我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年2月23日 (木)

一眼レフのミラー

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何の縁なのか、今、我楽多屋のウインドウにはミラーが割れたニコンFとペンFが並んでいます…。どちらもシャッターなどの動作系は現状動いているのです。

ともに機種名が「F」。

しかしながら、どちらもミラーが割れています…。

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それをキッカケに乱暴な話をしようとしています。ミラーが割れていても写真は写ります。撮った写真に割れ目の線が入ることもありません。

ただ、そのまま使うとさらに割れて危険なことになるかもしれませんし、ファインダーでのピント合わせに微妙なズレを生じる可能性があるかもしれないので、そのまま使うことを推奨するわけではありません。でも、気にしなければ写真は撮れます。

ま、こんな感じで現状販売をするのが我楽多屋なので、その案内の意味も込めて今日はこんなブログ記事にしてみました。

 

 

2023年2月22日 (水)

シクロクロス🚲

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、シクロクロスです。

私は通勤手段として自転車に乗っていますが、スポーツやレジャーなど趣味としての自転車には、マウンテンバイク、ロードバイクなどが時代ごとに流行ったりしていますね。最近はシクロクロスが人気だそうです。

先週、お台場海浜公園で開催された「シクロクロス東京」の案内には、「コース上の砂、泥、草地、舗装路、階段、人口障害物などを自転車に乗る、担ぐ、飛び乗り、早さを競う」と記されていました。

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2023年2月21日 (火)

Nikonの刻印無きフード

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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先月、「Nikon」の刻印無き純正品について話題にしたところ、「呼び」が起きてレンジファインダー時代の同じく「Nikon」刻印が無いレンズフードが入って来たりしました。

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の最新号(閲覧は2023年5月初旬まで)でも、刻印無き純正品について「隠れキリシタンならぬ、隠れブランド主義」で興味深い~と書いてくださっています。

そしたら~これは「呼び」のレベルを超えた『大号令』でもかかったのか!?と思うほどに、刻印無きニコン純正フードがサイズ違いで3種も入って来ました。

このタイプの特徴はどれもレンズへの装着がネジ込み式。取り付け部とフード本体部が同じくネジ込み式で分割出来るようになっていて、そこにシリーズフィルターを落とし込めるようになっています。

一番左は40.5ミリ径で、多分標準50ミリレンズ用。真ん中も40.5ミリ径で、多分望遠135ミリレンズ用。そして一番右、ネジ径が48ミリなのです…ということは85ミリレンズ用、これが一番稀少でしょう。

 

 

2023年2月20日 (月)

沼と穴

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中古カメラ沼にハマるのは歓迎しますし、何かお手伝い出来ることがあれば喜んでお助けいたしますが、店の前のマンホールに落ちてしまった場合は自己責任となりますので、何のお助けも出来そうにありません。悪しからず...。

画像は一昨日土曜日の店の入り口付近の様子です。

近所の水道管工事の影響で、しばらくは日によってこんな感じの時がある模様です。

階段の出入りが出来なくなるような知らせは来ていないので工事による休業はしませんが、ご来店時には状況により足元などお気を付け下さいませ。

繰り返しになりますが、中古カメラ沼にハマるのは歓迎ですが、マンホールに落ちてしまわぬよう十分にお気を付け下さい。

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2023年2月19日 (日)

読み取れないシリアルナンバー

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ニコンブランドのフィルムMF一眼レフカメラ普及機のラストモデル「FE10」と「FM10」は、使い込むと案外と簡単にボディ表面の半光沢調な塗装が剥げて、その下層にあるテカテカと光沢ある面が見えてきます。

そして、ボディ底面。半光沢塗装が剥げるレベルまで擦れていないのに、シリアルナンバーが読み取れない状態になってしまっています。

下の画像のように、最初の一桁目の「2」は見えますが、それ以降の数字はほぼ判別が出来ません。

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FM10とFE10の場合、新品時にズームレンズ「ZOOM NIKKOR 35-70mm/F3.5-4.8」とセット売りとして出荷されたものは、ボディとレンズのシリアルナンバーの後ろ6桁だか4桁が同じ数字になっているのです。参考ブログ記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/04/post-f5eb.html

今回、我楽多屋にやって来たセットが元々セット売りされた個体同士なのかどうか?確認しようと思いました。レンズは「6070133」と普通に読み取れましたが、ボディは最初の「2」以外ほぼ読み取れず、レンズのナンバーを知ったうえで見ると~無理すれば「207××××」までは見えなくもない。

ところで、一桁目の「2」は僅かに数字が窪んでいるようにも見えるのですが、残りの数字はプリントが擦れてしまったような具合…。どういうことだろう??

