我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年11月

2013年11月11日 (月)

Konica RECORDER

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今のデジカメには、赤いボディカラーのものが多数ありますけど、フィルムカメラ時代には赤いカメラって、そんなにたくさんは出ていません。

あったとしても、プラスチッキー感満点で、とても普及版チックなコンパクトカメラばかり。。。

唯一、私がそのデザインも含めてイケてるんじゃないかと思っているのが、この「コニカ・レコーダー」。1984年登場のカメラです。

ハーフ判でフィルムを縦送りするので、普通に構えて横位置の撮影が出来る点がポイントですが、それ以外機能的には、フルオートの簡単カメラなので特筆すべきものは何もありません。。。

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でも、フラットな真四角スタイルで、ボディをスライドさせて開くとレンズが現れる(飛び出ては来ないので故障個所にはなり難い)あたり、スマートで評価出来ますよね。(←この点、私が普段使いのコンデジに求めている部分と同じだったりもします)

赤いボディカラーはよーく見ると、下の画像じゃ分かりずらいですがヘアライン処理されていて、ちょっと凝っています。

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2013年11月10日 (日)

逆に左右非対称

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ほとんどのカメラのデザインは左右非対称なのに、稀に左右対称デザインのカメラがあって美しい~的な話題をしたことがあります。

じゃぁ、このカメラも普通に左右非対称じゃん!と言わないでくださいね。

普通はカメラを前から見ると、レンズが中心より右寄りにズレています。それは多分、フィルムの巻上げ機構やシャッターボタンなど構造上の問題なんでしょう~という結論で、以前は話をまとめちゃったりしていました。

しかし、この「プラクチカ BC1」は、レンズが中心より左寄りにズレています。どういうことでしょう?

なんで?なんで?という気持ちでカメラを構えると、右手でグリップする側の幅が狭いってのも、握りづらいんじゃないの~なんて、気になり出しちゃったりもします。

この「プラクチカ BC1」は1984年頃の製造で、底面に記されているように、製造国は旧東ドイツ(German Democratic Republic)。

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2013年11月 9日 (土)

2色のF60

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ニコンから新しいデジタル一眼レフ「Df」が11月5日に発表されました。

今までのニコン・デジイチのデザインとは大きく違って、まるでMFフィルム一眼レフみたいな形をしています。FM2あたりに一番似ているのでしょうか。。。

そして、フィルム時代と同じように、ブラックとシルバーのボディカラーが用意されているのです。

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そんな「Df」の発表から3日後の昨日、店にF60(1998年発売)のボディが2色揃っていることに気付き、2台を並べて見ていました(注:一番上の画像です)。

AFフィルム一眼レフのこの時代、何故か不思議なこの色(ブラックじゃない方)が、かなり幅を効かせてましたよね。。。

当時のカタログ見たら、ニコンさんはこの色を「メタリック」と称していたんですね。

でも、わたし的には、こうやって並べて見れば見るほど、この「メタリック」が陳腐に見えてきちゃうんですけど、、、(オーナーさん読んでいたら、ごめんなさい)。そして、プラスティック製なのに、ブラックの方がかなり格好よく見えてくる。。。

そういえば、プラスティック製ボディのMFフィルム一眼レフ、FM10、FE10なんか、これ系の色しか用意されていませんからねぇ。

この色の狙いは、どういったところなのか?ちょっと興味深いです。

金属製ボディのシルバーを意識してなのか、それとも、ベージュっぽい色味にすることでチタンっぽく見せているのか、、、

話しは飛び火しますが、FM10をこういう色に塗って渋く仕上げている方もいらっしゃいました。

Photo 
 

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2013年11月 8日 (金)

終活~カメラ編その3

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趣味変えで~というパターンでもあったので、必ずしも「カメラの終活」時とも限らないのですが、、、相当数のカメラ・レンズ・アクセサリーをまとめて買取りさせていただいた時に、何度か似たようなことがありました。

ご自宅に訪問して品物の確認・査定などしていると、ご家族が同席されることが度々あります。

最後に買取価格を提示させていただくと、その金額にご家族(遺品の場合はご遺族)がビックリされることも。「そんなになるんですか!」と。

また、話の流れで、「ところで、新品で買った時にはどのくらいの金額だったんでしょう?」などと聞かれることもあります。

ご主人の立場を考慮しつつ返事をしないといけないんですが、市場的にどんなに低くみても、この買取価格の倍ですよね。モノによっては、3~4倍のモノもあるでしょう~的な内容を説明すると、「お父さん、どれだけカメラにお金使っていたの!」なんてことになってしまうこともあるわけです。

ただ、ここで家庭問題に発生しても困ります。

フォローとして申し上げるのは、「このお金をお酒やギャンブルに、はたまた女遊びなんかに使っていたら、何にも残っていませんよ~。カメラだからこうして、お金になるんです。(まぁ既に使っちゃったわけだし。。。)」と。

すると、ご主人が「このお金で何か買ってやるよ~」とか、奥さんから「何か買ってもらおうかな~」なんて話しになって、丸く収まっちゃったりしてましたよ。

2013年11月 7日 (木)

