我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年11月

2014年11月11日 (火)

何用のカメラケース?第2弾

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先週に続いてYさんが、「このケース何用だと思います?」とご来店。

サイズ見本になるように、横にコニカC35を並べてみたので、比較してかなり大きめなカメラであることが想像されます。

なおかつ、第1弾のキヤノンFPのケースと同じように、頭の部分がデカい感じがします。

正解は、「PRAKTI6」用のカメラケース。

頭の部分が大きく見えましたが、普通にアイレベルファインダー付の状態で収納する体です。

画像で実際に収納されているのは、「PENTACON six」ですが、どちらも基本同じです。

PENTACON sixの前身がPRAKTI6ですので~。ここらの事情は東西冷戦絡みの内容になるので、割愛させていただきます。

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Yさんの推薦ポイントとしては、もう一点ありまして、PRAKTI6のカタログに「Everready Case」と表記されている点。こんなにゴツくて使いづらそうなのに、「速写ケースなんだ~」というツッコミです。

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2014年11月10日 (月)

「S1a」ってカメラ

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ペンタックスといえば「一眼レフ」と言っても良いほど、ペンタックスは一眼レフにこだわりを持っているメーカーと言っても過言ではないと思います。

国産初の一眼レフは「アサヒフレックス」ですし、ペンタプリズムの搭載も市販品としてはほぼ一番と言える「AP」、爆発的なセールスを記録した「SP」。ラインナップにおいても、中判カメラの「67」、110カメラの「オート110」と多様です。み~んな一眼レフです。

なかでも、M42マウント採用の一眼レフSシリーズは、バリエーションが豊富。

ボディに型番の書いてない最初期の「AP」や、何故か「K」と名付けられた2号機。「S1」より先に出て来た「S2」、海外向けのOEMモデルもあったりして、正直なところよく似ているのでややこしい。

で、この「S1a」というのは、輸出専用モデルらしいです。

機能的には、S1のフィルムカウンターを自動復元式に進化させたモデル、いや、S2スーパーの最高速を1/1000から1/500にダウンスペックしたモデル~などという見方が出来るようです。

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2014年11月 9日 (日)

デジタル都市迷彩

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デジタル都市迷彩デザイン」というカメラ用貼り革シートがあることを知って、急に欲しくなって入手してしまいました。

その動機は、貼り革を剥がされてしまっている「Welmy Wide」があって、それに貼ってみようかなぁ~という思惑があったから。

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貼り革無しの戦争にでも行って来たような~ワイルドな見た目も良かったのですが、似合うかどうかは別として、とりあえず貼ってみたくなったのです。

どうです?? 個人的にはイマイチどころか、イマニくらいな感じ。。。

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型まで取ってせっかく貼ったから、しばらくこのままにしておこうかとも思っていますが、実は「デジタル都市迷彩」を貼る前に、ちょっと試したのは、これ。

右手の指先部分にだけ滑り止めを貼ったワイルド仕様の方が良いような...。

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2014年11月 8日 (土)

貫禄EOS-1N

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我楽多屋近辺で「本貫禄」というと、ボディのブラック塗装が剥げて地金の真鍮色が見えたり~なんていうのが基本です。

それに似せた加工をするのが、「偽貫禄加工」。加工といっても、故意に削ったりしちゃいけません、後から消せるように、真鍮色っぽい色を上塗りするんです。

しかし、AF一眼の時代になると、酷使しても、かつてのような貫禄は出て来ません。画像のEOS-1Nのようなテカテカ感が貫禄の印だったりします。

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ところで今回、このEOS-1Nを手に取って思ったのは、さすがフラッグシップ機!こんなテカテカになってもそれなりの貫禄を発揮しているし、触ってみると操作類がいい感触なんですね。

で、パワードライブブースターを利かせたこの連写音。溜まらんですね!!

Canon EOS-1N パワードライブブースターE1付
YouTube: Canon EOS-1N パワードライブブースターE1付

動画では24枚撮りフィルム。あっという間に撮り(送り)切ってしまいました(笑)。最後の方、電池がちょっと弱ったような感じだけども...。

 

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2014年11月 7日 (金)

レンズ愛

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現物をお見せできないのですが(私も見ていない)、画像は同種のケースをイメージで。

この茶筒のような形状したレンズケース、かつては殆んどのメーカーで、レンズケースといえばこういう形状でした。

う~んと昔のものは、外装素材が革なので逆に大丈夫なんですが、ふつうに古いものは外装素材が合皮だったりするので、これの質が悪いのです。

白ーくなってひび割れて、ボロボロと剥がれて来ます。ものによってはベタついてくるものもあります。大のニコンさんのレンズケースでも、劣化している個体がたくさんあります。

