アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2020年3月

2020年3月31日 (火)

ВИЛИЯ-ABTO

1960年前後に発売されたリコー「オート35」と「オート35V」という近未来的なデザインをしたカメラがありました。

そのデザインが斬新過ぎたのか!?日本市場ではあまり売り上げは良くなかったようですが、アメリカではデザインが評価されていたそうです。

そして、5年後くらいにロシアでは、リコー「オート35」と「オート35V」をコピーしたモデルがそれぞれ登場します。キエフ10とキエフ11です。

本家リコーの距離計無しモデルのオート35Vと、ロシアの距離計内蔵モデルのキエフ10を並べて話題にしたことが10年くらい前にありました。→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/09/post-155b.html

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さて、今日の画像でリコーオート35Vと並んでいるのは、ロシアカメラで「ВИЛИЯ-ABTO」と記されていますが何て読むのか分かりません…。

どうもキエフ11あたりの血筋を引いていそうなモデルなのです。でも、底面にあった巻き上げレバーが背面に移動し、同じく底面にあった巻き戻しクランクが上面に移動してしまい、普通のカメラっぽいデザインになってしまいっているものの、シャッターレバーがレンズ横にあったり、全体のデザインというかバランスは同じなんですよね。

外装が金属からプラスティックになってしまっているし、似てるとは言っても「成れの果て...」という感じがしなくもありません。

「成れの果て」という言葉は、これがお客さんカメラであることも含めて、ちょっと言い過ぎたかもしれません。失礼しました(>_<)

 

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2020年3月30日 (月)

コンタックスAria

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国産のフィルム一眼レフカメラの機種名って、そのほとんどが「アルファベット」や「数字」、その組み合わせですよね。

ニコンは「F」「F2」「FM」「F80X」など、キヤノンは「F-1」「AE-1」「EOS-1」など、ペンタックスは「SP」「MX」「MZ-3」など、ミノルタは「SR-1」「X-1」「α7000」など、オリンパスは「OM-1」などなど。

そんな中で、このコンタックスAriaは珍しく単語が機種名になっています。

マニア志向が強めなコンタックス一眼レフの中で唯一、初級者や女性も意識した機種だったので親しみやすい名称を付けたんだと思います。京セラがどういう経緯で命名したのか?今回追跡出来ませんでした。語源について不正確になるといけないので、これ以上は触れません。

でも、似たジャンルのキヤノンEOS-KissやミノルタαSweetあたりを意識したのかもしれませんね。

これはあくまで私感ですが、EOS-KissやαSweetはその存在が俗っぽくなり過ぎて、その機種名をスッと容認できるんです。でも、Ariaの場合はマニュアルフォーカス、ブラックボディオンリー(70周年記念モデルにシルバーがありましたが)なこともあってか!?えらい異質感があるんですよね。

 

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2020年3月29日 (日)

我楽多屋で売っちゃったモノマガジン

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週末外出自粛要請前の金曜日ご来店のお客さん。一度ご来店いただいた時にご覧になっていたカメラが気になったそうで、午後再びご来店くださってお買上げくださいました。

その名を「MICRONTA 35X」という、35mmフィルムを使うカメラです。

ネット検索しても日本語のサイトはほとんど引っ掛かって来ませんでした。1959年英国領香港製のようです。日本のライカコピーのミニチュア機「PAX」に似た感じで、重量感もあってシッカリした造りをしています。

この個体はレンズのクモリが気になるレベルでしたが、外観の程度良く、シャッターやその他の動作部分もまずます良好でした。

実は私も気になりながら詳細を調べることなく店に並べてしまっていたので、お買上げいただいてから慌ててカメラの写真を撮らせてもらいました。

このお客さん、午後にFacebookページへアップしたカロワイドもお買上げくださいました。

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私が「使ってみようかなぁ~と思ったけど、そういう順番待ちのカメラが数台あるので、すぐに我楽多屋に並べるかな」とコメント付けていたのを記憶されていて、「使ってくださいよ」と言われましたが、「いえいえ、大丈夫なので気にしないでください」と言って買っていただきました。

