我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 2021年1月 | メイン | 2021年3月 »

2021年2月

2021年2月18日 (木)

顕微鏡カメラ

150015303_5037941029581525_30966371

『顕微鏡』の分野では世界最大手と言われるオリンパス。

同じ光学機器とはいえ、カメラ事業を外部に譲渡してしまった今も、顕微鏡は継続してオリンパスに残っています。

民生用ではないでしょうから、あまり見かけないのも当たり前。「オリンパス PM-6」という顕微鏡カメラがここにあります(画像右側)。

トップカバーを見比べると、一般撮影用カメラのオリンパス35(画像は35Ⅳa型)と元は同じものであることが分かると思います。ノブなどのパーツも共通のものがあります。

今回、この2台を並べて写真に収める幸運を得ました。

150592875_5037941092914852_69716917

トップカバーに刻印された文字の向きが違いますね。これは多分、使い方の違いによるものだと思います。オリンパス35の方は、手に持って普通にカメラを構えた状態で読みやすい向きで、オリンパスPM-6の方は、顕微鏡にセットした状態で読みやすい向きだと思われます。

ちなみに、顕微鏡カメラのレンズ側が不思議な形をしておりますが、知識が無いので詳細など全く不明です。

ともにジャンク品ですが、我楽多屋に並べています。

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から、我楽多屋のみそれまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年2月17日 (水)

待機車両

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

************************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、晴海です。

古い建物なのに斬新でデザインをしている、ホテルフクラシア晴海(旧晴海グランドホテル)前の空き地に、TOKYO2020の関係車両が待機していました。

なんか寂しげ…。

149266773_5019360058106289_63573806

2021年2月16日 (火)

カメラを長持ちさせるポイント

★昨年7月から、我楽多屋のみそれまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいておりまので、16日(火)・17日(水)と連休いたします。よろしくお願い申し上げます。

150301506_5037745472934414_16188524

「あなたのカメラを長持ちさせるポイント」という、フジフイルムの小冊子です。

中に描かれているカメラのイラストが1978年に発売されたフラッシュフジカAFっぽいので、その頃に刷られたものと推測します。

150911044_5037756942933267_28168819

これの内容が大まかで簡単だけど、ごもっともなことばかり書かれているのが興味深いので話題にします。

  1. 自分のカメラと友達に。
  2. どんなときも肌身はなさず…
  3. 雨の中では相合傘で…
  4. 海水浴には、敵がいっぱい。(要注意!)
  5. ネコもカメラも寒さは嫌い。
  6. あやしい指紋をつけないで…
  7. 電池の取替えはなかよくいっしょに。
  8. しまうときにも思いやりが大切。
  9. 素人療法は避けましょう。

と9つの項目に分けて、イラスト入りで超簡単にまとめられています。

150463760_5037745836267711_83428107

150463763_5037745356267759_73826140

すべて案内するのも大変なので、いくつか補足をしてみます。2.の「肌身はなさず」は、落とさないようにストラップを付けて持ち歩くとか、置き場所に気を付けましょう~以外に、「写真がブレないようにストラップを首にかけ、カメラは顔につけ、ひじを両脇につけて、しっかりかまえ、静かにシャッターを押しましょう~」とのこと。『顔につけ』はファインダーが無い現在のデジタルカメラにはあてはまりませんねぇ(>_<)

4.の「海水浴での敵」ですが、これは直射日光・潮風・海水・砂などのことです。あと、8.の「しまうときにも~」では、保管時の湿気や直射日光を避けることなど以外に、これは妙にマニアックな感じで「使わないときでも、ストロボを発光させておきましょう。コンデンサーのおとろえふせぎます」とのこと。

まぁ、そのほとんどが今のカメラでも共通な項目ばかりです。マニアの皆さんも初心に帰ってカメラと向き合いましょう(^^)

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2021年2月15日 (月)

やっぱり嫌い

150709019_5033378846704410_45568191

実に面白い。4~5年おきに「ひも付きキャップ」を話題にしています。

1回目は2012年→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/07/himocap.html

2回目は2016年→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/09/post-4577.html

そして、2021年。どの回も私が個人的にひも付きキャップが好きじゃない…という内容になっています。

今回は…というと、我楽多屋にも売り物のひも付きキャップが幾つかあるのですが、もちろん中古ですから個別のパッケージになんかに入っていません。

150153898_5033378700037758_90900735

S字フックにひもの部分を引っ掛けてキャップをぶら下げるような格好で陳列していると、ひもが絡まってしまって、欲しいサイズのキャップを見つけたお客さんが取ろうとしても取れない~事態がちょいちょい発生するのです。

お客さんが手間取っていると申し訳ないので、私が代わりに取ろうとするのですが誰がやっても同じこと。イライラするので結局は一旦全部外して、希望サイズのひも付きキャップを取って差し上げることになります。

こんな点でも面倒のかかる「ひも付きキャップ」が、やはり私は嫌いだっ!

