我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年10月15日 (火)

Minolta Memo

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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このキャップを持って来た仲間の業者も同じようなことを言っていました。「下手したら...よく確認せずに捨ててしまいそう…」と。

記された文字が長体のかかった見ずらいアルファベットであること。レンズキャップっぽくない格好をしていることもあって、カメラとは無関係のモノと判断してしまいそうなんです。

が、見ずらいアルファベットは「Minolta Memo」と記されているんです。

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ミノルタメモ(Minolta Memo)は1949年に発売された、ミノルタ(当時は千代田光学)最初の35ミリフィルム使用のカメラ。

残念ながら当ブログではまだ話題にしたことが無いので、詳細な画像などをお見せすることは出来ないのですが販売時の広告はこんな感じ。

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このカメラの専用キャップが今回の逸品!?専用フードも存在するそうです。フードには何も記されていないようなので、個別に出現すると気付けないかも...。

 

 

2024年10月14日 (月)

推し活に、ライブに

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SNS上に現れた、この宣伝を見て思い出しました。もう何年も前になりますが、こんな話をお客さんから聞いたことがあったのです。

どんな双眼鏡が良いのか調べていたら、アイドルなんかのファン同士が情報交換しているサイトに参考になる情報が多かったというのです。

「へぇ~っ!」と思いました。

彼ら彼女たちにすれば、ライブなどでお目当てのアイドルを如何に良く見ることが出来るか~は重要事項なんですよね。

今回の宣伝でメーカーもそういう層に向けたアピールをしていることを知って、ニコンさんのサイトを見に行ってみました。

すると、ニコンダイレクトには~「“推し”を少しでも大きく見たい!」という理由で高倍率の双眼鏡を選んでいませんか?大事なのは「対象物までの距離」。ステージと座席の距離に合わせた最適な倍率を選びましょう~というコピーとともに、国内の主だった会場の見取り図を添えた案内も載せたりしていました。

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さらには、外装に鮮やかなカラーを設定したモデルも用意したりして、かなりそっち方面にも力を入れているのを知りました。双眼鏡も長年製造販売しているニコンさんですが、数十年前には無かった宣伝ですね。

 

 

2024年10月13日 (日)

古いDP袋

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お客さんが懐かしいモノを持って来てくださいました。

「懐かしい」と言っても、正直わたしには記憶がないくらい昔のアローカメラのDP袋。いや…記憶が無いんじゃなくて、生まれていない頃の可能性も高く...1960年代後半のどこか。

ちなみに、アローカメラの電話番号は今現在の番号と違っていますので注意です。

確実に50年以上前のサービスプリントやそのサイズについては、1年程前に一度話題にしました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2023/09/post-279f.html

あの時のDP袋には「F」「A」「B」「D」の4サイズが記されていましたが、今回のDP袋には「A」「C」「B」の3サイズ。「C」って「キャビネ」かな?と思ったのですが…推測する時代を考慮すると、サービスキャビネがあったとして@70円は安過ぎると思われるのです。

 

 

2024年10月12日 (土)

マーキュリーのコピースタンドを

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マーキュリー愛が半端ないお客さんがまたやってくれました!

その方面(?)でもかなり稀少らしい、マーキュリー用のコピースタンドを入手されたのです。

台座に支柱を立てて実際に使用する目的は差し当たってないというのですが、何らかの方法で使ってやろう~という気持ちがあって、前回ご来店の時にゼンザブロニカのグリップをお買上げくださいました。

コピースタンドと言っても、台座に支柱を立ててカメラを固定しただけでは、マーキュリーは一眼レフでもないし距離計も内蔵されていないので、ファインダーを覗いてフォーカス合わすことも出来ませんし、パララックスも大きくなってしまいます。

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そこで、この専用コピースタンドは~カメラを装着するアタッチメント部分が可動するようになっていて、まずはアタッチメントにレンズを装着してルーペを覗いてフォーカスとフレーミングをします。それから、アタッチメントの可動部を90度回転させてレンズをカメラに付け替えると、先に合わせたフォーカスとフレーミングが有効な状態で撮影可能になる仕掛けになっています。

おおよそのイメージをしていただこうと(支柱を手で押さえてもらってますが…)、上の画像の左側はルーペで覗いてフォーカス・フレーミングをする向きで、右側は90度回転させて撮影する状態です。

このコピースタンドにはエクステンションチューブも付属されているので、最短撮影距離が45センチほどの標準レンズで数センチまで寄ることが可能です。

さて、このお客さん。どうやって使おうとしたのか?というと、台座や支柱・アタッチメントの本体部分は使わずに、アタッチメントの可動部だけをちょっと工夫してゼンザブロニカのグリップに装着。ゼンザブロニカのグリップ上で、90度回転するようにしています。

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これなら外へ持ち出して使用することも可!ってわけです。

で、何を撮るんだろう?

