我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年1月

2017年1月13日 (金)

AL-1の「QF」

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呼びですね~。

数日前にミノルタX-700の「SF」を話題にしたばかり。「SF」は「スピードフォーカス」と称するフォーカスエイド機能のことでした。

そしたら、今度はキヤノンAL-1の「QF」です。どちらもボディ前面に同じような小さいエンブレムで誇示していることが興味深い点。

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そう、「QF」は「クイックフォーカス」のことで、機能としては同じフォーカスエイドのことを言っているのです。

AL-1が1982年、X-600が1983年の登場です。

同時期に同様な機能を搭載したカメラがオリンパスとペンタックスにもありました、1981年発売のペンタックスME-Fと、1982年発売のオリンパスOM30がそれ。これらにはAFが可能になる専用レンズもありましたし、OM-30にはピントが合うと自動的にシャッターが切れる「ゼロインフォーカス」という機能も装備されていました。

 

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2017年1月12日 (木)

小容量のメモリーカード

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先日、SNSでもお友達になっている古くからのお客さんが、「廃棄」というコメントとともに容量の小さいコンパクトフラッシュ何枚かの画像をアップされていました。

我楽多屋的には「おぉ~もったいない」と思い、初期のデジカメを使っている人にニーズがあったりするかもしれませんよ~(笑)、とコメントしました。

そしたら年明け早々に、「必要としている人に回してください」と、そのコンパクトフラッシュを持って来てくださいました。

事務的な話をしてしまうと、いくらいくら~と査定を出来るものではありません。

なので、我楽多屋で何か必要なものがあれば物々交換とかでお願いします!と言うと、廃棄しようと思ったものだから~と、それも辞退されそうになりました。ただ、その日はお探し物が見つからなかったので、「覚えておきますねぇ!」という、如何にも小さな商店的なことを言ってしまいました。実際、小さいお店なんですけどね、、、

そうそう、うんと昔のデジタルカメラの場合、518MBや1GB以上とか大きな容量のメモリーカードは受け入れてくれない機種も多いのです。だから、128MBや256MBなんかを探している人が時々いらっしゃるのです。

 

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2017年1月11日 (水)

白鯉

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、野川です。調布市内を流れる野川、その流域や水源の方にはまだまだ緑が残っています。

野川に架かる小さな橋から水面を見下ろすと、真っ白な鯉が泳いでいるのが見えました。

初夢に限らず白蛇の夢を見るのは縁起が良いとかいいますが、正月早々、白鯉を見られたことが吉兆だと良いのになぁ。

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2017年1月10日 (火)

和製エキザクタ

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今でこそ様々なレンズマウントがありますが、一眼レフ黎明期にはプラクチカマウントかエキザクタマウントか~というような時代があったのです。なので、かつてのレンズメーカーはこの2種のマウントのレンズをそれぞれラインナップしたといいます。

ただ、ボディにプラクチカマウントを採用したメーカーは本家ペンタコン社以外にも世界的にいくつもありましたが、エキザクタマウントを採用したメーカーは本家イハゲー社以外非常に少なく、日本ではトプコン(マミヤも1機種だけあり)でした。いや、日本では~という表現が正しいのかどうか...イハゲー社製エキザクタ以外世界的にも見当がつかないので・・・。

何故にトプコンが、エキザクタマウントを採用したのかは今回調べていません...。

今日の話題は、そのトプコンがカメラ製造をしていた晩期に、エキザクタブランドのカメラをOEM生産していたことが面白いなぁ~と思ったあたりなのです。

「ミイラ取りがミイラになる」じゃないなぁ~、、、何か良い例えないですかね。

そして、今ここに、ほぼ同型機と言ってよいトプコンブランドのRE200と、エキザクタブランドのEDX2があるのです。

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2017年1月 9日 (月)

X-600の「SF」

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今でこそ、オートフォーカス(AF)なんて当たり前の機能になっていますが、一眼レフカメラにおいて、先陣を切ってそれを当たり前のようにしたのは1985年に発売されたミノルタα-7000でした。

