我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 2020年6月 | メイン | 2020年8月 »

2020年7月

2020年7月21日 (火)

28.5→BAY1

*当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日・第3火曜日もお休みさせていただきますので、本日21日と明日22日は連休です。よろしくお願い申し上げます。アローカメラの買取り業務は本日21日通常営業です。

109231371_4077806372261667_10135364

先日ご来店のお客さんの話。

そのお客さんは白人さんで何かをお探しのようでしたが、欲しいものが見つからないようでレジカウンターの私のところへ歩み寄って来られました。

その気配を感じて日本語しか喋れない私はムムム…と思っていると、とても流暢な日本語で「これのフィルターは28ミリだと思うのですが、使えるフィルターはないですか?」と、手に持った金ピカローライことローライコードⅠ型を差し出しながら言われました。

我楽多屋の在庫にあった被せ式の28ミリだと合わないのですよね。何故なら、金ピカローライは28.5ミリの被せだから。

私も一緒になって適当なフィルターを探しかけて、ふっと思い出しました!もう1年位前から売れ残っている、BAY1フィルターを使えるように出来る28.5ミリの被せ式の変換アダプターを!!

それをお見せすると「BAY1フィルターなら持っているので、ちょうど良いです!」と、即お買い上げくださいました。

画像で分かるように、お客さんの手にはお買い上げいただいたアダプターが入っているポリ袋もチラリと写っています。折角だからアダプターも一緒に写るように持ってもらえば良かった…と後悔。

それにしても、このローライコードⅠ型はかなりの美品で、まさに金ピカでした(^^)

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2020年7月20日 (月)

GEブランド

109276512_4072753996100238_66254004

物々交換の品物の中にあったコンパクトデジカメ1台。その1台が「GE」ブランドでした。

GE(ジェネラルエレクトリック)は発明王トーマス・エジソンを祖とする、世界最大のアメリカ合衆国の総合電機メーカー。

日本でGEブランドのデジタルカメラが販売されていたのは2009年からの数年間ですし、そもそも本国でも今はカメラ事業から撤退しています。

そんな地味というか稀少なGEブランドのコンパクトデジカメをお使いだなんてマニアックだなぁ~と思いながら、動作確認で電源をONにしたら背面の液晶がモノクロになっていました。さらに撮影モードもAUTOではなくてMANUALモードになっていました。

109270023_4072754089433562_10975154

お持ちいただいた方はご年配の方でしたが、GEのコンデジをモノクロ設定にしてお使いになられていたとは、こだわりの方なのかもしれませんねぇ(^^)

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

★今月7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

今週のアローカメラ&我楽多屋

7月20日~26日までの営業についてご案内いたします。

以下、よろしくお願い申し上げます。

Konsyuu

2020年7月19日 (日)

右上がりのKodakは!?

108105745_4069195303122774_46477954

「レチナⅡ #142」は1937年か38年製なので、アローカメラの買取職人より1~2歳年上になるカメラです。

この個体のボディ前面レンズカバー部分に貼られている丸い革にある「Kodak」の文字の型押しが傾いている件について。

107699056_4069195233122781_26286825

ずいぶんと右上がりに傾いているけども、これは最初からなのか!?と気になりました。

ボディ上面ある「Retina」の文字は右上がりの斜めに刻印されていますし、レチナの革ケースに型押しされている「Retina」の文字も同様なものがほとんどです。

109808062_4069195393122765_90804398

それに合わせて「Kodak」の文字も右上がりにしているのだろうか?と思ったのです。まぁ、それにしても、傾き過ぎていますけどね。

画像検索して他の個体を調べてみたところ、他は全部天地方向に対して平行で傾いていませんでした。

補修か何かで革を貼り直した時に、こうされただけのことだったようです。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

★今月7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2020年7月18日 (土)

特別定額給付金で買うカメラ

109242243_4065185303523774_62100334

昨日、常連さんと話をしていると「他店で買おうかどうか迷っている品物があるのですが~」と相談を受けました。

金額は18万円程。何もなければ考えることもなかったと思うけど、特別定額給付金10万円があったので残りを足して買うおうかどうか迷っているのだそうです。

カメラ屋として客観的な見解を私なりにお答えしました。

そして、私も特別定額給付金の10万円で何かカメラやレンズを買うとしたら何だろう?という設定で考えてみました。頭に浮かんだのは「ニコンF6」でした。多分、ニコン・フィルム一眼レフのフラッグシップ機の最終モデルでしょうからね。そこそこの程度の中古品が買える値段です。

で、ついでに何故か私も18万円なら何かな?という設定でも考えてみました。デジタルカメラの「ライカM8」が浮かびました。程度の悪いのならギリギリ有りなところですかね。

お客さんに相談されたのに結果的に自分でも楽しんでしまいましたが、「少し冷静に考えてみます」と言っていただけたので、まぁ~ヨシとしてください(^^)

「もし買ったら見せてくだいさいね!」ともお願いしておきました。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

