我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年10月

2019年10月31日 (木)

休憩する作業員!?

露出計が内蔵されていない古いカメラによく貼られている露出換算表(早見表っていうのかも?)。

いろいろなタイプのものがありますが、中には天気や場所など撮影条件を絵柄にして分かりやすくしたものもあります。

その絵柄が逆に分かりずらかったり滑稽なものもあって、ついつい興味深く見てしまいます。

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オリンパスワイドの露出換算表にある「運動会(万国旗のもとゴールテープを切る走者)」をイメージしたであろう絵柄を、「降参する日本兵」と長徳先生が評したのには大ウケしてしまいました。それ以降、私には降参する日本兵にしか見えなくなってしまいました。

 

今回の露出換算表はローライフレックス3.5Cのもの。

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8種類ある絵柄のうち、上から2段目の左から3番目のもの。私には工事現場で休憩する作業員2人に見えて仕方ありません。

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2019年10月30日 (水)

THE BBQ BEACH

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、豊洲市場の横です。

最近オープンした「THE BBQ BEACH」って所です。豊洲市場の横ですから市場直送の海鮮バーベキューが楽しめる店なんだそうです。

宣伝を見る限りは洒落た施設なようですが、傍に立つ無機質な煙突や悪天候などが相まって...なんだか物寂しい雰囲気だったので、逆にそれが面白くて撮った写真です。

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2019年10月29日 (火)

監視カメラ付きカメラ!?

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耳を疑うビックリする話を聞きました。

画像のキヤノンFXなどのように、ボディ前面にcds式露出計の受光部が丸く付いているカメラを見て「ここもレンズなのか?防犯カメラなのか?」と言った若者がいた~というのです。

冗談じゃないかとも思うのですが、いや...もうそんな時代なのかもしれません。

そういえば、セレン式露出計の受光部をストロボの発光部かと勘違いしている若者がいた~という話は、もう10年くらい前から時々耳にしますからね→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/09/post-99e4.html

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2019年10月28日 (月)

私物のニコンFファン現る

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「何度かブログに登場している、私物って書かれていたブラックのニコンF。あの貫禄感がとても好きでイイなぁ~と思って見ていました」と、お声掛けくださったお客さんが昨日いらっしゃいました。

もしかしたら、私が使い込んで作った貫禄と思ってのお褒めのお言葉かなぁ~という気がしたので、これを言ったらガッカリされるかも...と思ったのですが、正直に「私の手元に来たときは、既にあの状態だったんです。前の所有者は確かプロカメラマンさんだったはずです」と伝えました。

現物を店に置いていたので、実物を見ていただきました。

装着しているやれたオートニッコール35/2も、そこに付いた銀枠フィルターもお褒めくださいました。そして、実物が見られるなんて良かった!と喜んで帰って行かれました。

こんなにお褒めいただくと、ブログやFacebokページの画像内で使う小道具役ばかりで、ほとんど撮影に持ち出していないことが恥ずかしくなりました。今入っているいつから入っているのか記憶が怪しいフィルムを「早々に現像出ししなくては~!」と思っているところです。

背面に貼られた「PRESS ASAHI」のステッカーは、元々このニコンFに貼られていたものではなくて、他から移植したものです(^-^)

 

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2019年10月27日 (日)

この1週間ありがとうございました

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10月20日に我楽多屋開店が30周年を迎えられたことを機に、この1週間は長年の感謝の気持ちとして、我楽多屋で買ったモノ・マガジンとオリジナル缶バッジのサービスをさせていただきました。

倉庫から出て来た「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の方はまだ少し余裕がありますので、お声掛けくだされば今しばらく差し上げます。

久しぶりにわざわざご来店いただいた方、「普段ブログを見てます!」とお声掛けくださった方、お祝いの品を持って来てくださった方、継続に労いの言葉をくださった方、、、いろんなお客さんと普段とは少し違うお話をする機会にもなりました。

改めて感謝申し上げます。

ただでさえ厳しい世の中、この業界は現在、デジタルカメラに取って代わられた業界ですから、フィルムカメラが躍進する環境ではありません。でも、趣味として楽しむフィルムカメラ、銀塩写真は確実に需要があると思うので、いつまで続けられるのか分かりませんが日々を積み重ねて頑張っていきたいと思います。

そういう気持ちになる励みをもらえた1週間でもありました。

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そして、昨日のがらくた市「田中長徳先生トークショー」では、先生から「このお店はカメラ・写真の新しい楽しみ方を与えてくれたお店です」とお言葉をいただきました。また、先生のご発声でお集まりいただいた皆さんと一緒に「万歳三唱\(-o-)/」まですることができました。

安倍ちゃんのように敷居を踏みながら万歳三唱したいという~先生のお望みから、急遽敷居代わりの定規を準備しました(>_<)

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2019年10月26日 (土)

YONGNUO 50/1.8

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先日Facebookページでお客さんカメラとして紹介した常連Yさんのレンズが、はや物々交換でやって来ました。

