我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年5月

2015年5月12日 (火)

貼り革ひとつで

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これ、ペンタックスSPなんですが、何かちょっと雰囲気が違うと思いませんか?

どこが違うのかというと、、、外装のペンタ部分に貼り革をしています。

この部分をメインに見てしまうと、「えっ!?ニコン???」と思ってしまう人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。そう思える人は、マニア度がかなり進行してしまっている患者さんです。

何でそう思ってしまうのかというと、ニコンFM系やニコマートFTN系は、この部分に貼り革をしているんです。

普段は特にそのことを意識していなくても、それらのニコンのイメージが頭にすり込まれているので、この加工されたペンタックスSPを見た時に「あれ?」と引き出しから、その情報が飛び出て来るんですね、きっと。

下の画像、右から貼り革されたペンタックスSP・ニコマートFTN・ニコンFEの順です。

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2015年5月11日 (月)

円周文字

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昨日入荷した品物の中に、巻上げレバーの軸部分に「ST MEMBER USE」と記されたフジカST701がありました。初見です。

同じくブラックのST701が手元にありますが、こちらは何も記されていません。

「ST MEMBER」って何よ?って、その実態さえ不明ですが、黒地に赤文字の「ST MEMBER USE」に強烈なオフィシャル感が漂っていていませんか!?

で、これを真似たお遊びをしようか~などと思っていたら、、、

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そこにご来店されたお客さんのカメラが限定版のニコンDf ブラックGold Edition。で、期間限定で実施されていたコマンドダイアルへの刻印サービスで記された文字が「NIPPON KOGAKU TOKYO」でした。

そうか、ここは本名じゃなくてもいいですね。

フジカとニコンに施された円周文字の刻印に影響されて、お遊びしました。「A & G MEMBER USE」。「A&G」って「アローカメラ&我楽多屋」の略ね…。そんな会員組織ありませんけども...。

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2015年5月10日 (日)

倶楽部エダム

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「倶楽部エダム」、正式には枝村酒店と言います。先月まで月島にあったお店です。

我楽多屋で毎月第4土曜日に行なう「がらくた市」の終了後、田中長徳先生他、トークショーに参加されたご常連さん(木星珠倶楽部の面々)などが、倶楽部エダムで「角打ち」されるのが恒例化していました。また、その参加メンバーの中には、普段から倶楽部エダムに足繁く通う人もいらっしゃいました。

「角打ち」という言葉をご存じない方もいらっしゃるかもしれません。「酒屋の店頭で酒を飲むこと」をそういうのです。もともと、北九州の言葉らしいです。

皆さんに愛されていた、この倶楽部エダムが本当に惜しまれつつ先月後半に閉店されたのです。

それにあたって、がらくた市の日にうちの店から倶楽部エダムに流れていくご常連さんの中で、画像のようなTシャツを作られた方がいらっしゃって、私もひとつ分けていただきました。

お客さんにこういうものを作ってもらえるお店ってスゴイお店だな!と、改めて感じました。愛されていないとこういう形にはなりません。

残念ながら、私は皆さんと一緒に立ち飲みする機会を作れなかったのが心残り。

余談ですが、かつて頻繁に利用していた餃子屋さんが新橋にありました。ところが数年間、ご無沙汰してしまっている間に一度閉店して再オープンされていました。あとから、その経緯を伺ったところ、もともとは食品会社が経営するお店だったのが、本社の都合で閉店することになったのです。しかし、そこの美味しい餃子と素敵なご主人のファンである常連さんの強力な声援とバックアップで、同じ店名と同じ味と、もちろん同じご主人で独立復活されていたのでした。

再び繁盛されていましたが諸事情あったのでしょう、数年後に常連さんに惜しまれつつ閉店されました。その時のご主人の説明が良かった(笑)、「パプアニューギニア店オープンのための閉店」。これは絶対に嘘ですよ。

今日の締めは想像ついている方も多いでしょう、「うちの店も愛される店になりたいーっ!」ですよ。

 

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2015年5月 9日 (土)

Made in Japan

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このフィルムコンパクトカメラは、ニコンの「メタルズーム310AF」という機種。外装に金属素材を利用してスマートデザインとともに、ちょっと良さげな仕様です。

そのボディ前面下方に「Made in Japan」ってプリントされているのが分かりますでしょうか。

今までに同じ機種を何度も見ていますし手元にも一台ありますが、こんなところに日本製を主張している個体は初めてです。

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通常の個体には底面に記されている「MADE IN JAPAN」は、この個体にもあります。

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さて、この主張が何の為なのか?結論は出ていません。

店舗展示用などで、「SAMPLE」とか「DEMO」などと記されたカメラを何度か見たことがありますが、なんとなく...それと似たような匂い(プリント加減)はしますけども。

このカメラが販売されていたのは今から20年程前。そのころ既に、海外生産品も多くなっていた時代です。ショーウインドウの中やサンプル品として店舗に置かれたデモ機の見やすいところに、「Made in Japan」を記してアピールするのが狙いか~!?など、あくまで推測ですけど。

雑誌やテレビなどで知った話ですが、ここ数年は中国からやって来た人々が日本で買い物をする際に、「日本製」の品物を選んで買って行くそうですから、このカメラも当時、何らかの理由で日本製をアピールする目的があったのかもしれませんね。

製造国表示ではこんなおふざけネタもありました(笑)→ https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/09/post-0b0d.html

 

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2015年5月 8日 (金)

自撮り棒

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このゴールデンウィーク中、観光で来られた人々でしょうねぇ、普段よりも余計に自撮り棒を使って記念写真を撮っている人を多数見かけたような気がします。

