先週半ばにお客さんから聞いた話。
大相撲九州場所のテレビ中継を見ていたら、タマリ席に居る和服を着た女性が写真を撮っているのが度々映し出されたのだそうです。
よく見ると〜フィルムカメラで撮っていて、それがオリンパスの一眼レフの方のペンらしいので「何型かな?」と思って、さらによく見ようとしていたら、2回巻き上げをしているので「ペンF」であることがすぐに分かった〜という、お話。
カメラ好きはついついそういう所まで気になってしまうものですよね。
そんな話を聞いた数日後に、カメラ整理をされていらっしゃる常連さんから届いた段ボールの中にペンFが入ってました。
ただ残念ながら、不動品ゆえ2回巻き上げを試すことが出来ませんでした…。
昨日に引き続き、今日もフジカのネタです。フジカAX-1に付いていたストラップ用の吊り金具について。
ボディへキズを付けないための樹脂部分に「FUJICA」と記されているので、新品当時に付属されていたものであろうと思います。
ストラップを外してカメラの動作チェックを始めると、吊り金具が変な状態であることに気付きました。一瞬「壊れた!?」と思ったのですが、直ぐに理解しました。
金具自体にある通し穴と、金具を覆う樹脂部にある通し穴の両方にストラップを通すことで、吊り金具としてシッカリ機能する作りになっているタイプだったのです。
ストラップを外すとご覧のような感じになって、ボディのアイレットから外すことも可能になるのでした。
少し前に不動品のフジカAX-5が入って来ました。電池蓋を開けると外れてしまうので、値札にその注意書きをしました。
その後、同じく不動品のフジカAX-1が入って来たら、これにも電池蓋が外れてしまう症状がありました。
フジのフィルム一眼レフカメラの後期シリーズであるAX系はもともと流通量が少ないので、今となってはより見掛けることも少なく、「あぁ、この部分が弱点なんだろうな…」くらいに思ってました。
似たような電池蓋を持つキヤノンのAE-1の場合も、扉のように開閉する電池蓋が欠けたり割れたり外れたりしているケースがちょいちょいあるので、安直にそう考えたわけです。
そして、また1台、フジカAX-1が入って来ました。同じく、電池蓋を開けると外れてしまうのです。
さすがに「もしや?」と思うわけです。
で、電池蓋とボディが接する部分をよく見ると、どうやら…フジカAX系のこの電池蓋はそもそも扉のように開閉するタイプではないみたいです。これら全3品とも電池蓋は無問題のよう(^^;)
★本日23日は第4土曜日なので、午後2時から恒例の全品1割引きサービス行ないます。
★なお、土曜日ですが祝日なので閉店時間は日祝定時の午後5時です。
昨日のブログに出て来たコダックのフィルムパトローネが見慣れないデザインだったので、色味的に黄色い部分が多い~と書き込んだところ。「初見です」とコメントくださった方がいらっしゃったので、今日はその話題をしてみます。
店のバックヤードに散在しているコダックの古いフィルムパトローネを探し集めてみました。わりと最近のものが多くて残念ではあるのですが、ズラリ並べました。
一番手前のが昨日のフィルムパトローネです。その後ろに並んでいるのは、カラーやモノクロ、ネガ・リバーサル混在しています。
こうしてみると、黄色の割合が多いデザインのものが他にもあることに気付きました。でも、パトローネの上下蓋にあたる部分はほぼすべてが真っ黒で、黄色と黒の2色のものが1つ、白いものが1つ。この部分の色が与える印象が強かったのでしょうね。
リコーオートハーフの初号機です。
実にシンプルなデザインのうえ、色もモノトーン(当時のカメラはほとんどそうですが)なので、これはモノクロ画像で撮っても変わらないな…なんて思ったりしていました。こんな感じ ↓ 。
そう感じたのは、これ以降の機種ではボディ前面の化粧板に柄が描かれたり、オーダーメイド的に任意のデザインが施されたものも存在しているので、余計にそう感じたんだと思います。
