我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年5月10日 (日)

倶楽部エダム

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「倶楽部エダム」、正式には枝村酒店と言います。先月まで月島にあったお店です。

我楽多屋で毎月第4土曜日に行なう「がらくた市」の終了後、田中長徳先生他、トークショーに参加されたご常連さん(木星珠倶楽部の面々)などが、倶楽部エダムで「角打ち」されるのが恒例化していました。また、その参加メンバーの中には、普段から倶楽部エダムに足繁く通う人もいらっしゃいました。

「角打ち」という言葉をご存じない方もいらっしゃるかもしれません。「酒屋の店頭で酒を飲むこと」をそういうのです。もともと、北九州の言葉らしいです。

皆さんに愛されていた、この倶楽部エダムが本当に惜しまれつつ先月後半に閉店されたのです。

それにあたって、がらくた市の日にうちの店から倶楽部エダムに流れていくご常連さんの中で、画像のようなTシャツを作られた方がいらっしゃって、私もひとつ分けていただきました。

お客さんにこういうものを作ってもらえるお店ってスゴイお店だな!と、改めて感じました。愛されていないとこういう形にはなりません。

残念ながら、私は皆さんと一緒に立ち飲みする機会を作れなかったのが心残り。

余談ですが、かつて頻繁に利用していた餃子屋さんが新橋にありました。ところが数年間、ご無沙汰してしまっている間に一度閉店して再オープンされていました。あとから、その経緯を伺ったところ、もともとは食品会社が経営するお店だったのが、本社の都合で閉店することになったのです。しかし、そこの美味しい餃子と素敵なご主人のファンである常連さんの強力な声援とバックアップで、同じ店名と同じ味と、もちろん同じご主人で独立復活されていたのでした。

再び繁盛されていましたが諸事情あったのでしょう、数年後に常連さんに惜しまれつつ閉店されました。その時のご主人の説明が良かった(笑)、「パプアニューギニア店オープンのための閉店」。これは絶対に嘘ですよ。

今日の締めは想像ついている方も多いでしょう、「うちの店も愛される店になりたいーっ!」ですよ。

 

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