我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年9月

2022年9月10日 (土)

ブルーインパルス・ストラップ

★本日10日(土)、我楽多屋は閉店時間を少し繰り上げて17時45分に閉めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」柄のカメラ用ネックストラップ2種、ともにお客さんストラップです。

この常連さん、鉄分は濃いめですが航空とかアーミー系は専門外のはず...。でも、カメラアクセサリー系ということで手を出されたのでしょう~多分!?

さて、まだパッケージに入ったままのブルーインパルス・ストラップは、値札で分かるようにヨドバシカメラでも販売されているそうです。カメラ売り場で見つからないので、店員さんに尋ねたところ最初は通じなかったそうですが調べてもらうと、なんと!このストラップはプラモデル売り場での取扱品だったそうです。

で、もう1本のカメラに付いている方はブルーインパルスの所属基地がある、宮城県東松島市の清水畳店さんが作っている畳縁素材のストラップ。検索したら、ふるさと納税の返礼品にもなっているようです。

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畳縁で思い出したのは作っている所は違いますが、私も同じ素材の小銭入れを持ってました。一番上の画像に一緒に写り込んでいます(^^;)

 

 

 

2022年9月 9日 (金)

非公認ですがぁ~素晴らしい

★明日10日(土)、我楽多屋は閉店時間を少し繰り上げて17時45分に閉めさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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先日お会計時にお客さんから「最近、紙袋にお店の判が押されていませんよね…」と言われました。

ちょっとドキッとしたのは、押していない理由が単なる怠慢だから...。痛いところを衝かれたわけです。

しかし、何故にそれを気にされているのだろう?と思っていると、「実は~」と。

我楽多屋の判入り紙袋とダイソーで売っている軟質カードケースを使って、画像のようなバッグを作られたというのです。

その時点ではバッグはご持参されていなかったのですが、「一度ぜひ見せてください」とお願いしてしまったので、次回ご来店時にこうして見せてくださったのです。

両面とも判入りなんですが使えるものが1枚しか無くて、片側は判をスキャンしてプリントされたそうです。私の怠慢が余計な作業をさせてしまい...申し訳ありません。

しかし、我楽多屋の紙袋をこんな風にして使ってくださっているなんて嬉しい限りです。見せていただいた日は、ご来店前に松屋の中古カメラ市へこれで行かれていたようです(^^)

 

 

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第275回目のテーマは「ウィーンモノクロームセブンティーズを5000円で買う幸せ」です。

こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html

 

*閲覧は2022年12月初旬まで。

 

 

2022年9月 8日 (木)

カメラ入ってます⏲

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こんなものをマミヤが作っていたんですね。。。

置時計の中にフィルムカメラが仕組まれていて、リモコン操作でシャッターを切れる~という隠し撮りが可能な時計付きカメラ、いや...カメラ付き時計。製品名は「Watcher A」というみたいです。

正面から見ると普通の置時計のように見えますが、裏側を開けると~こんな風にコンパクトフィルムカメラがそのまま取り付けられています。

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取り付けられているカメラはリコー製の「LX-33s W DATE」です。34mmレンズ搭載、固定焦点の簡単カメラ。リコーのサイトをみると「簡単カメラに生活防水機能を付加したカジュアルカメラ」と書かれていますが、この置時計の中では生活防水は必要ないですね…。

どんな使い方をするのかというと、時計とセットになっているのであればタイマー撮影やインターバル撮影が可能なのかと予想しますが、シャッターを切るタイミングはあくまでもリモコン操作時に限定されます。

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ただ、リモコン操作した時点で何回シャッターを切るのか、それを何秒間隔で切るのかは、事前に時計の裏側で設定できます。

どこから撮っているのか?ちょっと見にくいですが、緑色の四角の中にレンズが何となく見えます。こんな状態で撮るので高感度フィルムISO800くらいで撮るように指示されています。

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本社が浦和にある時代、光学事業をやっている時代という2面からして、1994年~2006年の間の製品と推測されます。

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2022年9月 7日 (水)

🎡解体前に

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、大観覧車です。

1999年に開業したお台場の大観覧車が8月31日に営業を終了するというので、近くで見て来ました。

営業終了は再開発のためで、昨年末に先に営業終了していた隣接のトヨタ・メガウェブは既に解体がほぼ終わっていました。

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2022年9月 6日 (火)

動くの何台だ?

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仲間の業者からロシアカメラのボディ8台を託されて、「状態を見て適当な値を付けて欲しい~」と頼まれました。

「わりと良さそう~」と言われたのだけども、ロシアカメラだからという理由で決めつけてしまうのは乱暴かもしれませんが、期待をしたら絶対にいけません(>_<)

結果は8台中、現状OKと言えそうなのは2台だけ。3台は完全にダメ。残りの3台も使い方にそれなりの制約が出るような状態でした。

それでも、ジャンクとして各々それに見合った値付けをすれば良いので、それはそれで良いのです。

ただ、8台の動作確認を…メインはシャッターなんですが、確認し終わる頃にはカタい巻上げノブを回す右手の親指の腹が痛くなってきました。この痛みはロシアカメラゆえと決めつけても乱暴ではないと思います。

 

 

2022年9月 5日 (月)

ゴワ・カワ

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革ストラップの中には折り束ねた状態で輪ゴムなどで留めておくと、上の画像のようにクセが付いたまま硬化してしまうものがあります。

