我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年11月

2013年11月21日 (木)

ROKKOR

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カメラ屋人生20年、こんな簡単なことに気付いていませんでした!

ミノルタのレンズ名「ロッコール」。これをアルファベット表記すると「ROKKOR」。

後ろから読んでも「ROKKOR」。 「山本山」みたいで、スゴイ!!

ところで、カメラのメーカー名や型名で、後ろから読んでも同じのってあるんでしょうかね?思いあたらないけど。

ちなみに、私の記憶が間違えでなければ、昔、TBSで放送してた「街角テレビ11:00」の会場に来ていた親子。子どもさんの名前が「渡辺なたわ」で、後ろから読んでも「わたなべなたわ」って紹介されてた。。。いじめられるだろ?と思った強烈な印象があります。

ところで、ROKKOR(ロッコール)の由来はご存知ですか?

ミノルタの創業地西宮市から近い六甲山にちなんで付けられたそうです。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2013年11月20日 (水)

Editor's Shot! 2013

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。

去年は行こうと思って機会を逸してしまった写真展「Editor's Shot!」を見に品川のキヤノンギャラリーに行ってきました。

この写真展の惹かれる部分は、カメラ・写真専門誌の編集者さんによる写真展であるとこ。

うちの店が出稿している3誌を含めて、合計15誌が出展していました。

会場では、どの編集部の作品が良いのか、投票できるようになっています。

お世話になってる日本カメラ編集部さんの作品がどれも良かったのですが、お付き合いのない編集部さんのとある1枚に惹かれて、そこに投票してしまいました。。。

来週の水曜日まで開催されてます。

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2013年11月19日 (火)

ニコイチ

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「ニコイチ」と言っても、ジャンク2台を1台の動作品にすることじゃありません。ニコンの一眼レフについて~。

先々週、ニコンの新しいデジタル一眼レフ「Df」が発表され、店のお客さんとの話題になることも度々。既に現物を見た・触った方もいらっしゃって、賛否両論いろいろなお話を聞かせていただいております。

賛否、「否」の方のご意見には、期待し過ぎたのか…という前提付ですが、思ったより造り込みが甘い~とかいうご意見もありました。

銀座のショールームで「Df」を触った後に、中古カメラ屋さんで「F3」を触ったら、全然「F3」の方が良かったよ~(笑)という感じだったり。

ペンタ部の形状にグッとくるけど、全体とのバランスが悪い…とかも。

「賛」のご意見には、「デジイチ市場に一石を投じたのは事実。ボチボチと売れていくんじゃないの~」とか。「Aiニッコール以前のオートニッコールが使えるってのは魅力!」とか、「フィルム世代の自分には確実に使い易そう!」などなど。

ただ、ほとんどの人がフィルム一眼のニコンと比較されているのは確実。何十年経った今でも、比較の対象になり得るってのは、それだけよく出来ているわけです。

上の画像はまるで立ち並ぶ高層ビル群のようですが、手前からニコン「FフォトミックFTN」、「F3P MD-4付」、「F2フォトミック MD-1MB-2付」。

やはり~見た目も渋いっすね!!

 

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2013年11月18日 (月)

デミC

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オリンパスのペンFがあるので、ハーフ判カメラといえど、レンズ交換式カメラについては特に気にしたことはありませんでしたが、、、ペンFは一眼カメラ。

それ以外でレンズが交換できるハーフ判カメラって、この「キヤノン デミC」以外にもあるの?と考えてみましたが思い付かない・・・。

あまり執念深く調べていませんが、やはり今のところ見つからない。

ロシアカメラの「チャイカ」はレンズ外れるけど、交換レンズ無いですもんね。

キヤノンさんのサイト「カメラミュージアム」には、以下のように「デミC」の特徴が書かれています。

「レンズの後ろに設けたビハインド式レンズシャッターの特徴を利用して、ネジ式でレンズごと交換できるハーフサイズカメラ。用意されていた交換レンズは、標準のSD28mmに対して焦点距離が約1.8倍に伸びる望遠系のSD50mm F2.8があった。ファインダー内に画界を示す視野枠が設けられていたが、その他の機能は、デミに準じていた。」

*うちのブログのデミ参考記事はこちら

ところで、一般的にはこの「デミC」でさえ、あまり知られていない存在のようです。

なので、外観のみならず、マウント部、ファインダー内の画像も押さえておきましたよ!

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2013年11月17日 (日)

ライカのフィルターケース

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この半透明のフィルターケース。

よ~く見たら、裏側の隅っこに「ERNST LEITZ WETZLAR GERMANY」って記されてる。

そして、ケース同士を横並びに連結させられるようになっている。

実はがらくた整理中にこんな感じの発見でした。

 ① あぁ、フィルターケース。ライカのかなぁ?

 ② 表面にネームは入ってないなぁ。

 ③ ん?両サイドの形がっ!

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 ④ これ連結出来るのかっ!?

 ⑤ こんなもの何個も繋げてどうする?(頭の中には、10個も20個も連結させてる状態を想像して)

 ⑥ (裏面の小さな文字を見つけて) えっ!やはりライカのだっ!

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 ⑦ そうかそうか、二つ三つ四つくらいなら連結させると、持ち運ぶのには便利なわけだな。。。

皆さん、こんな工夫がされていること知っていましたかぁ??

