我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年10月

2019年10月22日 (火)

DITTO99の嫁ぎ先

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少し前に話題にした、ドイツ製ゼンマイ巻上げ式カメラ「DITTO99」の良い嫁ぎ先が昨日決まりました。

この個体、ちょっと訳ありでした。

ゼンマイ巻上げノブのカバーがビス欠品の為か!?少し空回りするのでした。でも、空回りさせないように巻くとシャッターを切ることが可能でした。シャッタースピードもそこそこ指定通りに変化していたのですが、下手に低速シャッターとか試していると「壊してしまうんじゃないか!?」と、ちょっとガラスの靴を履くような感じで扱っていました。交換可能なレンズは十分使えるレベルに綺麗でした。

そういう状態を考慮した値付けで、我楽多屋に置いてから2週間ちょっと過ぎた昨日のこと。

時々、物々交換に来られるお客さんが交換品として選んでくださいました。

このお客さんが物々交換で品物を持ち込まれると、そのカメラやレンズそれぞれの思い入れなどを聞かせてくださるので「品物を大切にされる方なんだな~」という雰囲気が伝わってくるのです。

昨日、首から提げられていたカメラはマーキュリーでした。とても気に入ってるカメラで他にも数台所有されているそうです。

DITTO99についても、その現状をご理解いただいた上で「焦らず付き合っていきたい~」的なお話をしてくださったので、ホントに良い嫁ぎ先が見つかって安心です。

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2019年10月21日 (月)

指輪のキズ!?

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キレイなニコンF2を肩から提げてるお客さんに「いつもキレイなカメラを使ってますよね?」とお声掛けすると、「そうでもないんだけど、でも買ってから使う前に必死に磨くよ」とのお返事。

このお客さん、必ずしも「超美品!」的な品物を買われているようではなくて、掘出しものを買い揃えていらっしゃるようです。

このF2も、ボディとファインダーは別々に掘出しものをGETされた結果のようです。

確かに良く拝見すると、アイレベルファインダーのオデコにごく小さなアタリがありましたし、ボディの肩部分にも僅かにアタリがありました。

でも、それを補ってしまうくらい、ボディ表面を全般的に新品のように磨き上げてるんだと思います。

あと、巻き上げレバーの軸の上カバー部に線のようなキズが数本あることを指摘されながら、「ふつうはあまり傷が付くような場所じゃないから、前に使っていた人が指輪を付けてる人だったのかもしれないね...」と。

そういう推測をしながら、カメラに対するのも楽しいものですよね。

ただ、その傷。光の加減で分かったり分からなかったりする程度なので、画像でも非常に分かりづらいと思います。

 

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2019年10月20日 (日)

OLD LENS LIFE 2019-2020

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2011年から続く澤村徹さんの「オールドレンズ・ライフ」、9冊目になる「2019-2020版」が9月30日に発売されました。

嬉しいことに毎年献本に来てくださるので、編集秘話などを聞かてもらって毎回楽しませていただいていますが、秘話なので此処には書けません(笑)

今号の特集は、一部のオールドレンズ使いの中では対象外のように?捉えれていたかもしれないオールドズームを取り上げています。

ほかにも、最新型のニコンZ6やキヤノンR、ソニーα7Ⅲ、ルミックスS1R、フジGFX50Rとオールドレンズの相性や、大口径広角MFレンズなどを特集しています。

どの特集も澤村さんスタイルでシッカリ解説されていますし、それを読んだ後はご自身で試してみることが財産になりますので、私などがどうこう言うことではありません。

2点ほど興味深かったのは、レンズレンタルを始めた業者さんの広告が載っていたことや、新しく開店した中古カメラ店の記事でスタッフさんお二人とも、うちの店でお見掛けしたことあるなぁ~ってこと。新しい業者さんが出て来ることは業界にとって喜ばしいことだし、刺激になります。

結局、そんな観点で見てしまうのでした。

 

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2019年10月19日 (土)

「エチュード」でいいのかな?

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見ためからして、バリバリにトイ風を吹かせたロシアカメラです。

ボディ上部に記された名称と思われる文字を何て読むのか分かりませんし、キリル文字でタイプしようと思いましたが文字一覧の中から4文字全部見つけることが出来ませんでした。

某サイトによると、「エチュード」というカメラだそうです。

このカメラの特徴はブローニーフィルムを縦送りする6×4.5判なので、普通に構えて撮ると横位置の写真が撮れる点です。

レンズの焦点距離は60mm、シャッタースピードは1/60秒とB、絞りは11,16,22。至ってシンプルな構造だからでしょうか、この個体はシッカリ基本動作をしているので撮影可能な状態です。

どんな写りをするのかは、撮ってからのお楽しみ~ってところでしょう(^-^)

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2019年10月18日 (金)

我楽多屋30周年

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昭和41年に開業してからD.P.E.や買取りをやっていたアローカメラが、中古カメラアクセサリーやジャンクカメラを販売する「我楽多屋」を新たにオープンさせてから、2019年10月20日で30周年を迎えることになります。

*上の画像の中の文字、厳密には今日明日の時点では「迎えられそうです」が正しいですね(^^;

7月9日付けブログで「あと100日」とか言っていたのに、あっという間に「あと2日」となってしまいました。

こうして続けて来られたのは、我楽多屋へ日々足を運んでくださる皆さん・くだらないブログを日々読んでくださる皆さんのお陰です。心より御礼申し上げます。

7月のブログで「30周年の折には何か記念のサービスでも~と考えています」なんて書きましたが、スミマセン…このくらいのことしか出来ませんでした。

 

10月20日~10月26日までの1週間、我楽多屋へご来店いただいた方に「我楽多屋で買ったモノ・マガジンとオリジナル缶バッジ」をプレゼントします!!

