ビテッサ用の革ケースを流用して
ちょっと話が長くなるかもしれません、ややこしくなるかもしれません。
昨日、Facebookページにアップしたお客さんカメラ。
フォクトレンダー・ビテッサにアーガスのレンズが付いていましたが、お客さんが言うには~これは二次的なものだと。
どういうことかと言うと、ビテッサ用の革ケースが欲しくてネットで入手したら、レンズが付いて無いビテッサが抱き合わせだった…と。
でも、そのレンズの無いビテッサを何とかしたくなって、もともと持っていたアーガスからレンズシャッターを外して付けてみた~というのです。調整して距離計も合う状態にされているとのこと。ただ、シャッターが上手く切れないので我楽多屋にケーブルレリーズを探しに来られたのでした。
いやいや…アーガスからレンズ外しちゃったら、結局そっちがレンズ無しになっちゃうじゃん!と思う方もいらっしゃるでしょうけど、ご安心を。このお客さんは再び元に戻せることを前提にされているので、このレンズはまたアーガスのボディに戻せます。
*多分、ここらへんのカメラから取ってますねぇ。
*参考ブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/01/cc-dd2a.html
さてさて、そもそも何でビテッサ用の革ケースが欲しかったのかというと、このケースはカメラだけを収めるタイプではなくて、前カバーの裏にフラッシュガンが内蔵されているタイプ。
このケースが大好きなマーキュリーに使えることを最初から想定していらっしゃったのです。マーキュリーとビテッサは全然違う形をしたカメラですが、横幅や厚み、高さがほぼ同じサイズなんだそう。
そして、こんな風に上手い具合に収納されるのです。
このブログの濃~い読者の方なら、お察しが付くのではないでしょうか。何度も話題にさせてもらってるマーキュリー愛が半端ないこのお客さんは、フラッシュバルブを光らせるのも大好きな人。
ビテッサのケースにマーキュリーを入れて、光らせて撮っちゃうんですよ、実際にフィルムを入れて。
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