我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第310回目のテーマは「買取名人さんの思い出」です。
こちらよりお楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine1.html
*閲覧は2025年11月初旬まで
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
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*閲覧は2025年11月初旬まで
少し前のFacebookページにアップした、この画像。
その時は、アクセサリーシュー付きのボディトップキャップを自作したお客さんがいらっしゃって、ニコンFとF2で共用するにはごくごく微妙な部分の調整で手間取っている…という点に触れただけでした。
そのアップ画像に「二つのフードを付けている意味がありますか?」という書き込みをいただきました。
さぁ?持ち主のお客さんに聞いてみないと分かりませんが、どうなんでしょうね。
レンズフードの効果としては、GNニッコール専用のフード(内側の小さいフード)が付いてるので足りているのでしょうから、外側の径が大きく浅めなフードはレンズ自体の保護とかの意味合いがあるんじゃないでしょうか。
このお客さんはほぼ常時カメラを肩から提げていらっしゃるから、何かに接触した時のレンズ鏡胴のガードや、接触回避のための周囲へのアピールにもなっているかもしれませんね。
これは私の勝手な見解ですから、関西風にいえば最後に添える言葉は「知らんけど」。
★6月発売された、田中長徳写真集「Chotoku Anthology 1964-2016」を我楽多屋でも販売(通販も可)しております。詳細はこちらへ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2025/07/chotoku-anthology-1969-2016.html
お客さんカメラにお客さんレンズです。
非純正のニコンFマウント標準レンズを2本持って来られたお客さんがいらっしゃいました。
リコーシングレックス用にニコンFマウントのリケノンがあったのをご存知ですか?
オートリケノン55㎜/F1.4。このお客さんはひとヒネリされていて、ボディがリコーシングレックスのOEM品「シアーズSL11」。
もう1本はコシナ製のフォクトレンダー・ノクトン58㎜/F1.4。
どちらも鏡胴が純正のニッコールに似ているんです。この時、我楽多屋にニッコールの標準が無かったので、雑誌の写真と比較して見ているところです。
そういえば、ニコンFマウントのセコールが出て来たこともあったな…https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/10/nikkorex-sekor.html
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マミヤ6は1940年から20数年間に渡って製造販売される中で沢山の種類があるのに、ボディ自体にはそれ以上の表記がされていないので、正直なところ型名を見分けるのが厄介なカメラと言えます。
上下の画像とも、それぞれ左側が「P」型・右側が「オートマットⅠ」型。
先日、Facebookページに「6」の刻印や、フロントの「MAMIYA」の文字が安っぽい…と画像をアップした「P」型ですが、フィルム室内を見て、「おっ!」と思う部分がありました。
赤窓のフィルム室側にアイカップのようなラバーが装着されているのです。
たしかに、マミヤ6はバックフォーカシング式のカメラなので、フィルム室内でフィルム面を前後させることでピントを合わせるカメラ。
ということは、フィルム圧着板と背蓋の隙間はその度に僅かに変化しているわけです。厳密に言うと、赤窓を開けてしまうと、条件によっては光が悪さをする場合があるのかもしれませんから、いくらフィルムに裏紙があったとしても、こういうアイカップみたいなものがあった方が安心なのかもしれません。
と、これは私が勝手に推測しているだけなので、実際の理由が違ったらゴメンナサイ。
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何かのオマケなどに使われていそうな感じのトイレベルの簡単カメラ、そこに記された型名みたいなのが「SC-911」でした。
アルファベットと数字を組み合わせた型名自体は一般的で大手メーカーだって採用していますが、何かの頭文字だったり、シリーズで系統感あるものだったりします。
さて、このカメラの場合はどうなんだろ?とか思いながら、何気なく検索してみたら~ポルシェばかりが候補に挙がってきました。