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2021年2月14日 (日)

THE ACTINA TOKYO

本日14日(日)、我楽多屋は出張買取業務のため、開店時間を正午とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

アローカメラは通常通り午前10時開店します。

149767513_5029182937124001_66685046

我楽多屋にも時々出て来る「ACTINA」ブランドのカメラアクセサリー。

かつてライカの輸入代理店だったシュミット商会が、本国からの入手が難しく高価なライカ用アクセサリーの代用品として作っていたものです。

ACTINAに関する過去の参考ブログ記事

レンズフードやカメラケースなどは何度か見たことがありますが、今回のは初めて見ました!スライド式のフォーカシングステージ「フォコスライド」のACTINAものです。実用品ではありますが、ここまでマニアックなアクセサリーまでコピー(代用品)を作っていたんですね!

こんな不思議な形のものだけ見せられても、知らない人にはどうやって使うものなのか想像もつかないかもしれません。

149602212_5029182830457345_89911811

これは複写装置のひとつなんです。上の画像で左側にある抑え棒みたいのでカメラを下向きに固定します。画像の右側にある覗き穴みたいな部分(ルーペ)の下側にはレンズを取り付けます。ルーペで覗いてファーカスやフレーミングなどを確認した後に、ガシャッと右方向へスライドさせると(下の画像のような位置へ)、固定されたボディがレンズの上へ移動して撮影出来る状態となるのです。

150493475_5029182950457333_47128913

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2021年2月13日 (土)

物々交換が続きました!

Butubutu

昨日一昨日の我楽多屋は、お客さんが示し合わせたかのように物々交換を利用される方が続きました。

 

  1. 数日前のブログに載せたミノルタα9000を求めに来られた方が、以前に我楽多屋でお買い上げいただいたミラーズレ起こしていた一眼レフを直した状態で持ち込まれて物々交換。
  2. お土産的にレンズキャップその他を持って来てくださった方は、我楽多屋にしてはちょっとお高めな値付けをしていたニコンの明るいレンズを欲しくなって、鞄に忍ばせていたニコマート他をさらに追加して、物々交換。
  3. 一昨日、ローライコード用のフードとフィルターの在庫を確認して帰られた方は、昨日いろいろとジャンクカメラや期限切れフィルムなどをご持参されて、一昨日唾を付けていた品物と物々交換。
  4. やはり一昨日だったか…高速シャッター不調のライカⅢFをご覧になっていた方が、それをお買い上げいただくのに、フードなどのアクセサリーをご持参くださって、物々交換。

 

物々交換は、持って来ていただく品物とお求めになる品物のバランスが必ずしも等しいわけじゃないので、過去の例では差額をいただくことになるパターンの方が多いのですが、今回の「3.」の方の場合は等価交換になりました。

また稀に、お持ちいただいた品物の比重の方が大きくて、次回のお買い物に繰り越しさせていただくことや、お釣りを差し上げるようになるパターンもあります。

物々交換の目指すところは、上の案内にも書いてありますように『我楽多屋には沢山の方がいろんなカメラやレンズ・アクセサリーを探しに来られています。その中には、あなたがお手持ちのお品物を欲しくてたまらない人達がいらっしゃるかもしれません。そんな人と人の間を我楽多屋が橋渡しいたします。沢山の方が、こうしてお使いにならなくなったお品物を発掘させることによって、あなたが欲しくてたまらないお品物も、どなたかの手元から出てくるかもしれません』←こんな感じです。

よろしくお願い申し上げます。

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2021年2月12日 (金)

OMとPEN

149175500_5020292918013003_86186504

機会がなかったので、このブログでオリンパスのカメラ事業譲渡については話題にしたことは無かったと思います。そのアナウンスがされたのは、去年6月24日でした。

4月には20日発売号を最後に月刊カメラマンが休刊になり、アサヒカメラも6月19日発売号で休刊になった直後だったので、業者的にもマニア的にも悲報が続いたわけです。

そして、オリンパスのカメラ事業は今年1月1日から、JIPの支援を受けた「OMデジタルソリューション」として事業開始されました。

まぁ、大人の事情はここまでにして、、、

いま、我楽多屋にはオリンパスのカメラ事業を支えてきた二つの大きな礎の原点といえる機種が揃っています。

1台は1972年発売の一眼レフ「OM-1」。これよりも前に「FTL」という一眼レフもありましたが、コンパクトをウリにした実用機として長く続いた「OMシリーズ」は、デジタルになっても「OM-D」として生き残りました。

