我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年7月

2023年7月31日 (月)

思いがけないキャップ2個

本日7月31日(月)、我楽多屋は都合により閉店時間を2時間繰り上げて午後5時に閉店させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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長年の常連Fさん。いつも「思いがけない出会いがあるのでとても楽しい」と我楽多屋のことを評してくださいます。

先週ご来店時はキャップを2個お買い上げくださいました。

グレーのハッセルブラッドのキャップは、我楽多屋にあった中間リングで試してボディキャップであることを確認の上お買上げいただきました。

でも、黒いツアイスイコンのキャップは、留め方がネジ込みやクリップ式ではなくてバヨネットだったこともあって、何用なのか?確信がないままお買上げいただいたのですが、後からご報告いただいた画像のように、Fさんの想像通り~コンタレックスのフロントキャップでした!

このFさんと同じような楽しみ方をされているお客さんは他にもいらっしゃって、「まさかこんなモノを買って帰ることになるとは!」とか「思わぬモノを見つけてしまうのが我楽多屋さん」とか「我楽多屋へ向かう時の自分には想像し得ないモノを買ってしまう楽しみがある」などなど、似たようなお言葉を頂戴しています(^^)

 

 

2023年7月30日 (日)

米粒と比較して~

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「ペトリ35 F2.8」が出て来るたびに、そのボディ上面に記されている露出ガイドの文字の小ささに目を奪われます。

11年前のブログでも話題にしていますが、それ以前から「こんな小さな文字を読むの大変だよな…」と思っていました。数年前から老眼が顕著になったので読むのがもっと大変になりました。

幸い~私はド近眼なのでメガネを外して、10cm以内に目を近付ければ読めますけどね。

今日のブログ的には文字の小ささをより理解してもらうために、「米粒と比較して見てもらおう!」と思って自宅から米粒を持って来ました。

下の画像、露出ガイドの上に3つ並んでいるのが米粒です。確か、北海道産のゆめぴりかだったと思います。

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2023年7月29日 (土)

あと8年5ヶ月は

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「キヤノン A35 Datelux」は1977年発売のカメラ。

キヤノンで最初にストロボを内蔵した機種だそうですが、今日の話題は品名にもあるデート機構絡みで。

この頃のデート機構、プリントに設定した年月日を写し込めますが、日々ダイアルを回して手動で設定しないといけませんでした。

で、そのダイアルに記された目盛は、

  • 月(MONTH)が「0-1-2-3-4-5-6-7-8-910-11-12-空白」
  • 日(DAY)が「0-1-2-3-4~28-29-30-31-空白」
  • 年(YEAR)が「0-1-2-3-4-5-6-7-8-9-81-82-83-84-85-86-87-88-89-90-91-空白」

となっています。

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年の目盛に記された数字から分かるのは、1977年発売の機種だけどこの個体は発売から少なくとも4年後に出荷されたものであろうこと。

そして、今現在西暦で表示させるのは無理があるけども、幸いに元号の令和で対応すれば~あと4年5ヶ月はシックリとした数字で年月日を写し込むことが可能です。シャッターを半押しするとファインダー内に設定した年月日が表示されるので、下の画像(読み取り易いようにファインダー窓を覆っています)のように確認出来ます。「5-7-29」=令和5年7月29日。

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ところで、この個体。もう10年近く前なのか…同機種の在庫が複数あったうえに誰にも見向きされないので一度並べたものを仕舞いこんでから、ずっとそのままになっていた1台。

それを数日前に発掘しました。当時貼った値札には「OK」と書いてあり、改めて動作確認したら、まだ動いています。

 

 

2023年7月28日 (金)

KIYOHARA VK70R

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清原光学製の「VK70R」は、我楽多屋には時々出て来ます。

「ベス単」でお馴染みのベストポケットコダックの単玉レンズをイメージして作成された、1986年発売のソフトフォーカスレンズです。

普段は試してみよう~と思うことがなかったのですが、レンズにそれなりのクモリがあったので~よりソフトになってどうなるんだろうか?と、試し撮りをしてみようと思いました。

が、どこか変なんでしょうね…。無限というか、50~60cm以上より向こうにピントが合わない…。じゃあ近接で~と思いましたが、そもそもピンを合わせにくいレンズなので猛烈に難しいのでやめました…泣。

というわけ、何の結果も何のオチもない内容でスミマセン。

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2023年7月27日 (木)

自転車用ですが🔦

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自転車用のライトです。

私も全く同じのを持っていますし、同型でテール用の赤いライトが点灯するのは2台持っている自転車の両方に常時取り付けてる時期がありました。

しかし、この個体は…カメラ関係のアクセサリーの中から出て来たのです。

自転車へ取り付けるためのブラケット部分が改造されていて、ニコンのシューカバー(BS-1)がネジ止めされているので、カメラのアクセサリーシューに付くってこと。

ところで、これをカメラに付けてどうしよう?ってことなんでしょ。

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2023年7月26日 (水)

これはOK!?