1978年から1983年の間に製造されたポルシェ911のカレラモデルを「911 SC」と呼ぶのだそうです。
面白がって、一緒にやって来た同様なこのカメラ「K185」を検索してみたら、モーツァルトのセレナード第3番ニ長調がトップに出て来ました。
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昔から時々お客さんから聞く話ではあります。
お店に並べられたカメラに興味があって「あのカメラを見せてください」と声掛けすると、店主や店員さんから「あれは売り物じゃないから~」と断られるケース。
お客さんにしたら欲しい気持ちがあって声掛けしたのに、そう言われると「だったら見えるところに置いとくな!」くらいの気持ちになることもある~なんて話です。
それに対して、昨日聞いた話は~興味のあるカメラがウインドウに並んでいたので声掛けしたら、同じように「売り物じゃないから」と言われたので、「じゃあ、ちょーだい!」と返したって、笑い話。上手い返しですよね(^^)
ちなみに、我楽多屋では天井に吊るしたカメラを指さして「あれは?」と聞かれることが時々ありますが、天井から吊るしているカメラはディスプレイですからね。
私からすると、売り物を天井に吊るすなんてことが考えられないので、尋ねられること自体がビックリなんですけど、そう思わない人もいらっしゃるようです。
だから、ずーっと天井のカメラを見ている人がいると、なるべく早めにこちらからディスプレイであることを伝えるようにしています。そうでないと、余計な期待をさせてしまうことになりますから。
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★本日8月3日(月)、都合により閉店時間を午後5時とさせていただきます。
★明日8月4日(火)は第1火曜なので、営業する火曜日です。
パスタの量を測るクッキングアイテムのことを一般的には「パスタメジャー」って呼ぶんでしょうか?
画像の右側、銀色の金属製のタイプでは、それぞれの穴に通せるパスタの束の量で1人前か2人前か3人前かが分かるようになっています。
左側のメジャーはまるでレンズの絞り羽根のような構造になっていて、ツマミを1~4までの間の指標に合わせることで、絞りのサイズを調整して100gから400gまで50gごとに計れるようになっています。
「これ面白いよね!まるでレンズみたいで!」と言って、見せてくださったお客さんがいらっしゃって、直接的なカメラネタじゃないんですが話題にしました(^^)
*パスタの量は1人前が100g前後と言われているらしいです。
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今年に入って我楽多屋ではちょいちょい見かけるフォクトレンダーのブリラントです。
一昨日、「もう使わないので~」と持ち込まれた方がいらっしゃいました。
この個体の特徴は、側面に外付けセルフタイマーをくっ付けてしまっていること。そして、それに合わせて革ケースも改造されていること。
くっ付けられているのは、ボディと同じくドイツのHAKAブランドのAUTOKNIPSというセルフタイマー。
これを見た常連さんが、Ⅱ型なので単に一回押すだけのレリーズじゃなくて、長時間露光(時間を選択して)も可能なタイプですよ~と教えてくださったのですが、その常連さんも長時間露光のやり方を失念されていていらっしゃいました。
後から私が少し時間を掛けて確認したり動作させているうちやり方は判明しましたが、事前にそのことを教えてもらっていなかったら、下手にいじり壊したりしちゃってたかもしれないので、感謝です。
お持ち込みいただいた方の話では、この個体はブルガリア(私が記憶違いしてなければ)のフリーマーケットで買って何度か使ったそうです。
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お知らせです。
我楽多屋の隣りに写真展示スペースを間もなくオープンさせます!
その名は「Gallery 463」。
小さなスペースゆえ、気軽に手頃に利用してもらえるような手作りの空間です。お堅いこと抜きに写真を見る場所・見せる場所、そんな貸しスペースを目指したいと考えています。
つきましては、Gallery 463のお披露目も兼ねて、年内に幾つかの企画展を予定しています。初回は今月半ばからの開催予定。また、改めてお知らせさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
このスペースは少し前まで姉妹店アローカメラの買取りコーナーだったところです。お知らせが遅くなりましたが、買取職人こと野田康司は今年4月に永眠しました。生前のご厚誼を深謝し厚く御礼申し上げます。