もう1台は1959年発売のハーフ判コンパクト機「PEN」。ペンシリーズは一眼タイプのペンFも含め、かなり大きくシリーズ展開されて幅広い層に人気を博しました。こちらも、デジタルに代わってもそのネームが残っています。

ともに設計はのちにオリンパスの取締役にもなる技術者の米谷氏。オリンパスマニアには米谷信仰さえ存在しています(^^)

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2021年2月11日 (木)

人力ゆえに

本日2月11日は建国記念の日、アローカメラ&我楽多屋ともに閉店時間は日祝定時の17時です。よろしくお願い申し上げます。

148317648_5007662265942735_35143486

ずいぶんと前にも同じようなことを話題にしたと思いますが、このカメラ「ミノルタ α-9000」が出てくるたびに思うのは、AF一眼レレフカメラなのに巻上げも巻き戻しも手動ってのは稀少な存在だよなぁ~ってこと。画像もそれを印象付けるように撮ってみました。

巻上げ巻戻しは人力で電気を必要としないから、このカメラの電源は単三電池2本で済むんですね。

そして、今回はモータードライブが一緒にあったので、その差を余計強烈に感じることになりました。モータードライブはそのバッテリーパックに単三電池を12本も必要とします。そして、モータードライブとバッテリーパックを結合した時のサイズは、ボディ本体と大差がない程に。

148158527_5007662152609413_51169063

単三電池12本というのは撮影可能本数や速度も考慮しての大容量なのでしょうが、ボディに付けると一気に重量級になってしまいます。

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

★昨年7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

2021年2月10日 (水)

身代わり富士山

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

***************************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、『手提げ袋を持っている手のあたりが「富士山」にしか見えない!』
 
我楽多屋のお客さんでありFB友達でもあるWさんは、ご自宅から見える富士山の画像を「毎日富士山」と題して日々アップされていて、私は東京と山梨の天気の違いや雲の様子なんかを見て楽しませてもらっています。

雲で富士山が見えない日には「身代わり富士山」と題して、富士山を模ったデザインのモノや偶然に富士山に見えてしまうモノなどの画像が追加でアップされることもあります。
 
先週出勤中にWさんの「毎日富士山」を見たら、その日は雲で富士山が見えない朝でした。

が、その直後に品川駅前でこの看板を見つけて「身代わり富士山だっ!」と思って早速、Wさんに報告したところ、お褒めの言葉をもらえました(^^)

ちなみに、その日の東京は雨の予報でした。

146616040_4995216853853943_63945034

2021年2月 9日 (火)

証拠隠滅!?

★昨年7月から当分の間、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいておりまので、9日(火)・10日(水)と連休です。よろしくお願い申し上げます。

147313677_5007662122609416_60960732

中古市場を見ていると、ヤシカコンタックスマウントのレンズメーカー製レンズって、あまり見掛けません。これ何故だか分かりますか?

そもそも需要が少ないから製造数も少なかったんでしょうけど、その需要が少ない理由は~コンタックスを使う人のほとんどが、カールツァイスレンズを使いたい人達だったからです。

で、このレンズ。これはヤシカ製のヤシカコンタックスマウントレンズです。そう、ヤシカは当時、コンタックスブランドだけでなくてヤシカブランドでもカメラを造っていたので、そちら向けの製品です。

画像では見ずらいかもしれませんが、「ZOOM 28-85mm 1:3.5-4.5」の刻印の前に「ML」の刻印。それ以外にも「MADE IN JAPAN YASHICA LENS」の刻印がされているんですが、黒マジックか何かの塗料で塗り潰されているんです。

察するに、これをやった人。コンタックスブランドのカメラにこのレンズを付けていたんでしょうね、きっと!

147749522_5007662312609397_14543150

文字は隠したのに、結果的には魂胆が見えてしまってるところに面白みを感じてしまった私です。でも、決して否定しているわけじゃありません。趣味というものは個人で楽しみを見つけて自由に楽しむものですから。

 

★緊急事態宣言が発令されておりますが、現在のところ通常通りの営業を続ける予定です。感染拡大防止対策を施されてのご来店をお待ちしております。入店時の手指の消毒、マスク装着もお願い致します。

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。