 

 

2024年10月11日 (金)

キヤノン7のブライトフレームが~

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キヤノン7のファインダーには手動式で4段階に切り替えられる採光ブライトフレームが内蔵されています。

4段階とは下の画像のように、35mmレンズ用(左上)・50mmレンズ用(右上)・85/100mmレンズ用(左下)・135mmレンズ用(右下)。いっぺんに沢山のフレームが表示されると見づらかったりするので、必要なフレームだけを選択出来るのは好ましいと感じる人が多いと思います。

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先日入荷した個体は、持ち込まれた方ご自身から「ファインダー内は凄いことになってます…」とコメントくださったように、こんな感じでした。

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確かにこれは凄い…(>_<)

でも、いろいろあって中古です。ノーファインダーで撮るのであれば関係ありません。

 

 

2024年10月10日 (木)

シャッター開いてるか!?

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フォーカルプレーンシャッター式カメラの動作チェック。

ほとんどのカメラの場合、背蓋を開けカメラを蛍光灯などの光源に向けてシャッターを切ることで、シャッターが完全に開いてるかどうか〜大雑把ではあるけども目視で確認出来ます。棒状の蛍光灯であれば、シャッターが縦走りか横走りかでカメラの向きを変えることで、開き切ってるかをより正確に見やすくなります。

ただ、バルナックライカなど背蓋が無くて底蓋を外してフィルムを滑り込ませて装填するようなタイプのカメラでは、上記のようなチェックが出来ません。

その場合、名刺などの裏面が白い紙を滑り込ませてシャッターを切って、幕が開き切ってるか確認したりします。

この方法、多くの人がご存知と思います。あえて今回話題にしたのは…画像のゾルキーで動作確認している時のこと。店は営業中でお客さんも2人いらっしゃったのですが、確認しようとシャッターを切った瞬間に何故か同時に瞬きをしてしまって、あまりのアホさに自らクスッと笑ってしまったのです。お客さんには気付かれずに済んだようなので良かったんですけども(^^;)

画像は白い紙を挟んでいるのが分かりやすいように、シャッターをBにして開きっ放しにした状態で撮っています。

 

 

2024年10月 9日 (水)

六本木にありました

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、六本木3丁目。

お友達のSNSなどで「何処だろう?」と話題になった魅力的な建物を探しに六本木へ。

見つけました!

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2024年10月 8日 (火)

ローライ16!

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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先日話題にした~ちょっとクセある?期限切れフィルムは反響が早く、コダックのバンタムフィルム「828」と、「SUPER16」はあっと言う間に売れてしまいました。

ただ、わたし的には「828」と「ガミ16」用については~そのフィルムを使うカメラを過去にこのブログで話題していたのでリンクを貼れたのだけども、「SUPER16」については~それを使うローライ16の画像をお見せ出来なかったのが、ちょっと不完全で心残りでした。

ところがですね(^^)

「SUPER16」のフィルムを買いに来られたお客さんが、お願いしたわけでもないのに手持ちのローライ16をご持参されていたのです。なので、こうして画像を残すことが出来ました。嬉しいですねぇ。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第299回目のテーマは「イヤホン問題とiPhone問題」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2025年1月初旬まで。

 

2024年10月 7日 (月)

CASIOのフィルムカメラ

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CASIOのデジタルカメラは知っています。デジカメ市場への参入は早くて、一般向けデジタルカメラの先駆けと言われる「QV-10」を1995年に発売したのはカシオでした。でも、その後は業績不振もあって2018年にはデジカメ事業から撤退しています。

でも、これは一眼レフのフィルムカメラ。お客さんから稀少なカメラを見せてもらいました。

機種名は「RF-3 AUTO/MANUAL」。レンズマウントはKマウント。

カシオが独自にフィルムカメラを開発していたとは考えにくいですし、そう思った時点でコシナあたりのOEMと考えるのが自然ですよね。

その通り、コシナCT-9と兄弟機のようです。電子シャッターの絞り優先機で、シャッター速度はいちおうマニュアル操作も可能です。

「3」ってことは、この前に2モデルあるのかもしれません。ネット検索したところ、このRF-3も含めて情報は非常に少ないですが、RF-1とRF-2の情報も見つけました。

RF-2はメカニカルシャッターでコシナCT-1 Superと兄弟機。RF-1については、スペイン語を喋ってる外国人がYouTubeで紹介している動画だけ見つかったのですが、シャッター速度が1/2000まであるしRF-2との差異がイマイチ分かりませんでした。

日本国内で販売されたであろう形跡がないので、これらのカメラはどこの国で売られていたものなのでしょう。

そして、最大?のツッコミどころは一眼レフなのに機種名がRFって、レンジファインダーみたいやんけ!って点(>_<)