それで、うちの店にもお土産でもらった自撮り棒があるのを思い出して、こんな風にフィルムコンパクトをセットしてみました。

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これでセルフタイマー使えば撮れるじゃんと思いましたが、スマホのインカメラで撮るように液晶画面でフレーミングを確認しながら~は出来ません。。。

でも昔、フィルムカメラでも自撮り用にボディ前面にミラーの付いているカメラもありましたよね。当時は「そこまでして撮るかぁ~!?」なんて思ってましたけど、時代は変わりましたね。

例えば、こんなの(コニカRevio Z2)。アイピース枠にパチッとハメ込んで折り畳み出来る自撮り用のミラーが付属されていました。

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いやいや、もっと凄いのもありましたよ!一度話題にしたことのある「ミノルタ disc-7」がそれ、ミラーも自撮り棒も用意されていました。

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第187回目のテーマは「ブランド物のキャリーバッグ」です。

こちらよりお楽しみください

*閲覧は2015年8月初旬までです。

2015年5月 7日 (木)

アルチックスの謎のボタン

最近のデジタルカメラには操作ボタンがたくさんある上に、一つのボタンがいくつかの役割を担っていたりして、複雑怪奇です。

まぁ、説明書を見なくても、液晶画面に表示される案内をたどっていけば、大方は分かるようにはなっていますけども。。。

その点、昔の機械式金属カメラの場合は、そもそもそんなにたくさんの操作系がありませんから、ほとんどは見て分かるし、多少特殊な操作でもちょっと頭をひねれば理解出来たりします。

が、、、稀に教えてもらわないと絶対に分からなそうなお作法を持ったカメラがあります。今までにも何回か話題にしたことがありました。

 

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今回のカメラは「アルチックスV」というカメラ。

このカメラ、正面から見てレンズの左上方に丸くて小さくて中心部が赤いボタンがあります(下の画像で赤い矢印の先)。これが謎なのです。

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ボタンを押したところで何の反応も起こりません。また、押し込める深さも僅かで、押し込めたのかどうかも不安になるレベル。

で、その正体は何なのかというと、セルフタイマーセットの補助ボタンなんです。

このカメラ、シャッターチャージは同じく正面から見てレンズの天頂部から少し左手にある小さなレバー(上の画像で黄色い矢印の先)を天頂部にストロークさせて行ないます。この時に、問題のセルフタイマー補助ボタンを押しながら、さらに天頂部から右手にストロークさせるとセルフタイマーがセットされるのです。

今回、私はたっまたま気付くことが出来ましたが、こんな操作方法は教えてもらわないと、まず分かりません(>_<)。

 

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2015年5月 6日 (水)

船より釣り人

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

****************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、船の科学館。

4月25日、大井水産埠頭に超大型客船「Voyager of the Seas」が入港するというので、東京港の対岸側青海南埠頭公園へ朝イチで行って来ました。

レインボーブリッジをくぐれない高さなので、晴海まで行かずに大井止まりだったようですが、さすがに対岸からではその大きさをイマイチ実感することは出来ませんでした。

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せめてもの救いは、サイズ見本のようなジェトフォイルが手前を通過してくれたこと。

大型客船を望んでから身体を右に向けると、船の形をした船の科学館(現在閉館)をバックに、釣り人がいい具合に仰向けに寝転んでいました。

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2015年5月 5日 (火)

F50化粧箱

*本日、2015年5月5日は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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「ニコンF50」に、こんな化粧箱あったんだぁ!?と、はじめはかなり本気で信じてしまいました。

が、よ~く見たら、いや、かなりよ~く見たら、カメラやレンズの写真は貼り付けてあることに気付いてしまい、一気にお手製の自分用化粧箱であることが判明しました。

しかし、良く出来てますよ。

水色の部分はちょっとザラッとした紙を丁寧に貼り合わせていて、そこに実にキレイに切り抜いたカメラやレンズの写真(紙にプリントされたもの、もしかしたらカタログの切り抜きかも)を貼り付けてあるのです。

中は赤いベルベット調の布が敷き詰められていて、お上品。ただ、糸を使った丸留め式の蓋が、もし純正とすれば時代的に違和感。

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最初、これをお手製であると思わなかった理由にはこの出来栄えの良さとともに、普及機入門機クラスのF50に、ここまで手をかける人いないだろう~というカメラ屋的感覚が多分にあったのも一因と思います。

 

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2015年5月 4日 (月)

モワモワ生地の

昨日に続いてネックストラップネタになってしまいました。

これは少し前に発掘したニコンもの。

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これと色違いのはよく見ている記憶があるのですが、この色は記憶にないような~たまたま私が見ていない・覚えていないだけかもしれませんが。。。

カーキ系に赤が入ってるのがちょっと新鮮に感じたので、手持ちの何かに使おうかと思って手元に置いてありました。

そこへ、昨日。これも私は初めて目にする系のストラップが入って来ました。

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遠目には前述のニコンのようなストライプ系なんですが、実際はなんか、、とてもモワモワしている生地なのです。女子カメラ系っぽい。

調べてビックリ、RICOHさんが扱っている商品でした。

1899年創業のベルギーの老舗織物ブランド「GEVAERT(ゲバルト)」とSwimming Fly(スイミングフライ)のコラボレーションから誕生したMade in Japanのおしゃれなカメラストラップです。ヨーロッパのハイセンスな生地が特徴で、カメラファッションのコーディネートにぴったりのシリーズです。生き生きとした色鮮やかな ビビッドな糸を編みこみ、ポップなシャギーに仕上げます。」とのこと。

モワモワじゃなくて、シャギーかぁ。

今日もライカに付けてみました。マフラー巻いているみたいで、これからの季節はちょっと暑そうです。

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