 

我楽多屋で買ったモノ・マガジンは2003年に出版された古い本ですが、倉庫に眠っていたものが出て来ました。オリジナル缶バッジは自作したものなので、クオリティは高くありません。宜しければもらってくださいませ。

何にも買わなくても、「欲しいです!」と言ってくだされば差し上げます。

あと、いただけるお祝いは遠慮なくいただきますのでよろしくお願い申し上げます(笑)

 

*我楽多屋で買ったモノ・マガジンは相当数ございます。缶バッジは足りなくなれば追加で作ります。しかしながら万が一、在庫本が無くなってしまった場合、バッジ作成が追い付かない場合はご了承の程お願い申し上げます。

 

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2019年10月17日 (木)

Cyber-shotのケースが

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【お詫び】当初、「ブラックバードフライ」と「学研フレックス」をすっかり勘違いしてブログをアップしてしまいました。以下、書き換えることはせず、訂正線を入れて修正しております。お許しくださいませ。

 

SONY Cyber-shotと記されたケースを見て、これが本来は何用のケースなのか分からないんですけど「オッ!」と思いました。

それは「学研フレックス」→「ブラックバードフライ」に合いそう!と感じたからです。

学研フレックスとは、ちょうど10年前に発行された学研「大人の科学マガジン」の付録だった組み立て式の2眼レフカメラのことです。

ブラックバードフライとは、11年程前に発売されたトイカメラの一種です。それでも、当時新品価格で1万円ちょっとはしていたかと記憶しています。

35ミリフィルムを使って気軽に2眼レフが楽しめるってことで、当時ちょっと話題になりました。今年になって、復刻版が発行されたと聞きましたが、まだ現物は見たことありません。

早速、試してみました。画像のようにピッタリサイズでした。

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が、今のところ、このカメラをこのケースに入れて持ち出そうという気持ちには、まだなっていませんけど(^^;

 

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2019年10月16日 (水)

乗ったままターンテーブル

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、南善福寺バス停。このバス停は関東バス荻36系統荻窪発の終点です。

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終点なのでバスは折り返すのですが、住宅地の中の小さな十字路にあるバス停なのでバスの方向転換が難しく、バス停に併設されたターンテーブルでバスを方向転換させます。

これだけならわざわざ行くに値しないのかもしれませんが、荻窪からバスに乗ってここまでやって来ると、乗客を乗せたままターンテーブルで方向転換をしてから降車になるのです。

バスに乗ったままターンテーブルの回転が体験出来るのは、かなり珍しいと思います。

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2019年10月15日 (火)

マリーン・カプセル

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リコーオートハーフ用の防水カプセル「リコーマリーン」が存在したことを知っている人は多いようです。*あくまでも参考画像程度に→https://www.facebook.com/arrowcamera/photos/a.241185082620365/1275459979192865/?type=3&theater

でも、ハーフ判オートハーフのフルサイズ判であったハイカラ―にも防水カプセルがあったことを知っている人は案外と少ないようです。

と言っても、多分、微妙にサイズを大きくして、ハイカラ―仕様にしているだけだと思いますが。

でも、マニア的には知らなければ「へぇ~」ネタであろうと思って紹介させていただきました。

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下側のアタッチメント的なところに何が付くのか?詳細は不明なのですが、ボディにあるシンクロ接点にシンクロコードを繋げるようになっているので、外部ストロボがあったのかと思われます。似たような工作がオートハーフ用のマリーンカプセルにもありました。

 

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2019年10月14日 (月)

実用性と携帯性は反比例

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珍しく三脚ネタです。

ネタが無くて困っていた時にふっと傍らにこの三脚があった~というのがキッカケではありますが。

ベルボン「UT-63Q」という三脚です。今はもう生産終了品になっています。

ご覧ください。上の画像のように未使用時はこんなコンパクトな姿になります。でも三脚って、実用性と携帯性が反比例してしまう点が永遠の課題です。

このUT-63Q、とりあえず雲台を起こすとこんな形状になりますが、まさか~こんなへんてこな格好で終わりではありません。

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3本の脚を逆側へ向けて、脚を伸ばすと普通にアイレベルで使える高さまで成長します。ウルトラロックという伸縮形状はコンパクトに仕上げるためなんでしょうが、慣れないと伸縮時にちょっとだけ時間を要します。

これで、三脚として貧弱では意味ないのだけど、マグネシウム材質で頑丈な造りで3kgまで積載可能なのがポイント。

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2019年10月13日 (日)

Rolleiflex StandardのLenscap

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一昨日のこと、少し前に我楽多屋でローライフレックス・スタンダード用の純正レンズキャップをお買上げくださったお客さんが、「この前、ずいぶんと安く買わせていただいたので、これを下取りとして置いてきます」と、ローライフレックス・スタンダード用に自作されたレンズキャップをご持参されました。

前回お買上げいただいた時は、その前日にFacebookページへ何気に載せた純正キャップの画像を見て、翌日慌ててご来店くださったのでした。

ずーっと純正キャップを探していたそうです。

キャップ付きのボディを見掛けるたびに、それを買ってキャップだけ自分用にしてボディは別の人に~とか考えたりするものの、折角揃っているのボディとキャップを引き離すのは良くない...と諦めることを数回繰り返したそうです。

その間、適当な二眼レフキャップを購入したものの、レンズの間の幅が違っていたので長さを詰めたうえにご自身で中折れ式に加工したのが、画像に写っている今回ご持参いただいた自作キャップなのです。

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ベースにしたキャップは数年前に我楽多屋でお買上げくださったものだそうです。

塗装までされていて、これはこれで非常に立派で驚いてしまいました。

 

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