我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第297回目のテーマは「ドリップコーヒーと印画紙の現像は、似ているところがあることに気がついた」です。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html
*閲覧は2024年10月初旬まで
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古いデジタルカメラのバッテリーってのは、ちょっと厄介ですよね。
最新型を使っている分には気になりませんが、古い機種を使おうとするとカメラのモデルチェンジとともにバッテリーも変更されていることが多いもの。
既に純正バッテリーが入手出来ない…なんてことがちょいちょいあるし、使い古されたバッテリーは寿命を向かえて容量が極端に少なくなっていたりします。サードパーティー製の代替品がある場合も多いですが信頼性の点で…。
一方、フィルムカメラで使用するバッテリーの場合、そのカメラ専用のバッテリーということはまずないので、数十年前のカメラでもバッテリーで困る~ということが少ないのが安心点。
そんなフィルムカメラの中にも、国内での製造や販売が終了してしまっているバッテリーを使用するカメラもあるにはあります。その主だったバッテリーが、H-D(MR-9)と4LR(SR)44という電池の2種。(*4SR44は現在また国内ブランドで販売されていますが…かなり高価)
ともに、現行品のバッテリーにアダプターを使うことで代用が可能なので致命的な問題ではないうえに、国内での販売が終了した後も海外(中国あたり)で継続して製造(水銀電池はアルカリ電池になって)されていたりするので、ボチボチとそれが流れて入って来たりしていました。
ここ数年はコロナの影響だったのか!?あまり見掛けることが無かったような気がしますが、最近またボチボチと流通し出しているような感じ。
なので~うちで買ってもらう必要もないのですが、今、我楽多屋にはそれぞれ少しずつあります。
★只今、田中長徳先生の幻の写真集「Wien Monochrome 70's」(2005年発行)の特別販売中です!詳細はこちらでご確認ください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2024/06/wien-monochrome-00d4-1.html
整理の追い付かないレンズフィルターがバックヤードにちょこちょこあったります。
買取りや物々交換でやって来るフィルター。既に店に同様なフィルターが並んでいたり、あまり売れ筋ではないフィルターの場合は、詳細なチェックや袋詰めなどを後回してにすることがあるからです。
数日前に整理をしたのは、ある人から放出されて1年半~2年近く経過したフィルターたち。前述のように先に整理をしたフィルターもあったのですが…上下の画像2枚分のフィルターが残っていました。
経験上、こんな風にフィルターばかりが各種ある意味雑多にまとまっていると、ガラス面の状態の良くないものが多いものなのです。でも、1枚1枚チェックしていくとほとんどが状態の良いものばかり。中には埃が乗っているものもありましたが、掃除をするとガラス面にキズや変質したようなものはごく僅かでした。
実はこのフィルター、昨年亡くなられた写真家先生がご存命のうちに放出されたものなのです。そうを思うと、ものを大切にされるキッチリとした先生のご性格が出ているなぁ~と感じられ懐かしくなりました。
天国にいらっしゃる先生へ「ちょっと遅くなりましたが、必要な人のもとへとシッカリ橋渡しをさせていただきますよ」と心の中でつぶやきました。
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先週、お客さんからレンズをもらってしまいました。それもライカのレンズ。一眼レフ用のエルマリートR90mm/F2.8です。
1年以上前から私の手元にはライカフレックスがあります。実はこれも別のお客さんから「不動品なので、これは置いて行きますから」と言われたものでした。でも、このお客さんはその前後に継続して物々交換をご利用くださっていたので、それらと一緒に物々交換の査定でお礼はさせていただいております。
以後、そのライカフレックスに付けられるレンズを持っていないことはブログでも話題にしたことがあって、そのことを今回のお客さんが覚えていらっしゃって「これはあげる!」と。至極恐縮に思いながら、お言葉に甘えてもらってしまいました。
もらってしまった以上、これは売らずに手元に置いておきます。ボディの方も直すこと考えようかと...。