キヤノンのレンズ「EF50/1.8Ⅱ」に見た目がソックリな中国製レンズ「YONGNUO50/1.8」です。

まったくのコピーではないそうで、キヤノンの方が絞り羽根5枚なのに対して、こちらは7枚あります。

このレンズの特徴は手に取ってみると分かる猛烈なチープ感。いや、実際に安いんですけどね。新品で5,000円ちょっとで入手可能だそうです。重さを計ってみたら117gでした。

このレンズの名誉⁈のために加えておくと、元のキヤノンレンズも軽かったし新品定価でも12,000円だったと思います。

一つ気をつけないといけないのはデジタルEOSでは問題無いようですが、フィルムEOSの場合は機種との相性があるようで、AFが利かない…とか何か問題があると聞きました。

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Yさんのお遊びで紅旗のシールが貼られていましたよ。

あ~あと、YONGNUOには当時のキヤノン純正フロントキャップより見た目の良いキャップが付属されていたはずなのに、持ち込まれたYONGNUOには何故かキヤノン純正が付いていて、リアキャップもシグマが付いてました(^^;

また、このレンズ。キヤノンEOS用のEFマウント以外にニコンFマウントやソニー、フジなどいくつかあるようです。

 

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2019年10月25日 (金)

このカメラ、我楽多屋復帰の理由は...

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このWAGOFLEXは2ヶ月くらい前に、あるお客さんが買って行かれたものです。

そのお客さんのご実家から、お婆さんが使っていたという同型のWAGOFLEXが見つかったものの、今はもう不動品だったそうです。

現役当時(きっと60年くらいは前でしょうね)に撮影された写真も一緒に出て来て、出来れば直して使いたい!と思い、修理屋さんに打診をしてるところだったというのです。

我楽多屋にあったこの個体もジャンクでしたが、修理の部品取りになるかもしれない~などの目論みで買っていただいたのでした。

結果、修理に出していたWAGOFLEXが無事に直って来たそうです。修理屋さんも手こずる大変な手当てがされたようですが、この個体から部品を取る必要は無かったためにお役御免ということで、「お返しします~」とご持参いただきました。

画像には写っていないボディの反対側面には値札がまだ付いたままでした。決して単価は高くないジャンク品ですが、特にそういう経緯を聞かせていただくとそのままタダでいただくわけにもいきません。その日お探しに来られたカメラアクセサリーと物々交換して、再び我楽多屋に戻って来たWAGOFLEXなのでした。

そのお客さん「直ったWAGOFLEXでお婆さんを撮ってあげるんだ~」と言われていました。

 

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明日はがらくた市

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明日26日(土)は、我楽多屋の「がらくた市」です。

そういえば最近「今月のシドニーはいつですか?」と聞かれたことが数回ありました。「シドニー」の由来を知らない人がまだいらっしゃるようなので、久々に解説しておきましょう。

がらくた市の開催日は毎月第4土曜日で、午後2時から1割引きサービスを始めています。

『毎月第「4」「土」曜日午後「2」時から』の「 」の中だけを読んでみてください。「4土2」(=シドニ)、これが由来です。

なので、「シドニーはいつですか?」と聞いている時点で貴方はもう分かっているはずなので、後は「カレンダー見てください!」って感じなのです(>_<)

さて、今月のシドニーは長徳先生トークショーを行なう通常パターンです。念のため以下にタイムスケジュールを記しておきます。

・午前10時  : 開店
・午後2時    : 全品10%割引サービス開始
・午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
・午後7時    : 閉店

トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は出来なくなります、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですから、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2019年10月24日 (木)

ショートレリーズ

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クラシカルなショートレリーズが出て来たので「プロンターかな?」と思って、指の腹で押す部分を見ました。

プロンターであれば普通その部分に「PRONTOR」と書かれているか、絞りを模ったマークが描かれているからです。

プロンターとはドイツのシャッターメーカーで、質の良いレリーズも作っていることで多くのプロカメラマンなどに認められています。

しかし、このレリーズの指の腹で押す部分には「15」と書かれています。刀で言うとツバにあたるよう部分には「PATENT NOV. 15-1910」「MADE BY E.K. co.」と書かれていました。

これ、、、すぐに気付けなかったのですが、「E.K.」って「Eastman Kodak」ですよね、きっと!

であれば、1910年には既に存在していた会社ですし、何らかの特許を取っているのでしょう。

そして「15」は、長さを計ったらレリーズの全長がほぼピッタリ15cmでした。

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2019年10月23日 (水)

都電5501型

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、都電おもいで広場です。

少し前にお客さんに見せてもらった、都電の写真集に出ていた「5501号」という車輛が気になりました。調べると、都電荒川車庫に併設された「都電おもいで広場」に保存されているというので見に行って来ました。

何が気になったのかというと、台車までカバーされたサイドビューがスマートなイメージで印象的だったからです。さらに、かつて都内を41系統も縦横無尽に走っていた都電の車輛の中で、このデザインを採用したのは「5501号」たった一輌だけだったそうです。

都電おもいで広場は、広場と言っても小さなスペースでした。そして、なんと!週末しか開放されていないことを知らずに行ってしまい、この画像も柵の間から手を入れて撮ったものです...。

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