我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年1月

2014年1月22日 (水)

中藤毅彦写真展「届かない悲鳴」

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、汐留の共同通信社へ行って来ました。

うちのお店にもご来店いただいている写真家中藤毅彦さんの写真展「届かない悲鳴」共同通信社連載企画~が行われているのです。

学校現場の闇に切り込んだルポタージュ連載記事の口絵カットとして、中藤さんが撮り下ろした作品の数々。誌面のファイルも設置されているので、作品と記事の対比も味わえます。簡単な言葉では言い表せませんが、非常に重く…興味深い展示でした。

今月30日まで行われています。

  • 中藤毅彦写真展「届かない悲鳴」共同通信社連載企画
  • 汐留メディアタワー3F ギャラリーウォーク(新交通ゆりかもめ汐留駅改札口左手すぐそば)
  • 2014年1月11日(土)~1月30日(木) 9時~19時
  • 会期中無休・入場無料

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2014年1月21日 (火)

富士フイルム創立80周年

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昨日20日付けの新聞各紙に、富士フイルムさんが見開きで広告を打っていました。

「化粧品も、薬もつくる。月面探査にも行く。富士フイルムは生まれ変わった。」と。

さらに、「6つの事業領域で。富士フイルムグループは、新しい価値をつくりつづける。」とも。

がぁ、その6つの中に写真フィルム事業は入っていません。。。まぁ、今の時代そりゃそうでしょうけど、こういう広告を見てしまうと寂しいものです。

生まれ変わった~なんて言われると、他の事業とかはどうなるの?って聞きたくもなるじゃないですか。

でも、いつぞや(もう数年前に)「写真文化を守りつづけます!」みたいな宣言してくれていますから、それを頼りにしているのですよ、私は。

6つの事業領域でドンドン儲けてもらって、損をしようが写真フィルム事業を意地でも守り抜いてください。

ただし、それに甘えてはいけません。出来うる限り、写真フィルムを消費するのが我々の努めですよ。

 

*アローカメラ&我楽多屋のfacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2014年1月20日 (月)

ピカイチ

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カメラ背面にある(まったく無いものもありますが)右手親指の指当て部分、カメラによってそのデザインは様々。

滑り止めになるような素材が貼られているもの、滑り止めになるような突起や窪みが成型されているもの、ほとんど目立たないけど、微妙に段差だけあったり、緩やかに盛り上がってるもの。。。などなど。

田中長徳先生もカメラのこの部分の指当たりについては、話の中でたびたび話題にされているように、撮る時のホールド、持ち歩く時の滑り止めなどなど、効果はちゃんとあるのです。

ここにあるニコンの初期のコンパクトカメラ「L35AF」。

いかにも取って付けたような滑り止めが付いています。これもしかして、スライドさせて何かのスイッチになっているのでは?って思ってしまうくらい。

変なツッコミを入れてしまいましたが、この「L35AF」。市場では「ピカイチ」という名称で親しまれました。

1977年にコニカが、初のAFコンパクトカメラ「ジャスピンコニカ」を発売してから、コンパクトカメラ市場は一気にAF化します。

ニコンはそれに遅れること6年。お得意の満を持して1983年に「ピカイチ」でこの市場に参入。

単焦点35㎜F2.8のレンズには「ニッコール」と記されていないものの、正真正銘のニコン自社製レンズで、写りも良く評価されたカメラなのです。

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2014年1月19日 (日)

特大大中小

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こんなの発見できるのはニコン関係者以外では、余程のニコンマニアか、ヒマなカメラ屋くらいでしょう。

ストラップには付き物の「コキ」または「テープアジャスター」と呼ばれる、この小さな部品。

ニコン純正の場合、かつては金属製でしたが今はほとんどがプラスティック製。ただ、いつの時代も「Nikon」の文字が、こんな小さな部品にも記されています。

で、金属製の時代、この「コキ」に、4つのサイズが用意されていたようです。

中サイズは、多くの人が目にしていると思います。一眼レフ用ストラップに付いている大きさです。

大サイズは、プロ用に配られたストラップ(いわゆるプロストとは別の)に付いていたものだという話を最近聞きました。

特大サイズは、望遠レンズ用ストラップのものでしょうか?

小サイズは、コンパクトカメラに付属していたストラップに付いていたもののようです。

いくらニコンでも、こういうものにコレクション性はないでしょうけども。この特大と大と小のコキは、案外とレアなはずです。

 

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2014年1月18日 (土)

幸運な20%引き

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12月半ば過ぎから我楽多屋にある「ペンFTブラック」。

メーターが少しズレているものの、程よく動作しています。しかし、在庫がそろそろ1ヶ月を迎えようとしている。

新年の「ちんちろりんサービス」を実施中に、あるお客さんが「先にサイコロ振っちゃダメなの?ぞろ目(20%キャッシュバックの出目)が出たら、このペンFT買うのに~」と言われました。

「いやいや、それはルール違反ですよぉ。。。(笑)」なんて会話をしてから10日ほど。

が、、、ちんちろりんサービスが終了しても、まだ、この「ペンFTブラック」が残っているので、「今週末に限り~ぞろ目が出たんだと思って20%引きにしちゃいますよ!このペンFTブラックは!!」みたいな~思いつきサービスを閉店後にブログやFacebookページに載せようかと考えていた昨日金曜の夕方。

閉店間際にご来店のお客さんが、このペンFTブラックに興味津々。かなり本気で迷われているようなので、「これこれこうでこんなこと考えていたところなので、もし良ければ、その値札の20%引きの金額で悩んでください」と、お伝えしました。

そしたら、程なく「これも縁、じゃあ~いただきましょう!」と相成りました。

このお客さん、私が言うのも変ですがツイてますよねぇ!!