それを売り物として店に出す際、下の画像のように棒に引っ掛けた状態で並べようとすると、その強いクセが原因で綺麗に吊るせなくて不快な思いをします…。

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そこで、こんな風に二つ折りの状態で輪ゴムを数ヵ所留めて矯正することがあります。

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数時間でかなり効果が出ます。今回はそのまま一晩寝かせてしまいましたが、輪ゴムを外してもこんな感じでかなり真っ直ぐになりました。

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見えない所でこんな苦労?もしてるんですよ~という話。

 

 

2022年9月 4日 (日)

ヨンサンハチロク

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通称「ヨンサンハチロク」や「ヨンサンパーロク」と呼ばれる、ニッコールズーム43-86mm/F3.5。

その性能については酷評する人も多いような気がしますが、このレンズ、発売は1963年で国産最初の標準ズームレンズなんですよね。大目に見てあげましょうよ。

それに、このレンズはレンズシャッター一眼レフの普及機ニコレックスズーム35用に開発されたそうなので、安価で小型化が前提にあったのです。

それでも、マルチコート化されたり・レンズ構成をモデルチェンジしたりして、20年近く生産されました。

今回ここにあるヨンサンハチロクは、わりと初期のものだと思います。偶然にも別ルートで、ほぼ同時期かな~と思われるレンズフードも入って来ました。「F」マーク入りで「43-86」の刻印もあります。合わせたボディは製造番号からして、最低でも2年くらいは先輩そうです。

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2022年9月 3日 (土)

お小言!?お願い!?

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まず始めに断っておきます。今日は中古カメラ屋としてのお願いを書きます。「口うるさい」と取る人もいらっしゃるでしょうけど、そういう人にこそ読んでいただきたい。

いや、3ヶ月ちょっと前にも似たようなブログを書いていますが、ある程度定期的に書いてご理解いただきたいことですし、ちょうど今、銀座では中古カメラ市が、新宿ではオールドレンズフェスが行なわれているので、あえてこの機会に合わせます。

 

最近、Googleの口コミに「触るな」言われたと書き込みがありました。以前にも何度か似たようなことがありましたが、私「品物に触るな!」とは言ったことが無い自信あります。

こういう書き込みをされた場合、ほぼ100%。「品物の扱いに気を遣ってください」と言っています。

私の中でお客さんに望む品物の扱い方の基準みたいなものもありますが、それよりも他の多くのお客さんと比較して明らかに扱いが荒いとか雑なので、お声がけしているのです。

ただ、「興味本位で目についた品物を次から次に触らないで欲しい~」と言うことはあります。これは、店に並んでいる品物が原則すべて商品だからであって、そういう行動を取る人のほとんどが品物の扱いが荒かったり雑だからです。

では、品物の扱いが雑のは何がいけないかというと、そういう人は品物を他の品物にぶつけたり落としたりする傾向にあるからです。また、難あり品の場合、必要以上にいじることで本当に壊れてしまう可能性もあります。

そういう人が興味本位でいじった品物を、後から買って行かれる方がいらっしゃるのです。出来るだけ良い状態でその人にお渡ししたいと思うのが店の思いですし、それ以上にカメラ愛というもの。カメラが好きでご来店いただいていらっしゃるのなら、そういう気も遣って欲しいのです。

だから、「興味本位で目についた品物を次から次に触らないで欲しい~」と言うのです。

こういう話をすると、「だったら、品物をウインドウの中にしまっておけ!」という人がいらっしゃいますが、ご購入やそれなりの理由がある人にはなるべく気軽に手に取っていただきたいし、ご自分の目で確認して欲しいのです。

こうして話を進めても、そういう人はきっとこのブログを読んでいないでしょうし、読んだところで今までの説明で理解をしてもらえないのだと思います。

具体的にどんな行為のことを言っているのかというと、「カメラのシャッターを無造作に切り続ける」、「レンズのフォーカスリングや絞りリングをむやみに何度も回す」、「手に取った品物を元の場所へ戻す時に、視線が違う方向へ行っている。ゆえに、隣りの品物にぶつけて戻すことになっても気付いていない」など。

あと、グループで行動されている人たちにありがちなのは、ある品物についてその性能や特性などについて、あ~だこ~だ意見交換している間、誰かがずっとその品物をいじっていたりします。

 

前回こういう内容を話題にした時にも書きましたが、ある人が言ってくださいました「ガラクタ屋さんはお客さんに最大限の信頼を置いているから、その信頼を付与されているお客さんの方はお店に対してジェントルマンにならなければいけない」と。実にありがたいお言葉です。

その前回の記事はこちら→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/05/post-3338.html

 

2022年9月 2日 (金)

注釈必要なニコンストラップ

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どれも我楽多屋で何年も前に売ったことのあるストラップです。

当時うちの店へ持ち込んだ仲間の業者のところに残っていたのが発掘されて、またやって来ました。

3種類ともニコンではあるんですが、それぞれ注釈が必要になります。

 

  • まずは「Nikon 90th Anniversary」と記されているのは、今から15年前ニコンが90周年の時に中国の販売店で?作られたもののようです。日本では販売されていないと思います。
  • そして「Anam Nikon」と記されているのは、30年くらい前のもの。当時の韓国は関税などの問題で外国メーカーが単独で市場参入することが無理だったようで、現地メーカーを通すことが余儀なくされたために、このようなダブルネームにせざるを得なかったのだそうです。
  • 「Lemix Nikon」と記されているのも、同じく30年程前の韓国もの。Anamとは別のメーカーLemixとのダブルネーム。反対側にはF-801とも記されています。

 

それぞれ数本ずつ、我楽多屋に並べています。