我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年4月 4日 (日)

このフィルムの状態は…

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一昨日、ジャンク系カメラを相当数まとめてご持参いただきました。

店側がこんな発信するのも恐縮ですが、お客さんから「交通費にでもなれば良いから」と言ってくださいました。でも、各々状態を確認してプラス評価出来る品物はそうしたいものですし、「急ぎませんから」とも言ってくださったので数日のお時間を頂戴しています。

こういう対応が出来るのも、今回の場合は気心知れた常連さんであるからです。たとえ、常連さんでなくても事前にしっかりとコミュニケーションを取らせていただければ可能です。

さて、順番にカメラをチェックしている時のこと。あるカメラの背蓋を開けたら、フィルムが画像のような状態で入ったままでした。これは…フィルムを撮り終えた後に巻き戻したまま放置しちゃった~状態でしょうかね!?

買取ったカメラの整理中に、後からフィルムが入ったままであることに気付くことは時々あることです。とはいえ、パトローネのデザインから何十年も前のフィルムであったり、撮影途中であったり(ということは私がその時点で感光させてしまっているのですが…)で、今回のようなウッカリ現像出しを忘れているのでは?と推測されるのとは事例がちょっと違ったりします。

常連さんに連絡をして、フィルムを保管しておくことをお伝えしました。

 

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★昨年7月から我楽多屋は、それまで定休だった水曜日に加えて、第2火曜日と第3火曜日も休業させていただいております。よろしくお願い申し上げます。

2021年4月 3日 (土)

国内製造を打ち切るというニュース

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昨日4月2日の朝イチ、買取職人が「ニコンが一眼レフをやめるらしいよ。今朝の新聞に書いてた。これから何を売るんだろう?」と言ってきました。

「ん?一日遅れのエイプリルフールか!?」とも思いましたが、厳しきご時世ゆえ現実味があるような気がしなくもない…。

調べてみると、実際は「一眼レフの国内生産をやめる~」というニュースでした。現在唯一のボディ製造を行なっているのが仙台にある工場で、年内をメドにボディの製造をやめてカメラ部品製造に絞るのだそう。そして、D6の製造はタイへ生産拠点を移す計画だとか。

じゃあ、現在国内で製造しているニコンのカメラボディって何なの?と考える人が多いでしょう。なんともう、デジタル一眼レフ最上位機種の「D6」だけなんですって。

その他の一眼レフやミラーレス、コンパクト機はすべて、中国かタイかインドネシアのいずれかで製造されているのだそう。

参考までに、ニコンのウェブサイトに製造国について記されているページがありましたので案内しておきます。

 

上の画像はイメージで使いましたが、2005年12月発売のデジタル一眼レフD200は「MADE IN THAILAND」でした。 

 

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2021年4月 2日 (金)

Lion

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我楽多屋に置いてあるこのバッグを見て、アローカメラの買取職人が「懐かしいなぁ、これはコンタックスのアポゾナーのケースでしょう」と言いました。

残念…よく似ているのですが、これはLIONのカメラバッグ。LIONは30~40年くらい前にヨドバシカメラさんが販売していた写真用品系のオリジナルブランドなのです。カメラバッグの他にフィルターやフィルターケース、暗室関係で暗袋やフェロ板なんかも時々見かけます。

その頃、ヨドバシカメラさんに出入りされていたカメラ・写真好きな人の中には、それこそ「Lion」が懐かしい~って人も多いのではないでしょうか。

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このカメラバッグ、ワイン系の色と縁の銅色が渋い組み合わせでいい感じですね。コンタックスの高額レンズに似た色合いのケースがあったのも納得できます。ただ、最近はこういうハードなカメラバッグを使う人がめっきり減ってしまいました。ちょっと腰掛けたりも出来るの便利なんですけどねぇ。

 

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2021年4月 1日 (木)

放っておいても壊れる、減る

先日、物々交換のお客さんがいくつか持参された品物の中に、ロシア製レンジファインダーカメラのキエフがありました。

「このカメラはどうしようかと決めかねてるんだけど…」と言われるので、念のため動作するのかどうか巻き上げてシャッターを切ってみようとしました。が、その巻上げ自体が引っかかってうまく行かない…。そうでなくても、我々業者はこのカメラは状態を疑ってかからないといけない部類の品物。

お客さん曰く「こういうカメラは買って2年も3年も放置しておくと、どうかしちゃうよね…」と諦め模様。飾りに置いておく~というので、物々交換の対象から除外しました。

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同じ日に、ニコンFMを売りに来られたお客さん。人気のNewFM2ではないものの外観がとても綺麗だし、シッカリ動いていればちゃんと値付けを出来るのだけども、シャッターはOKなのに残念ながら露出計が盛大にズレている状態。

