DITTO99の嫁ぎ先
少し前に話題にした、ドイツ製ゼンマイ巻上げ式カメラ「DITTO99」の良い嫁ぎ先が昨日決まりました。
この個体、ちょっと訳ありでした。
ゼンマイ巻上げノブのカバーがビス欠品の為か!?少し空回りするのでした。でも、空回りさせないように巻くとシャッターを切ることが可能でした。シャッタースピードもそこそこ指定通りに変化していたのですが、下手に低速シャッターとか試していると「壊してしまうんじゃないか!?」と、ちょっとガラスの靴を履くような感じで扱っていました。交換可能なレンズは十分使えるレベルに綺麗でした。
そういう状態を考慮した値付けで、我楽多屋に置いてから2週間ちょっと過ぎた昨日のこと。
時々、物々交換に来られるお客さんが交換品として選んでくださいました。
このお客さんが物々交換で品物を持ち込まれると、そのカメラやレンズそれぞれの思い入れなどを聞かせてくださるので「品物を大切にされる方なんだな~」という雰囲気が伝わってくるのです。
昨日、首から提げられていたカメラはマーキュリーでした。とても気に入ってるカメラで他にも数台所有されているそうです。
DITTO99についても、その現状をご理解いただいた上で「焦らず付き合っていきたい~」的なお話をしてくださったので、ホントに良い嫁ぎ先が見つかって安心です。
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