 

 

2023年2月18日 (土)

絞りの形が似てると思った…

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このレンズ、何なんでしょうね。

マウント側には「KOWA LENS JAPAN」と記されていて、対物側には「FUNAI TV LENS」と記されています。

前側と後ろ側で別のモノを組み合わせた改造品なんでしょうか?

それとも、KOWAで製造されFUNAIブランドの製品に付けられたレンズなんでしょうか?

でも、今日のブログネタとしてはどちらでも良いんです…わたし的には。もともと、そこじゃない部分が気になってネタにしようと思ったので。

このレンズの絞りは2枚しかないようです。最小絞りのf5.6にすると、上の画像で見えていると思うのですがほぼ真四角をしています。

絞りリングを開放値のf1.8に向けて回していくと、2枚の絞りは開いて行く途中で下の画像のような形状になります。

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この形状がアレに似ていると思ったのですが、こうやって画像にしてみると、アレとはちょっと違っていました。アレとはウルトラセブンのウルトラ警備隊のマークの形なんですけども…。

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ネット検索してみたら、他のレンズですが同じようにKOWAとFUNAIの両方のネームが記されているレンズの画像があったので、改造品ではなさそうです。

 

 

 

2023年2月17日 (金)

角形フード

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カメラ好きな人の中には「角型のレンズフードが好き!」という人って案外と多いような気がします。

でも、メーカー純正で角形フードを採用しているパターンは決して多くないし、汎用品で探してもあまり多くありません。

まぁ、レンズ鏡胴の先端部がフォーカス時に回転するレンズだとフードも一緒に回転してしまうので、角形フードでは都合が悪く、汎用品では円形フードの方が無難であるのは言うまでもありません。

「hama」というのは、カメラや写真関連のアクセサリーを扱っているドイツのブランド。

このhamaの角形フードはもう現行品ではないようですが、以前にわりと長期間販売されていたので、時々こうして中古品では出て来ます。新品時、フロントキャップがセットで付いていました。

我楽多屋のお客さんにも、このフードが好きな人がチラホラいらして~わりとすぐに売れてなくなってしまう傾向。

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最近、フィルター径49ミリ用・52ミリ用・55ミリ用が揃って入って来たので、実機に付けて並べてみましたよ。

ところで、角形フード好きな人って、好きな理由は何なんでしょうかね?私は特にこだわりが無いので、ちょっと聞いてみたい感じです。

 

 

2023年2月16日 (木)

富岡製のレンズですね

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お客さんからご提供いただいたネタです。

画像の2本のレンズ、まずは鏡胴の色が違うのでパッと見た目には別物に見えますよね。

しかし、名板をみると銀色の方は「Tominon C. 1:2 f=5cm Tomioka OPt.」と記されており、黒い方は「AUTO YASHINON 1:2 f=5cm YASHICA JAPAN」と記されています。

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同スペックであるうえ、富岡といえばヤシカの一部のレンズを製造していたという話はちょいちょい耳にする話です。
 
そういう目で見出すと、フォーカスリングのローレットのデザインが違うくらいで、後は色が違うだけのようです。

マウント側から見たら、全く同じと言って差し支えない~というか一緒。レンズのコーティングもまず同じでしょう。

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2023年2月15日 (水)

銀座のウインドー

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、銀座。

これ正確には先々週撮ったものです、スミマセン。

ウインドーショッピングなんてものじゃなくて、出勤中に何か絵になるものないかなぁ~とフラ付いてる時にウインドーの中で頭の無いマネキンが座っているのを見つけたので、自分の顔を合わせてみました。

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2023年2月14日 (火)

計算尺式露出計マニア!?

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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一昨日、Facebookページに「関式サロン露出計」の画像をアップしたところ、わずか数時間のうちに嫁ぎ先が決まりました。

でも、お買上げいただいたお客さんはネット環境に無くて有名な人なので画像を見て走って来られたわけではなくて、偶然の出会い~だったわけです。

そのMさんがお買上げいただく際に、「これは持ち歩いていると文字が擦れて見えなくなってしまいそうなんだけど、持ち歩いているのは留めてある回転部分が外れちゃったので…」と言って、セノガイド(大きい方)を鞄から取り出されました。

セノガイドも関式と同じく計算尺式露出計であり、どちらも作ったのは発明者関実(せきみのる)氏。

続けてMさん「私、セノガイド使いでして、もう一個持ってるんだけど、それは小さいので文字が読み取りずらくてね…」と言って、鞄の中を探すと小さい方のセノガイドも出て来ました。

折角なので3つ並べて1枚撮らせてもらいました。