実は先週このお客さんからは、少し品数のまとまった買取り依頼をいただきました。その時「このレンズは買取りとは別に~」と気を遣ってくださったのです。なので、買取りは買取りでレンズはレンズなんですが、お客さんの希望通り満額の買取りのためにちょっと上乗せを頑張ったので、わたし的には少しお返しをした気持ちなんです…。
今回の件、最近のブログの中にいろいろと伏線というか暗示するようなことがあったように思えて仕方ありません。6月23日付けのブログで「もらう」ことに書いてますし、6月29日付けのブログで「ライカレンズを持っていない」ことを書いているのです。
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このカメラ、私は今回が現物を初見かと思います。仲間の業者から回って来た「Vivitar V3800N 50mm/F1.7付き」。
チェックをすると、レンズに少しカビ、露出計がズレという状態でした。シャッターは数回切ってみて~大丈夫と判断しました。
値札を確認して、さぁ店に並べようかと思って~何気に巻上げレバーを操作したらシャッター切れずに
何度でも巻上げ出来る状態に。こりゃ、ダメだ…と思ってバックヤードに下げたのです。
下げてからも何度か動作確認をすると普通に動作する時もあるのですが、そこそこ繰り返し何度でも巻けてしまう症状もみられました。
その業者が次に来た時に状態を伝えようとすると、まったく普通に動作するのです。正直かなりな回数の空シャッターを切ってみたのですが…。業者に仕切りを値を下げる承諾を得て、値札の価格をそれなりに下げて、そういう症状の可能性あり…で様子を見ながら、店に並べようということに。
で、翌日。値札を付け替えて店に並べようとしたら、また全然まともに動かないのです。ダメだこりゃ…。
数時間後、興味本位で試したらちゃんと動きました。スミマセン、ちょっとヤケになって20~30回シャッター切りましたが、今だに大丈夫。私はもう、これを動作品として売るのは無理です…。
さて、このVivitar V3800Nというカメラ。コシナ製では?と思う人もいらっしゃるでしょうが、これは中国製と思われます。カメラの各所にアレを思わせる部分があるのです。2007年にKenkoさんが突如発売した一眼レフカメラKF-1N他のあのシリーズに似ているのです。
下の画像で赤丸の中にある多重露光ボタン(これが今回の不具合を起こしているような気もしていますが…)や、黄丸の中にある絞り込みレバーがソックリ。
ということで、ボディにはどこにも「MADE IN CHAINA」とは記されていないんですけども、今回の個体のトラブルは中国品質…ゆえなんでしょうかね…。
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一昨日のこと、このカメラ「ニコンD610」をご持参されたお客さんから「後押しをしてもらったおかげで良いカメラを買えました。ありがとうございます」と言ってもらえました。
他のお店で購入された中古カメラで感謝されるなんて、ちょっと不思議な感覚と言えなくもないけど、嬉しいものです。
実は2ヶ月近く前にFacebookページにはアップした下の画像。これがこのお客さんが前回ご来店時にご持参されていたカメラ。
その時に「2005年発売のニコンD50、新品で買ってワンオーナーものだそうです。かなり使い込まれた感あって、代替え機も物色中だそうです。装着されている初期のAFニッコールを多数お持ちだそうで、一眼レフかミラーレスか、フルサイズかAPS-Cか等々…迷っているそう」と、ここまでは書きました。
付け加えると、その日 我楽多屋へ来られる前に寄った新宿の他店でニコンD610が2台並んでいて、気になったものの手に取って見ることはなかったのだそうです。手に取らなかった理由は、初見で迷い始めたばかりなのにウインドウから出してもらってまで…というお店への気遣いがあったみたいです。
それに対して私は、興味本位で見るだけじゃないのだし、購入を前提に〜なら見せてもらうって判断するのがいいんじゃないんですか?みたいなことを言ったのです。
だって、聞かせていただいた話の内容から迷ってる内容にしっかりと筋が通っていると思いましたから。そろそろ寿命を感じているのはDXフォーマットの一眼レフなわけで、買い換えるのであれば、多数お持ちになっているフィルム時代の初期AFニッコールレンズをより活かせるのは、FXフォーマットの一眼レフの方なわけで。でも、今後のことを考えてミラーレスに乗り換えるのもありだけど、それでは結局のところ所有レンズが中途半端…になり、ミラーレス用を買い揃える必要も出て来る~などなど。
