フード病各種
常連Bさんが2週に渡ってご来店され探していらしたものは、ライカ・ズミクロンに使うフード。
純正フードはちょっとお高めな値段設定だし、自分好みのフード・デザインにこだわりたい模様で、これはどうだろう~あれはどうだろう~と悩んでいらっしゃいました。
今週はステップアップリングやステップダウンリングも数種入手されて来て、違う口径でも気に入った形状のフードを選択出来るよう準備されていました。
一方、その翌日に初めてご来店いただいたお客さんは、とあるフードに合わせるフィルターを探していらして、これはどうだろう~あれはどうだろう~と検討されていらっしゃいました。
ところで、そのフードは何なんだろう?と思って聞いてみたところ、3Dプリンターで作ったフードだというのです!
カメラを始めて3年程、ローライを入手したものの、フードとかアクセサリーが高いので自作しちゃっているんだそうです。
3Dプリンターって!と思いましたが、時間貸しのレンタルがあるんですってね。そういうのを利用すると、自分でデザインしたフードが2000円~3000円で作れるんだそうです。
今まで「フード病」というと、デザインの良いフードなどに惹かれて、それ用のカメラやレンズを持っていないのにフードだけ手に入れてしまう~的な病状が多かったような気がしますが、今回の症例2件も「フード病」の一種と言っていいと思われます。
「病気」に例えるなんて失礼な!なんて思わないでください、悪い意味で言ってませんから。こうやってあ~だこ~だ考えるのが楽しいんですよね。それが趣味の醍醐味ってもんです。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。