我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年7月

2022年7月31日 (日)

シャレオツKonica

8月1日(月)、我楽多屋は閉店時間を繰り上げて午後5時に閉店させていただきます。よろしくお願い致します。開店時間も少し遅く午前10時半過ぎの予定です。

 

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この時代のコニカは洒落ているなぁ~と思うことがあります。

まず一つ、ボディ上面やキャップなどに記されている「Konica」のロゴが洒落ています。

で、過去の画像を見返していたら「コニカⅠ」の元箱付きの画像があって、元箱に記された「Konica」のロゴがボディのそれよりも、上に右に伸びている部分があってますます洒落ているなぁ~と。

そして、コニカⅡのエプロン。前にも話題にしていますが、弧を描くようなエプロンの形状は色っぽいくらいに美しいんです。

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2022年7月30日 (土)

赤色LED 要る?

8月1日(月)、我楽多屋は閉店時間を繰り上げて午後5時に閉店させていただきます。よろしくお願い致します。

 

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我楽多屋には双眼鏡もちょいちょいと並べています。もちろん、高級品ではありませんけど。

今日話題にするのは、双眼鏡というよりは簡単な作りのオペラグラスです。いちおう金属製で、色はブラウンとゴールドのツートンで高級感が少々。

でも、ずいぶんと長く居座っているので値段を下げようかな…と改めて状態など見ていると、ちょっと緩んでいるのかな?と思って、ローレット加工された部分を回して締めると、赤く光りました。

「何じゃこりゃ!?」と、一気に怪しさを感じ出すことになります。

調べてみたら、販売サイトに「暗い会場でパンフレットを見るのに便利な赤色LED付き。何故赤いLEDなのかというと、暗い会場に慣れた瞳孔が開かずに照らした場所を見るからです。白い明るい光だと瞳孔が開いてしまい、目が慣れるのに時間がかかってしまう為です」とありました。

オペラグラスを覗いて見るような離れた距離をこの程度の明るさで照らせるのか??と。

店の中を暗くして試してみました。覗いてみると、近距離であれば明かりは届いていますが、ごくごく僅かな一点しか照らせていません。そもそも案内にあるようなシチュエーションがあまり想像出来ないし、実用にならなさそうなんですけど...。

そういえば、こんな怪しいのもありました「NiGHT SCOP24」→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2017/03/post-e1fe.html

だからと言って、こんな怪しいのばかりではないですよ。ニコンやペンタックスの少し前の普及版などは並ぶことあります。

 

 

2022年7月29日 (金)

カメラと飲み

お客さんに教えてもらって知ったのですが、秋葉原のにっしんカメラさんがカメラ屋としての通常営業を終えた後にバーとして営業をされているそうです。

確認したら、数ヶ月前からだそうです。それに先立って、今年の春先にクラウドファンディングもされていたようです。

改装時に新調された大きなカウンターを活用してウインドウに並んだカメラやレンズを眺めながら、お酒を立ち飲み~という形態だそうです。新しいですね。

同時にネット検索で引っかかって来た中に、自転車とお酒とフィルムカメラが全部楽しめるお店というのもありました。バーなんだけど、自転車やそのパーツが飾られ、オーナーが修理したカメラも飾られている(くれるらしい)らしいです。

 

私も長年いろいろなお客さんとお話をさせていただく中で、「二代目、カメラをネタに話が出来るようなバーもやってみたら~?」みたいなことを言われたこともありますけどね。母が長年飲み屋をやっているので、ちょろっとくらいは考えたこともありますが…。

でも、実際には1回だけ忘年会を我楽多屋でやったことがありました。「立ち飲み処 我楽多家」として。それも相当に悩みました。商品があるところで飲食をする~という点で、我楽多屋ではほぼ商品がむき出しですから。

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2022年7月28日 (木)

箱に入っていると…

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我楽多屋には売り物におけるジンクスみたいなのが幾つかあって、その一つに「元箱に入れていると売れない…」という傾向があります。

