我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

我楽多屋で買ったモノ・マガジン 第261

コロナ関係の40日間のお休みの後、

最初に行って買ったオリンパス顕微鏡カメラ

Img_6660_1a

ガラクタ屋さんも他のお店と同じように、40日間(4月末~6月初)ほどコロナ関係でお休みをしていました。友達の漂流者さんなどは近くのフォトギャラリーを回って、その勢いでガラクタ屋さんの階段を上ったらお休みだとがっかりしていました。これが40日ぶりに開店した日の2日前の話なんですね。

40日ぶりの開店で常連さんなどは、朝からガラクタ屋さんを訪れて満足して帰られて、二代目さんもそういうお付き合いは本当にありがたいものだと、早速毎日掲載の二代目さんのブログにそのことを書いていました。

考えてみれば、私はオンラインカメラショップは世界中にありますがオフラインのカメラショップというのはまさにガラクタ屋さんだけなのです。銀座のカメラ屋さんにももう何年も行っていません。ウィーンのライカショップのペーターの所だって、数年前ウィーンを訪問した時にもついぞ訪問しませんでした。

40日ぶりにガラクタ屋さんで買ったものは3つあって、そのうちの1つがこのオリンパスの顕微鏡カメラです。そういえば25年位前に小豆島にツアーをガラクタ屋さんの主催でやったことがあって、それが私のはじめての小豆島体験でした。その翌週に私は取材でイタリアのシシリー島に行ったのですが、風景とかよく似ているので面白かったです。本場のイタリアのオリーブを見る前に、私は小豆島でオリーブを見ているんですね。

今回手に入れたオリンパスの顕微鏡カメラは1,500円でした。よく二代目さんがカメラの入荷状況を呼ぶとか言うのですが、私の場合もこれはカメラがカメラを呼んだことになるのです。

私の好きな写真集東京ニコン日記をペラペラめくっていたら、ちょうど50年前に大泉学園で新婚当時の家人を撮影したショットがあって、それがオリンパス35というごくごく初期のシンプルな35ミリカメラなのです。アメリカの有名写真家リーフリードランダーに会ったときに、そのカメラを見せたら興味を持っていました。

リーフリードランダーは実は大変なカメラ好きで、1990年代のドイツのフォトキナではじめての試みとして、英国ロンドンの中古カメラ屋さんが出店していたのですが、そこでフリードランダーに2日連続して遭遇してしまってカメラ談義になりました。ちょうどコンタックスG1持っていたのでそれを写真家に見せたら、ファインダーを覗いてこれは実像ファインダーだから自分には向かない、自分はブライトフレームのライカの方が好きというのが面白かった。

オリンパスの顕微鏡カメラのブラック仕上げというのが、写真家が気取ってブラック仕上げのカメラを持っているのとは異なり、光学製品の本物の存在感を示しているのがとても素敵だと思います。考えてみれば1925年に登場した一番最初のライカモデルはやはりブラックペイントだったのは、当時はメインのライツの生産物は顕微鏡であったから、同じ仕上げにしたという事なんですね。

最近話題になっているのが、ライカジャーマニーが出したライツフォン1というやつです。ついに伝統のライカの会社もスマートフォンを出す時代になってしまったのかとちょっと興味を示したのですが、あれってアンドロイドなんだってね。

40日のコロナプロテクションのお休み明けにガラクタ屋さんに行って、色々と二代目さんとお話をしたのがよかったです。でも一番の話題は常連勝手連悪の枢軸さんが作ってくれた写真集CT74の話題でした。二代目さんもまさかあんなに俊足で売り切れるとは思ってなかったそうです。感謝感謝。

 

 

(2021.7)