 

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2014年1月17日 (金)

我楽多屋シール

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最初に「我楽多屋シール構想」をオープンにしてから4か月。

ちょっとスローペースではありましたが、ついにほぼ完成しました!

黄色地に赤文字の方を我楽多屋で売る正規な?がらくたカメラのフィルム室に貼っていこうかと思っています。

ただ、勝手にある程度のルールは作ろうかと思ったりもしています。私二代目がチェックして1,000円以上の値付けをしたカメラに限ろうかなぁ~とか。どのみち、もう数日で決めます。

それと、カラフルな方。5色用意しています。

これを2枚ずつ計10枚単位で、みなさんにお分けしようかと思っています。そういう需要ありますか???

皆さんに使っていただくのであれば、もっと大きいサイズも必要なのかと思ったのですが、とりあえずは、フィルム室に貼るのと同サイズ(約1cm×3cm)のみですけども。

おいくらぐらいで買っていただけますでしょうか???

 

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2014年1月16日 (木)

サン光機のアクセサリー

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二眼レフ用のアクセサリーって、実はあんまりないのです。

が、時々不思議というか、よく作ったなぁ~的なモノが出て来て感心させられます。

今までにはこんなのがありました。

横向きアタッチメント35㎜用アダプター被せピントフードパラメンダーパラジャスターローライ純正各種、など。

今回のアクセサリーは「SUN」製。

実は最初、すぐに二眼レフ用アクセサリーとは分かりませんでしたが、程なく「Model66」という表記や、取り付け部のバヨネット形状から推測することが出来ました。

B36サイズ、またの名をバヨネットⅡ、RⅡ、BayⅡなどと呼ばれるレンズ先端部の形状を持つローライフレックス3.5Fなんかの二眼レフ用テレコンバージョンレンズです。

大きい方がテイクレンズ用、小さい方がビューレンズ用。

現物合わせをしようと思ったら、3.5Fなどが店に無かったので、すみません、本の中のカメラに載せてしまいました(縮尺が合ってませんけど)。こんなイメージで使います。

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ローライ純正でも「ムター」というテレ用とワイド用のコンバージョンレンズは存在していますが、きっと当時でも恐ろしく高価なモノだったのでしょう。

で、レンズメーカーのSUNが手頃な価格で商品化したのでしょうね。多分、SUN(サン光機)が元気だった1950~1960年頃の製品だと推測します。

 

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2014年1月15日 (水)

巨大マンホール

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。

自宅近くで見つけた、巨大なマンホールです。

年中歩いている横断歩道なんですけど、今まで意識しているようでしていなかったマンホール。

「大きい」とは認識していましたが、改めて見たら、ちょっとびっくりするくらい大きさだったので撮ってみました。

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2014年1月14日 (火)

コッピーチューブ

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がらくた整理中のアルバイトが、「これどうですかぁ?」とブログネタの提供をしてくれました。

我楽多屋の手伝いを数年していると、こういう感覚が似て来ちゃうんでしょうかね?かわいそうなことに!? いやいや、私が反応しそうなネタだと勘が働くようになったというプラス面で判断しておきましょう(笑)。

8ミリの1コマを複写するためのアクセサリー「ロンド・コッピーチューブ8」に添付されていた案内書が面白いというのです。

*「コピー」じゃなくて、「コッピー」なんですね!?

案内書のトップに 、『8ミリフィルム → 35ミリへ複写 → プリント』と3段階ステップのイメージが描かれているのですが、何も女性が半目のこのカットを選ばなくてもいいのに~!というのです。たしかに!!

私も負けじともう一つツッコミを入れると、何で35ミリスライドの第2段階だけ、画面の向きが変わってるんでしょう??

もう1ヶ所あった。箱に記された「ROnDO」の表記、「n」だけ小文字。これそういうロゴなんじゃなくて、他では「N」と大文字表記されてます。

 

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2014年1月13日 (月)

マミーカメラ

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昭和30年前後に流行したボルタ判フィルムを使うカメラには、トイちっくなカメラが多いのが実際のところ。

で、マミヤというと真面目なカメラ造りで、ちょっとお堅いイメージまであるのですが、そのマミヤもボルタ判のカメラを出していたんです。

この「mammy(マミー)」がそれ。

パッと見た目は、やはりトイちっく…!?と思うのですが、手に取ってみると、この手のカメラとしては、良く造られている感じが伝わってきます。

気になって、当時の広告を探してみたところ、やはりマミヤさん自身、そこらへんの違いを謳っていましたよ。

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「定評ある一流メーカーの製品ですから安心して御愛用できます」

  → 自ら「一流メーカー」って言っちゃってます。

「価格は普及価格ですから低廉です。単なる玩具の様な品ではありません」

  →やはりトイではないらしい。

「体裁も機構も高級機その儘の性能を具えた優秀な本格カメラです」

  →そこまで大袈裟でもないような…。

「マミーは誰方にも初からよい写真を撮れる様に設計されたカメラです」

  →デジカメの謳い文句みたい。

結果的には、古い広告にツッコミを入れたくなって、ブログネタとして取り上げてしまいました。

 

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