我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年4月11日 (日)

レリーズなら・・・?

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「カメラならライカ」「クルマならメルセデス」「野球は巨人!?」と、それぞれの分野で確固たるステータス性があり、その分野に詳しくない人でも知名度が高いブランドというのがあります。その多くは質の良さや歴史の深さなどが条件になると思われます。

ただ、その分野を細分化していくと、一般的な知名度の高さは落ちてきてしまうものです。

たとえば、カメラの場合は前述のようにライカやニコンなのでしょうが、カメラ用品となると「三脚ならジッツオ」だと思うのですが、これはカメラ好きな人にしか分からないブランドになってきてしまいます。

さらに、「レリーズなら・・・」となると、カメラ好きな人でも分からなかったりするのではないでしょうか?「レリーズならプロンター」と言えるブランドがあります

プロンターとはドイツのシャッターメーカーです。そのプロンター製のレリーズはシンプルな造りなのですが、スムーズな動きで信頼性も高いのです。これはプロカメラマンからの情報なので、情報の信頼性も高いと思います。

ただ、カメラのオート化が進み、さらにはデジタルの時代になると、今まで話題にしてきたレリーズ(ケーブルレリーズ)自体の必要性が乏しくなってきてしまっているわけで、、、「レリーズならプロンター」という概念自体がこれ以上育たない時代なのかもしれません。

さて、レリーズの頭の部分に刻印されているマーク。「A」「G」「C」のアルファベットは創業者のAlfled Gauthierという名前と、創業地のCalmbachの頭文字3つから取ったもの。また、3つの文字の間にある模様はシャッター羽根と思われます。1904年にコイロスという三枚羽根シャッターを開発しているので。