中古品それもジャンク系が多いので、もともと元箱が付いてること自体が稀なんですけど。元箱があっても、品物自体の状態が良くなかったり程度が悪い場合は「入れる価値無し」的な判断で、元箱は処分してしまうこともあります。

うちに限ったことではないと思うんですが、中古屋さんって...元箱を商棚に並べると場所を取るし、品物とは別の場所で保管するのは管理が面倒なので、そもそも元箱を敬遠する傾向もあるんですよね。

もちろん、元箱に入れて新品同様で通るような品物なら別の話ですけど。

 

また、今回の例がそれにあたると思うのだけど元箱に入れていると、お客さんの目に品物の実体が視覚的に訴えていかない点が売れない理由の一つだと思っています。

しばらく、元箱(というか透明なパッケージ)に入れてましたが、もう出してしまおうと思っています。透明なパッケージだけど中の品物が良く見えるわけでなし。

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これ、ベルボンの「プレジョンレベラー」という品物で、新品定価18,000円くらいしたものです。今でも新品を実売10,000円ちょっとで売っています。2~3ヶ月前に物々交換で持ち込まれましたが、前のオーナーさんは5,960円の特価で買っているんです(値札が付いたまま)。それを我楽多屋では1,800円でしばらく置いてますが、手に取って見る人はほとんど居ません…。

水平出し&パノラマ撮影向けで、動画撮影には必須!!とのことです。

 

 

2022年7月27日 (水)

機影✈

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、品川インターシティです。

予定が狂ってしまって、品川インターシティにあるコーヒーショップで時間潰しをしていました。スマホの画面を見ていたら、視野の端で何か動くものがありました。

視線を移すと、コーヒーカップの中やトレイに上空を飛ぶ飛行機が映りこんでいたのです。羽田空港へ着陸する新ルートは品川駅付近の真上を飛ぶので。

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2022年7月26日 (火)

光学式露出計

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露出計の種類の一つに「光学式露出計(視野消失式とも)」ってのがあります。

測光したい方向へ向けて覗いた時、その明るさに応じて視覚的に得られた数値などをもとに、換算表を見て露出を判断する方式です。

過去に2件、光学式露出計を話題にしています。

 

下の画像は我楽多屋店内である方向に向けて露出計の接眼部を覗いた時のもの。

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この露出計の場合、接眼部から覗いた中には「1」から「17」までの数字が存在しているのですが、画像の時の条件では数字が「8」まで読み取れますよね。

そしたら、本体の可動部を回して赤い矢印(一番上の画像で本体の奥の方に見えています)を同じ数字の「8」に合わせます。次に赤い矢印の下側、縦長の窓(窓の横には絞り値が列記されています)に現れた数値(シャッタースピード)を読み取る~という感じです。

なお、それ以外にも加味するべき条件があるようで、本体には小さな文字でたくさん何かが書かれていますがドイツ語のようだし読み取れません。さらに、フィルム感度がDIN表示なうえ低感度までしか対応していないし...。

って、自分でも何を書いてるのかよく分かってないくらいだから、意味不明な方も多いと思います。すみません。

最後に、よく分からず話題にしましたが、この露出計はBEWIのブランド名で知られる、ドイツBERTRAM社のごく初期の製品と思われ、1930年代初め頃のもののようです。

  

 

2022年7月25日 (月)

木箱入りフィルム

★本日25日(月)、我楽多屋は閉店時間を繰り上げて午後5時半に閉店させていただきます。よろしくお願い致します。

 

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お客さんが「これ差し上げます!」と言いながら差し出された木箱には、「銀座かすてら」と書かれていました。

ん?差し入れ?と一瞬思ったけど、包装されているわけでもなく...。

開けてみると、コダックの業務用カラーフィルムがキッチリと入っていました。期限が切れてから干支が一回り過ぎている未使用フィルム。テスト用などに使わせていただくことで、お言葉に甘えて頂戴しました。

ところで、この木箱のサイズ。フィルムがパッケージごと12本見事なまでにキッチリと入るサイズでビックリ。

銀座WAKOって「かすてら」も売ってるんですね~。検索してみたら、もともとカステラも12切れ入りらしいですよ。

 

