Kowa SE
このコーワのカメラ、ちょっと複雑な機構を持ったカメラです。
だからといって、このカメラ独自というわけでもないのですが、35mm一眼レフカメラが普及していく過渡期にあったタイプのカメラです。
フォーカルプレーン式シャッターではなくて、レンズシャッター式の一眼レフカメラ。
フィルムを巻き上げて(シャッターチャージをして)シャッターを1回切るたびに、カメラの中で複雑な動作がされています。
簡単に記すと、、、
- シャッターボタンを押す。
- シャッターを閉じる。
- ミラーが上がる。
- 遮光板が上がる。
- 絞りを絞る。
- シャッターを開く(露光する)。
- シャッターを閉じる。
- 絞りを開く。
- 遮光板が下りる。
- ミラーが下りる。
- シャッターを開ける。
こんな動作を一瞬にしています。
今日の話題は多分その構造ゆえに聞こえて来るいい音「パッコッ」って音。多分普通の一眼レフのミラー音とは違って、遮光板が動作する音なんじゃないかと思います。
その音を聞いていただこうと思って動画撮影を試みたんですが、、、音が上手く録れなかったので、非常に残念ですが割愛します。我楽多屋でこのカメラが売れてしまうまでは、お声掛けいただければ試聴(笑)OK。
先日、このカメラの入荷時に動作チェックをしていたら、店内にいらっしゃったお客さんが、今のシャッター音はそのカメラのですか??って興味深げに言われたくらいです。
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