我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年7月

2019年7月31日 (水)

品川~銀座~有楽町

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、有楽町高架下センター商店会。

先週水曜日は、この有楽町に辿り着くまでに、散々Nikonさんに嫌われた!?一日でした(>_<)

品川のニコンミュージアムへ、ニコンF発売60周年記念グッズのアクセサリーシューカバーを買いに行ったら、夏期休館でした。

銀座へ移動して、ニコンプラザ銀座フォト・プロムナードの写真展を見に行ったら、「ニコン製品の使い方」みたいな講習会をやっていて見られませんでした。

で、テスト撮影をして現像出しに有楽町のビッグカメラへ行き、現像待ちの間にブラついていて、ここ「有楽町高架下センター商店会」に辿り着きました。

以上。

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2019年7月30日 (火)

エアコンつけっ放しのお慰めに...

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東京もやっと長い梅雨が明けました。明けたところで、東京の夏は湿度が高いことに変わりはありません。

この高温多湿って、ご自宅に保管されているカメラやレンズには見事に過酷な環境です。

ここ数日でお客さんと、ご自宅の空調環境などについてお話しする機会が続けてありました。

まずはプロの方から。暗室も含めてカメラ・レンズの保管環境を気にして、年間を通して一日中エアコンをつけっ放しにしていたことがある…というお話を聞きました。

この方の場合、ある時にこだわりのオーディオアンプを入手されて、そのアンプの状態を保つために常時電源をONにしていたところ、アンプがかなりな熱を発するため、夏場にはますます常時エアコンが必要になった~というお話でした。

もうお一人は、カメラは趣味の方。以前は熱帯魚の飼育にもハマっていたそうです。私も軽~い程度に飼育をしたことがあるので知っているのですが、水槽の水温って、冬場に下がるのを気にすることより、夏場に上がるのを抑える方が大変なんですよね。

で、この方、夏場は常時エアコンをONにしていたおかげで、カメラやレンズもいい状態で保管を出来ていたことに熱帯魚の飼育をやめてから気付いたそうです。

この季節を迎えて、過分なカメラの保管を気にされていらっしゃったので、整理が出来たら買取り・物々交換のご利用を~(^-^)と営業しておきました。

どちらの方からも凄い高額な電気代を払っていたこともお聞きしました。

聞いて私が思ったのは、カメラの為だけに高額な電気代がかかっているよりは、オーディオや熱帯魚の為にもなっていた~と思えば、いくらか気が楽になるのではぁ?という見方。なので、これからの季節、カメラやレンズのためにエアコンをつけっ放しを考えている方、もう一つくらい常時エアコンが必要な趣味を始めてみるってのもアリかもしれませんよ。ちょっと無理がありますかね(笑)

 

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2019年7月29日 (月)

誤って背蓋を開けることが無い

まず最初にお知らせです。

我楽多屋は本日7月29日(月)、閉店時間を午後5時に繰り上げさせていただきます。 

 

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撮影途中のフィルムがカメラの中に入っているのに誤って背蓋を開けてしまう~そんなミスをすることは、フィルムカメラ歴の長い人の場合には滅多にないことでしょう。

いや、、、どちらかと言うと、撮ることよりカメラが好きでカメラを複数台持っているような人の中には、フィルムが装填されたままの撮影途中のカメラが家の中に何台かあって、フィルムが入っていることをうっかり忘れて背蓋を開けてしまった...そんな経験のある人が案外と多いかもしれません。

その点、このカメラの場合はそういうミスが起こりません。

何故なら、ミノルタのフィルム一眼レフとして最後期モデルにあたる「α-SweetⅡ」という機種には安全装置が付いていて、撮影途中のフィルムが入っていると、背蓋オープンボタンにロックが掛かって押せないようになっているのです。

下の画像のように、背蓋右下にある小さな窓に赤印が出ていると、黄色い↘の先にある「OPEN」と記された背蓋オープンボタンが押せない状態になります。

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こういう安全装置が付いているフィルムカメラって、過去に何千、何万!?といろんな機種が存在しているであろうフィルムカメラの中にあって、かなり希少な存在です。

じゃあ、どうやって背蓋を開けるのかと言うと、フィルムを最後まで撮りきった後に自動巻き戻されてから開けるか、巻き戻しボタンを押して強制巻き戻しをしてから開けるか、しなければなりません。

なので、撮影途中で長期間放置してしまって、その間に電池が切れちゃったりしていたら、新しい電池を入れてからでないとフィルムを取り出せないわけです。

非常に良く考えられた機能でしたが、このカメラが登場(2001年)して数年後にはデジタルカメラの時代がやって来てしまったのです。

*念の為に記しておきます。あくまでも緊急用として背蓋を開ける方法が、他にも二つほどあるにはあります。電池が生きている状態でボディのファンクションボタンなどを操作しながら電源をオフにするとOPENボタンのロックが解除される方法や、ボディサイドにある小さな穴に先の細いものを突っ込んで中にあるスイッチを押し下げる方法。

