我楽多屋で買ったモノ・マガジン 第320回
お客さんが持ってきたカメラに付いていた
東京メトロ丸ノ内線のシートを再生したネクストラップの件
我楽多屋で買ったモノ・マガジンはもう何十年も連載しているわけですが、カメラ人類の欲望を想像を超えるようなものが登場して、それを手に取るのが、そして買うのが楽しいわけです。
単行本になった我楽多屋で買ったモノ・マガジンの数多くの衝動買いの中で、一番記憶に残っているのは長さが70センチ近くある、プロフェッショナル用のレンジファインダーでした。
ライカに付いているレンジファインダーはせいぜいベースが6センチですが、この巨大なレンジファインダーは製品として見たことがありませんでした。
戦艦ヤマトの砲撃用のレンジファインダーの次に大きいというのが私の認識です。ここら辺がガラクタ屋さんの買い物の楽しみなんですね。
ところで、ガラクタ屋さんで純粋に実用的な品物を買うというのは、ごくわずかな例しかなくて、それはカメラのストラップを買うことなんです。
ガラクタ屋さんでの私の行動パターンを思い出してみると、エントランス入ったすぐ左側、すなわち二代目さんの定位置の脇にあるストラップコーナーが私が直行するところでした。
カメラは3000台あるのに、ストラップの数は圧倒的に少ないですから、撮影のための実用品としては必須です。
Facebookぺージに紹介された、お客さんが持ってきたカメラに付いていた東京メトロのシート素材を使った限定ストラップというのが欲しくなったので、検索したらペンタックスリコーのページにぶつかりました。
日本デザインセンターで3年間勤務していたときに、池袋から銀座まで丸ノ内線を使ったので思い出があります。
赤いシート素材とシルバーシート用のブルーのやつがあって、私は後期高齢者ですからシルバーシート用を買おうと思ってチェックしたら、値段が9280円で送料込み。
ガラクタ屋さんで手に入れるストラップは500円がマックスですから、ここで購入意欲が減退。2月6日から受付開始ということになっているのに、それをチェックした2月20日で既にSOLD OUT。無駄な買い物しなくてよかった。
ところで、こういう幅広のストラップというのは、実は使いにくい。1960年代のレザー製のエルンストライツのストラップがベストです。
天皇なるちゃんはお父さんに続いて大カメラ人類ですが、彼の山登りの時ぶら下げていたのがお父さんのニコンと違って、キャノンの一眼レフ。それで幅広い赤いキャノンのストラップがテレビのニュースで見えました。
そんなの使わないで、もっと幅の狭いストラップがいいですよ、とサジェスチョンしてあげたい気分です。
(2026.6)

