我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2025年4月

2025年4月20日 (日)

私の知らない我楽多屋

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1992年1月18日の我楽多屋の写真が発掘されました。

今の店の真下、1階にあった時です。2階へ移動したのは2012年3月なので、1階の店自体はわたし二代目も知っています。私がこの業界に入ったのが1994年4月、我楽多屋で働くようになったのは1998年。

画像の中の我楽多屋は私の知らない店内ですし、外観もテントなどが私が働くようになる前の仕様。

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店内に立っているのは、我楽多屋で働いていた沖氏。当時は年配男性がもう1人働いていました。

この頃をご存知のお客さん、どのくらいいらっしゃるでしょうか?

 

 

2025年4月19日 (土)

好マッチング!?

★誠に勝手ながら都合により、4月18日(金)19日(土)の2日間は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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一昨日のブログで話題にした「コンタックスFBM」に関心を持たれたお客さんから「これはオート絞りに対応していますよね?」と聞かれました。

ボディのマウント内部を見るとレンズ側にあるピンを押す可動板があるので、大丈夫と思いながらも「念のためレンズを付けて試してみましょう」と言いました。

店に並んでいるプラクチカ(M42)マウントのレンズを探すと、一番近い場所にあったのがこのレンズでした。

アサヒペンタックスのスーパータクマーなんだけど、カールツァイスイエナのパンカラーの名板が付いてる不思議レンズ。これも以前に話題にしたレンズ

このセット、コンタックスにカールツァイスレンズ(紛いものだけど)が付いてるわけで、ピッタリ!?なマッチングなわけです(笑)

そのお客さん「これは面白いね!」と言って、レンズも一緒にお買上げくださいました。前回ご来店の時もこのレンズを手に取ってご覧になっていたのに、名板違いを理由に購入見送りをされていらっしゃったのに…。

 

2025年4月18日 (金)

このマミヤプレスはナニモノか?

★誠に勝手ながら都合により、本日4月18日(金)19日(土)の2日間は臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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このカメラはマミヤプレスの最初期モデル。象牙みたいな色したグリップが魅力的です。

1960年の発売後、新聞社などにも多く導入され、取材現場で活躍するなどしたカメラです。

画像の個体は新聞社以外の機関で活躍した個体で、その証がこれ。警察の旭日章マーク入りのプレートが貼られています。

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3桁の数字がプレートに打刻されていますが、念のためモザイクをかけてあります。

今まで警察関係もので話題にしたことがあるのは、以下の2例。「マミヤのピストル」と「警察出身」。

 

 

2025年4月17日 (木)

セルフタイマーのスタートは

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検品をしていて久々にちょっと焦りました。

通常、店へ並べる前に値付けをするための最後の検品する時って、その品物は既にうちの店の所有物になっています。

でも今回は常連さんから物々交換の品物としてお預りしている段階での検品時のこと。何度も物々交換をご利用いただき、信用してお任せいただいているとはいえ…焦ります。

このコンタックスFBM、そもそも壊れやすそうなカメラなので…ちょっとおっかなびっくり気味に動作チェックをして、特にどこも問題ないと判断しました。お客さんからもそう聞いてましたし。

そして最後の最後に、普段ならチェックしない「セルフタイマーはどうか?」と思ったのです。
 
念のため~我楽多屋に並んでいる現状OKと判断した品物でも、セルフタイマーに関しては未チェックのものも多いことは以前にちょっと書いたことがあります→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/01/post-cb99.html

話を戻して、コンタックスFBMのセルフタイマーレバーを約90°ほど止まるまで回しました。さて、スタートと思ってシャッターボタンを押したら、そのまま即刻シャッターが切れてしまいました。スタートの方法が違うんだなぁ~とレバーを指で戻る方向に押してみたり、レバーの軸の部分を押してみたりしましたが、どちらの方法も押せないのでスタートしません。

あぁ~やっちまった...と後悔。余計なことしなきゃよかったと。

一番最悪なのは、セットされたままウンともスンとも言わなくなってシャッターも切れない状態で固まってしまうことなんですが、幸いセットされた状態のままシャッターは切れるので、そのまま普通に使うことは出来るのですが。

数分後、何気なく触った時にセルフタイマーのレバーが動き出しました。軸の部分を押すんじゃなくて、少し回すとスタートする仕組みでした(下の画像のように軸を黄矢印の方向にちょこっとだけ回す)。無事にジーッと言った最後にシャッターも切れました。

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2025年4月16日 (水)

青紫

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、四谷の土手。

先週の水曜日は桜がまだまだ咲いてましたが、その側で青紫色の花を咲かせる草が茂っていました。何の花かは分かりません…。

中央線快速に導入されたグリーン車も写っていますが、撮り鉄ではありません。

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2025年4月15日 (火)

FOR FUJICA

本日第3火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

 

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レンズメーカーゆえのアイデア、タムロンの「アダプトールシステム」は、マウント部分を換えるだけで1本のレンズをいろんなマウントのボディへ取付けを可能にしたシステムでした。

