御年80超えカメラ
★本日4月8日(木)、我楽多屋は地元商店会の用事で17時半に閉店させていただきます。
一昨日、話題にした「ライカ・スタンダード」が発売されたのは1932年でした。
今日これを書くにあたって、画像を拡大して製造番号を確認したら、あのお客さんライカはまさに最初の1932年に製造された個体であることが判明しました。
そして、今日紹介するのは「ローライフレックス・スタンダード」。
これもかなりの貫禄です。このカメラも1932年に発売されたモデルなんです。ボディやレンズの製造番号から、この個体は1936年ものであろうことが分かりました。
こうして製造年を調べ、カメラの状態などのチェックも終えて、値付けを済ませた頃。買取職人が興味深そうに、このローライフレックス・スタンダードを見て「これは何年頃のカメラだったかね?」と言いました。「あなたより年上ですよ」と言うと、「カメラは長く持つよねぇ~」と。
いやいや、あなたも後20年現役続けたい!と、いつも言ってるじゃないですか(笑)
ところで、1932年というと。オールドライカの人気モデル「DⅡ」も1932年発売。さらに、レンジファインダー・コンタックスのファーストモデル、ブラックコンタックスの愛称で親しまれている「Ⅰ型」も1932年発売なんですよね。
1932年は歴史に残るカメラの当たり年だったのかもしれません。
ちなみに、うちの買取職人は1939年モデルです。
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