Mihama-6 Model-ⅢA
Mihama-6(ミハマ6)は戦後、この手のスプリングカメラが流行した時代にいろんな会社がカメラを製造していた、そのうちの一つです。三浜精工という会社で作られていました。
以前に、同じミハマの別のモデルに軍艦部のデザインに凝ったものがある~と話題にしたことがありましたが、このビューファインダーを二つ内蔵したモデルはちょいちょい出て来ているのに触れずにいました。
人によっては前面から見たときに軍艦部に窓が二つあるので、もしや距離計内蔵なのか?と思うかもしれません。でもこれは、6×6用と6×4.5用のファインダーがそれぞれ内蔵されているだけなのです。
二つに分けた理由は多分、その方が分かりやすいから~だと思いますが、あくまでも推測に過ぎません。
同じ時代の同種のカメラの場合、一つのファインダーで対応していることがほとんどです。簡単なものはファインダーの中に6×4.5用の狭い線を引いてるだけだったり、ちょっと凝ったものではレバーを切り替えると横から枠などが出て来て視野を狭めたりする、そんな感じです。
別々に二つ設けるのと、一つで対応するのと、どっちが作り良いのか?簡単なのか?は不明です。
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