その動作チェックをする際に「電池入っていますか?」と聞くと、「カメラバッグの中に新品の電池が入ってるので使ってください」とお客さんが言ってくださいました。

でも、こちらが聞いたのはそう意味ではなくて、覗いたファインダー内に露出計のランプが点かなかったのでいちおう聞いたのでした。電池は用意してあるのでテスト用電池を使って確認。

後から、カメラバッグに入っていた電池を確認すると、画像の電池でした。TOSHIBAの方、パッケージにいつ頃のものか分かる年号など書いていないのですが、裏面に印刷された大阪の電話番号が9桁の時代なので、20年以上前のものと判明。SONYの方はパッケージのデザインからして、確実にそれより前のもの。これだけ古いと未使用でも使えなくなりますよね…まず。

今回の話題、お客さんを悪く言うつもりではありません。ご自身の持ち物って、長期放置しても使えるものと思っている傾向にありますよねぇ~って話です。

買取りなどをしていると時々あることですが、動作や状態チェックをして「壊れてますね…」とか「カビ生えてますよ…」と言うと。「前回(その前回が何年も何十年も前の可能性ありあり)まで動いてたから、そんなことないはず!」と主張する人がいらっしゃいます。

機械ものは壊れる前までは動いてるんですぅ~よ(^^)

 

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2021年3月31日 (水)

青空ホームだったのに

本日水曜日、我楽多屋は定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四ツ谷駅です。

うちの店の最寄り駅の一つ、東京メトロ丸の内線四谷三丁目駅の隣り駅「四ツ谷駅」は地下鉄でありながら地上にあります。そのホームの赤坂見附より2両分くらいは屋根の無い青空ホームでした。

が、ここ数年前続いていた工事がほぼ終了したようで、ご覧のような屋根がホームの端まで出来てしまいました。

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2021年3月30日 (火)

店との相性

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忙しいお仕事の合間に時々「気分転換」や「癒し」を求めてご来店いただけるお客さんの話です。

だいたいいつも、いくつか気になる品物を発見されては、どれにしようか?買うべきかどうか?買いの迷い(=それは楽しみ)をされていらっしゃるのが分かります。

私は押し売りはしたくない派なので、「じっくり悩んでください」とお話します。あっ、細かい点を気にして神経質に悩まれる人の場合は「やめておいた方がいいです」って言っちゃいますけどね。

数日前のご来店時、こんなやり取りになりました。

  • お客さん「いつも我楽多屋さんでは、いい買い物をさせてもらってるんで」
  • 私   「それはお客さん自身の目利きによる影響が大きいのでは?」
  • お客さん「でも、他のお店で買う1ケ月保証の付いた品物よりも、我楽多屋さんで買ったものの方が長くちゃんと使えたりしますよ!」 

こんなことを言っていただけるなんて嬉しい限りです。

が、現状売りをするのが我楽多屋。やはり、お客さんご自身の目利きによる部分が大きいと思います。でも、相性ってのもあるかもしれませんね。

 

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2021年3月29日 (月)

アダプトールとアダプトール2

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レンズメーカー・タムロン自慢のマウント交換式レンズシステム「アダプトール」。

マウントを変えることにより、1本のレンズで各種マウントに対応が可能な便利なシステムです。これ、メーカー側にとってはマウントごとにレンズを作らなくていい~というメリットがあるから採用されたんじゃ!?と思ったりもします…。

タムロンはアダプトールの前にも、Tマウントとアダプトマチックというマウント交換システムを採用していました。アダプトールになってからも、途中でアダプトール2へと細かな仕様変更がされます。

アダプトールとアダプトール2の違いについて、恥ずかしながら良く分かっていません。変更が行われた当時はいざ知らず、今、タムロンの人に聞いても答えられない人の方が多いんじゃないか!?なんて噂を聞いたこともあります。気にせず互換しても問題が起こらないパターンの方が多いのかもしれません…。

で、ここにある2個のアダプトールなんですが、ひとつは(上の画像右側)「ADAPTALL 2」とシッカリ刻印された上に墨入れもされていますが、もうひとつは(上の画像左側)「ADAPTALL 2」とプリントされたシールがきれいに貼られていますが、「tamron」の刻印は旧ロゴなんですよね…。

こんなのを見てしまうと、アダプトールにアダプトール2のシールを貼るだけでOKなのか!?なんて勘ぐっちゃいます。当然、元のアダプトールに何か小変更が施されているのかもしれないし、もしかしたら、ミノルタMDマウントの場合はアダプトールもアダプトール2も同じで大丈夫なのかもしれませんが…。

ちなみに、タムロンがアルファベット小文字のロゴから大文字のロゴに変えたのは1978年で、アダプトール2が登場したのは1979年です。

 

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2021年3月28日 (日)