いろいろと厳しい世の中ですが、足を運んでいただいたご利益として掘出しモノに巡り合えたんじゃないのかなぁ~と思うと、こちらも嬉しくなりました。

 

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2020年3月28日 (土)

ロシアデザイン

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何を今さら言われそうですが、コピーライカと呼ばれるフェドについて。

初号機はバルナックライカそのままコピーでしたが、この2型では独自のデザインが加わってきます。

今回、真正面からフェド2型を見たら「イケてるじゃん!」と思いました。

レンズの周囲に4ヵ所ある銀色のビスや、特徴ある柄の貼り革がいい味出しているし、そこへこのレンズとの組み合わせでは鏡胴の外周がデコボコしているのも効いてますね。

もう少しボディ上方に目を移すと、やはりビスや距離計窓のぶ厚めな縁取りとかがポイントになっていて、スッキリデザインではない良さがあるんだと気付きました。

そこで、私物の生まれ年ゾルキー-4も改めて見てみました。

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これも、巻上げノブやシャッタースピードダイアル、シャッターボタンのあたりが無骨だけども、そこにあるローレット加工が効いていい味を出していますよね。

そして最後に、ここら辺のカメラのファインダーって、覗くとキリッとクリアで気持ちいいんですよね。

 

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2020年3月27日 (金)

ライカ缶

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昨日のお客さんカメラ、いや空き缶!?です。

左は本物のカメラ(ライカM6)です。右がお客さんのカメラ型の缶です。

今年もバレンタイン時期前に話題になったチョコ入りカメラ型の缶と比べると、かなりホンモノっぽくてビックリしました。モデルになったカメラはライカM3と思われます。

画像では分かり難いですが微妙なキズや剥げなどが再現されているのも、ホンモノっぽく見える理由なのでしょう。

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並べて見ると、大きさがほぼ一緒というのも凄いですね。

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お客さんも海外から来られた人に頂いたもので詳細は不明だそうですが、中にはキャラメルが入っていたそうです。

こんな立派なお土産をもらうと、ホンモノのM3が欲しくなってしまいそうですね。

で、お客さんもかなりなマニアさんなので「セルフタイマーレバーが中途半端なところで止まっているのが面白いですよね!」とツッコミを入れていました(^-^)

これ、キヤノン創業60周年・カメラ総生産台数1億台達成記念で造られた4Sbのブロンズモデルと同じで、モデルにした現物が不完全な状態なのにそれを分からないままコピーしちゃったんでしょうねぇ~という推測。

 

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明日はがらくた市

明日28日(土)は、我楽多屋の「がらくた市」です。

通常のがらくた市と営業時間など変更がありますので、以下に記します当日のスケジュールをご確認ください。

 

・午前10時  : 開店 ☆開店より全品10%割引サービス開始
・午後2時半 : 閉店
・午後2時半~:「チョートク荒ブラパチ」ワークショップクショー開催
(詳細はこちらをご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2020/03/post-11ed.html)

 

上記のように、我楽多屋は午後2時半閉店です。2時半以降もアローカメラは引き続き営業の予定です。

2020年3月26日 (木)

「趣味のカメラ」

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一昨日3月24日発売になった「趣味のカメラ」というムック本。

エイ出版から発売されたのですが、発売直前まで(たしか前日か前々日)出版社のウェブサイトに案内が出ていなかった程、突然発売された感じです。

とはいえ、「今行くべき厳選14店 カメラファンのワンダーランド 中古カメラショップガイド」という特集に我楽多屋を載せてもらっているので、私は発売を楽しみに待っていました。

掲載の打診をされた時に聞かせていただいた、このムック本の企画内容が以下でした。

「この本は、カメラ選びと撮影の“愛好家それぞれの自由な楽しみ方”を伝えることを目的としており、例えばカメラ選びは、最新型にこだわらず、型落ちや中古も主役として、フィルムもデジタルも垣根なく、自分の視点で使って楽しく、お得に手に入れられるモデルをピックアップして提案、また、例えばレンズも、なかなか手の届かない最新高級レンズばかりにとらわれることなく、写して楽しいレンズを古今東西無差別に探し出して紹介する、など、「楽しいもの」「好きなもの」という視点で執筆者が語り、自分なりに写真カメラ趣味を追求している愛好家の人々への刺激や提案になることを目指しています。」