結局そのお客さんはうちの店の後に再びそのお店へ行かれて、気になったD610を見せてもらって即決心が着いて買われたのだそうです。
2台あったD610は同じ値段だったそうです。見た目がちょっと劣る方はチェック済みの動作品。見た目が新品同様の方(お客さんが買われた個体)は詳細までは未チェック品。お店の人にも後者を勧められたそう。後から確認したら1500ショットくらいしか撮っていない良品だったそうで、ご満悦。
というわけで、後押しをした!?私に感謝の言葉をくださったのです。
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マーキュリー遊びが尽きない常連さん、またまた話題を提供してくださいました。
店内を物色された後、レジカウンターに持って来られたお買い上げ品の中にあったフラッシュバルブ。
「E26」と呼ばれる口金の電球とほぼ同型のエジソンベースのフラッシュバルブでした。
これを買おうとされている~動機を伺おうかなと思っていたら、「実は~」とお客さんの方から切り出してくれました。
マーキュリー純正のフラッシュガンをお持ちだったのです。反射板は小さめなのですが(画像ではそこに私が映りこんでます…)、ちゃんとエジソンベースに対応しています。
独特の形状をしたマーキュリーにどう取り付けるのかと思ったら、さすが!純正品。ボディ上面にある半円形の出っ張りの前にあるアクセサリーシューに前側から滑り込ますと、半円形の出っ張りをキッチリと避けて装着出来るのです。
元箱がカッコいい。
お試し上手く行った際には〜エジソンベースのフラッシュバルブの在庫まだありますので〜(^^)
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ライカボディにロシアレンズ。この組み合わせをどう受け止めるかは人それぞれ。逆のロシアボディにライカレンズの組み合わせだって、同じこと。
皆それぞれの思いや主張があって楽しむのが趣味ってものですから。
時に違う思いや主張を見過ごせない…向きの人もいらっしゃるようですが、それこそそれぞれの趣味なんですから寛容?に行きましょうよ~って思うことも。
いちおう私もメンバーにさせていただいている、SNS上にあるライカ系グループ。そこにアップする写真にはルールとして「ライカカメラ(フィルムでもデジタルでもOK)で撮ったもの」というのがあります。レンズはライカレンズでなくても良いのです。
グループ名を挙げると特定されちゃうので控えますが、解釈のしようではグループ名自体がそのルールを物語ってもいるのです(^^)
「アップするのが『写真』なら、ライカのレンズじゃないと!」と、前述の組み合わせで言う~ロシアボディにライカレンズの方が「可」なんじゃ?とも思わなくもありませんが…。そこはいろいろな思いや主張があって良いと思うのです。
以下は私の勝手な解釈です。ライカのカメラの質感・操作感・存在感に惚れているのが先に立てば、そのカメラで撮ったものならレンズは問いませんもあり。ライカのレンズ(さらに特定の銘柄)の描写にこだわり惚れているのであれば、そのレンズで撮ったものならカメラは問いませんもあり。
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完全にフィルム世代の常連さんです。
現代のデジタルカメラもお使いですが、近ごろの異様な?オールドデジカメブームに疑問を感じられたのでしょう。どんなエモい?写真が撮れるのか再確認したくて、2003年9月発売の324万画素のコンパクトデジタルカメラ「リコーCaplio G4Wide」で撮った画像をプリントしてみたそうです。
結果「全然普通に撮れてしまった…」とプリントを見せてくださいました。
ところで、そのCaplio G4Wideと並べて置いてあるカメラは1世代前、と言ってもこの頃はモデルサイクルが早いので、たった半年前の2003年2月に発売されたCaplio G3をベースに外装を特別仕様にした阪神タイガースモデル(2003年8月発売)。
タイガースモデルの方は物々交換の品の一つとしてご持参されたのですが、これは勿体なくて売れませんよね…。
ちなみに後日、G3で撮ったプリントも見せてくださったのですが、こちらはちょっとエモかった…。この2機種にそれ程の性能差があるとは思えないので、何か微妙なトラブルを抱えている個体なのかも?しれませんね。
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