我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年5月23日 (水)

PENTAXの「K」

N485
近年のペンタックス製デジイチの名称には、ほぼ「K」が付いています。K10DやK100D、K-xやK-m、最新ではK-01。この「K」って何か気にしたことありますか?

レンズマウントが「K」だからという説がありますが、じゃあ、その「K」は何よ?というと、「King of SLR(一眼レフ)」だそうです。

比較的近い頃(と言っても30余年程前)には、フィルム一眼レフにK2、KM、K1000などの「Kシリーズ」がありました。ただ、その前後には、SPやS2などの「Sシリーズ」、MXやMEなどの「Mシリーズ」、MZ-3やMZ-5などの「MZシリーズ」などがあって、「K」の名称は継続的には使用されていないんです。

そして、今回まさに「K」を名乗るモデルが入って来て思い出したのですが、「Kシリーズ」以前に、そのもの「K」というモデルが存在してたのです(1958年発売)。ちょっと調べたら、その由来はやはり「King」の「K」らしい。ずいぶんと自信に満ちた命名。

ところがですよ!

N490
前述の「Kシリーズ」登場時の「K2」のカタログに、ペンタックス一眼レフの歴史を振り返っているページがあって、市販されたアサヒフレックス、AP、SP、ESのほか、試作機まで登場させているのに、APとSPの間に存在していた「K」が出て来ないんです。。。

これって、当時、ややこしくなるので?この「K」を抹消しようとしていたかのようです(考え過ぎ?)。。。