これを聞いて、『型落ちや中古も主役として』とか『フィルムもデジタルも垣根なく』とか『最新高級レンズばかりにとらわれることなく』とか『自分なりに写真カメラ趣味を追求している愛好家の人々へ』なんてキーワードが良いなぁ~と思って、協力させていただきました。

私の好きなペトリについて、うちの店にも顔を出してくださる写真家の三宅岳さんが記事を書かれていたりもしますよ。

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2020年3月25日 (水)

パラる?

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、新宿西口です。

この場所、以前はスバルビルがあった所です。今は「SHINJUKU ODAKYU PARK」と言って、当面の間は期間限定の店舗や催事が行なわれるようです。

先週、通りがかると派手にデザインされた「パラる?」という催事の準備中でした。いや、準備中というより新型コロナウイルス感染拡大防止のために会期が延期されているみたいでした。

このイベントは「パラスポーツをデザインしたらこうなる展」だそうです。

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2020年3月24日 (火)

「チョートク荒ブラパチ」のご案内

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「チョートク荒ブラパチ」開催のお知らせ

3月28日(土)は第4土曜日ですので、我楽多屋のがらくた市です。

先月お休みしました田中長徳先生トークショー、今月は新型コロナウイルス対策の代替企画で行ないます!

題して、『チョートク荒ブラパチ』

長徳先生の先導で荒木町界隈をブラブラ歩きながら、適当にパチパチ撮ったりするワークショップです。

  • 2020年3月28日(土)開催
  • 14時30分:我楽多屋集合(終了予定16時)
  • 参加費:800円
  • 参加ご希望の方は電話かメールで我楽多屋へ事前に申し込みお願いします(03-3225-5538またはarrow.noda@nifty.com)
  • 当日は各自のご判断でマスクなどの着用をお願い致します。体調のすぐれない方の参加はご遠慮願います。

  

このご時世、また昨日23日には都知事発信でむこう3週間のイベント自粛を要請する会見もありました。そんな時期の開催にご意見もあるでしょうが、「換気の悪い密閉空間」「多くの人の密集する場所」「近距離での会話」の3つの条件には当てはまらないものとして開催判断しました。逆に言えば、この3つの条件、普段通りの店内開催によるトークショーにはすべて当てはまるような気もします。ご理解よろしくお願い申し上げます。

 

*なお、当日の我楽多屋の営業時間は10時~14時半です。

*通常午後2時~の10%割引きは、10時開店と同時に開始します。

 

2020年3月23日 (月)

古き良きドイツデザイン?

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一昨日、国産一眼レフの懐古主義的な話題をしましたが、今日はドイツ製カメラの懐古主義的な話題を。

これら、3台の一眼レフ。同じドイツでも、戦後の東西分裂の中で各々少し状況が異なっていました。

エキサクタは、東ドイツだけども外国資本だったためにVEB(人民所有公社)に編入されることはありませんでした。1951年発売のエキサクタVX(画像上)は、ネームプレートの文字やシャッタースピードダイアルの形状に独特なものがあります。

フォクトレンダーは、純然たる西側のカメラです。1963年発売のフォクトレンダー・ウルトラマチックCS(画像中)は、ペンタカバーや小さくポコッと飛び出た読み取り窓が特徴。

ペンタコンは、戦後分割されてしまったツァイスイコンの東側の系譜にあたるカメラ。1965年発売のプラクチカ・ノバ(画像下)は、巻き上げレバーなどちょっと頼りなげな感じもしますが独特です。

製造年に少し開きがあったり東西の違いなどありますが、アップで写したボディの部分などは日本のカメラに見られないような独特なデザインをしていますよね。

日本とドイツのこういう差って何なんでしょうね?

 

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