我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年3月

2016年3月22日 (火)

ローライキンの

ローライキンは、ローライの二眼レフで35mmフィルムを使えるようにするアタッチメントのセットです。

スプール、スペーサー、カウンター、そしてマスクはフィルム室用、スクリーン用、フレームファインダー用、フード用がフルセットになります。

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今日話題にしたいのは上の画像にある、フード用のマスク。これが揃っていないことが多く、これ自体をあまり見かけないんですよね。。。

ちなみに、フィルム室用のマスクはこれが無ければローライキンとして意味を成しません。マスクする以外にフィルム送りにも影響します。そして、スクリーン用もかなり重要です。撮影時にフレームが確実に掴めませんから。フレームファインダー用はアイレベルで覗かなければ無くても大丈夫なもの。

で、最後にフード用マスク。これは如何なる場合にも、無くても大丈夫といえば大丈夫なものです。じゃあ、フード用マスクの効用は何なのかといえば~、ローライキンを使うことによって焦点距離が望遠寄りになるわけで、フードがそのままでは遮光の効果が落ちる為、それを補うためにレンズフードの前に取り付けるマスクなんです。

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それでも、そういうものをシッカリ作っていること自体に、ローライのシステムとして徹底する姿勢がうかがえて感心してしまいます。

対して、これは造る側じゃなくて使う側の問題なんでしょうけど、使わなくても大丈夫なものだから失くしてしまうのか、、、!?その結果、今となってはあまり見かけないフード用マスクなのです。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年3月21日 (月)

Closter Princess

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3月26日、北海道新幹線が開通します。

それに合わせたJR東日本のPRに登場するお笑いコンビのサンドウィッチマン。その伊達みきおさんの方が、テレビCMや駅貼りポスターの中で首から提げているカメラが何なのか?ここ数ヶ月、ずーっと気になっていました。


YouTube: 【CM】北海道新幹線開業 函館「赤レンガ」篇

画像を拡大してジーッと見て、心当たりを調べたり、聞き込み調査をしてみたりしましたが特定出来ず。

「北海道新幹線 CM サンドウィッチマン カメラ 何」みたいなキーワードで検索を前に一度したのですが、判明しませんでした。でも、これはある意味でカメラ屋として反則行為。自分で調べて特定したかったので、この手はしばらく使っていませんでした。

ところが、いよいよ開通してしまうので、先日もう一度その禁じ手を試みました。すると、引っ掛かりましたよ!「カメラが何なのか問い合わせた~」って人のサイトが。

で、あのカメラはイタリア製の「Closter Princess」であることが判明しました。まぁ、分かってしまえば♫チャンチャンって感じで終わりなんですけどね(笑)。

「Closter Princess」:イタリアのCloster(クロスター)社はレクタレックス社から独立(1940年代後半)した会社。独立後3台目のカメラが「Princess」。このCMに登場するのは、Princessの初号機に小改良を施したPrincess S型で1953年に登場したモデル。

 

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2016年3月20日 (日)

メモリーカードの中古って...

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我楽多屋は中古屋・ジャンク屋なのに、何故かメモリーカードの中古を売るのって躊躇しちゃうんですよね。。。

実際、我楽多屋で売っているモノは、買取りのアローカメラで買わせていただいた品物の中から業者へ流通させにくいモノや、我楽多屋の物々交換で入って来たモノばかり。どんなにキレイなモノでも、基本一度は人手に渡ったモノです。

そして、ガラクタという店の名の通り、他の中古カメラ屋さんよりも、よりガラクタチックなモノ、ジャンクなモノが多いのです。

で、時々は期限切れのフィルムなんかも出て来ます。中には10年や20年も前に期限が切れたフィルムも。それでも、皆さん買って行かれるんですよね。必ずしも撮影目的ではなくて、フィルム送りのテスト用だったり、コレクション用なんだと思います。