チェコスロバキア製

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チェコスロバキア製のカメラ「ピオニール(PIONYR)」です。

ブローニーフィルムを使う6×6判。部類としてはトイカメラの範疇と思います。ベークライト製でヘリコイド沈胴式レンズ。絞りは二段階、シャッタースピードはバルブ以外に一速のみです。

このカメラで撮った作品で写真展を開催された方のサイトの記述によれば、この型は1957年発売のⅡ型の最終機の模様。

今日の話題にしたのは、このカメラのゾーンフォーカスが面白いなぁと思ったから。

まず、ボディのエプロン上部に描かれた撮影距離を表す4つのアイコン自体が、一風変わったタッチのイラストで楽しめます。

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そして、そのアイコンに合わせるべき指標は、収納された状態のレンズ部を回転させていくと見えて来るヘリコイドの溝に直にマーキングされています。まず黄色い丸印が遠景側の二つのアイコンへ順番にクリック感を伴って合致します。さらに回すと、今度は青い丸印が近接側の二つのアイコンへ順番にクリック感を伴って合致するのです。

この原始的というか簡便なフォーカスが何とも魅力的であります。

 

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2021年3月27日 (土)

鳴かないA-1はアメリカ帰り

★本日3月27日は第4土曜日なので、我楽多屋の「がらくた市」です。午後2時から全品1割引きサービスします。また、田中長徳先生トークショーは感染拡大防止の観点から今月もお休みします。

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キヤノンMF一眼レフの中で大ヒット作となったAE-1の上位機種として、1978年に発売された「A-1」です。

このシリーズ特有のマイナス症状として「シャッター鳴き」が挙げられますが、思えば~中古カメラブームと言われた1990年代から、この症状の出ている個体はたくさんありました。

昨日やって来た画像の「A-1」は、現状では珍しく鳴かない個体でした。多分、手入れをされたものなのでしょう。

また、使い込まれた個体であることが底面の状態などからも推測されるのですが、その底面に欧米の人がやりがちな…手書きの文字入れがされていました。

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名前と住所が番地まで記されていて、アメリカはワシントン州タコマの人が使っていたものであることが分かりました。ネットで検索したら、同じ姓で獣医師さんであることも確認出来ました。

そういえば、ペンタカバーの側面にはJCIIの輸出検査合格のシールが貼られています。確実にアメリカ帰りの個体ですね。

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2021年3月26日 (金)

フィルムの途中交換が可能!?

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取扱説明書の冒頭に「従来のコンパクトカメラには無い数々の機能を~」と書いてあるのですが、その大きさからはちょっと…コンパクトカメラと呼ぶには大き過ぎるような気もします…。

1992年発売の「ニコンTWズーム105 WORLD DATE」です。

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大きさをライカM6のジュピター35/2.8付と比べてみると、こんな感じです。

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その大きさの所以は何なのか?取扱説明書の冒頭に記されている「数々の機能」なんでしょうか!?

大きな特徴として挙げられているのが、以下の6つの機能です。

 

  1. 5種類のピント合わせの方法の中から、目的に合ったピント合わせの方法が選べます。
  2. 最短で80cmまでの近接撮影ができます。
  3. スピードライトを内蔵していますので、暗い所でも安心です。
  4. 写そうとするものの大きさを自由にコントロールした撮影が行えます。
  5. 撮影途中で巻き戻したフィルムを、再び使用することができます。
  6. 世界24地域の現地時間にワンタッチ操作で対応します。

 

1.は、説明を読んでみても自分が必要としない機能っぽいので理解が難しかったです。

3.についてはオートズーム!?みたいですが、よく分かりませんでした。

4.は一部のAPSカメラで採用されていた機能が既にこの時代にあったのか?と思ったので、ちゃんと確認しました。

どうやら、途中で巻き戻す時には何枚まで撮ったのかを念のため自分で記憶をしておく必要があるみたいです。次のフィルムを装填撮影・巻き戻し後に、先程のフィルムを再び装填してから指定のボタンを押すと、前に何枚まで撮ったのかをカメラが記憶しているみたいでカウンターに枚数が表示されるのです。そして、そこまでフィルムを進めることが出来るとのこと。ただ、取扱説明書には表示される枚数を確認して、違う枚数が表示されたときは手動で枚数を設定して欲しい旨も書かれていました。

で、何でこんな機能が必要なのかの例えが記されていて、『夕景の撮影をISO400のフィルムで行ない、途中で巻き戻して、翌日の日中の撮影はISO100のフィルムで撮影を行ない、夕方、再び前日の
ISO400のフィルムを使用する場合などに便利です』と。

このカメラでそんな凝ったことをする人がいるのかどうか!?って疑問が残りますが、機能的には2本前に巻き戻したフィルムの撮影枚数をカメラが記憶しているってことなんでしょうかね。

 

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