アクチナ
非常にコアな域ですが、戦後、ライカ輸入代理店だったシュミットが、本国よりの入手が難しく高価なライカ純正アクセサリーの代用品として、作らせていたようです。
アクチナのフードは、長徳先生のブログでも取り上げられたりしていますし、うちの店でも何度か見掛けています。その出来栄えは純正フードに匹敵するような立派な仕上がりだったりします。
でも、このケースは今回が初めてかと…。ただ、出来栄えは純正ケース(上の画像内、右側)に比べると、少々貧弱な感じ。その分、使い易いのかもしれませんが、、、実際、底カバーと上カバーが分離するようになっているので、使い勝手もいいと思います。
一番の難点!?は、どうもペンタックスSPの純正ケース(上の画像内、左側)に造りが酷似していること。同じところで造っているのではないか?と思えるくらい。
てっきりペンタックスかと思わせておいて、カバーを開けるとM型ライカが出てくるというのも面白いワザかもしれませんね。大人しい外観なのに、実は高性能!なんてクルマを「羊の皮を被った狼~」とか言いますけど、このケースなら、それを装えるかも。
底カバーには「SCHMIDT TOKYO」。上カバーの背面には「ACTINA」と刻印がちゃんと入っています。