我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2020年11月

2020年11月21日 (土)

返すの忘れた~

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1ヶ月ちょっと前に、メーカー公式のレンタルサービス(エアクロモール)を利用して、ニコンのミラーレス一眼「Z50」を借りたことを話題にしました。

当然、数回持ち歩いて使用しましたし、大失態もしました…。

先月末に開催した「田中長徳先生と貸切る都電」へ持参した時、忘れずバッテリーを充電することに気を取られていて、メモリーカードを忘れてしまったのです(>_<)。集合場所へ向かう途中のお店数軒で(といっても現地近辺のコンビニエンスストア)探すも売っていないので諦めていたところ、参加者さんの中に予備のメモリーカードをお持ちの方が居らっしゃって、有難くお借りすることが出来ました。

結果として、とても良く出来たカメラだし質感も良くて持っている満足感もあるのだけど、個人的にはこのクラスのミラーレス機が必要ないことを再確認出来て、普段使っているフジフイルム FinePix X10への愛着がさらに湧いてきた感じです。

昨日返却しようと思ったら、ウッカリと1ヶ月の返却期限を2日越えてしまっていて、2ヶ月目のレンタル料が発生していました(>_<)

もう忘れないように返却手続きを先にしておこうと思ったら、手続き日から1週間以内に到着するように送らないといけないというので、それでは払ったもう1ヶ月分のレンタル料が勿体ない病。

誰か使ってみたい人いませんか?なんてことは、転貸になるので口が裂けても言えません。

 

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★7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2020年11月20日 (金)

C.Z.Jena

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今まであんまり意識したことはなかったのですが、今回のエクサについては調べてみました。

ボディは、第5の改良型と呼ばれる1956年に発売されたモデルと思われます。付いているレンズはテッサーでシリアルナンバーからして、製造はおおまかに1955年~1958年と思われます。なので、ボディとレンズの時代考証もあっているものと思います。

では、なぜ今回調べてみるに至ったのかというと、レンズの刻印が「Carl Zeiss Jena」ではなくて、あまり見かけない「C.Z.Jena」だったからです。

大戦後に東西ドイツに分裂したカールツァイスの間で商標をめぐる争いなどがあった最中に、いくつか表記があった中のひとつが「C.Z.Jena」なのだそうです。

さらに、この時代のレンズには名板が二重になっているものがある!?というので、「C.Z.Jena」表記の名板をちょっとゴムでねじってみたところ、ありましたよ!「Carl Zeiss Jena」表記の名板が下に。

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これ以上の大人の事情は分かりません…。

 

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2020年11月19日 (木)

現役20年選手📷

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先週話題にした、フジフイルムのオールドデジタルカメラ「FinePix PR21」。

逝ってしまってるのではないか?と恐る恐る、何年かぶりに電池を入れて電源をONにしてみました。だって、1999年発売で当時新品で入手したものだから、電化製品の20年選手。

幸いにも、ピコピコという電子音とともに立ち上がって動作し始めました。

装填されたままのチェキのフィルムに残数があるようなので、早速このデジタルカメラの醍醐味である、撮影画像をプリントアウトしようと思い立ちました。

でも、いつから入ってるフィルム???全く記憶がありませんし、ブログで前回話題にした時はそこまで試みていないので、さらに遡らなければならず、推測も出来ない…。

期限切れインスタントフィルムがかなり厳しいことは承知の上でプリントアウト実行しましたが、像は全く現れませんでした。

カメラのプリントアウト機能の確認もしたいので、新品フィルムを買って来ました。2006~2007年にかけて我楽多屋で働いてくれてたアルバイトさんの画像がカメラに装填されてたスマートメディアに記録されていたのでプリントアウトを試みたら、見事に出て来ましたよ!

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2020年11月18日 (水)

逆さイチョウ

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、日比谷濠です。

明るい時間の写真は11月8日、夜の写真は11月13日。どちらも自転車通勤途中で撮ったものです。

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2020年11月17日 (火)

ロシア産1点もの!

★7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。11月17日(火)・18日(水)は我楽多屋のみ連休です。よろしくお願い申し上げます。

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一昨日のお客さんカメラです。「フェド・ミクロン」というロシア製ハーフサイズカメラ。

もちろん、オリジナルはこんな体裁ではありません。シルバーボディに黒い貼り革のされたごくごく普通のカメラの体をしています。

しかし、この個体はまるで外装が磁器みたいな光沢を放ち、そこに緻密な絵柄が手書きされています。

ネットオークションでロシアから入手されたそうですが、手書きということは世界に2台と同じものが無いカメラですね。レンズキャップや箱にもボディと同様の絵柄が描かれています。写真は撮りませんでしたが、ボディ背面には箱に描かれている綺麗な鳥も描かれていました。

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画像では伝わらないですが、ホントに質感が凄いです。

持ち主さんと、この磁器みたいな質感がアドボケイトみたいですね~なんて話をしたので、昔お遊びで白いカッティングシートを貼り貼りしたペトリカラー35のことを思い出したりしました。

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2020年11月16日 (月)

レンズシャッター式一眼レフの高級機

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日本では1950年代後半に登場した、レンズシャッター式一眼レフカメラ。

シャッターユニットを外部供給(外注)出来るという手軽さがメーカー側にあったので、廉価版のカメラを中心に1960年代は各社からボチボチと販売されていました。

でも、1970年頃を迎える頃には技術力の向上などからフォーカルプレーン式一眼レフカメラの製造が各社容易になって来るので、廉価機でもフォーカルプレーン式を導入するようになります。