また、デジタルカメラの中にメモリーカードを入れたまま手放す方もいらっしゃるし、アクセサリー箱の中にメモリーカードを数枚入れたまま手放す方もいらっしゃるので、ボチボチと中古のメモリーカードも出ては来るんです。

それなのに、、、コンパクトフラッシュやSDカードなどメモリーカードの中古は、どうしてなのか...積極的に売る気になれないんですよね...。

古い規格のメモリーカードが手に入らない~とか、大容量のメモリーカードでは古いカメラボディが受け付けない~とかいう声を聞くので、それなりに需要はあるんだと思うんですけども。

じゃぁ~売りましょうか!?と思ったところで、値付けに悩むんですよ。例えば、まだ現役のSDカードやコンパクトフラッシュなんかの小容量のものって、新品ではかえって高かったりしますからね。

 

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2016年3月19日 (土)

“写ルンです”30周年アニバーサリーキット

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最近の「写ルンです」は~って、もうずいぶん昔からかもしれないけど、ストラップ取付け用の穴があるんですね。こんな風にライカネームのストラップを付けたりも出来ちゃう(笑)。

それ以外にも「写ルンです」の存在感を再認識した先々週でしたがその直後、今春、誕生30周年を記念した限定版が出る~という噂を耳にしました。

2月末のCP+にも出ていたとか...。

ところが、フジフイルムさんのサイトにも情報が無く...あれれ?なんて思っていた矢先の3月10日、正式にアナウンスがされました。

その日に早速、Facebookページに30周年アニバーサリーキットの写ルンですの記事をシェアしたところ。「いいね!」とは別に「リーチ」って数字が確認出来るんですけども、その数が過去最高を記録しました。

今まで、ライカやニコンの話題や画像なんかが比較的いい数字を記録していたのですが、それ以上に「写ルンです」に注目が集まった!という事実にビックリしました!!

まぁ~冷静に分析すると、私もフジフイルムさんが正式発表するまで情報があまり得られなかったですし、リリース当日にアップしたので、より注目が集まった~ということなんでしょうけども、それを差し引いても、『「写ルンです」やるじゃん!』ってのが実感です。

そして、フジフイルムさんのウェブに立派な特設サイトも出来てる。

「写ルンです」30周年アニバーサリーキット:平成28年4月8日発売(50,000本の数量限定予定)

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2016年3月18日 (金)

Halina(ハリーナ)知ってます?

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分かるんですよ、、、操作が簡単なカメラだから女性でも、気軽にキレイな写真が撮れますよ!ってことをアピールしたいんだろうことは。

でも、このキャッチコピーやイメージフォトがイマイチ理解できません...。強烈過ぎます(笑)。

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我楽多屋に時々並ぶことのある「OSAWA」ブランドのレンズ、その大沢商会さんが売り出していた、パックカメラ「ハリーナ」。インスタマチックのフィルムを使います。

そういえば、少し前にKODAKのインスタマチックカメラを話題にしましたよね。これも呼ばれて出て来たのか。。。!?

パックカメラという名称も、ハリーナという型名も初耳。なんか「ハリーナ」って、グラビアアイドルかハーフタレントの愛称みたいな名称だなぁ。

で、案内書のカットには、コップのフチ子さんみたいな人まで登場してます。

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2016年3月17日 (木)

乾電池のインパクトが星三つ!

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サモカのフラッシュガンの電池室に、装填されたままだった乾電池に惹かれました。

松下電器産業株式会社「ナショナル高性能乾電池 特単三 1.5V」。

そのデザインがレトロチックでいい上に、劣化のせいでしょうか...表面が凸凹しているのも味が出ています。

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滅多にお目にかかれそうにないので、記されている文字を書き上げておきます。「トランジスタ用 灯火用 C-8501 No.690 UM-3 ¥25.00」

多分、昭和30年頃のものだと思うのですが、大卒初任給が1万円ちょっとの時に1本25円って高いですよね!ちなみに現在、ナショナルブランドのマンガン電池は4本セットで、定価300円ちょっと(約@80円)しています。

