロバキア製のカメラって、あんまり見る機会が少ないと思いますが、このブログは過去に何度か話題にしています。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
★本日22日は第4土曜日なので、午後2時から全品1割引きサービスの日です!
先日、長徳先生も巻き込んでちょっと盛り上がったキヤノンフレックスのアクセサリーネタの続編。
まずは~箱型の皮ケース。
このケースはカメラホルダーの時に既に見せてもらっていたのですが、お披露目がこのタイミングになってしまいました。
一瞬、二眼レフのケース?と思ってしまいそうですが、しっかりと「Canon」とあります。キヤノンは二眼レフを販売してないですからね。
箱型ケースにはこんな風に縦位置でカメラを入れるようになっています。
そして昨日、追加で見せてもらったのが、速写タイプの皮ケースと交換ファインダーとそのケース。
キヤノンフレックスは底面に巻き上げレバーのあるカメラなので、底ケースに大きな切り欠きがあります。ま、ほかにも底面巻き上げのカメラはあるので、切り欠きがある底ケースは決して珍しいわけではありませんが、このケースはシッカリと良く出来ています。
そして、私が感心したのは前カバーと底ケースの接合部。画像のように、接合部が中心からズレているので、上カバーが少し傾くようになっています。この傾きで出来た空間のおかげで上カバーを外さなくても、底にある巻き上げレバーを左手で操作出来るように考えられていました。
もうひとつの方、交換ファインダーのウエストレベルファインダーの皮ケースもまた立派な造りなのです。
こんな風な開き方をします。
ファインダー自体も湾曲した前面に沿って大きく記された「CANON」の文字に威風堂々って感があります。
なんでしょうねぇ~キヤノンフレックスって周辺アクセサリーに妙に凝っていたのかもしれません。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
このケーブル・レリーズ、画期的新製品なんだそうです!三協光機製の「パーマネント・ケーブル・レリーズ」。
見ただけでは~そんなに凄さは感じられないんですけど、説明書きを見るとちょっと大袈裟すぎる気がしなくもないですが…その特長が記されています。
ちょっと面倒臭いんですが、画像の文字を読むのも面倒臭いと言われそうなので、以下転記します。
「従来市販されている一般のレリーズは耐久性に乏しく、使用者側からこの点の改良を強く要望される声がありました。弊社はこれに応えて鋭意研究の結果在来のものに比較して格段の耐久力をもつパーマネント・ケーブル・レリーズを完成致しました。レリーズの難点を一掃したものとして江湖の歓迎をうけています。」
【パーマネント・レリーズの特長】
【在来品の欠点】
パッケージに貼られていたものでしょうか!?黄色の紙には「スペシャル」がついて「SPECIAL PERMANENT RELEASE」と記されていますし、レリーズ本体のツバの部分にも「SPECIAL PARMANENT」と小さくですがシッカリと刻印されています。
あ、「パーマネント」って「永久の」とか「長持ちする」という意味です。
ところで、三協光機株式会社と言えばコムラーレンズを作っていた会社ですよね。ケーブルレリーズも作っていたんですね、知らなかった。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
先日お客さんがご来店早々に「これどうぞ」と言って、このバースデーカードを私にくださいました。
私の誕生日は5月なので、お誕生祝いってことじゃないです。ITOYAに売っていたので「つい買ってしまったので差し上げます」ということ。
凝った造りをしたカードですよね。カメラの細かいディティールまで表現されています。
お客さん的には「これはかなりキヤノンⅡBに近いデザインなんだけど、セルフタイマーが余計…」と言われていました。
カメラがフィルム時代からデジタル時代に変わった~もう10年も20年も前から思っているのですが、いつまで経っても、こうして絵になるのはフィルム時代のカメラのデザインなんですよね。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
キヤノンのプロストラップです。
ストラップに記された文字が刺繍のとエンボスのとがあることを以前に話題にしたことがあります。上の画像内、一番手前は刺繍文字モノで後ろの2本はエンボス文字モノ。
エンボス文字は酷使すると剝がれてくることは書きましたが、剥がれた状態のものをお見せするまでは出来ませんでした。
そう、案外あるのです。一部エンボス文字が剥がれてしまって、中途半端に文字が残っていたりするのが…。見方によっては貫禄モノとも言えますが、違う見方をすればみすぼらしい。
でも、今回のは潔い!とも言えるレベル。エンボス文字が全部剥がれてしまってますからね。
もしかしたら、いや多分。中途半端が嫌とかいう理由で残ったエンボス文字は故意に剥がしてしまったんだと思います。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!
ペトリハーフ7のファインダーを覗いて、「おっ!」と思いました。
覗いたファインダーのほぼ中心部にゾーンフォーカスのアイコンが投影されるのです。
下の画像内、左から至近距離・人物・遠景のアイコンが見えますでしょうか?
今日に限ったことではないのですが、本ブログの画像、本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて見ずらいことがあると思います。その際は画像を一度クリックしていただくと拡大画像が開けるようになっています。
一瞬「邪魔じゃん~」とか思ってしまったのですが、二重像でピントを合わせるわけじゃないので邪魔ってことはないんですよね(^^;)
それよりも、狙っている被写体に対して選択しているゾーンフォーカスがどこなのか、シッカリと教えてくれているわけなので親切なくらい。
★Gallery 463で11月14日(金)~11月30日(日)、三宅岳写真展「脳内生成 RittAIの山渓」開催中です!