我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2020年4月

2020年4月11日 (土)

斜めなところが好き

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オリンパスの一眼レフカメラ「OM30」は専用AFレンズ(といっても1種類しか販売されなかった)と組み合わせることで、AF撮影が可能になるAF過渡期のカメラです。

ご覧のようにMFレンズとの組み合わせではAF機能は作動しませんが、フォーカスエイド(手動でフォーカスリングを回した時に、フォーカスが合致するとファインダー内にランプが点灯する)は可能です。

さて、OM30の紹介は10年前に一度、同様なAF過渡期カメラのペンタックスME Fと一緒にしているので、そちらも見ていただくとして(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/06/mef-om30.html)、今日はこのカメラの妙な部分に気付いてしまったのです。

巻き上げレバーの上面に傾斜があるんです。

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これの何か凄いの?とか聞かれたら困ってしまうのですが、こういうデザインの巻上げレバーって他に見たことないような気がします。見方によってはカッコよく見えませんか!?

たったそれだけのことなんですがぁ~外出を自粛されているカメラ好きな方も、お手持ちのカメラの変わった部分とか凝ったデザインとか見つけて楽しむのも一つの方法なんじゃないかなぁ~と思ったりしたものですから(^-^)

2020年4月10日 (金)

特別通販も緊急事態宣言です!

おかげ様で以下の特別販売は嫁ぎ先が見つかりましたので、終了させていただきました!

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中古本の「カメラGET!」特別通販も『緊急事態宣言』です!

Facebookページ上で先週から案内している、学研発行のCAPA臨時増刊号「カメラGET!」中古本の特別通販。1週間を過ぎても嫁ぎ先が見つからないので、今日から毎日値段を日々300円ずつ下げていきます。

興味のある方は、どのタイミングで名乗りを挙げるか!?ちょっとゲーム感です。

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『カメラGET!』No.1~No.34、

  および前身の『中古カメラGET!』9冊も含めた全43冊

4月10日価格 7,700円(税込)!!

4月11日価格 7,400円(税込)!!

4月12日価格 7,100円(税込)!!

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4月12日に売れないと4月13日午前10時~6,800円になり、4月13日も売れないと4月14日午前10時~6,500円になります。売れないと以降も毎日300円ずつ安くなっていきます。

 

以下の14冊は別冊付録が欠品しています。97年12月号、98年7月号、1号、18号、19号、20号、21号、22号、23号、24号、25号、28号、32号、33号。該当号の別冊付録の内容は背表紙をアップで写した画像でご確認ください。

なお、復刻版取扱説明書は全22種あるうち、「ニコンF」「ニコンFフォトミック」「キヤノンF-1」の3種が欠品です。

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★ご希望の方はarrow.noda@nifty.com宛てにメールをお願いします。送料は着払いでお願いします。
★ご来店お買上げ&お持ち帰りの場合もメールをお願いします。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第246回目のテーマは「若草色のベストポケットコダック」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2020年7月初旬までです。

2020年4月 9日 (木)

御年80超えカメラ

本日4月8日(木)、我楽多屋は地元商店会の用事で17時半に閉店させていただきます

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一昨日、話題にした「ライカ・スタンダード」が発売されたのは1932年でした。

今日これを書くにあたって、画像を拡大して製造番号を確認したら、あのお客さんライカはまさに最初の1932年に製造された個体であることが判明しました。

そして、今日紹介するのは「ローライフレックス・スタンダード」。

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これもかなりの貫禄です。このカメラも1932年に発売されたモデルなんです。ボディやレンズの製造番号から、この個体は1936年ものであろうことが分かりました。

こうして製造年を調べ、カメラの状態などのチェックも終えて、値付けを済ませた頃。買取職人が興味深そうに、このローライフレックス・スタンダードを見て「これは何年頃のカメラだったかね?」と言いました。「あなたより年上ですよ」と言うと、「カメラは長く持つよねぇ~」と。

いやいや、あなたも後20年現役続けたい!と、いつも言ってるじゃないですか(笑)

ところで、1932年というと。オールドライカの人気モデル「DⅡ」も1932年発売。さらに、レンジファインダー・コンタックスのファーストモデル、ブラックコンタックスの愛称で親しまれている「Ⅰ型」も1932年発売なんですよね。

1932年は歴史に残るカメラの当たり年だったのかもしれません。

ちなみに、うちの買取職人は1939年モデルです。

 

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2020年4月 8日 (水)

かまくら と 雪だるま

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。

また、緊急事態宣言発令後も通常営業の予定をしております。よろしくお願い申し上げます。

*ただし、4月8日(木)は地元商店会の用事で我楽多屋は17時半に閉店させていただきます

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四谷舟町。

そういえば、ちょうど10日前の3月29日(日)って東京は雪が降ってたんですよ。覚えてますか!?