★今月7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2020年7月17日 (金)

新宿駅東口~荒木町マップ

先週のブログで「新宿駅の東側」と題して、北村写真機店の開店にこじつけて新宿駅東口を出て、カメラ店をハシゴするルートを案内しました。

  1. 北村写真機店さん
  2. ラッキーカメラさん
  3. 諏訪写真機さん
  4. アローカメラ&我楽多屋。
  5. *2020年8月末日までは新宿東口直近のカメラのアルプス堂さんも。 

 

距離にして2キロちょっと、真っ直ぐ歩けば30分ほどの距離の中にカメラ店が4店。さらには、プレイスMさんや、アイデムフォトギャラリーシリウスさん、トーテムポールフォトギャラリーさん、ギャラリーニエプスさんなどの写真ギャラリーも点在しているのです。

早速、この1週間でお二人のお客さんが「ブログ見て諏訪写真機さんへ行って来ましたよ!」とお声掛けくださいました。そのうちのお一人は、紙袋を持っていて何か買われたようです。我楽多屋ではレンズフードとフィルターをお買い上げいただいたので、レンズを買われたのかもしれませんね。

経済効果と言ったら大袈裟かもしれませんが、ちょっと無理があるこじつけと思った案内に反応して、お買い物のハシゴをしていただけたことに、ちょっと満足感です。

なので、調子に乗ってGoogleマップに「新宿駅東口~荒木町」というマイマップを作ってみました。ご覧ください。→https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1KzLcSmMP42RTjDSqpQkaw3acwvoP6ItB&ll=35.69028606144107%2C139.71215913005946&z=15

Map

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

★今月7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2020年7月16日 (木)

オレンジ色の輪っか

107370498_4045215442187427_46399258

久々に「呼び」を感じた出来事です。

先週、定休の水曜日に訪れた足立区にある写真屋「フォトプラス」さんの中古カメラコーナーで、コニカ現場監督に付属されているフィルムホルダーを見つけました。

私が「こんなのもあるんですね。時々、お客さんに聞かれるんですよねぇ」というと、店主さんが「うちの店じゃ、これを見つけて行く人いないので~」と言って、あるだけ譲ってくれました。

すると、3日後の土曜日。我楽多屋へコンパクトカメラを数台お持ち込みになられたお客さんがいらっしゃって、その中にあった現場監督にこのフィルムホルダーが付いていました。

現場監督があって、純正ストラップが付いていても、このフィルムホルダーが無いことの方が圧倒的に多いのに。

にわかに、現場監督のフィルムホルダーが豊富になっている我楽多屋です。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

★今月7月から当面の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

Img_1682a_2

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第249回目のテーマは「ソニーのコンデジのダミーカメラ これ結構レア物ですよ」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2020年10月初旬までです。

2020年7月15日 (水)

西新井 らーめん

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

★今月7月から当面の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

***********************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、西新井です。

東武伊勢崎線西新井駅で乗り換えをしようとしていたホームに「らーめん」屋さんがありました。

都内の私鉄のホーム上にラーメン屋さんがあるのも珍しいよな~と思いながら、30分くらい前に昼食を済ませたばかりだったのに、こうして残っているってことは美味いのかなぁ?とも思いました。

で、後から幾人かの知人情報で「美味い」らしいことを知りました。また行かねば!

107163408_4024181527624152_17988826

2020年7月14日 (火)

COPAL UNIQUE

*本日7月12日(火)より当面の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日・第3火曜日もお休みさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

107805801_4040972972611674_88029291

レンズシャッターカメラに付いたコパルやセイコー、シチズンなどの各種シャッターについて、とても勉強不足です。

そして、今日はそれらシャッターの仕組みについてではなくて、シャッターのネームについてです。

アルファベットを組み合わせたネームが大部分ですが、画像の「ヤシカミニマチックS」のように『コパル・ユニーク』なんてUNIQUEな名称のものがあります。

さらに、ついでに気付いたのが「フジカ35オートM」についている『コパル・マジック』。どんな仕掛けがあるのか!?なんて考えてしまいそうな特殊なネームですよね。

107534371_4040972845945020_58240957

名前と画像だけでは寂しいのでウィキペディアのコピペになりますが、それぞれのシャッターの特徴を記しておきます。

コパル・ユニーク:1963年。2枚の絞り兼用シャッター羽根の開角度をフライホイルで制御するシャッター。ヤシカより発売された「ミニマチックS」に搭載された。この方式が現在一般的なプログラムシャッターの露出計と絞り兼用のシャッター羽の開角度を連動させて適正露出を得る仕掛けの直接の元祖である。

コパル・マジック:1962年。コパルが発明した機械式マルチプログラムシャッター。これを搭載する唯一のカメラは「フジカ35オートM」。複雑なギア連動機構を用いて、絞りでの制御限界時にはシャッター速度も変化させるという特殊なシャッターであった。このシャッターは極めてコスト高となったため、このカメラ以外には採用されなかった。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。