1970年代に入ってからも国内でレンズシャッター式一眼レフの製造を続けていたのは、コーワとトプコンの2社だけだったようです。

そういう背景の中、この「コーワ SET R2」(1970年発売)は当時のコーワの最高級機で、シッカリと作り込まれた稀少なレンズシャッター式一眼レフです。解放測光式TTLメーター内蔵、クイックリターンミラー、交換レンズが28mm~200mmまで揃っていました。

シャッターを切る際に複雑な動作をするこのカメラの内部構造は、レンズ交換式ではありませんが同内容のボディを持った「コーワ SE」を紹介した時に話題にしていますのでご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2014/04/kowa-se.html

レンズマウント部分が複雑な構造をしているように見えるのも、そのためでしょう。

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とはいえ今回、交換レンズの135mm/F4が無ければ、話題にせず素通りしちゃっていたかもしれません。この135mmの存在感が凄いです。

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2020年11月15日 (日)

すべすべフィルター

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我楽多屋の作業の中で案外と大変なのが、レンズフィルターの値付け前にする掃除や程度をチェックする作業。

買取りや物々交換でやって来たレンズフィルターのこの作業が追い付かずに、バックヤードに溜まっていたりもします。

で、この画像のフィルターなんですが画像では全く分かりませんけど、ガラスの表面がとってもすべすべしているうえに、いや、とってもすべすべしているからか?全然汚れていなかったんです。

枠にプリントされたブランド名などから、半世紀くらい前のモノと思われるのに。

レンズクロスなんかで拭おうものなら、ツルンって滑ってしまう感じ。なので、とっても楽チンでした。

このフィルターを使っていた方、ガラスの表面にどんな魔法をかけたのでしょうか???

皆さんがフィルターにこれをしていてくれたら、我楽多屋の作業がかなり楽になるなぁ~と思ってみたりしました(笑)。

  

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2020年11月14日 (土)

オールドデジタルカメラを使う市民の会

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田中長徳先生がFacebookグループに「オールドデジタルカメラを使う市民の会」というグループを先月中ごろに発足させました。→https://www.facebook.com/groups/802231597255388

私が個人的によく使っているオールドデジタルカメラは「フジフイルム FinePix X10」です。

2011年発売時早々に買ってから、ず~っと使っているので使い込んだ感を自分では抱いているのですが、9年。たかだか9年?いや、電化製品を9年なら長い?判断が難しいところです。

 

これ以外に私物のデジタルカメラでちょっと自慢出来そうなオールドデジタルカメラがありました!下の画像内右側の1999年に発売された、フジフイルム FinePix PR21「プリンカム」です。

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このブログでは何年かおきに話題にしていますが、デジタルカメラでありながらチェキのフィルムが装填出来て、その場でプリント出来る!という代物!!しかし、1代限りで製造を終えてしまい、ず~っと私は後継機の登場を願って繰り返し話題にしていました。それが、2017年に復活したんですよね。上の画像内左側の「instax SQUARE SQ10」という型。これは2世代目も続いて出ていますね。

と、復活を長年望んでいたのにまだ実機は持っていないんです…。画像に写っているのは本物じゃなくてダミー機です(>_<)

 

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2020年11月13日 (金)

自作ストラップ

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この自作ストラップが気に入っています。

まず、色が気に入っている点。あと、太さ・固さが自分にとって非常に使いやすい点。

もう何年も前に新宿西口の石井スポーツさんで、この赤いロープを数メートル買って来ました。

*新宿西口の石井スポーツさん、なんと先月から新宿西口ヨドバシカメラさんのゲーム館2階に移転されたようです(^^)たしか去年、ヨドバシカメラが株式を100%買収したんですよね。

カメラに付けるための両端の処理は、実は…既成のストラップを1本ダメにして金具を流用しているので、少し心が痛いのです。

過去のブログ記事を検索したら、自作したのは4年前であることが判明→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/12/post-a973.html

 

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そして最近、買取り依頼品の中にあった青いロープに付いていた金具(上の画像参照)を見つけて、4年前から課題になっている~既成のストラップから金具を流用しない方法を改めて試してみようと思い立ちました。

適当に2種ほどロープアジャスターというものをヨドバシドットコムしてみたら(下の画像に写っている青と橙のツール)、どちらもこの太さのロープが通らない…残念。

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2020年11月12日 (木)

お客さんの汚ねぇ=貫禄凄げぇの

先週話題にした「汚ねぇ~=貫禄凄げぇ~」ペンタックスに、ペンタックス好きな常連さんが、黙ってられない!とメールをくださいました。

汚ねぇ~=貫禄凄げぇ~自慢のペンタックスを2台お持ちとのこと。

1台は、米ハネウェル社とのダブルネーム「H3」型。

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外装(特に底面)の汚さ以上に、私が知らなかった2点も興味深いです。一つはボディ右肩部に所有者と思われるネームが刻印されています。これは当時ハネウェル社が1文字幾らかでやっていたサービスだそうです。そしてもう一つ、ペンタカバー部には手彫り(というか引っ掻いたレベル!?)で社会保障番号が記されています。

 

もう1台は「K」型。

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右肩部に「報知(写)」って刻印されてますので、プロによって酷使された結果の汚ねぇ~です。こちらは底面も上面もどこもかしこも貫禄十分ですね。

 

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