我楽多屋で買ったモノマガジン更新
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第308回目のテーマは「ChatGPTが採用した新しい店員さんは、広末とガッキーを足して、2で割った人」です。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html
*閲覧は2025年9月初旬まで
田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
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一昨日、お客さんが「こんなのありましたよね」と言って持って来られたのが、「撮りっきりコニカ もっとMINI」の「セピア」。
1990年代中盤くらいに地味に一瞬流行りましたよね。一眼レフなんかで普通のカラーフィルムで撮る時に使う、セピアカラーにする特殊フィルターもありました。
ところで、今の若い世代にセピアって通じるのかな???と思いましたが、デジタルカメラのカラーシュミレーションにセピアってのがあったりするから分かるのかな。
持って来てくださった方から「もし良かったら置いて行くので、天井に吊るすディスプレイ用に使ってもらっていいですよ」とのことなので、そうさせていただこうかと思います。
頂戴した後、天井に吊るす前に来られた別のお客さんとこれを元に話題になったのは~パッケージの裏面に「おしゃれでレトロなセピア写真が手軽に撮れます!」って書かれているのに対して、表面のイメージ写真へのツッコミ。サイドカーに乗った家族写真みたいなのが不思議ですよね?と、「おしゃれでレトロなセピア写真が手軽に~」と言ってるのに、古~いサイドカー用意して、みんな昔の人みたいな髪型や服装して撮ったのなら全然手軽じゃない…と。
じゃあ、これはレトロ写真のイメージとして本当に古い写真を使っているのか~というと、バイクに「Konica」ロゴの入ったフラッグが付けていたり、一緒に写っているぬいぐるみだけちょっと今っぽくてういてる…のです。
ツッコミどころ満載なパッケージなのです。
そして、不思議だったのは~このブログ記事を書いている途中でSNSにアクセスしたら、タイムラインにオリンパスの広告(OM-3×コムロミホ)が出て来て、そこに表示された画像がまるでセピア調だったこと。Windowsのメモ帳に書き込んでただけなので、まだサーチターゲティングされたわけじゃないと思うのだけど…。
「URTH」というブランドのマウント変換アダプター、カメラ用品としてはちょっと凝った丸い紙製の箱に入っていました。
私は今回が初めて見たブランドなので調べてみると、製造はチャイナですが会社はオーストラリアだそうです。
この会社、マウントアダプターに限ったことではないようですが、商品が1個売れると木を5本植樹しているのだそうです。面白い試みをしている会社ですね。
その目的などはサイトで確認してみてください→https://urth.co/pages/reforestation
我楽多屋でこのアダプターをお買上げいただいても、木が5本植わることはもうありません。でも、長年の常連さんが物々交換で出してくださったものを、必要としてお買上げいただけるわけですから、良い橋渡しを出来た喜びから、気(持ち)を5倍くらい込めさせていただきます(^^)
「Kato」さん仕様!?のカメラとして紹介したのは、10年ちょっと前のこと。覚えてる方いらっしゃいますでしょうか?
ずいぶんと雑な塗り方をされたブラックボディで、ところどころ筆で塗ったような跡があったり、えらい分厚く塗られたような部分もあったりでした。
そして一番の見どころが、ペンタカバー上面に「Kato」と記された跡があって、その上も黒く重ね塗りされていました。
当時、それを見た常連の加藤さんが買って行かれたのですが、最近その加藤さんがカメラ整理をされるとのことで、まとめて持って来られた中にこのカメラがあって、里帰りしました。
それを買って行かれたお客さんが、先日ご持参されて見せてくれたら、こんな風になっていました。
分厚く塗られた黒い塗りを削って行ったら、こんな感じになって~これはこれで良いんじゃ!?とのことで、ブランド名や機種名をシッカリと白文字にしたうえで、見せに来てくださったのです。
このきったねぇ~ヤシカFRに見覚えありませんか?