2013年11月16日 (土)

エプロン姿が美しい

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「エプロン姿が美しい」なんて、カメラ屋のブログタイトルに「相応しくない~」と思われるかもしれませんが、カメラボディには「エプロン」と通称される部分が存在します。

ウィキペディアによれば、

「ライカタイプのカメラボディにおいて、レンズマウントとその周辺を指す語。エプロン部などとも呼ばれる。俗語だが、メーカー各社や修理店、カメラ店などで広く使われている。ここでいうライカタイプとは、ロールフィルムを使う長方形のカメラボディにレンズが取り付けられるカメラのこと。フィルムフォーマットやレンズが交換できるか否か、その他の顛末な点は問わない。」

とある。

しかし、この部分が美しいのどうのこうの言えるようなカメラは、このコニカⅡを除いてほとんどないのが事実。

何故に、この部分にこんな魅力的な曲線を持たせたのか?興味深いですね。

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画像は1951年登場の「コニカⅡ」、1955年に登場した「ⅡA」「ⅡB」も同様な曲線エプロン。しかし、1956年登場の「Ⅲ」は直線的なエプロンに変更されてしまう。

 

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2013年11月15日 (金)

米国が技術を買いに来た

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もうずいぶんと前に、このカメラ「アルコ35 オートマット」の巻き戻しクランクの形状を話題にしたことがありました。

撮影時は巻き戻し軸に格納されているような状態になっている、弧を描いたようなクランクは必要な時に離れるようになっていて、クランクの役割をするようになっています。

それ以外にも、改めて見ていると、実に凝ったカメラであることが分かります。

まず一番のウリは、レンジファインダー機でありながら、レンズの繰り出しにヘリコイドではなくて蛇腹を使用するなどして、35㎝までの近接撮影を距離計連動で可能にしています。

この独自の性能は、「米国が技術を買いに来た日本の独創カメラ」というキャッチコピーにもあったように、かなり凝ったものだったのです。

でも、実際には米国業者との取り引きは成立しなかった・・・。なのに、広告のコピーに使ってしまうあたりは何とも大胆。

ただし、近接時のパララックス補正までは出来なかったので、外付けファインダーで行ないます。

そのファインダーが取付けのアクセサリーシューに対して、微妙に右(正面から見て)にオフセットされるあたりが、何となく心憎い演出!?(理由はアクセサリーシューと、レンズの中心線がズレているから・・・)。

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それから、結晶塗装された渋い角形フードは、なんとフィルターを組込めるようになっていてフィルターの交換も可能です。

当時の謳い文句としては、枠ナシのフィルターを差し替えて交換するので「経済的~」とも書かれています。

ちなみに、このカメラが登場したのは昭和31年ですが、同機構の初代は昭和27年に既に登場していました。

 

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2013年11月14日 (木)

CONTAX i4R

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今思えば、今週月曜日の話題は「赤いカメラ~フィルム編」だったわけで、今日は「赤いカメラ~デジタル編」になります。

その月曜日に、「デジタルカメラでは赤いボディカラーのカメラは多数ある~」って書きましたが、その中で一番オシャレ!というか衝撃的なモデルは、このカメラなんじゃないかと思います。

赤に限らず、そのデザイン自体が素敵なので、ラインナップされてる黒や銀ボディでも十分に衝撃的なんですが、赤だと、もうこの上ない衝撃です!!

その名は「コンタックス i4R」→http://www.kyocera.co.jp/prdct/optical/catalog/pdf/contaxall.pdf

レンズ部分を隠していると、カメラには見えないですよね。香水の瓶かなにかと間違えてしまいそう。

見た目だけでなくて、質感も高く。それでいて極小サイズの21mm×38.5mm×94mm。そして、泣く子も黙る!?テッサーレンズ付き。こんなカメラを今から9年も前に出していたなんてビックリ!!

当時は各社コンパクトデジカメの方向性をいろんな意味で模索していたからこそ、造られたカメラなのかもしれません。

今じゃ、スマホにその地位を奪われてしまった感もあるコンパクトデジカメ市場ですが、このi4Rくらい個性的なものなら、今でもそこそこ売れるんじゃないのかな?無理かな?

なんだかんだ書きましたが、実は私、この赤の「i4R」の現物を見た記憶がありません。。。

先日、黒の現物を見た~ところから話が広がって、赤を所有されているお客さんから画像を提供いただいたのです。フィルムケースにちょうど入るそうです。N島さん、ありがとうございます。

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2013年11月13日 (水)

夢の島熱帯植物館

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」。

今年6月にアローカメラ&我楽多屋に水曜定休日を設けさせていただき、当時とりあえず行ってみたいとこ・やっておきたいことが4つ程ありました。そのうち3つは早々に達成。

しかし、残ってた1つである、夢の島熱帯植物館へ先週行って来ました。

ドーム内にはさまざまな熱帯植物があるのは当たり前なんですが、そびえたつ不思議な高木などを見て、いい気分転換が出来ます。

しかし、汗かきの人はこれからの季節、服装に工夫をしていかないと大変なことになると思いますよ。

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「夢の島熱帯植物館」 http://www.yumenoshima.jp/

2013年11月12日 (火)

argus C3

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先週、Facebookページでミッキーマウス似のカメラ「コダック シグネット35(下の画像左)」をアップし、日々買取名人学で買取名人似のカメラ「バルデッサⅠa(下の画像右)」をアップしたところ。

ミッキーマウス似より、買取名人似の方に多くの賛同をいただけたような手応えでした(笑)。

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多くのアメリカ人が称したことよりも、一カメラ屋の二代目が称したことの方に、反響があったのは感慨深いものでありました。何を言ってんだ、私は。。。(笑)

こういうのは続くもので、昨日は「アーガスC3(一番上の画像)」が入って来ました。

これ、日本では「お弁当箱」の愛称があり、本国アメリカでは「レンガ」の愛称があるんですよね。

「お弁当箱」と「レンガ」、あなたはどちらに共感されますか???

 

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