ここにあるアダプトールには「FOR FUJICA」と記されています。

スクリューマウントなので、42ミリ径のいわゆるプラクチカマウント(M42)なんですが、このアダプトールはフジカの開放測光に対応したタイプになっています。

具体的には画像の黄矢印の先にあるのが開放値をボディへ伝えるツメです。

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ちなみに、フジ純正の開放測光対応レンズをペンタックスなどのプラクチカマウントボディへ装着しようとすると、このツメがボディに干渉してちゃんと装着出来ないのが普通なんですけど、このアダプトールのツメはペンタックスなんかに付けても変に干渉することが無い模様。

 

 

2025年4月14日 (月)

ミール🛰バージョン

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ミノルタα8700iの白バージョンは、1990年に日本人初の宇宙飛行士秋山豊寛氏が宇宙ステーション・ミールへ持って行くカメラとして、α8700iが選ばれたことを記念して限定8000台で発売されたものです。標準ズームとスピードライトがセットでホワイトパールに専用塗装されていました。

我楽多屋に最近やって来たボディと、もう何年か前からあるスピードライトを組み合わせてみましたがレンズはありません。画像では同じスペックの通常版レンズを付けています。

こんな話題をすると、レンズを「呼ぶ」かもしれないと思ったりしています。

改めて、ネット検索をしてみたら~ミールバージョンについて、ホワイトパールが黄ばんでいるものが多いとか、グリップの樹脂部が劣化しているとか、ファインダー内部の液晶漏れが~というウィークポイントが散見されました。35年前のものですからね…。

今回の個体はそれほど黄ばんでいないと思います。グリップ樹脂の劣化はオリジナルのα8700iでもほとんどの個体で劣化が進んでいますが、この個体はまだマシな方かと。

ファインダー内部の液晶漏れについては、私は今まで認識していませんでしたがこの個体を見て認識しました。こんな感じ。

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これでは、表示されるシャッタースピードや絞り値が見取れませんね。

 

 

2025年4月13日 (日)

ビゾのお客さん、残念

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画像は昨日のお客さんカメラなのですが、昨日のブログで話題にしたライツのダブルレリーズを買いに来られたお客さんのカメラです。
 
あのダブルレリーズを話題にしたキッカケは、ロックネジのある位置がそれぞれ違ったから。

でも、ダブルレリーズ自体の商品性にはそもそも期待していなくて、話題にしたところで販促的な思惑はゼロと言っていいほどありませんでした。

ところが、昨日の開店早々にご来店のお客さんが二つともお買上げいただき、お昼前には長徳ボスからメールで「あれは売り物ですか?」との問合せがありました。

そして、お昼過ぎに画像のお客さんがご来店くださったのです。画像の中で手に持っているダブルレリーズのケーブル部分が硬くて使い難いそうで、代替品を求めて走って来られたのでした。

お客さん曰く「最近はどこのお店にもこのダブルレリーズ見当たらないですよねぇ」と。わたし的には元々から決して流通量が多いものでもないだろうし、ビゾフレックス自体が最近は人気が無いから~期待はしていなかったわけですが、我楽多屋界隈には世の中一般と違って、ビゾフレックスを使っている人の率が高いのかもしれないな~と新たな発見でした。

 

 

2025年4月12日 (土)

ロックネジの位置違い

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ライカのビゾフレックス用ダブルレリーズなんですが~今回の2個はケーブルの先を見るとそれぞれ違います。ひとつはバルナック用で、もうひとつはM型用なんです。

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その差は、ケーブルの先っちょ2本とも被せてネジ込むようになっている方がバルナック用(画像上側)で、先っちょの片方が先が尖ってネジ込むようになってる方がM型用(画像下側)。

そして、もう1つ差がある部分に気付きました。レリーズのロックをするネジの位置が、バルナック用は握り部の下の方にあってM型用は上の方にあるのです。

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この差が気になって、ネット検索してこのダブルレリーズを探してみると、そのほとんが上の方にあるタイプでした。中には、上下に付いているものもありましたが…??

とりあえず?念のため?ここにある2つで上にあるのと下にあるので、なんか?ロックの仕方に違いがあるのか?と思って、操作してみたら...ロックネジが下の方にあるバルナック用のロック機能が不調で比較が出来ませんでした(>_<)

 

 

2025年4月11日 (金)

🦅鷹?

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Facebookページにはチラッとアップしたのですが、ゾルキーI型の軍幹部に記された鳥(鷹?)のマークが何なのか?不明なままです。

1羽大きく記されていて、その左に3羽遠くに飛んでるみたいな線も引かれています。

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そして、こちらはFacebookページにはアップしなかったのですが、巻上げノブにも文字と数字みたいなのが記されています。数字の「196」くらいが辛うじて読み取れるくらいで、他は読解出来ません。

何なのか分かる方、同じの見たことある方、何か教えてください。

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