その僅か2年前に、このミノルタX-600は発売されました。

ボディの全面にある「SF」のプレートは何を意味するものか、ご存知ですか?これは「スピードフォーカス」の頭文字なのです。

でも、このカメラ。αシリーズ登場前のマニュアルフォーカス機、レンズマウントだってマニュアルフォーカス仕様のMDマウント。

じゃあ、「スピードフォーカス」って何なの?と思われるでしょう。別称「フォーカスエイド」機能を搭載しているのです。ピントが合う(もちろんピントリングを回して自分で合わせるんですよ)とファインダー内にランプが灯って知らせてくれる機能です。

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今考えればちょっと不思議な気もしますが、それがウリになる時代が一瞬だけあったのですね。

X600

 

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2017年1月 8日 (日)

黒E と 赤E

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少し話題にしたキヤノデートE

壊れている個体も多くて人気もあまりないので、一時期はゴロゴロと見かけたもんなんですが、最近はそういうのも見かけなくなり...。が、呼ぶんですね!話題にしたらもう一台出て来たのです。

パッとすぐに気づいたのが、「E」の文字が赤いのと黒いの。

何が違うのか調べてみると、赤い「E」は、「キヤノデートE N」だそうで、小変更されたNewバージョンとのこと。

で、どこが違うのか??あ

キヤノンのサイト「CANON CAMERA MUSEUM」によると、『フォーカシングリングが白から黒に変更され、ボディ前面に刻印されているCanodate EのE文字が赤色になり、カメラ前面のデートダイアル部分に色入れがされて、見易くなったのが、旧型との外観上の相違点。そして、電池の容量が不足している場合には、シャッターボタンにロックがかかって撮影できない安全機構が付き、より使い易いカメラとなった。以上の他は、初代のキヤノデートEと変わらず』とのこと。

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オリジナルモデル登場の2年半後に出たわりには、ホントに小変更過ぎって感じもしますが、それは今と時代が違うんですものね。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第208回目のテーマは「ウィリアムクラインも使っていたキヤノンのクラシックレンジファインダカメラ」です。

こちらより、お楽しみください

 

*閲覧は2017年4月初旬までです。

2017年1月 7日 (土)

黄チェキ

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チェキのモノクロフィルムを試そうとしたら、持っていたチェキのボディの具合が悪くて、買い替える~という所まで、昨年末に話題にしました

で、新たにやってきたチェキがこれです。

もうワンランク上のクラシックっぽいデザインのモデルも考えたのですが、所詮プラスティック製ボディだし、多重露光とかしないだろうし・・・こちらにしました。

ボディカラーが白・黄・青・赤・黒・金の6色あるのでちょっと迷いました。好きな色の赤も魅力だったのですが、使っているコンパクトデジタルが同じフジで黄色いモデルなので、それに合わせた感じでこのカラーを選択。まぁ、遊び感覚で使うことがほとんどのチェキだし、派手めでいいかなぁ~と。

さて、改めてモノクロフィルムを試してみましたが、どうも納得いくというか、、、お見せできるようなものが撮れていないので、ここには載せられません。

どうなんだろう?画面が小さいし、モノクロの効果がイマイチのような気がしなくもない。カラーで枠が白でなくて黒のフィルムも出ているようなので、そっちの方が個性的でいいのかもしれません。

と、また宿題が出来てしまいました。

 

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2017年1月 6日 (金)

ボタン違い

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2台のニコンEM。

よく見ると、ボタン3ヶ所で差異があります。

  1. シャッターレリーズボタンの程近くにあるバッテリーチェックボタン、手前のは青色で、後ろのは銀色です。
  2. 巻き戻しクランクの前方にある露出補正ボタン、これも同じく手前が青色で、後ろは銀色。
  3. その下方にあるレンズ脱着ボタン、手前は黒一色で、後ろは黒地に飾りリング状の銀色の部分があります。

この差は何なのかなぁ?と調べたところ、手前のEMは輸出モデルらしいです。

へぇ~!!何で、こんな差を作るんだろう?って感じではありますけどね。

ちなみに、貼り革のシボも手前のと後ろので違いますが、これは張り替えかもしれず...国内モデルと輸出モデルの差異なのかは不明です。

 

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50周年買取りキャンペーン

 

買取名人が入院中だった昨年9月、アローカメラは開店50周年を迎えました。

名人はその時に何にもお客様にお礼を出来なかったから…と、2017年の幕開けに合わせて「50周年買取りキャンペーン」を企画しました。

キャンペーン詳細はこちらをご覧ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/50years.html