我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年1月

2015年1月22日 (木)

自撮り

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観光地に限らず、最近は街中でも自撮りをしている人、多いですよね。

というか、昭和世代?の人にしてみれば、自ら三脚持参でセルフタイマーで撮るとか、「すみません、シャッター切ってもらえますか?」と言って、人の良さそうな人や暇そうな人を探すのが定番でしたよね。

スマホ全盛の今、そんなことしなくても、手を伸ばして自撮り~で案外とよく撮れてしまいます。

また、「自撮り棒」なるものまで出て来て、これを使えば、より背景なんかも上手く入れられてグッドなわけです。

ただ、Bluetooth機能でシャッターを切る自撮り棒は、気を付けないと違法になるらしいですよ。「技適マーク」の付いている品物か確認した方が良さそうです。

さて、何故?に自撮りを話題にしたのかというと、ネットで見つけた画像。去年の東京ゲームショウのコンパニオンさん画像に面白いのがあったからです。

着ているTシャツに描かれているのは、「自撮り」の文字と、M型ライカっぽいイラスト。

あくまでもイメージなんでしょうけども。。。このカメラで自撮りするのか!?手持ちで!?っとツッコミを入れたくなりました。

で、上の画像はそれを実行に移してみたおふざけでした(笑)。

 

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2015年1月21日 (水)

STREET RUMBLAR

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、渋谷です。

先週行った写真展をここで紹介しても、会期が終わってることが多いので普段はあまり紹介しない出来ないのですが、今週はそれでも報告します。

渋谷ルデコへ「中藤毅彦写真展『STREET RUMBLAR』」を見に行ってきました。すみませんが、写真展は18日(日)で終わっております。

中藤さんの写真展は今までも何度か拝見させていただいているのですが、会場に入って作品を数カット見た時点で吸い込まれるように見入ってしまう感覚になりました。語彙が乏しいのですが、、、深い・重い・カッコいい。それが感想です。

画像は会場で購入した写真集「STREET RUMBLAR」(発売元:ソリレス書店、7,000円)です。会場で中藤さんナイズされてしまったので、つい写真集の表紙を渋谷の街中でストリートスナップしてしまいました。

写真展は終了してしまいましたが、写真集は入手可能です。

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2015年1月20日 (火)

大ネジ小ネジ

カメラの底面にある三脚ネジ穴は、ずいぶんと昔からサイズがほぼ統一されています。

大ネジ小ネジで言えば、小ネジの方で。

じゃあ、大ネジの方は?というと、、、それより昔のことになるわけですが、正確にいつから統一しました~ってことでもないので区切るのは難しそう。例えば、1954年に登場したライカM3の初期は大ネジが存在しています。

まぁ、M3の場合、底蓋を変えてしまえばそれだけのことなんですけどね。一説によると、輸出先ごとに大ネジ小ネジを変えていた...という話もありますが、よくわかりません。

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ところで、この三脚のネジを見ると、「なんだ~大ネジしか使えないのか!」と一瞬思ってしまいますが、よく見ると、下の方に小ネジが見えています。

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どうするのかというと、3本の脚をほぼ180°反転させてしまうのです。

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この発想の転換というか、大胆さ凄いなぁ~と思いませんか!?

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この三脚、「HANZA」って刻印されているので、国産品。時代はもしかしたら戦前?かもしれないくらい、そうでなくても、確実に昭和20年代のものと思われます。

 

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2015年1月19日 (月)

フード病各種

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常連Bさんが2週に渡ってご来店され探していらしたものは、ライカ・ズミクロンに使うフード。

純正フードはちょっとお高めな値段設定だし、自分好みのフード・デザインにこだわりたい模様で、これはどうだろう~あれはどうだろう~と悩んでいらっしゃいました。

今週はステップアップリングやステップダウンリングも数種入手されて来て、違う口径でも気に入った形状のフードを選択出来るよう準備されていました。

 

一方、その翌日に初めてご来店いただいたお客さんは、とあるフードに合わせるフィルターを探していらして、これはどうだろう~あれはどうだろう~と検討されていらっしゃいました。

ところで、そのフードは何なんだろう?と思って聞いてみたところ、3Dプリンターで作ったフードだというのです!

