カニ爪 注意
事前に気付けて良かったです。
このニコマートEL、ボディのみで動作チェックしている時は露出計の針も触れているし、まずOKじゃん!と思ったのです。
次に露出計の精度は?と思って、カニ爪付きのレンズを付けてチェック。精度もまずまずじゃん!と判断したのです。
でも今思えば、絞りリングを回す時に少し引っ掛かるような感触がありました。
ヤバいことに気付くのはレンズを外そうとした時、レンズ脱着ボタンを押してレンズを回し始めたら途中で止まってしまうのです。一旦戻して、また回しても同じ場所で止まってしまう...。
カニ爪が挟み込んでいるボディ側の絞り連動ピンがある場所(上の画像、絞り連動ピンがちょうど中間のあたり)で動かなくなるので、その影響を受けてしまっているのです。
一瞬冷や汗💦が出ましたね。うわっ、面倒なことになった…と。
隙間から先の細いドライバーなどで連動ピンを押しながらレンズを回したり、ちょっと勢いをつけてレンズを回したりすることで、連動ピンが止まってしまう位置を何とか越す事が出来たので、結果的にレンズは外せましたが。
このままでは原則、カニ爪レンズは使わない方が良い個体ですね。であれば、絞り優先AEの使い道も無いわけで…。ただ、電子シャッターは正常に動いてそうなのでマニュアル露出で使ってください~という個体です。
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