昨年12月に、我楽多屋史上最高?最悪?に状態のよろしくないカメラなんじゃないか~ってことで、ブログの話題にしました。「良かったら差し上げます~」とも。
あの個体がこうなりました ↓
見違えるように綺麗にした(よ~く見れば外装表面の地は荒れてしまったいますが、これはもう仕方ない)お客さんは、あの汚いヤシカFRを12月に持ち帰られた後も数回ご来店されているんですが、「さすがに、これはちょっと時間が掛かてしまいました…」と。
外観だけでなく内部にも問題があって(あれだけ酷いと当然か…)、その手当をして使えるようにしたので余計に手間が掛かってしまったんですね。
12月のブログにも書きましたが、カメラ屋である以上そうしたくない~と思いつつも、さすがに廃棄か…と思っていたカメラを救出して蘇らせた!功績は大きいと思います。
お客さんカメラが大収穫だった先週の土曜日は、今日から数えるともう「5日前のお客さんカメラ」になってしまいます。
常連Aさんが「これにフードを付けたいんですけど、16~40㎜だから~かなり浅くないとダメですよね…」と。
私、カメラが「ルミックス」というパッと見だけで判断して、「35㎜判換算で30㎜ちょっとってことですよね~あるんじゃないですか。フィルター径は何ミリですか?」と聞いてしまいました。
Aさんが「いや、これは~」と。フルサイズのルミックスS9なので、そのまんま16㎜だったのです。
今度は「それは厳しいのでは~」と言いながら、雑多なフードを入れているカゴの中を探していると、探している62㎜径でかなり浅くて広がっているフードがあったので、装着して液晶画面で確認してもらうとケラレて無さそうで、Aさん喜ぶ。値段も200円。
お会計を済ませた後に、Aさん「あっ!」と言って、フード付けた状態で今まで使っていたフロントキャップが合わないことに気付き、「キャップありませんよね…」と。
「実際に合わせてみたら見つかるんじゃないですか?」と言って、フロントキャップが入ってるカゴの中を探すと、フィルター径よりワンサイズ違いのキャップで、外径の内側でつまめるタイプが上手くハマって、Aさん喜ぶ。値段もまた200円。
先週の土曜日は「お客さんカメラ」が大収穫だったので、Facebookページも含めてネタが続きます。今日から数えると、一昨々日カメラになりますね。
最近似たようなパターンが何回かあったお客さんなんですが、「知ってたら、教えて欲しいんだけど~」と言いながら、我楽多屋へ来る前に寄ったお店で買って来られたというカメラを包みから出されたのが、画像のカメラでした。
私が「ん~知らないなぁ~」というと、そのお客さん、それはそれで満足されるんです。
「教えて欲しい~」と言いながら、こちらが知らないと満足されるのは、それだけ珍しいカメラを拾って来た!という喜びが得られるんだそうです。
良く知ったお客さんだからハッキリ言っちゃいますが、それってかなり~変態ですよね(笑)。
そのお客さんも珍しいことは分かってるけど、詳細を知らずに買われてるんですから。
さて、このカメラ。私なりに後から調べたりしていますが、今のところ何にも判明していません…。
ボディに記されているブランド名かカメラ名らしき文字は、変な書体なので読みづらいのですが「JUNICA」で良いのかな。その下の型番?らしき文字は「45-VⅡ」。さらに下の方には「NEW ATLAS」と記されています(会社名?)。そして「JAPAN」とあるので日本製なのでしょう。
フィルムは127(ベスト判)使用で、フォーマットは4×4だったかと。
で、このお客さんは昨日のブログでも案内した「4×4 Photography vol.9」の写真展についてはご存知なかったので、ちょうど出展者(NEW OLYMPICの人とはまた別の人)がいらっしゃったこともあり、DMをお渡ししました。
「かなりな人数のグループ展ですから、その会場にはもしかしたら、このカメラについて知っている人が居るかもしれませんよ!」と添えて。
画像は一昨日のお客さんカメラなんですが、ご来店早々お客さんがこのカメラを肩から提げているのに気付いて「うわっ!呼んだ」と思いました。
だって、一昨日のブログネタがまさに、このニューオリンピックについて書いた内容でしたから。
しばらくして、お声掛けしようと思った時には肩から提げたニューオリンピックがカバンの後ろになっちゃったりしてたので、「あの~そのカメラって?」とお聞きすると、「オリンピックですよ、これは状態も良くて~」と。
ブログネタにしてすぐ値段を付けて店に並べていたので、お客さんはそれをご覧になって比較されたうえでのお答えだったのです。うちの店に並べたのは、背蓋に欠けがあったり・レンズの出し入れにもちょっと難のある完全なジャンク品でしたから。
そして、そのご反応からブログをご覧になって来られた方ではないようなので、未知の「呼び」な訳です。
ただ、関連付けられる「引き」はありまして、一昨日からうちの店に程近いCCAAアートプラザ 四谷三丁目ランプ坂ギャラリーにて、写真展「4×4 Photography vol.9」(https://4x4photography.wixsite.com/4x4photography)が開催されていて、それに出展されていらっしゃる方だったのです。
ドイツのBILORA(ビローラ)社製カメラ「BONITA」。
BONITAとはスペイン語で「かわいい」などの意味があるらしいです。確かに、このカメラも見ためが、カワ(・∀・)イイ!!です。ちょっとアメリカンな気もしますが…。
このカメラでちょっと趣き?あるなぁ~と思ったのが、ピントフード。カメラ上面を開くと、両サイド部が紙(革ではないと思う)で出来ていて、折り畳まれていたのが開く~というスタイルなんですが、エリマキトカゲがエリマキを開いたような感覚があるんです。私はこの部分にもかわいさみたいなのを感じました。
そして、貼り革。あ、これも本物の革じゃないと思うんですが、まるで爬虫類系の革のように不規則な凹凸の型のある紙?なんです。凝ってます。
もう一点面白いのはファインダーがコンデンサーレンズのみなので、明るいけどもピント合わせは出来ませんが、右端に距離レバーがあるのです。
前玉回転させるなら、こんな操作しずらい所にレバーを置かなくても…と思ってしまうのですが、フィルム室を開けて覗き見ると、距離レバーに合わせて後ろ玉が少し前後していました。
BILORA社の他のカメラ、一度このブログでも話題にしていました(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2018/08/2-ee6a.html)