カメラを始めて3年程、ローライを入手したものの、フードとかアクセサリーが高いので自作しちゃっているんだそうです。

3Dプリンターって!と思いましたが、時間貸しのレンタルがあるんですってね。そういうのを利用すると、自分でデザインしたフードが2000円~3000円で作れるんだそうです。

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今まで「フード病」というと、デザインの良いフードなどに惹かれて、それ用のカメラやレンズを持っていないのにフードだけ手に入れてしまう~的な病状が多かったような気がしますが、今回の症例2件も「フード病」の一種と言っていいと思われます。

「病気」に例えるなんて失礼な!なんて思わないでください、悪い意味で言ってませんから。こうやってあ~だこ~だ考えるのが楽しいんですよね。それが趣味の醍醐味ってもんです。

 

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2015年1月18日 (日)

個人情報ペトリ

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昨日、買取名人が我楽多屋に「これどうぞ!」と持って来たジャンクカメラ。

ペトリ好きな私 二代目は他メーカーのジャンク品より、ついジックリと見てしまう傾向にあるのですが、モデル的には「ペトリ1.9」と言って、必ずしもレアなモノでもありません。

ただ、その製造番号「196945」を見て、思わず「アッ!」と口に出してしまいました。

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「1969」は私の生まれ年、「45」は今現在の年齢と同じ~!だったのです。今年の誕生日を過ぎたら、イマイチ感動の薄い番号になってしまいますけどね。。。

ちなみに、以前にも紹介していますが、同じペトリの「ペトリカラー35」で、こんな製造番号の個体を持っています。「516516」。これ、私の誕生日を復唱しているのです。

なんと恐ろしいことに、この2台のペトリは私の個人情報を開示してしまっております(笑)。

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2015年1月17日 (土)

PETRI COMPACT E

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「×2 24×18 SIZE !」

これはハーフ判のカメラ「ペトリ コンパクトE」の元箱に記されているセールスポイントで、フォーマットが「24㎜×18㎜」サイズなので、フルサイズ(24㎜×36㎜)の2倍撮れますぜ!ってこと。

デジタルカメラ主流の時代になった今、「フィルム代が高い!現像代が高い!」という声をよく聞きますが、このカメラが登場した1960年代と現在を比較すると、世の中の物価に対してのフィルム代や現像代は確実に当時の方が高価なものだったんですけどね。

そういう背景もあって、同じフィルム・同じ現像代で倍の撮影枚数を稼げるハーフ判は登場したわけです。

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さて、この「ペトリコンパクトE」というカメラ、かなりレアです。これのベースになったオリジナルの「ペトリハーフ」もレアですが、多分こっちの方がレア度は高いと思います。

機能的にはペトリハーフに露出計を付けただけです。でも、それがまさに取って付けた的なので、デザイン的にはこちらの方がやや劣りますかね。。。(私感ですが)。

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当時のペトリのウリ。緑のファインダーはこのコンパクトEでも健在です。

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2015年1月16日 (金)

成人の日

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今年の「成人の日」は4日前の12日でしたが、私なんかは、まだまだ成人の日と言えば「1月15日だろっ!」って思ってしまう前世紀の人間。

そう、「ハッピーマンデー制度」とかなんとかいうので、成人の日が1月15日から1月第2月曜日に変わったのは、まさに2000年から。

今年成人式を迎えた若人の多くは1995年生まれ。彼らにとって、成人の日が1月15日だったと認識している率は皆無に近いでしょうね...。

さて、前置きが長くなりましたが、1995年にどんなカメラが登場していたのかチェックしたら、カシオが「QV-10」というデジタルカメラを発売していました。

このQV-10は、一般向けの低価格(当時としては)なデジタルカメラとして~草分け的存在で、未来技術遺産にも指定されています。

また、フィルムカメラでは、キヤノン「オートボーイSE」(上の画像)が登場していました。このカメラ、太陽電池をメイン電源にした画期的なカメラで、それこそ今求められているエコ~なカメラなんですが、今となってはバッテリー自体の寿命を迎えてしまっているモノが多く、まともに動く個体が存在していない…というある意味でとても残念なカメラ。