だから~というわけじゃないのでしょうが、最近はクッション性のある素材を使ったソフトタイプのものに変わって、茶筒形状のレンズケースは殆んど見かけなくなりましたね。

我楽多屋に、ニコンの茶筒状レンズケースを探しに来られた方のお話です。

「やはりレンズを守る意味では、芯の入った茶筒状であるに越したことは無い」。で、その方は、ニコンのサービスセンターに相談されたそうですが、在庫もなければ、ケースの補修などもしてくれない。

で、カバンなど革製品の製造や補修をしている業者の中から、茶筒状のレンズケースの補修をしてくれるところを見つけて、外装の張り替えを依頼されたとのこと。

そこまでしてレンズを大切にする向きに、すごいレンズ愛を感じました。いや、ちょっとビックリです。

そして、失礼ながら、どれ程の費用なのか聞いたみたところ。費用は職人さんの手間代なんでしょうね、革でも合皮でも値段は同じなんだそうです。

で、いくらくらいすると思います???? 個人的には、もっとビックリしました。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

アローカメラ&我楽多屋ウェブページ内の田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

今回が181回目。テーマは「街を戦場のように撮影するライカMD-2 Photomentaryモデル」です。

一部模様替えしたうちの店の外壁看板にも触れていただいてます。

こちらより、お楽しみください。

 

*閲覧は2015年2月初旬まで。

 

第102回 得?or 特?

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今回の得特企画は「210円フード」です。

『テフノンの70-210㎜用62㎜径のねじ込み式メタルフード』。

内面には反射を防ぐフェルト地加工もされています。少し先が開いているので、標準レンズあたりでもケラレることなく使えそう。

さて、何で「210円」なのか?というと...。

まぁ、今年3月までなら、税率5%で税込210円~と思われるでしょうけども...。これはダジャレ。「フード」なので「フー・トウ」で「2・10」です(笑)。

無理矢理にこじつければ、得特企画が102回目なので、並びを変えれば「210」。書いてて恥ずかしい。

数は20個ほどあります。いつものように我楽多屋ご来店早い者勝ち!!

あぁ、ちなみに買取名人の誕生日は2月10日。

2014年11月 6日 (木)

お気に入りストラップ

ここ数日のブログで、ストラップを付けていない人のカメラオリジナルのこだわりストラップを付けている人のカメラをアップしましたが、案外と皆さん、カメラのストラップにはこだわりを持っていらっしゃるんじゃないでしょうか?

そこで、今日は私の普段使いカメラのストラップを披露しようと思います。

メモ代わりに使っているコンパクトデジカメはこの青いの。これ、元々は何なんでしょうか?正直なところ私も知りません。

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アローカメラで買取らせていただいたカメラに付いていたストラップなんです。先のフサフサが特徴(笑)。シッカリと編まれているので丈夫だし、長さも実に具合良いです。

 

もう1台、これもデジタルですがフジのX10には、この革ストラップ。

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これは世界に1本しかありませんよ、きっと。

数年前にうちの店で若い革職人さんと一緒にライカ用革ケースを作ろう~という企画がありました。皆さんの意見を取り入れて~ということで数回に渡って話しを煮詰めていたのですが、残念ながら途中で企画中止なってしまいました。

その時の革職人さんがサンプルで作成されたのがこのストラップ。モニター的に私が使うことになってそのまま...すでに2年以上使っています。実に馴染んでいい具合になってきています。

というわけで、どちらも私なりのこだわりストラップです。

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2014年11月 5日 (水)

トリトンの夕景

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、晴海トリトンです。

通勤自転車の整備をお願いした自転車屋さんへ行った帰りに、ナイスタイミング!で、こんな見事な夕景に遭遇しました。

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2014年11月 4日 (火)

「撮った」と「撮れてた」

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「撮ったんじゃなくて、撮れてたんだ。。。」

お客さんとの雑談の中で、フィルム一眼カメラのシステムの話しになりました。

写真を始めた頃は、カタログのシステム表を見てワクワクしたもの。当時はモータードライブなんかに憧れましたよねぇ!というお客さん。

節約しながら写真撮ってお金を貯めて、やっと入手したモータードライブ使ってみて、「さすが撮れた!」なんて喜んだりしたけど、実際は「撮ったんじゃなくて、撮れてた~なんですけどね(笑)」。

う~ん、ある意味とっても納得出来るお話。連写することで、結果的に撮れてた写真~ってのもあるとは思います。

うっ...。それを言うと、今のデジタルカメラでの撮影なんて、連写どころじゃない、露出から何から、すべて撮れてた~なんじゃないの...なんて思っちゃいました。

いやいや、時代は変わるんです。

下の画像は1979年3月ニコンのシステム表です。

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