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お台場海浜公園。

7月13日から撮影罪(性的姿態等撮影罪)が施行されました。

脱ぎ揃えられた靴の先にある波打ち際では、素足になったJKたちが動画か何かを録っています。その楽し気な姿が海辺の風景に一緒に写り込んでしまうと、撮影罪に抵触してしまう可能性がありそうなので、靴だけ撮ってみました(笑)

ちなみに、TikTokで「お台場 海」あたりの言葉で検索すると、波打ち際で踊っているJKたちの動画がアップされています。

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2023年7月25日 (火)

300mmのPANTEL

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15年間も毎日ブログを書き続けていると、過去に話題にしたモノをすっかり忘れてしまっていることがチョイチョイあって、気になったら検索することにしています。すると、すでに話題にしていたモノで…では却下~なんてことをしています。

長徳先生には月に1回ですが、さらに長く23年間もコラムを書いてもらっています。過去に数回だけ話題の中心がダブっていたので、原稿を書き直してもらったことがありますが、今となってはもう人のことを言えないくらい、自分の記憶が怪しくなってきています。

 

今日の話題「シグマのPANTEL」レンズ。

ブログを書き始める前に情報を得ようと思って検索したら、自分が書いた過去のブログ記事が出て来てビックリしました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/04/pantel.html

前回は「SIGMA PANTEL 135mm/F2.8」でした。今回は「SIGMA PANTEL 300mm/F5.6」です。「PANTEL」レンズとはパンフォーカス撮影をウリにしたレンズで、望遠レンズとしては最小絞り値が一般的なモノよりも1~2段小さく「64」まであります。被写界深度を深くしているのです。

今回も鏡胴に記された被写界深度目盛りを見てましょう。*今日に限ったことではないのですが、本ブログの画像、本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて見ずらいことがあると思います。その際は画像を一度クリックしていただくと拡大画像が開けるようになっています。

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絞りリングにある目盛を「PAN 64」に合わすと、20m~無限大までピントが合うことになっています。また、近接側では6m~8mまで合うことになっています。

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ちなみに、絞りを「22」にすると、30m~無限大・6m~約6.6mのピントが合うことになっています。

確かに随分と差が出て来ますが…。暗いF値でそういう距離を撮影するのはどんな条件なのか…私には謎です。

 

 

2023年7月24日 (月)

ビックリ!代用キャップ

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パッと見た目の「直線的デザインではなくて曲線的でデザインであるから~」などの感覚で、これがニコンFではなくてニコンF2のアイレベルファインダーと判別出来る人も多いと思います。

そして次に「でも『名板』が無いね…(代わりにシールが貼られている)」などと言われることでしょう。

しかし、今日の話題はそこじゃないんです。よ~く見るとファインダーの底側のキャップがオリジナルではなくて、半透明のものであることが分かるでしょうか?

半透明の樹脂製のこんな形状をしているんです。

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何これ???これが何か分かる人はまず居ないと思います。

このアイレベルファインダーを持ち込まれた人に聞いたところ、「荻野屋の釜めしに付いてくる漬物が入ってた容器」だというのです。ビックリ!!

形状的に少し余計に膨らんだりしている部分もあるにはあるんですが、合せてみるとちゃんとハマって、こうやって持ち上げても落ちたりしないんです。

この発見、ノーベル賞レベルですな(^_^)

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2023年7月23日 (日)

急造品であろうか?とか

本日7月23日(日)は都合により閉店時間を大幅に繰り上げて、午後2時に閉店させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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スーパーヤシノンR 13.5cm/F3.5、レンズマウントはM42です。

そのマウント部分が「取って付けたようなデザインをしているなぁ〜」思ったら、ヤシカ一眼レフの最初期シリーズ・ペンタマチック(3機種限り1年程で消滅した専用バヨネットのレンズマウントを持つカメラ)に同デザインのレンズがあって、マウント部を変えて製品化したものらしいです。

いや…そもそも自動絞りになっていないし、鏡胴自体が細い筒状であることからも、このレンズはもともと一眼レフ用に作られたものではなくて、どうやら~レンジファインダー用のL39マウントの同スペックレンズからの急造品っぽい…と見られているようです。販売期間も短かったようなので。

 

同じ人が持ち込まれた同じくM42マウントの標準レンズ「ヤシノン 5cm/F2.8」。こちらのマウント部は取って付けた感はないものの、自動絞りになっていないので、前述の13.5cmと同じような背景があるのかもしれません。

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今時はこんな風にして遊ぶ人が多いんだろうなぁと思ったら、ペンタックスのデジイチに付けてみたくなって、この一枚。

 

 


 

2023年7月22日 (土)

タムロンのロゴ文字

★本日7月22日は第4土曜日なので、午後2時から恒例の全品1割引きサービスを行ないます

★また、明日23日(日)は閉店時間を大幅に繰り上げて、午後2時とさせていただきます。

 

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「なんか…このタムロン違うな…」と思いました。

最新レンズの情報バリバリの人には今ごろ何を言ってるの?笑われそうですが、「TAMRON」のロゴ文字、もう6年前にこれに変わってたんですね(^^;)

実際、私だってこもロゴ文字を見たのは初めてではないのですが、我楽多屋に並べる商品としてこのロゴ文字のフロントキャップが出て来たのは初めてのような気がします。

ちなみに、旧ロゴは下の画像内の左上ので1978年から39年間に渡って使用されていたらしいです。

さらにその前のロゴは下の画像内の右上だと思うのですが、ちょっと見ずらいですかね。でも、このキャップのロゴ文字の入れ方が凝っているんです。地が斜めになっているので字面が同じ高さになるように、後半の文字へ行くほど浮き上がるように処理されているのです。

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