カメラのイメージイラスト

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実は、5年半前にこのブログを始めた頃にも、一度話題にしています。

絵文字など、モノを表わすのに利用されるイメージイラストって、意外と古いデザインのモノがそのまま利用されているってことについて。(→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/06/post-0a71.html)

電話の絵文字がダイアル式電話だったり、カメラの絵文字がシルバーボディに黒い貼り革の一眼レフの形をしていたり~ってやつです。

上の画像は、数日前に街中で見つけたフォトコンテストの案内チラシ。

ここに描かれたカメラのイラストを見て、ピン!と来るカメラマニアは多いと思います。そう、オリンパスペンの形にソックリですからね。

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しかしながら、実際にこのフォトコンテストに、このペンで、いや、フィルムで撮影した作品を応募する人ってどれくらいいるんでしょうかね?

それでも、カメラのイメージとしてこのイラストが使われる~ってことに、なんだか不思議というか、皮肉めいたものさえ感じてしまいます。

それでいて、応募規定の作品規格を見ると、郵送応募(プリント)には、「A4サイズ」としか表記されておらず、「六切」とかの表記が併記されていないんですよ。

まぁ、意地の悪いツッコミと見られてしまうかもしませんが、不思議っちゃ不思議ですよね!?

 

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2013年11月 6日 (水)

'O Sola mio(オー・ソラ・ミオ)

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。

はとバスが運行している2階建てオープンバス「'O Sola mio(オー・ソラ・ミオ)」に乗ってみました。

私が乗った新宿発着のコース。よく知った所ばかりを走るのですが、高い視点・屋根のない爽快感は独特でした。

ただ、カメラのレンズ(といってもiPhone...)を上空に向けると、歩行中に上空を狙うのと似た視野で案外と新鮮味なかった、、、(笑)。

画像は表参道にて。

Zha10 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

アローカメラ&我楽多屋ウェブサイト内、田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第169回目のテーマは、「ニコレックス35の登場は、あたしの19歳の夏の事件だった」です。

こちらより、お楽しみください

*閲覧は2014年2月初旬までです。

2013年11月 5日 (火)

歯医者さんの知恵

Z3033 
この間、常連さんからこれを数本いただきました。

何だと思います?この青い細い棒状のモノ。

これを持って来てくださったのは歯科医の先生。この棒状のモノをお仕事で使っているらしいです。

そう、これを患者さんの口の中に入れて、何かするんでしょうね…。接着剤を塗ってどうのこうの言われてました。

ところが、これをカメラライフにも活用しているのだそう。だから、うちの店にも持って来てくださったのです。

さて、何に使うと便利なんだと思いますか???

 

カメラのメンテナンスをする時、四角いファインダー覗き窓の角っこの汚れって、掃除しづらいですよね?あそこをキレイにするのに、持って来いなんだそうです。

Z3035 
で、やってみました~。たしかに!!

調べたところ、このマイクロブラシ。女性がまつ毛の手入れをする時にも便利なんだそうです。

 

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2013年11月 4日 (月)

EXAKTA HS-1

Z3026 
これは常連Yさんから提供されたネタなんですが、複雑怪奇!?なうえに、日本語じゃないから、、、

説明いたしますと~、常連Yさんが元箱付き新品クラスの「EXAKTA HS-1」を入手されました。

このカメラ、EXAKTA(エキザクタ)ですが、どう見ても日本製っぽい。いや、底面にシッカリ「MADE IN JAPAN」って書かれていてる。

そう、実際のところ、これはコシナのOEM品なんですね。一緒に写っている、COSINA CT1 SUPERあたりが原型(厳密にはCT1 A?)。

元箱の中には、Garantie(保証書)まで入っていたそうです。それを見ると、「West-Berlin」ってありますから、東西統一前のモノであることが分かります。

さらに、一番下に「MIRANDA Foto-Video GmbH」って書いてます。コシナ製のエキザクタブランドのカメラをミランダって会社が面倒見てくれるってことなんですね、、、んん~複雑な大人の事情(笑)。

さらに、話を複雑にすると、コシナOEM機で「MIRANDA」ブランドのカメラもあるんですよね、、、それ用のレンズキャップも上の画像に一緒に写ってます。

2013年11月 3日 (日)

ちょっと強引ですかねぇ

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この前、ペンタックス67Ⅱの御召列車牽引用電気機関車「EF58 61号機」風な限定モデルを紹介しましたが、それに影響された訳じゃありません。

それ以前から、どことなく似ているよなぁ~って思ってました。

何故か店にHOゲージのレールがあることを、ふと思い出して、こんな感じで撮ってみました。どうでしょう??

なんか、この「minolta 110 ZOOM SLR MARKⅡ」って、蒸気機関車っぽくないですか!?

それと、蛇腹カメラもどことなく蒸気機関車っぽい。

Z3024 
どこが?って言われると、イマイチ説明できないんですが、蛇腹部分がボイラー部みたいだったり、蛇腹サイドの金属製のタスキ部が動輪のロッドみたいだったり。。。

かなり無理ありますかね、、、

 

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