ところが、一緒にあった付属品にモノクロ撮影用のイエローフィルターがあり、動作チェックや掃除をしようと思って背蓋を開けたら、古いコダックのフィルムが装填されたままで、そのパトローネが私が持つコダックのイメージより黄色い部分が多い(黒い部分が少ない)デザインでした。
最初に感じたモノトーンのイメージなところへ強烈にイエローが割って入って来たので、ちょっと面白いな…と思った〜という、それだけの話なんです。
長年に渡って集めた趣味など私物の整理をされていらっしゃるお客さんがお持ち込みされたものです。
なんと、ニコンFの形をした陶器。
ずいぶんと前に若い作家さんから買ったのだそうです。その時の入手金額を聞いてしまったこともあって、カメラ関連とはいえ…カメラとは違う価値があるものでしょうから、これは物々交換の査定には含めませんでした。
こうして話題にさせていただくこと、これを欲しいという方がいらっしゃったら無料でお譲りすることを前提にお引き取りしました。
そういう経緯なので、お譲りする条件を付けさせてください。たまたま今日のブログを見て~という人よりは、何度か実際に我楽多屋をご利用くださっている人。なかなかご来店いただけていなくても、いつもこのブログを見てくださっている人。もちろん安易に転売などせずに大切にしてくださる人。ご来店いただいてそういうことや欲しい理由などをちゃんと伝えてくださる人。
上記のような人に限定させていただきます。そのうえで欲しい方は遠慮なくお声掛けくださいませ。よろしくお願い申し上げます。
★本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。
少し前に持ち込まれたフジノンの引き伸ばしレンズ。うっかり見逃してしまいそうでしたが「あれ?」と気付きました。
レンズ前玉のまわりにある名板には「FUJINON-EX 1:4.5 f=75mm」と表記されているのに、後ろ玉側の鏡胴には「2.8/50」と記されているのです。
ん?どっちよ?と思ったわけですが、絞りリングに「2.8」まで表記がありますし、口径の大きな前玉からしても「FUJINON-EX 1:2.8 f=50mm」に、何故だか名板だけ75mm用のが付いてしまっているのであろうと推測しました。
持ち込まれた方はあまり知識をお持ちでなかったのか?50mmと思いこまれていたような雰囲気。
ちなみに、30数年前の発売時における希望小売価格的には50mmより75mmの方が7,000円くらい高かったわけで、どこかでインチキ紛いの交換がされたのか?と考えてみるも、私が直ぐに気付けたくらいにバレバレなわけで...。
「エルモ」というと~8ミリのシネカメラや映写機の印象が強いんですけど、スチールカメラの二眼レフ「エルモフレックス」もボチボチと見掛けます。
ただ、今回改めて知って言われてみれば~なんですが、エルモってスチールカメラは二眼レフしか作ってないんですね。
そのエルモフレックス、初号機の登場は戦前の1938年まで遡ります。以後、1955年までの間に細かい仕様の違いを含めて約10機種ほど登場した模様。
画像の個体は1955年(1954年かも)登場の「V」型と思われます。中期以降のエルモフレックスの特徴と言えるのが、ピントフード。
普通にピントフードを開いてウエストレベルで見る方法(下の画像参照)は、①ピントスクリーンを直視するのと、②ルーペを出して拡大して見るのと、2つのスタイル。これが出来る二眼レフは他にもたくさんありますよね。
ポイントはアイレベルで可能な2つのスタイル(下の画像参照)。ピントフードの前板が2段階に倒れるようになっているので、①深く倒して素通しでフレーミングするスタイルと、②少し浅く倒して後ろ板にあるレンズの入った接眼部を覗くと、前板の裏にあるミラー経由で見えるピントスクリーンでピント合わせが出来るスタイル。
ローライフレックス(後期)もアイレベルでフレーミングと拡大ピント合わせが可能なピントフードが付いていますが、両方出来る二眼レフは案外と少ないものです。