 

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2019年7月28日 (日)

我楽多屋シール

まず最初にお知らせです。

我楽多屋は以下の2日間、臨時休業と閉店時間の繰り上げを致しますので、よろしくお願い申し上げます。

  • 7月28日(日)  臨時休業
  • 7月29日(月) 午後5時閉店
  • 買取りアローカメラは上記2日間とも通常営業します

 

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木曜日、初めて我楽多屋にご来店されたお客さんがいらっしゃいました。

でも、そのお客さんの「出張で香川から来ました」という一言で、私には「ピン!」と来ました。SNS上では繋がりのある方だったのです(^-^)

フィルター他をお買上げいただくのと一緒に「このシールもください」と頼まれたのが、我楽多屋シール

棚の上の方に掲示して見難いこともあるのでしょうが...。正直なところ、1年以上振りくらいに注文いただきました~っ!

ところが、引き出しの中に仕舞ってあるはずのシールの在庫が見当たらない。わりと最近、引き出しの中を整理した時にどこへ移動したのか記憶が無い...(^^;

そうこう言いながら探していると、お客さんが「買うモノが無くても、このシールは買って帰ろうと思っていました」と言われるので、ますます焦って探すも出て来ない。

「スミマセン!差し支えなければ、後から送りますので送付先を教えてくださいますか?お代も送料も要りませんので、後から見つ出して送ります!!」とお願いすると、OKのお返事。

無事に発見出来ました。ついでに、URLの入ったステッカーも一緒に送りつけちゃいます!

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2019年7月27日 (土)

原因不明な現像ネガ

まず最初にお知らせです。

我楽多屋は以下の2日間、臨時休業と閉店時間の繰り上げを致しますので、よろしくお願い申し上げます。

  • 7月28日(日)  臨時休業
  • 7月29日(月) 午後5時閉店
  • 買取りアローカメラは上記2日間とも通常営業します

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少し前に我楽多屋で、20年来の常連さんにお買上げいただいたコニカAuto S3(C35FDの輸出版)です。

お買上げ1~2週間後にその常連さんが「撮影結果が変なんだよねぇ~」と、カメラと撮影ネガをご持参されました。

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もともと、このカメラは現状動作OKで売ったもの。が、撮影ネガを見ると、コマ間なくすべて露光してしまって真っ黒けのような状態。改めてカメラを簡単にチェックしてみましたが、特に問題はありません。

上下のパーフォレーション部分は露光していないので、誤って裏蓋を開けてしまった~という事故は考えられません。もちろん、そんなミスをされるような人でもありません。

カメラ内部のどこかで盛大に光漏れがしているのか?など疑いつつ、まずは修理屋さんに診てもらうことにして、カメラをお預かりしました。

修理屋さん曰く、どこか光漏れをしているようなところは見受けられないし、普通に撮影してこんなネガの状態っていうのは、シャッターが開きっ放しになったくらいしか想像つかない。でも、現状シャッターにも問題ないので、フィルム1本撮影中にずっと開きっ放しになっていたとは考えにくい。もしかしたら、巻き戻し時にシャッターがたまたま開きっ放しになってしまったとか、、、そんな推測までされていました。

あとは、現像時のトラブル???でも、このネガ状態からその可能性を疑えるのかどうかも実際のところ良く分かりません。

結局、私から申し出て、一旦カメラを戻してもらってテスト撮影してみることにしました。水曜日の定休日にサクッと撮影して現像してみた結果、問題なく撮影出来ていました。*No.1と8のコマは私のミスでキャップを付けたままシャッター切ったので未露光です。

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常連さんは「出来れば使ってみたいカメラだから」と言われていたので、そのまま返品を受けるのではなくて今回のような対応をしてみましたが、結果は不明なまま。

責任逃れをするわけじゃないですが、今回のトラブルはもともとトラブルのあるフィルムだったとか、現像トラブルだとか、そんなことも想定して、再度常連さんに撮影を試みてもらおうと思っています。

 

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2019年7月26日 (金)

キヤノン7パンダ🐼

まず最初にお知らせです。

我楽多屋は以下の2日間、臨時休業と閉店時間の繰り上げを致しますので、よろしくお願い申し上げます。

  • 7月28日(日)  臨時休業
  • 7月29日(月) 午後5時閉店
  • 買取りアローカメラは上記2日間とも通常営業します

 

ライカのM6に通称「パンダ」と呼ばれるモデルがあります。

これは、初期のシルバークロームボディで巻き上げレバー・シャッタースピードダイアル・巻戻しクランクなどのレバー類にブラック部品が使われていた時期があったからで、特別仕様だとか限定品の類ではなくて、周りが勝手に読んでいるだけです。