今回、カメラは無くてこのフラッシュガンだけでしたが、サモカのカメラにも、これにも記されている「A」3つのマーク。これは、「三栄産業」だから「AAA」なんだと思うんですよね、確証ありませんが。

 

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2016年3月16日 (水)

寒緋桜

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、浅草橋。先週水曜日は冷たい雨が降る1日でしたが、ここだけはちょっと華やかな感じでした。

浅草橋のそばに1本だけ、濃いピンク色の花を咲かせた木がありました。で、合わせるように屋形船の屋根もピンク~。

後から調べると、釣鐘状に咲く花が特徴的な「寒緋桜」という種類でした。

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2016年3月15日 (火)

「SIGMA」と「SIMA」

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ひも付きキャップ」がイマイチ好きでないことは、過去にも書いたことがあります。あくまでも、個人的な意見としてです。

でも、ここ数ヶ月はブログ用の画像を撮ったりしているデジタルカメラに最初から付いていたので、ひも付きキャップを常用してみたりしてます。正確には、ストラップに結わえ付けられたひも付きキャップのひもを解くのが面倒なだけなのですが...。

さて、先日整理していた一眼レフにひも付きキャップが付いてました。ボディはキヤノンですが、レンズはSIGMA。

そのSIGMAネーム入りのキャップに貼り付けられた、後付けタイプのひも。その先端部に「SIMA」と記されていました。勉強不足なのか...そういう名の用品屋さんを知らないのですが、確かにそう記されています。

「SIGMA」に「SIMA」って面白い偶然ですよね。「G」が有るか無いだけの違いなんです。

で、最後におふざけをしておきますと、、、「G」じゃなくて「C」だったら、Capを失くさないように~で更に面白かったんですけどね…。

 

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2016年3月14日 (月)

この覆われた部分が

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1955年発売の「リコレットⅡ」。機能的には至ってシンプルな機械式マニュアルカメラです。

でも、レンズ周りのデザインが特徴的。

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レンズ鏡胴部の1/4強くらいが独特なカバーで覆われています。これの影響で独特なボリュームある見た目になっているのでしょう。まぁ、これのせいで好き嫌いが分かれるデザインのカメラになっちゃっているような気もしますが...。

リコレットは、フィルム巻上げ時にシャッターが同時にセットされるセルフコッキングを早くに採用したカメラでして、この中にはその仕掛けが隠されている感じですね。さらに、ギザギザのノブが見えているのは、ヘリコイドを回すノブも付けて一緒に覆っちゃいました!ってところですね。

他のカメラで言うとこの部分 ↓ 。

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ちなみに、リコレットとリコレットSの場合は、ヘリコイドを回すノブは無くて、1/4をガバッと覆うんじゃなくて上部と側部を別々に覆っていました。こんな感じです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/09/post-6e08.html

あと、軍艦部の「Ricolet Ⅱ」の刻印もかなり特徴的。

 

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2016年3月13日 (日)

この格子状の部分

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一般向けカメラとはいえ、KODAKのカメラでこんな誤魔化しを~ってネタです。

このカメラ「INSTAMATIC CAMERA 100」、フィルムはインスタマチックを使うシリーズですから、さすがにマニア向けやプロ向けでは有り得ない~といっても過言ではないと思います。

ボディ前面の中央にあるファインダー窓の左側には、カメラ名が記されています。

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そして、その反対側。まるで、露出計の受光部か!?はたまたストロボの発光部か!?みたいに格子状のデザインがされていますが、何の機能もない、ただの化粧板です。

揚げ足を取るようですが、いくら一般向けだからって、雑貨屋さんが作ったトイカメラじゃないんだし~。KODAKさんもう少し考えましょうよ~!って感じかと(笑)。

ちなみに、下の画像。左のカメラは内蔵ストロボの発光部で、右側のカメラは露出計の受光部です。これはダミーじゃなくて本物です。

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