繰り返す寒暖の気候や新型コロナウイルスのことで、すっかり忘れかけてました。

これは、うちの店から歩いて1~2分にあるマンションのエントランス付近に作られていた「かまくら」と「雪だるま」だと思います。

雪の量が少なったからでしょう。どちらも貧相...いや、かなり小じんまりとしていますね。

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2020年4月 7日 (火)

本貫禄ライカセット

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昨日、Facebookページに我楽多屋新入荷品の画像をバラバラとアップしたものだから、それを見て早々にご来店くださった方のお客さんライカです。

ボディ、レンズともに見事な本貫禄。

お話を聞くと、レンズのエルマー90mmはもともとお持ちになっていたもの。そこへ先月、他店でジャンク品の中に動作品のライカ・スタンダードを発見して入手されたそうです。

見事にボディとレンズの貫禄加減がマッチしていますよね。

ファインダーの不一致感が少しご不満のようでしたが、とは言っても田中光学製のズームファインダーは案外とレア物。

どうやら先月、このライカ・スタンダードを発見された日は、昨日と同じく~うちのFacebookページを見て朝イチご来店された後のことだそうです。

我楽多屋では、先月も昨日もFacebookページで狙いを定めたカメラをお買上げいただいております。うちの店がラッキーを呼んでいるんだったら嬉しいな。昨日もうちの店の後に何か良いこと起きていらっしゃいますように!

 

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2020年4月 6日 (月)

V3の醍醐味

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一般的に、レンズシャッターの高速側限界が1/500秒と言われる中、「ミノルタV3」搭載のシチズンシャッター「OPTIPER-HS」は最高速が1/3000秒まであります。

しかし、そこには制限があるのです。

V3のレンズは開放値が「1.8」なのですが、1/3000秒を切る時の絞りは「8」から最小絞りの「22」まで、同じく1/2000秒を切る時は「4」から「22」まで、と。

いや...物理的には1/3000秒切った時も、絞り羽根は「4」より上も開くんですけど、シャッター羽根の方が開き切らないので実質的に使えない~ということなんです。

その実質的に有効な範囲を、レンズ鏡胴にあるシャッタースピードリングと絞りリングに色分けで記された指標で確認することが出来るのです。

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赤文字で記された「3000(1/3000秒)」の時、F値は赤いラインが記された「8」~「22」の間で有効。青文字で記された「2000(1/2000秒)」の時は、青いラインが記された「4」~「22」の間で有効。というわけです。

実は9年程前にも同様の話題を取り上げているのですが、今回は醍醐味部分であるレンズ鏡胴にある指標のアップ画像を載せたくて再び話題にしてみました(^-^)

 

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2020年4月 5日 (日)

ニコン「F」「F2」「F3」用

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今日の画像はずいぶんと地味な感じです。

ニコンのフラッグシップ機「F1桁」シリーズ用の底ケースです。画像左から、「F」「F2」「F3」用。

「F」と「F2」用は似ていますが、底面にフィルム感度表示盤を見るための窓が開いてます。そして、「F3」用は独特な小豆色っぽい色が特徴です。

昨日、アローカメラへF、F2、F3、F4の買取り依頼がありました。その話は今日付け「カメラ買取名人学」のネタにもなっています→https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/2020/04/f1-de83.html

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その後、我楽多屋へ回って来たケースやフード、ストラップなどのアクセサリー類の中に、これら底ケースが揃っていたのです。残念ながら、F4用は見当たりませんでした。

でも、確かF4用のケースって、底面だけに当てがうプレートみたいなのがあって、それと繋げられる上カバーはボディ全体をガバッと突っ込むような感じだったはず。これら3機種とは全然タイプが違うんです。

探してみたら、我楽多屋の在庫にもありませんでした。一昔前はF4用ケース、たっくさん転がっていたんですけどね。

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2020年4月 4日 (土)

ピカッと光ります

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チノンCE-4という一眼レフカメラです。

1980年に発売されたモデルで、このモデルからチノンは一眼レフのレンズマウントをKマウントに切り替えたのだそうです。その前まではM42マウントでした。

絞り優先オート機能付きのAEカメラで、シャッタスピードのマニュアル操作も可能。

今日、このカメラの何を話題にしたいのかというと、セルフタイマーダイアルの中心にある赤いランプ。

セルフタイマーを選択した時に、ランプの点灯や点滅でシャッターが切れるタイミングを知らせるカメラはちょいちょいありますよね。このカメラもダイアルにある数字を選んで5秒なり10秒なりのセルフタイマーをセットすると、赤いランプが点滅し始めて、シャッターが切れる直前になると点滅が早くなります。

でも、このカメラ。セルフタイマーを選択せずに普通にシャッターを切る時も、ピカッとこのランプが光るんですよ。これって珍しくないですか?

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ちなみに1秒とかスローシャッターを切ると、シャッターが開いている間光り続けます。

別に隠し撮りをしようってわけじゃないですけど、シャッター切ったのがバレバレですよね(>_<)

 

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2020年4月 3日 (金)

中古買いの楽しみ

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火曜日ご来店のお客様。その10日くらい前にご来店いただいた時もこのブログで話題にさせてもらった「フィルムカメラ男子」です。

前回ご来店の時にフォクトレンダー・ビトーⅡaに使うUVフィルターを探しに来られたのですが、その時点で我楽多屋の在庫にはイエローフィルターしかありませんでした。でも、いつかモノクロ撮影する時のために!とお買上げいただきました。

今回お話を伺うと、他のお店を回っても見つからず…UVフィルターはネットオークションで入手されたそうです。

でも、いくつかのお店を回る中で純正フードも発見することが出来たそうです。

フォクトレンダーのこの形状のフードは私も好きなんですよねぇ(^-^)→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2011/01/zoma.html

サイズが幾つかありますがビトーⅡaに合う、このサイズは一番見つけにくいようにも思います。

そのお客さんが、こうして順々にアクセサリーを見つけていく話を楽しそうにお話されるので、聞いているこちらも楽しくなりました。

新品買いは財布との相談がほとんどですが、中古買いには買うタイミングや買ったお店などなど入手までの経緯も楽しめたりするんですよね。

 

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