 

2022年7月24日 (日)

これなら濃厚接触者になりたい

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昨日の午前中のこと、少し前に謎のゾナー(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/07/post-0061.html)を見せてくださったOGさんと、それについてFacebookページに解説のコメントをしてくださったOKさんが、偶然に我楽多屋で鉢合わせになりました。

といっても、OGさんとOKさんは面識がありません。

ゾナー持ち主のOGさんに「Facebookページに丁寧な解説をしてくださった方がいるので見てみてください~」とお伝えしたくらいでした。

私としては、この状況をどうしよう?間を取り持つご紹介をした方が良いんだろうけど、そのキッカケは~なんて考えていました。

OKさんがフィルターをお買上げするにあたって、サイズ(ネジピッチ)の確認をするために持参されたカメラへ現物合わせをしようとしていたところ、そのカメラとレンズの組み合わせを見たOGさんが「私も同じ組み合わせで持ってますよ」と言われたんです。

私は「うわっ!」と思いました。謎のゾナーで共通点のあるお客さん同士が、同じ組みわせのカメラを持っているなんて偶然!

それをキッカケにして、私は「実はこちらの方はこれこれで~、こちらの方がこれこれで~」と紹介させていただくことがスッと出来ました。

すると、謎のゾナーについて直接会話をされていらっしゃいました。推測の域の情報も含めた難しい内容ですから、私が間に入るのと大違いです。

こういうのとても嬉しいですね。うちの店を媒介してお客さん同士が知り合うとか。こういう内容なら喜んで濃厚接触者になりたいです。

画像はOGさんも同じ組み合わせでもっているという、OKさんのニコンS+ニッコール28mm/F3.5+純正ファインダー。

ちなみに、OGさんとはここ数年よく店でお話をさせていただいてましたが、お名前は私も今回初めてお聞きしました(^^;)

 

 

2022年7月23日 (土)

コニカ最後の一眼レフ

★本日28日(土)は第4土曜日なので、

午後2時から恒例の全品1割引きサービスを行ないます!

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初見ではありませんが、決して流通量が多いカメラでもありません。出て来たところでチープ感の漂う造りなので、あまり気に留めることもない。なので、今回は記録として残しておこうと思います。

ずいぶんな言いようをしてしまいましたが、コニカが1985年に発売した「TC-X」というMF一眼レフです。

コニカの一眼レフとして最後のモデル。

このカメラの発売2ヶ月前にミノルタはAF一眼レフのα7000を発売して大ヒットさせているので、チープなMF一眼レフで幕を閉じようとしたコニカとは対照的ですね。

その二社がのち(18年後)に合併するのも、興味深い話です。

再びチープな話をしてしまいますが、スイッチONOFFや巻上げ、シャッターボタンなどの操作感、シャッター音がイマイチです。プラスチック外装の質感も簡素で、一体成型のグリップや前面の赤いラインも安っぽげ...。

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2022年7月22日 (金)

ニコンF90Xの背蓋を

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数日前に物々交換でやって来たニコンF90X。

もともと我楽多屋で買っていただいた個体だと思います。その時から背蓋は劣化して汚い状態でした。

現状は触ると手がべとつく程じゃないにしても、爪で引っ掻くと劣化した部分が剥げる...そんな状態です。そして、見た目もあまり良くありません。

動作不良品であれば間違いなくそのまま並べたと思うのですが、現状は動作品なので何となく気になってしまい、背蓋の手入れを始めてしまいました。

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結果、表面に加工された樹脂系のものは取り去ってしまって、地のプラスティックがつるつるに露出した状態までしました。これでべとつくことはありません。

途中、背蓋の下方に記されたアイコンのような案内書きも一緒に落としてしまうことが気になったので、念のためにスマホで撮影してから作業しました。

これ、幾つかあるプログラムモードの案内なんですね。ボディ上面の液晶には「PO」「RE」「HF」「LA」などアルファベット2文字でしか表示されないので、それをアイコンで分かるようにしているんです。アイコンも詳細は取扱説明書を見てからでないと理解しきれませんけど。