それを真似て~ってことでは無いんでしょうが、今までにもブラックボディとシルバーボディの外装部品を混ぜて「パンダ」風にしたカメラを何度か見たことがありますし、このブログでも話題にしたことがありました。参考ブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/07/post-6431.html

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このキヤノン7もパンダ仕様になっています。

そして、内部的にはファインダーから80mm/100mm/135mmのブライトフレームが省かれてしまい、常時35mmと50mmのブライトフレームが見える仕様になっています。

望遠系を使わない人にはかえって使いやすいかもしれませんね。

 

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明日はがらくた市

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明日27日土曜日は、第4土曜日なので我楽多屋の「がらくた市」です。

25日午後現在の予報では、台風が発生するとかしないとかで...週末の天候は怪しいようです。

さすがの「雨が降らない第4土曜日午後の四谷地方」のジンクスも今回は厳しいか。

それでも勿論予定通り行います。田中長徳先生トークショーも行なう通常スケジュールです。

以下、タイムスケジュールご確認ください。

・午前10時  : 開店
・午後2時    : 全品10%割引サービス開始
・午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
・午後7時    : 閉店

★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は出来なくなります、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですから、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2019年7月25日 (木)

PETRI Petri

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先週土曜日のお客さんカメラなんですが、コシナC1sに装着されているレンズはコシナ製と思われるペトリブランド(ペトリ倒産後の)28mm/F2です。

レンズ自体も希少と思いますが、このレンズをご持参された常連Yさんが「名板の表記が面白いでしょ!?」とコメントされました。

たしかに、「PETRI」と「Petri」。

それも全体の文字数も少なく、変に間の開いた表記の仕方です。記すことが無くて、間が持たないからブランド名を二度表記したのかぁ~!?なんて憶測までしてしまいます。

でも、私にはピンッ!と来ることがありました。かつて、ペトリ現役時代のレンズに下の画像のように「PETRI CAMERA CO., INC. Petri Automatic 1:2 f=55mm No.171924」、社名・レンズ名・焦点距離と明るさ・製造番号という並びで表記をしているレンズがあるのです。

この表記の余計!?な部分を省いて、ブランド名・レンズ名・焦点距離と明るさの順で表記すると「PETRI MC Petri 28mm 1:2」になるのでは(笑)???かなり雑な推測ですけどね。

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2019年7月24日 (水)

新橋駅前ビル1号館

明日24日水曜日、我楽多屋は通常通り定休日とさせていただきます。

買取りのアローカメラは、予約のお客様がいらっしゃるので買取職人が店に出ております。買取りのご来店およびご相談の電話をお待ちしております。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、新橋。

先週に続いて新橋駅前。基本は自転車通勤をしているのですが、この梅雨の空模様は日々雨が降るような感じなので、バスや電車利用の通勤が増えてしまっています。そんな先週のある日の帰り道「結局今日は雨が降らなかったなぁ~」と思って撮った写真。

この都バスの後ろに、先週の「先週撮ったもの行ったとこ」で話題にした開運狸が居ます。そして、昭和感漂う新橋駅前ビル1号館です。

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2019年7月23日 (火)

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EXA-Ⅱaのボディ底面の話です。

このカメラのフィルム交換は底面の中央部にあるギザギザの付いた丸い部分を指の腹で回転させてロックを解いて、背面と一体になった底面をガバッと外して行ないます。

ただ、ギザギザの付いた丸い部分にある「・」と底面にある「・」。これを合わせるとロックされるのか、ロックが解除されるのかが、見ただけでは分かりません。

普通の状態であれば、「・」と「・」を合わせた状態にして底面を外そうと試みて、外れればロック解除の状態だし、外れなければロックの状態であると判断出来ます。

でも、この個体は底蓋自体に少し歪みがあるのか...「・」と「・」を合わせようが合わせまいが、ちょっとやそっとでは外れないのです。

なので、それぞれの位置で慎重に底面の反応を見ながら少し強めな力を加えたりしてみた結果、「・」と「・」を合わせるとロックが解除される状態であることが判明しました。

これ、しばらくすると忘れてしまいそうだし、買おうという人、買った人にもすぐに分かるようにしておこうと思って、底面の「・」の横にテープを貼って「開」と記しておくことにしました。

ところが、それを貼ったことも忘れてしまうくらいの期間(1ヶ月以上!?)、何の反応もないまま、我楽多屋のジャンクテーブルにこのカメラは並んでいました。

一昨日、あるお客さんがこのカメラを手に取って、ニコッとされながら「これ何?」と言われたので、やっと気付いてもらえた!と思いながら経緯を説明しました。

そのお客さんにお買上げされることは無かったのですが、翌日の昨日、買おうとしている人がいらっしゃったので「開」の説明をして、持って帰られる前にこの写真を慌てて撮りました。

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