関連ブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/10/se-817f.html

 

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2015年1月15日 (木)

スリックGOODMAN S-101

三脚の脚の先を「石突」と言います。

石突の多くは摩擦抵抗の低い所でも滑らないようにするためにゴム製ですが、なかには少々尖った金属製の軸がゴムの中にあって、調整することでその尖った部分を地面に刺すような使い方も出来るようになっていたりする三脚もあります。

三脚によってそれぞれデザインが工夫されていたり、使用用途によって差別化されていたりするわけです。

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さて、この三脚の石突…いや、石突と呼んでいいのかどうかも不安になるような形状をしています。

接地面はかなり大きめな円形のゴムで出来ているので、それこそ、滑りやすい平滑面向けなのかと思うのですが、いろいろといじっていたら、脚が短めな上にこんなに開脚することに気付きました。

ほほぅ~、こういうローアングル使用を前提とすると、この大きな円形の石突が納得しやすくなりますね。

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型番が分かったので検索したら、1973年にグッドデザイン賞を受賞していました(→http://www.g-mark.org/award/describe/4321?token=)。

 

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2015年1月14日 (水)

秘密基地入り口

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」、有明です。

大通り沿いの歩道と大きな空き地の境目に唐突に存在する入り口。

その佇まいから秘密基地への入り口みたいに見えなくもないけど、これじゃ目立ちすぎて秘密にならないか。。。

まぁ、現地に行けば何の入り口かは分かるはずです。

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2015年1月13日 (火)

答えが無いのが不安!?

先日、お客さんとフィルムとデジタルについて話しをしている時のこと。

その方はお仕事柄、人にモノを教えることがある方なのですが、「最近の人は答えが無いのが不安なんですよ」と言われました。

分からないことは、ネットで検索すればすぐに答えが分かってしまう世の中。そういうことに慣れてしまっていて、写真の場合でも一緒だというのです。

彼らにとって、撮影結果がすぐに確認出来ないフィルムカメラは不安で仕方ないわけです。

その点、今、フィルムカメラで写真を撮ったり、中古カメラで遊んでいらっしゃる方は、その対極にいらっしゃる人なんだと思います。

シャッター切っても現像するまで結果の分からないワクワク感や、欲しいカメラを探して長年カメラ店回りをされたり~。「すぐに答えを求めていない~」とは言い過ぎかもしれませんけど、逆にそこに楽しみを見い出せていらっしゃる方たちです。

というわけで、今日うちの店で発生した以下の2件も、これに近いのかなぁ~と思ったので。

ひとつは、このデジタルカメラ。

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このカメラを使う使わない以前に、これでどう遊ぼうかでワクワクしている二代目です。

このデジタルカメラ。カメラ前面のプレートが外せるようになっていて、その中にデザインされた紙などを入れることで、顔の違うカメラに仕立てることが可能なのです。

いつもなら、こんな風にしてみました!って結果報告をブログでするのですが、今まさにそれをいろいろ考え中でワクワクしています。

もう一点は、この物体。

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どんなカメラに使うアクセサリーなのか、今のところ全く不明なのです。

一眼レフカメラなどのフォーカシングスクリーン部に装着して、ピントをルーペで拡大して見るものだと思うのですが。。。正確には何も特定できていません。

現状まったく分からないのがちょっとイライラもしますが、分かるまでの楽しみってのも十分にあります。

どちらの2点も答えはまだ出ていませんが、今まさに十分に楽しいんですけども~!

 

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